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【イベント報告】高木三四郎の夕べ!は大盛況

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    • 31日、東京・新宿ロフトプラスワンにて『高木三四郎の夕べ!武道館反省会スペシャル!』が行なわれた。イベントは司会の高木大社長、鈴木健.txt氏による8・18武道館の反省会からスタートしたかに思えたが、「前夜祭でゆずポン(愛川ゆず季)と写真を撮れた」「当日は超満員になった」「『夏の魔物』で数々のアイドルのみなさんと共演できた」「ドロップキック誌で伊集院光さんと対談できた」などイベント名から程遠い、高木大社長のいい思い出話に終始。某スポーツ紙に掲載された「衆院選出馬濃厚」の記事については「ありません!」とキッパリ否定した。

      第1部のゲストは紫雷美央。美央からプロレスラーになった経緯が語られ、ユニオン参戦のきっかけとなった「大家健とスイングしまくった」(高木)という伝説の記者会見もスクリーンで流されたが、大家から「俺、モテていたんだよね。どうやったら若い子にモテるの?」と恋愛相談され、内心「いっぺん死んで生まれ変わったら」と思いつつも「いつも鼻毛が出てるのはやめたほうがいい」とアドバイスしたことを美央が明かしたことで、高木大社長が「どうなってんだ!」とエビスコ酒場で勤務中の大家を呼び出す事態にまで発展。最後は「女子プロレス自体が今は試行錯誤の最中なので、女子プロ全体として男子のお客さんに見てもらえるようにしたいし、イメージDVDを出したりして、興味ない人にも女子プロレスをもっと広めていけるように、活動していくことしかできない」という美央に、高木大社長は「いけるよ! 一般誌のグラビアもいける! もっと出た方がいいよ!」と太鼓判を押していた。

      第2部のゲストは坂口征夫。乾杯の際にテキーラを注文した坂口に触発されて、高木大社長も同様に注文。2人そろってテキーラを飲み干したことで、場内は「高木がまた脱ぐのではないか?」という空気に包まれた。“世界の荒鷲”坂口征二の息子として育った坂口の半生を深く掘り下げた高木は「普通にいけばプロレスラーになれるのに、33歳で総合デビューした坂口さんのことがずっと気になっていた。坂口さんの持つ雰囲気をDDTは絶対持っていなくちゃいけないと思った。プロレスは闘いが大事だし、この空気を出せるのはこの人しかいないと思った。坂口さんが出ることで武道館の空気は変わると思ったし、ハードヒットの橋本和樹戦のあとの乱闘での坂口さんのドロップキックを見て絶対出てもらおうと思った。(ハードヒットに坂口を招聘した佐藤)光留くんには感謝している」と告白。これに「自分も光留さんに感謝しています」と呼応した坂口は一度あきらめたプロレスラーの夢を実現できたことに「喜びと感謝しかない。初対面の会食の席でも、ボス(高木)はすごく自分のことを考えてくれた。ボスと知り合えてよかった。nWJに思い入れがあるのはそこなんですよね」と返答。「彰人さんとシングルをやって考えることがあったし、プロレス10戦目でヨシヒコ先輩と対戦することになって、(坂口道場一族の)木村響子に相談したら『アタシなら絶対やらない』と言われて悩んでしまって。みなさんに喜んでもらえたかわかんないですけど、ヨシヒコ先輩と試合したことで一皮むけたかなと思う。DDTに上がれて夢のようなことだけど、これからは殺気だけで渡っていけない。もっといろんなものを出せるようにしていきたいし、いろんな人と組みたい。ベルトうんぬんよりも坂口征夫が出ることで見に行きたいと思わせたいですね」とプロレスへの意欲を燃やす坂口は「来年は18位以内に入ってnWJを復活させたいです」とぶち上げていた。

      第3部には元ほもいろクローバーZの男色ディーノと大石真翔が登場。ここからトイレに行く回数が増えた高木大社長は突然上半身裸になるなど、第2部のテキーラが効いていた模様。それでも「悪いけど、酔っぱらってないよ」と言い張っていた。第3部は『ほもいろクローバーZとはなんだったのか』がテーマ。「ももいろクローバーZを知ってもらいたくてユニットを結成したし、ももクロファンの人たちをDDTに持ってこれたことで成功したと思うし、結果的にすごくいいユニットだった」(大石)「アイドルの好きな方に届いていたという広告効果はあったわね」(ディーノ)「ほもクロは大石真翔の成長物語だったんだよ」(高木)話がまとまったところで、高木大社長から「来年の希望でもいい。大石真翔が一つのムーブメントを起こす人間だと思わせてほしい」と言われた大石は「プロレスをもっと掘り下げて、DDTで広めていきたいです。DDTはディック東郷さんから教わった人が多いけど、僕はDDTにはないMEN'Sテイオーから教わったプロレス、テイオー学を広めていきたい。プロレスがんばります!」と誓った。これに高木大社長は「それを聞きたかったんだよ!」と顔を赤らめながら大満足していた。出演陣のプレゼントがもらえるじゃんけん大会が行なわれたあと、大石、坂口、美央の「プロレスがんばります!」宣言でイベントは締められた。

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