7日、東京・後楽園ホールにて「DDTドラマティック総選挙2015結果発表大会」がおこなわれた。第1試合は樋口和貞&井上麻生vs中津良太&梅田公太のタッグマッチ。キャリアの浅い井上が奮闘を見せて10分のフルタイムドロー。第2試合の坂口征夫&マサ高梨vs大鷲透&平田一喜vs大石真翔&勝俣瞬馬の3WAYタッグマッチは、平田によって屈辱を味わされた坂口が試合中に説教。HIRATA GOサングラスを着用して踊る平田を、同じくHIRATA GOサングラスを掛けた坂口がランニングPKで制裁した。第3試合は大家健&男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシンvsアントーニオ本多&竹下幸之介&遠藤哲哉の6人タッグマッチ。開催日未定のKO-D6人タッグマッチの前哨戦はチームワークがものを言ったハッピーモーテルが優勢に試合を運んで、竹下がササダンゴをジャーマン葬。第4試合は飯伏幸太&佐々木大輔&宮武俊vsHARASHIMA&彰人&ヤス・ウラノvs石井慧介&入江茂弘&高尾蒼馬vs伊橋剛太&松永智充&岩崎孝樹の4WAY6人タッグマッチ。謎の緑の液体やら台車やら伊橋のタイツが飛び交う大混戦の中、最後は伊橋のタイツを右脚にはめたHARASHIMAが岩崎に蒼魔刀を決めて勝利した。
休憩を挟んで、8月28日から10月4日まで受け付けられた「DDTドラマティック総選挙2015」の開票結果発表へ。サムライTVの三田佐代子キャスター、サムライTVでDDT中継の実況を務める村田晴郎アナウンサーの司会進行した。ユニット部門の結果は以下の通り。
【ユニット部門】
○第9位 192票 豚ing2015
※豚ing2015の解散が決定
○第8位 554票 KAT-TOO
○第7位 575票 T2ひー
○第6位 1030票 ハッピーモーテル
○第5位 1088票 チームドリフ
○第4位 1165票 ゴールデン☆ストームライダーズ
○第3位 1238票 スマイルスカッシュ
○第2位 1643票 酒呑童子
○第1位 2543票 #大家帝国
※11月17日後楽園大会のプロデュース興行権を獲得。
鶴見亜門GMから賞状を受け取った♯大家帝国の面々。ディーノ「中間発表で1位でした。これはあるかもしれんと思って、3人で話し合って。今から私たちはとんでもないことを言います。ごめんなさい。ひょっとしたら処分の対象かもしれないです」するとササダンゴが映像ブースにノートPCを運ばせる。しかし機材トラブルでマイクでプレゼンすることに。ササダンゴ「結成して1ヵ月にもみたないユニットですがご投票ありがとうございました。#大家帝国がユニット総選挙で1位になってやりたいことというタイトルです。まず僕たちは今、DDT制作の映画第2弾『俺たち文化系プロレスDDT(仮)』というドキュメンタリー映画を撮ってます。この映画はDDTの1年間を通してプロレスってなんだろう、DDTってなんだろうということをもう一回映画作りと通して考え直すことなんです。でも実際、DDTでドキュメンタリーの監督をやるというのは結構冷静に考えると、頭がおかしくなっちゃうような内容です。それなのでどういうふうに撮ったらいいのかというのを8月の両国前に共同監督の松江哲明クンにあって相談しました。松江哲明クンは僕にこう言ってくれました。『坂井さんが一番得意なことをやればいいんです』と。『坂井さんの一番得意なことって何ですか?』俺は映画のことは特に考えず、得意なことは何かと考えたら、興行をやること、興行を作ること、プロレスの興行を考えることなんですと答えたら、松江クンは『だったら、それを映画の中でやりましょう。それが今度の作品の核になるでしょう』と言ってくれました。でも今から去年のキャノンボールみたいにスケジュールを一日空けるとかできないんですよ。DDTのスケジュール、年内いっぱいです。いっぱいいっぱいの中でみんなやっています。11月の末には府立もあるし、11月17日はユニット…ユニット? ユニット主催興行! 俺はどうしてもユニット主催興行のプロデュース権が欲しかったんです。