DDTロゴ
DDT

【ゴージャスナイトのまとめ】“福島の英雄”松野が新曲披露に試合に大活躍! 生涯現役と東北・福島の真の復興への願い/ディーノ、曙戦

この記事をシェアする

    • 13日、福島・福島市国体記念体育館サブアリーナにて「あれから5年・東日本大震災復興イベント~がんばろう福島~DDTプロレス福島大会『ゴージャスナイト』」がおこなわれた。まず地元・福島のキックボクシングサークル「F.K.C.」によるキックボクシング2試合のスペシャルエキシビションマッチが終わると東日本大震災により犠牲となられた全ての方々に対し哀悼の意を表すべく、1分間の黙とうが捧げられた。続いて鶴見亜門GMの前説へ。3・21両国国技館大会の告知、さらにカードの見どころを説明した亜門GMが新曲披露のため、“福島の英雄”ゴージャス松野を呼び込む。盛大な拍手が起こるも、入場した松野を追い抜いて佐々木大輔がリングイン。佐々木「GM、大変だ。最強の挑戦者が現れた!」亜門「もしかして今日闘う伊橋のこと?」佐々木「そうだ!」亜門「シングルマッチをMAX LUCHA LIBREのタイトルマッチにするってことですか?」佐々木「フザけんじゃねえ! 勝手にタイトルマッチ組みやがって!」亜門「じゃあやめておく?」佐々木「いや、今日はタイトルマッチだ! 組め! 最強の挑戦者だ!」こうしてオープニングマッチがMAX LUCHA LIBRE選手権試合に変更された。

      改めて白いタキシードの松野が呼び込まれてリングイン。松野は「おかげさまで通算9回目のゴージャスナイトを開催することになりました。今日は感謝を込めて、いい興行になるように頑張らせていただきます」と挨拶すると新曲『おまえのバラード』(5月4日に全国発売)を唄いあげてオープニングコール。

      第1試合はMAX LUCHA LIBRE認定無差別級選手権試合。王者の佐々木大輔は伊橋剛太を相手に8度目の防衛戦。伊橋がゴングが鳴るなりボディーアタックで襲い掛かる。アームホイップやドロップキックを決めて佐々木を場外に落とすも、飛ぶフリをしてポーズ。逆に佐々木が伊橋を場外に落としたがプランチャはかわされてしまう。伊橋は佐々木をイスに座らせて突っ込むも、佐々木はイスを投げつけて阻止。これで形勢逆転。伊橋をリングに戻してダイビング・ラリアットはカウント2。佐々木はナックル連打からショルダー・ネックブリーカー。スナップメイヤーからのスリーパーは伊橋が「イェイカモン!」と拳を突き上げ蘇生するとボディースラムで叩きつける。ローキックをかわされるもすぐさまその場跳びムーンサルト。これはカウント2。ボディープレスをかわした佐々木がコーナーに登る。伊橋がデッドリードライブで落として、レッグ・ラリアット。ボディースラムからムーンサルト・プレスを発射したが、これをかわした佐々木が丸め込む。カウント2で返されるとドロップキックからダイビング・ヒットマンエルボー。カウント2で返されるやクロス・フェースロックでギブアップを奪った。佐々木は伊橋の健闘を称えるフリをしてガットショットを見舞い、場外に落としてさっさと引き揚げた。

      第4試合は男色ディーノ&大石真翔vsアントーニオ本多&チェリーのタッグマッチ。3・21両国で曙と対戦するティーノはこの試合が両国前、最後の試合とあって「ワタシのケツ殺法の試し斬りとなります。おめでとうございます」と言って試合を開始させる。ディーノはアントンに男色殺法。男色クローにアントンは「ネバーギブアップ、フクシマ!」。ディーノから大石にスイッチしたのを見計らって、アントンもチェリーとタッチ。チェリーが大石にクロスボディーも、ディーノはそのチェリーをキャンバスに叩きつける。大石からタッチを受けたディーノは「何歳だ!?」と攻撃し、さらにナイトメア。替わった大石がチェリーを吊り天井。そこにディーノがTバックになってプッシュアップして尻をぶつけようとする。チェリーはコルバタで逆転するとアントンが一気呵成の攻め。アントンのバイオにックエルボーを狙いをディーノが男色クローで阻止。これをアントンが耐えてスクリューで回すとチェリーと交替。チェリーは大石にミサイルキック。向かっていったチェリーにディーノと大石は3D。尻出しタイムになるとチェリーが地獄門送りに。このカバーはアントンがカット。ならばと対曙戦対策で使おうとしていた男色地獄門車(2人でTバックになっての地獄車)を披露して、コーナーのチェリーに尻をぶつけていったが、アントンがカット。「恥かかせやがって!」と向かう2人にアントンがまとめてバイオニックエルボー。最後はチェリーが大石を春夜恋で丸め込んで勝利した。

