DDTロゴ
DDT

【所沢リポート】石井、2年半ぶりの主催興行のメインを勝利で締める。「2年半前より強くなった姿を見せられた」/肉酒場けい之介、“げ

この記事をシェアする

    • 23日、埼玉・所沢市民体育館サブアリーナにて「デビュー6周年2か月17日記念石井慧介主催興行~かもめが翔んだ日 サヨナラ Hello,Again 昔からある場所~」がおこなわれた。開始前の和太鼓演奏のあと、オープニングへ。鶴見亜門GMの前説に高木三四郎と平田一喜が乱入。第1試合で争われる肉酒場けい之介杯の「優勝者にはなんらかの商品」について「なんらかってなんだよ! そんな不確かなものじゃ俺達の心は動かない!」と言い出し、高木か平田のどちらかが勝利すれば肉酒場けい之介での一日イベントとしてとある曲が延々流れるダンスイベントを提案。そこへMIKAMIが駆けつけ、自身が勝利した際には同店での歌ってポン開催をブチあげる。これに亜門GMは対戦カードを高木&平田vsMIKAMI&マサ高梨&佐々木大輔の2対3ハンディキャップマッチに変更して、T2ひーが勝利すればダンスイベント、MIKAMI組が勝てばMIKAMIの歌ポンが同店で催されることに。両チームが下がると主催者の石井慧介がリングイン。石井は「デビューして6年経って2度目の開催で、たくさんの方に来ていただいて、すごくうれしい気持ちです。今日は各選手、最後まで全力で頑張りますので応援よろしくお願いします」と挨拶すると「DDT所沢市民体育館大会、いってみよー!」とオープニングコール。











      第1試合はオープニングを受けて高木三四郎&平田一喜vsMIKAMIvsマサ高梨vs佐々木大輔に変更された肉酒場けい之介杯争奪2対3ハンディキャップマッチ。高木一人が入場すると「所沢にあの男がやってくる! 所沢初上陸だ! みんな踊って、踊って、踊りまくれ!」と煽るとあの曲がヒット。あのマスクを付けた平田がリングインするも佐々木の奇襲を食らって踊れずじまいのまま試合スタート。平田がコルバタで佐々木を飛ばして曲を流すように指示を出すも、高梨のドロップキックを食らってやっぱり踊れない。するとMIKAMIが「俺の曲をかけろ!」と『15の夜』を流そうとするも高木のドロップキックを食らって歌えずじまい。平田がMIKAMIにエルボーを決めて「ミュージックスタート!」と指示を出すも佐々木と高梨のダブルのトラースキックで踊れない。するとマイクを手にしたMIKAMIが「曲をかけろ!」と指示を出して『15の夜』を歌おうとするも、高木のキックを食らって歌えない。高木は佐々木と高梨にまとめてバックフリップ。平田がその勢いに乗りたいところだったが、佐々木のケブラドーラ・コンヒーロを食らってしまうと、クロスフェースでピンチに。これは高木がカット。MIKAMIがミッキーブーメランで続くもスワントーンボムは平田が寸前で回避。バックドロップからスライディングキックを決めた平田だがバイアグラドライバー狙いをMIKAMIにスク~ルボ~イで切り返されて3カウント。







      試合後、『15の夜』を歌いながら石井のお父さんから目録を受け取るMIKAMIだったが、そこを男方神起が襲撃。MIKAMIを追いやるや石井のお父さんにディーノが詰め寄る。「肉酒場けい之介…あれ、おかしいな。“げい之介”で営業するって、あれほど伝えたじゃない!?」。すると勝俣が“げい之介”と書かれた赤ちょうちんを披露するも石井のお父さんは「店長に聞いてください…」。これにディーノは「ああ、そういう態度ですか。やりたくないけど、やってしまいますか」と言うと、大石とともにケツを出してコーナーでセット。勝俣の攻撃にダウンした宮武練習生を呪いのローラーで巻き込んでいく。ディーノが「お父さん、こうなりたくなければ…」と言いかけたところに、「オマエえら何やってんだ!」とハッピーモーテルが駆けつける。アントンは「今日、第3試合で何となくオマエらとの試合が組まれている。その試合でオマエらが負けたらちゃんと謝って西武線に乗って帰れ。オマエらが勝ったら、店は“げい之介”として経営してもらう」と告げるも、なんと男方神起は石井のお父さんを連れ去ってしまった。リングに残されたハッピーモーテルは「こうなったら第3試合でオマエらを蹴散らして、お父さんをちゃんと石井ちゃんの家に戻してやるからな!」と誓うのだった。