だから僕は選挙公約の中で#大家帝国が1位になったらマッスルをやりますと言いました。で結果、この選挙で俺たちが1位になることができたんですね。マッスルってよくわからないと思うんですけど、とにかく準備でバタバタします。あとアイディアが出なくて頭がおかしくなります。そしてみんなで喧嘩します。でも、まあまあ面白いですと。映画のクライマックスにピッタリですと。でも課題があります。DDTの映画の核になるのに、それがマッスルでいいのか。マッスルをそのままやっていいのかどうか。課題その2、それがササダンゴでいくのか、マッスル坂井でいくのか。課題その3が2030年までやらないんじゃないの?という問題。でも、もうそんなのは11月17日までにはっきりさせます。で、いろんな課題を解決する糸口として演出の権限を全てマッスルが誇るべき天才演出家・鶴見亜門さんに移譲することで解決します。今はGMとして丸くなってますけど、天才演出家の亜門さんあってのマッスルなので。また一緒に頑張りましょう」亜門「そのつもりだけど。頑張るよ」ササダンゴ「なので俺たちは言われるがままに何でもやります。会社だって休みます。この1ヵ月死にもの狂いでやります。なので、#大家帝国から亜門さんがお願いが3つだけあります。それ聞いてもらっていいですか? 一つ目、『俺たち文化系プロレスDDT(仮)』という映画はDDTの一年間を追ったドキュメンタリーなので、マッスル中心のメンバーってことも当然あるんだけど、やっぱりこの一年、DDTで頑張ってきた人を中心に構成したい。DDTで今年もっとも頑張った一人、大家健です。大家健中心でマッスルを考えておいてください。そしてお願いその2。『俺たち文化系プロレスDDT(仮)』は今年一年間のDDTの流れを追ったドキュメンタリー。なので、DDTで今年一番モヤモヤしたことをここで解決したいと思います。2015年、DDTで一番モヤモヤしている人、HARASHIMA先輩、大家健。そしてお願いその3。DDTがこの2人がリングで闘うに相応しい相手をブッキングしてください。HARASHIMA先輩が今年絶対に闘っておかなきゃいけない相手、新日本プロレス・棚橋弘至をブッキングしてください!」大家「HARASHIMA~! オマエ、モヤモヤしてんだろ! 両国! 悔しかったんだろ! 俺も悔しかったよ! でも! 俺たちと同じように悔しかったのは、ここにいるDDTのみんなだろ! 俺は! DDT、ファン全員の気持ちを受け止めて! HARASHIMA、オマエとタッグを組んで! 棚橋弘至と闘うぞ! 闘うぞ! 闘うぞ! 俺はオマエたちの気持ち、全部! 全部! 全部! 受け止めて棚橋弘至と闘うぞ! 闘うぞ! 闘うぞ! 闘う!」ディーノ「これは切らないでください。ニコ生もやっているんですよね? 切らないでください。これは僕らが3人で話し合って、何も話を通してないけど、やらせてくださいよ! これが今の我々のマッスルなんですよ! 私は信じてます。みんなが後押ししてくれることを信じてるし、DDTという会社を信じています! 以上、#大家帝国でした!」亜門「…え~…会社と会社の話なので今は何も言えないです」
最後に個人部門の発表へ。有効投票数は10388票。
【個人部門】
○第26位 153票 福田洋
○第25位 161票 入江茂弘
○第24位 165票 竹下幸之介
○第23位 176票 中島翔子
※以上、10月25日後楽園はダークマッチ枠での出場。
○第22位 178票 遠藤哲哉
○第21位 182票 勝俣瞬馬
○第20位 211票 坂崎ユカ
○第19位 212票 ヤス・ウラノ
○第18位 215票 平田一喜
○第17位 233票 坂口征夫
○第16位 235票 アントーニオ本多
○第14位 263票 スーパー・ササダンゴ・マシン、清水愛
○第13位 264票 彰人
○第12位 267票 高尾蒼馬
○第11位 269票 赤井沙希
○第10位 285票 大石真翔
○第9位 333票 佐々木大輔
○第8位 343票 石井慧介
○第7位 356票 マサ高梨
○第6位 368票 チェリー
○第5位 395票 男色ディーノ
○第4位 442票 大家健
○第3位 642票 HARASHIMA