      試合後、アントンは「福島の皆さん! 主にお子さんの皆さん! 見苦しいものをお見せしてどうもすいませんでした!」と謝罪したが「お尻ってものは誰にでもついているんだ。人間は日ごろ、お尻を人前に出すことはない。だけどな、こういった有事には人前でお尻を出すことも辞さない。俺は男色ディーノを否定したいとは思わない。アイツのひとえに勝ちたいという思いが私の思いにフィットする。俺ももし仮にこれで勝てるなら出すかもしれない!」と最前列のちびっこに説き伏せ、「福島の皆さん、ただいま! また福島に帰ってくるぜ、ベイベー! 音楽!」とマイクで話して中締め。

      休憩明けは“福島の歌姫”田代純子さん歌謡ショーへ。『羅臼』を含む3曲を熱唱した。

      セミファイナルは坂口征夫&マサ高梨&梅田公太vs高木三四郎&大鷲透&平田一喜の6人タッグマッチ。高梨はシンガポールのベルトを持って入場。最後にダンス入場せんとした平田だったが、そこを酒呑童子のみならず高木&大鷲も寄ってたかって攻撃して試合スタート。平田が「アンタ達は味方だろ!」と地団太も、ジャンプしたのは坂口のみ。小バカにする平田に坂口が激怒。平田は逃げるように高木とタッチ。高木がルチャ殺法で高梨に攻め込むも、早くも平田がシャシャリ出てタッチを求める。しかし、あっさり逆転されて平田がまたも坂口と対峙するハメに。腹パンを入れられた平田だが梅田に低空ドロップキックを決めて逆転。しかし、高木と大鷲にタッチを求めるどころか、サングラスを手にして「闘いと踊りを通じて元気にしたい!」と訴えると、さっそく装着してダンスせんとするが、あっさり坂口に阻止されてサングラスも奪われてしまう。平田は高梨にランニング・フォアアームを決めてピンチを抜け出す。替わった大鷲が一気呵成の攻め。大鷲の逆水平に坂口がジャンピング・ミドル。大鷲もビッグブーツでやり返して両者が各パートナーとタッチ。高木は梅田にクロスチョップから619。このカバーをカットした高梨と坂口をまとめて抱え上げてバックフリップで落とす。高木がスピコリドライバーを梅田に狙ったところ、平田が「シャチョーッ!」と待ったをかけると「このままじゃ終われない」とタッチを求める。大鷲が平田を突き飛ばして、これを阻止。高木と大鷲でダブルの低空ドロップキックを決めてノド輪を狙う。すると平田がリングインして梅田をマットに叩きつけると、大鷲にコーナーに登るように指示。こうして自陣コーナーに戻ったところでタッチして試合権利を得た平田だが、梅田のミドルキックから劣勢に。それでも手刀で酒呑童子をなぎ倒すと「クズども、茶番は終わりだ!」と宣言。相手コーナーにあったサングラスを装着するとあの曲が流れる。平田がダンスに興じるも背後にはサングラスをかけた坂口の姿が。「GO!GO!」に合わせて腹パンを打ち込むとPKをブチ込んで勝利。