      第2試合はHARASHIMA&ヤス・ウラノ&彰人vs伊橋剛太&中澤マイケル&松永智充の6人タッグマッチ。「西武ライオンズが弱すぎる」(松永)「“ださいたま”まで僕らを見に来てくれてありがとう」(マイケル)「俺達がさくっと勝ってライオンズのライオンマークを豚マークに変えてやるよ。ブヒ~」(伊橋)とアピールする豚ingにブーイングが飛ばされる。スマイルスカッシュがリングインして試合スタート。どこまでもスマイルスカッシュをバカにしながら攻め込む豚ingだったが、HARASHIMAがキックであっさり逆転。伊橋もヤスにアームホイップを決めたまではよかったが、ボディースラム狙いを逆に投げられてしまう。なんとか松永とマイケルが加わって流れを引き戻すと松永がヤスに逆片エビ固め。マイケルが変態スライドで続く。ヤスは延髄斬りでピンチを脱出すると替わった彰人が松永とマイケルを連結式ドラゴンスクリュー。熱くなって火照ってしまったマイケルに彰人は俵返しで投げる。タッチを受けたHARASHIMAがダイビング・カンフーキック。マイケルからスイッチした伊橋を雪崩式ブレーンバスターでぶん投げる。伊橋もニールキックでやり返し、ミサイルキックからジャーマン。マイケルはアルティメット・ベノムアームでカットに入ったヤスを黙らせると、伊橋がHARASHIMAに仕上げとばかりにムーンサルト・プレスを発射。しかし、これを回避したHARASHIMAが伊橋にバズソーキック。カットに入ったマイケルを彰人がエクスプロイダーでぶん投げ、ヤスは松永にプランチャでアシストしていると、HARAHSHIMAが蒼魔刀を決めて勝利した。















      第3試合は男色ディーノ&大石真翔&勝俣瞬馬vsアントーニオ本多&竹下幸之介&遠藤哲哉の6人タッグマッチ。全員「ゲイ」と紹介された男方神起は石井のお父さんを人質ののように捕まえてリングイン。試合が始まるとハッピーモーテルが大石相手に連係攻撃。しかしディーノがエプロンから遠藤に男色殺法で捕まえると、一気に形勢逆転。今度は遠藤がディーノによってタイツをTバック状にされてローンバトルを強いられる。遠藤はEXILEばりのトリプルナイトメアで相当なダメージを負うも大石のスイングDDTを着地して打点の高いドロップキックでようやくピンチを抜け出す。替わった竹下がジャベリンキック。さらにアントンがナックルパンチから「みなさんお待ちかねの」バイオニックエルボーを狙ったが、ディーノが石井のお父さんのケツを掘ろうとして脅しをかける。これに屈してしまったアントンの背後を勝俣がミサイルキック。ディーノが尻を出してコーナーにセット。アントンが投げられそうになると竹下が身代りに。再びアントンが投げられそうになると遠藤が身代りになってダウン。すると大石までもケツを出してディーノとの呪いのローラーをセット。今度こそアントンが食らうかと思いきや、なんと石井のお父さんが投げられるアントンの前に立ちはだかり、勢い余って呪いのローラーの餌食に。頭を抱えてしまうアントンの背後から攻撃せんとした勝俣だが、察知したアントンが「YOU!」。退く勝俣の背後には仁王立ちの竹下が。ついには遠藤にも囲まれてしまって八方塞がりに。遠藤のトラースキック、竹下のブルーサンダーからアントンが「お父さん、いきますよ!」( ← お父さんは絶賛ローラーに挟まれ中)と叫んで、ダイビング・フィストドロップを決めて勝利した。ハッピーモーテルが救出された石井のお父さんと手を取り合って大団円。





