HARASHIMAは♯大家帝国のマイクアピールに触れると涙ながらにコメント。「悔しさはあるけどこれだけの投票があったことは嬉しいです。皆さまが入れてくれた一票一票に応える試合を必ずします。よろしくお願いします。あと、さっきのユニットの時に#大家帝国のことなんですけど…大家クン、ディーノ、坂井クン。ありがとうございます、本当に。ちょっと説明するのもあれなんですけど…(涙)、ひじょうに悔しくって自分で消化できない問題だったんだけど、どうなるかわかんないけど、みんながそういう気持ちで、そういう場を言ってくれるのはすごく嬉しいし、僕はいつでも準備はできているから! やってやるんで! どうなるかわかんないけど、自分はいつでもやってやります!」
○第2位 862票 飯伏幸太
昨年1位の飯伏は2位に転落。亜門GMから賞金30万円の目録が手渡された後、「嬉しいですけど、チョー悔しいですね。去年が1位だったので。たくさん票を入れてくれて嬉しいです。たくさんお金を…。100万じゃないですね。それでも伊橋のダイエットに使いたいと思います。あとは個人的に教祖が9位だったので嬉しいです」とコメント。10・25後楽園で坂口征夫の持つKO-D無差別級王座への挑戦が決定し、坂口もリングに上がると両者でコメントを出した。坂口「よかったです。ずーっとサシでやりたかったので楽しみです」飯伏「よろしくお願いします」
○第1位 1244票 木高イサミ
今年の総選挙第1位はユニオン解散後、BASARA旗揚げを今大会で発表したイサミ! イサミはユニオンのTシャツに袖を通してリングイン。10月3日時点の票数は飯伏818票、イサミ673票であり、10月4日のユニオン解散興行を受けての大逆転劇だった。賞金100万円の目録が贈呈されて涙ながらにコメント。「ありがとうございます! この選挙期間中は泣かされますねえ。10月4日に解散興行の時にチェリーが言った『ユニオンプロレスは10年間確かにそこにあった、プロレス界にあった』と、僕が改めて証明します。2位の飯伏が発表された後によくわかんなくなっちゃって。でも気持ちいいですね。1位で決定ですか? 最高ですね。最高の景色です。僕だけ見ててもしょうがないので。1244というのは難しい技名になるけど大丈夫ですかね? でもこの票数分、みなさんを満足させる試合を見せますので、これからも応援してください」11・28府立第一は10・25後楽園の坂口vs飯伏の勝者の持つKO-D無差別級王座に挑戦することになるが「どっちが来ても石川修司に勝った僕は怖くないです。僕がベルトを獲って防衛し続けてBASARAのメインにいきたいと思います」と述べた。
【受賞者のコメント】
イサミ ずっと2位2位と2年続けてきたので。今年はそのDDTにも出てないですし、ちょっとユニオンは落ちるかなと思ったんですけど、それだけじゃないですけどユニオンファンの人達の力がすごかったなと。でも、これはその僕だけじゃなくて、ユニオンに所属していたレスラーみんなが、こんだけユニオンプロレスが好きだったんだよというのを、もう一回改めて思って欲しいなと。とりあえず修司に連絡しないとですね。修司に連絡します。
飯伏 (坂口とは)初シングルなんで、ちょっと、楽しみですよね。ほんとに、プロの総合をやってたので、その辺ですよね。その辺のお互いの部分が噛み合えば、ちょっといい試合になるんじゃないかなと思うし、楽しみですね。
HARASHIMA (♯大家帝国の申し出について)本当にビックリしたというか、何言ってんだって思いはあったんですけど、あとその事に関して、自分の中でどう消化していいのかわからない問題で、これもどうなるかわかんないですけど、そういう気持ちを彼らが持ってて、ああいう場で仕掛けてくれたのが素直に嬉しかったです。みんなもそう思ってたんだなというか。結構あの問題があってから、僕に対して話しづらそうにしてる人もいっぱいいましたし、出しちゃいけない話題なのかなって避けてた人もいるし、そういう空気を感じてるのも僕は嫌だったんで。あれから時間が経ってそのままこの問題が終わるのかなと。でもやっぱり自分の中では終わってない問題だったんで、これがきっかけになってこれから、作られればいいと思います。でも本当どうなるかわかんないんですけど、上手く言えないですけど、モヤモヤした気持ちのみんながいたっていうのを知れた事だけでも嬉しかったですし、そういう働きかけをしてくれたことは本当に嬉しいですね。DDTっていいなって感じで思いました。チームなんだなと思いました。やっぱ自分は準備はできてるんで。あっちがどういう反応するのかわかんないですけど、自分はいつでもいける。以上です。