      メインイベントはHARASHIMA&ヤス・ウラノ&ゴージャス松野vs石井慧介&入江茂弘&岩崎孝樹の6人タッグマッチ。スクリーンでは岩崎が「毎回毎回、歌で締めやがって。なんなんだよ!」とゴージャスナイトへの不満を漏らす。すると入江が「純子さんとデュエットできていいよな」と言い始め、岩崎も「自分だって純子さんとデュエットしたい」と呼応。石井は「そんなに歌いたいなら松野のジジイのノドを掻っ切って、ぶっ潰してやる!」と宣言。入江は「そうすれば今日、純子さんとデュエットするのはこの俺だ!」と言って高笑い。対する松野の姿がスクリーンに映し出されたが、弱気。すると田代さんが「命がけで頑張んないとダメでしょ! 福島みんな頑張ってんだよ!」と檄。これに松野は気を取り直し「今日は福島のために俺は頑張るよ!」と誓って入場した。最後にHARASHIMA&ヤス・ウラノがリングインすると同時に入江組が襲い掛かって試合スタート。

      序盤から松野が攻め込まれてピンチが続くも、石井をロープに引っ掛けて619を決めてようやく逆転。しかし、替わったウラノが石井に場外へと落とされると、またもペースは入江組に。捕まったウラノだが、なんとか反撃して松野とタッチをしたが、松井レフェリーがエプロンの岩崎の動きに気を取られていたため、タッチを認めない。すかさず石井はウラノに逆エビ固め。これをロープに逃げたウラノは石井を投げてジャンピングハイ。ようやくHARASHIMAとのタッチが成立するとダイビング・カンフーキック。岩崎の介入を許すも2人まとめてドロップキックで吹き飛ばし、石井には雪崩式ブレーンバスター。山折りを石井は回避すると替わった入江がテディベア。カウント2で返したHARASHIMAがエルボーの打ち合いからミドルキック連打。入江も交通事故タックルでやり返すと、HARASHIMAはファルコンアローを決めて松野とタッチ。松野はゴージャスエルボーもカウント2。入江の頭突きやパイルドライバーを食らうも、これはウラノが懸命にカット。岩崎が出てきてソバットからミドルキック。さらにバックドロップで落とされたがカウント2で返す。松野は岩崎をコルバタで投げ、石井にはブレーンバスター。HARASHIMAとウラノのアシストを受けるとゴージャスワントーン☆ボムを投下して3カウント。

      試合後には松野に勝利者賞としてお花がプレゼントされる。記念撮影後に松野がマイクを取る。「なんとか今日勝ったので、震災から5年目ですけれども、心に刻む大会ができたと思います。ちょっと強い相手なのでナーバスになって試合に臨みましたけど、皆さんの顔を見て勇気をいただきまして素晴らしい仲間たちにも恵まれまして、福島の地で勝ちを収めることができました。本当にありがとうございました。来月は55歳になりますけど、まだまだ若い選手に負けないで、生涯現役を目指してレスラーをやっていきたいと思います。東北・福島が本当の意味での復興がやってくるまで、ずっと私もやっていきたいと思います」最後に松野と田代さんの『心酔わせて』のデュエットで大団円。

      【試合後のコメント】
      松野 ゴージャスナイトがまたできました。2004年から初めて通算で9回目の大会でしたけど、本当に両国の1週間前で皆さんもタイトなスケジュールの中で駆けつけてくれたので、それに応えられるように頑張っていいコンディションで試合できるように、この3ヵ月間死にもの狂いで準備に取り組んできました。震災5年目という節目の年だったので今年も仮設住宅の方をたくさん招待しまして、復興イベントということで開催させていただきました。震災のあと、2012年から4回目の開催なんですけど、やっぱり福島に元気が戻ってきたというか、年を重ねるごとにプロレスを楽しんでいただいているし、プロレスで元気を皆さんに持って帰っていただいて、アットホームな感じで大会ができたことが自分にとってうれしいですね。対戦カードも2011年のKO-Dのタッグを彷彿する相手、石井君と入江君が相手だったので不安があったんですけど、HARASHIMA君とウラノ君のサポートのおかげで福島で勝つことができました。4月で55歳なんですけど体が続く限りとか甘いことは言わないで、体をさらに鍛えて年齢を感じさせないレスラーと沿て生涯現役で闘いたいと思います。

      公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では全試合詳細をアップ! ぜひご覧ください。

    この記事をシェアする