      第4試合はケニー・オメガvs福田洋のシングルマッチ。福田はマイクを取ると「ケニー・オメガ。ユーは聞くところによるとメジャーカンパニーに出場したことがあるそうじゃないか。僕もとあるメジャーカンパニーでデビューすることが決まっている! 僕とユーにしかできないメジャーの闘いをオーディエンスに見せてあげようじゃないか」とマイク。握手を求めようとするケニーに福田はガットショットを見舞って奇襲。しかしケニーのパワーの前にあっさり逆転されてしまう。パーフェクトプレックスもブレーンバスターに切り返されてしまう。なんとかロープ際のサミングで逆転した福田。ケニーの突進をかわしてコーナーに激突させると、タンバリンを手にするがナックルで逆転されてしまうとアトミックドロップ、マンハッタンドロップ、コタロークラッシャーで畳み掛けられてしまう。そのたびに福田の手にしているタンバリンがカシャカシャと鳴り響く。カウント2で返した福田はローブローからパーフェクトプレックス。これはカウント2で返されてしまうと松井レフェリーに「遅い!」と詰め寄る。もう一度パーフェクトプレックスを放つも、今度はカウントが入る前に返されてしまった。ケニーから攻撃されそうになった福田は「俺はユニオンだけど、数少ない白人じゃないか。いがみ合ってどうする? ここは1曲、俺の得意の曲を聞いてくれないか?」と言うとエアロスミスの『I don't Want to Miss a Thing』をアカペラで歌う。感動した様子のケニーに攻撃した福田はSTOP!エンズイギリの前にストップをかけて再びアカペラで熱唱。しかし、今度は騙されないとケニーがSTOP!エンズイギリから問答無用とばかりにクロイツラスを放って勝利した。













      休憩中にはアイドルライブとしてチャメッ娘☆WITCHES、さっちゃんが曲を披露し場内を盛り上げた。





      セミファイナルは飯伏幸太vs高尾蒼馬のシングルマッチ。場外戦に流れ込むと総選挙の投票箱で高尾をブッ叩いた飯伏が箱の中を覗き込もうとして松井レフェリーに「失格にするぞ!」とものすごい剣幕で怒られる中( ← 飯伏本人はいつもの涼しい顔)、試合は進む。苦戦を強いられた高尾がドロップキックで逆転し、飯伏の背中にフットスタンプを落とす。飯伏のソバット → その場跳びムーンサルトを剣山でかわした高尾はエルボー合戦に持ち込む。これは飯伏が優勢に叩き込んでフルネルソンの体勢。投げられないと見るやジャーマンでブリッジしたがカウント2。高尾をコーナーに乗せて雪崩式パワーボムを狙ったが、高尾が抜け出して背中にドロップキックで座らせるとコーナー2段目での倒立式ヘッドシザースで飯伏をキャンバスに落としていく。シュバインからジントニックを狙うも堪えられると丸め込みにいくがカウント2。顔面トラースキックもカウント2で返される。飯伏はトラースキックからパワーボム狙い。これをウラカンラナで切り返した高尾だがフォールは奪えない。飯伏は向かってきた高尾に強烈なラリアット。最後はシットダウン・ラストライドで勝利した。悔しがる高尾は飯伏に起こされて腕を挙げられようとするも拒否して「もう一回」とアピール。飯伏もこれに応えて引き揚げた。