ササダンゴ(新日本プロレス選手へのオファーについて)やんなきゃいけない事じゃないですか、それは。
ディーノ あんまり余計な事をこれ以上言えないのであれですけど、でももう上で言ったことは何一つ迷惑をかけるかもしれないことは謝りますけど、言ってることに関しては一切謝るつもりはございません…し、我々が今一番やりたい興行です。それは#大家帝国主催興行です。
大家 俺の中では上で言ったことだけなんだよ、本当に。
ディーノ もうファンも信じてるしマスコミのあなた方も信じてますし、DDTという会社を何より信じてます、はい。それ以上は我々は言えないです。
【高木三四郎大社長総括】
高木 そうですね、本当にドラマティック総選挙という名称になって2年経つんですけど、今年は、過去最大級だったんじゃないかなと思います。やっぱり、色んなドラマが見えたというか、まあやっぱりその、全く予想してたのとは全然違いましたね。やっぱり、なんかやっぱりその部分の中で、本当に良い意味で期待を裏切ってくれたというか、まあ東京女子勢の躍進もそうだし、ガンバレ☆プロレスもそうだし、やっぱり1位が元ユニオンプロレス、そしてプロレスリングBASARAの木高イサミだったというのがね、これが本当に最大のドラマなのかなと思いましたね。前回は2位だったのかな? 1位が飯伏、我々も戦前の予想でもDDTが揺るぐことはないだろうというのは正直あったんですけども、まさかまさかの。でもこれは現実として、DDTの選手も受け止めてほしい部分はあるし、そして東京女子、ガンバレ☆プロレス、そしてプロレスリングBASARAの面々も、今年だけの結果に終わらせないで、とにかくみんなが切磋琢磨して、プロレスの素晴らしさというものをアピールして、プロレスが本当に面白いんだというのをお客さんに届けてくれればなと思います。だから僕がみんなに言うことは本やっぱ誇りを持って、自分たちのやっているプロレスに誇りを持って、お客さんにプロレスの素晴らしさを伝えてくれという事しか言ってないんですよ。それはガンプロでも東京女子でも、ユニオンでもDDTでも、それはやっぱりそれぞれが実践してくれたということが本当に嬉しい事ではあります。
――ユニット総選挙1位になった#大家帝国の提案に関してはいかがでしょうか?
高木 …………………まあ、この、両国で起きたことに関しては、まあ、自分自身も、正直ちょっと、あれはどういうもんかということは言ってはきたんですけど、もう正直、関わらなければいい。我々は我々の信念を貫けばいいと思っていたんですけど、選手みんなはそうじゃなかったんだなと。そういう意味で、彼ら#大家帝国のやったこと、言ったことに関しては、お前ら責任持てるのかという思いは正直あるんですけども、でも自分は腹をくくりまして、あとはGMとは話しますけども、そこはもう腹をくくって、この件に関しては交渉の場に立ちたいなと。というかなんだろうな? オファーなのかな? わかんないけど、まあ、したいなと思いますよ。これからちょっと団体間の話なんで、ね? その部分に関しては自分は腹をくくったという感じですね。
――会社としてオファーをすると。
高木 まあそういうことですね。会社として。どういう風に答えるのかわからないですけど、ただ、棚橋クンが全ての発言に信念を持っているというのであれば、我々も信念を持って話をするだけですね。我々には我々の信念がある。それを会社と会社の間の話で交渉するということですね。まあ、腹はくくりましたということです。
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