      メインイベントは石井慧介&入江茂弘vsKUDO&坂口征夫のタッグマッチ。今宵の主役・石井にはコール時にピンクの紙テープが多く投げ込まれた。試合はドリフがKUDOを掴まえて主導権。抜群のチームワークでKUDOのタッチを許さない。苦しいKUDOは石井をエプロンに出すとエルボー。リング下に落ちた石井に坂口がエプロンPKを狙うが、これは石井が寸前で回避。坂口をリング下に引きずり落としたところで入江、KUDOも加わって激しい場外戦。リングには石井とKUDOが戻ってKUDOは追走式チキンシンク。替わった坂口が鋭いミドルキックで石井をダウンさせる。ダブルのミドルキックからKUDOのカバーをカウント2で返した石井は打撃の猛攻を耐えて坂口へのジャンピングニーで逆転。替わった入江が坂口とエルボーとミドルキックのラリー。坂口がカウンターのキックで入江を倒してKUDOとスイッチ。KUDOの串刺し攻撃を受けた入江だが串刺しビーストボンバーからブレーンバスター・ホイップを決めて石井と交替。ランニングキックからサマーソルトドロップを決めた石井はジャーマンでぶん投げ、ニールキックを狙う。これをかわしたKUDOは顔面蹴り。タッチを受けた坂口はKUDOとのサンドイッチ・ミドルキックを決めるも、このカバーは入江がカット。リング下に排除された入江へ坂口がエプロンPKを決める。コーナーポストで腹這いにされた石井へ坂口が串刺しニーを突き上げ、KUDOが地獄の断頭台で続く。坂口はスリーパーからコブラクラッチに移行してギブアップを迫るが、今度は入江が押さえつけるKUDOもろとも突進してカット。再び入江がKUDOのプランチャで排除されて、坂口が石井にランニング・ジャンピングキック。これはカウント2。石井は続くハイキックを回避するや腕を取ってフィッシャーマンバスター。これはカウント2。ダブルアームの体勢を振りほどいた坂口に入江が飛び込んでランニングエルボー。石井がニールキックを振り抜くがKUDOのカットに遭う。入江がヘッドバットでKUDOをダウンさせる。石井のニールキックを阻止せんと坂口がヒザをキャッチしたが、石井が変形クラッチに引きずり込む。カウント2で返されると坂口のキックの猛攻をジャンピング・ハイ2連発で四つん這いにさせてカンガルーキック。すぐさま高角度ダブルアームDDTで仕留めて勝利した。

















      メイン後、石井がマイクを取る。「ありがとうございました。2年半ぶりに自主興行をおこなえて、2年半前より強くなった姿を見せられたと思います。プロレスラーになってホントによかったと思うし、これからもプロレスで一生懸命がんばっていきます。今日はお集まりいただきありがとうございました!」



      【試合後のコメント】
      ――2度目の自主興行を終えていかがでしたか。
      石井 やっぱ、あまりプラス思考じゃないんで、結構不安がいっぱいあって、興行にあたって。昨日もずっと不安でしょうがなかったんですけど、DDTのみなさんのおかげと、来てくれたお客様のおかげでこういう興行ができたのですごく感謝していますし、またやってみたいと思います。すごくいい気持ちです。ありがとうございます。
      入江 石井さんっていうのは僕がDDTに入る前から知ってる仲で、プロレス界だけじゃなく、本当に友達が少ないので、親友と呼べる石井さん、アジアタッグも一緒に巻いた最高のパートナーである石井さんの興行で、2年半ぶりの興行で、前回も僕メインでタッグ組んで試合させてくれて、今回もまた僕をメインのパートナーに選んでくれたというのはすごくうれしくて、やってきてよかったなって思ってますね。その2年半前はたぶん負けたと思うんですけど…。
      石井 20分33秒で負けてます。
      入江 負けたけど今回、僕たちは全日本プロレスでコテンパンにやられてきてるけど、それがムダではなかったんだなって感じました。
      石井 アジアタッグ王座を巻いたという意地ももちろんありました。

      ――成長を見せつけましたか。
      石井 そうですね。あとはその成長を見せられた人もいますし、生で自分の試合を初めて見た長野からの親戚とかも来てるんで、そういう人たちにどう伝わったか、気になります。こういう職業をやってるんだって見せれたと思います。
      ――終盤の丸め込みは?
      石井 あれは本部長クラッチ、または須永クラッチ。小1からの友達でプロレスごっこも一緒に14年やっている友達の必殺技で。その友達が10月から無期限で海外に行くんで、今日来てるんで、チャンスがあったら狙ってました。須永クラッチ。形は全然ダメでしたけど。もうあまり使えない技だなと思いました。
      入江 本当はあれで勝ちたかったと思うけど。
      石井 勝ちたかったですけど、イマイチの技で。やっぱ素人の技はダメだ。

      ――お父さんがいろんな目に遭っていました。
      石井 試合前の緊張でまったくチェックし てないんで、何があったか僕はわかってないです。
      ――チームドリフの高尾選手は飯伏選手と対戦しました。
      石井 今日、仲間の高尾君はセミで飯伏さんとシングルやってもらって、今日のセミ、メイン見たら、もしかしたら今日はドリフ興行だったのかもしれないですね。そんな気持ちがあったので、メインに自分たちが出るならセミはもちろん高尾君に出てもらおうと思ってたので、高尾君対飯伏さんのシングル初対決というのも組めてすごいよかったです。

    この記事をシェアする