25日、東京・後楽園ホールで「Who’s Gonna Top?~DDTドラマティック総選挙2016~最後のお願いスペシャル」がおこなわれた。ダークマッチは力&KENSO&伊橋剛太vsワンチューロ&レッカ&島谷常寛のキング・オブ・ダークマッチ選手権6人タッグマッチ。キング・オブ・ダーク王者の力は最後に単身で入場するとベルトを掲げてアピール。ワンチューロとレッカが握手を求めるが、その手を伊橋が叩いて払うと、KENSOが「島谷来い!」と挑発。島谷がこれに応えて先発で出ていき、KENSOと睨み合うが身長差がものすごい。KENSOはそんな島谷に握手を求めていき、島谷も両手で応じると両者笑顔に。しかし、その直後にKENSOは張り手をお見舞い。さらに島谷をコーナーに追い詰めて張り手を連打していくが、そこに伊橋が入ってきて「俺より目立ってんじゃねぇよ!」とKENSOにイチャモンをつける。だが、KENSOから「俺より目立ってんじゃねぇよ!」と言い返されると、ひとまずコーナーに戻って「俺より目立ってんじゃねぇよ!」を連呼しながらタッチを要求。KENSOがタッチに応じると、「伊橋」コールの中、伊橋がリングイン。側転からのアームドラッグで島谷を投げた伊橋はエルボードロップを落とすと、KENSOに向かって「俺より目立ってんじゃねぇよ!」と執拗にアピールしてから力にタッチ。ワンチューロが出てきて「はじめまして」と握手を求めていく。力が応じたところを攻撃していったワンチューロ。そこにレッカと島谷も入っていき、ワンチューロとレッカが両側から力の腕を決めていくと、島谷が背中に飛び乗ってアピール。しかし力もレッカの串刺し攻撃を蹴りで迎撃するとラリアットで反撃。タッチを受けたKENSOはワンチューロとレッカを場外に放り出すと、島谷も張り手で場外に追いやってから3人めがけてプランチャを投下。レッカがリングに戻ってきたとkろおに張り手を連打したKENSOだが、再び伊橋が入ってきて「俺より目立ってんじゃねぇよ!」とイチャモンをつける。KENSOも「俺より目立ってんじゃねぇよ!」と言い返しながら伊橋にタッチ。伊橋はコーナースプラッシュからムーンサルト・プレス。しかし、これをかわして自爆させたレッカは串刺し攻撃3連発を見舞って島谷にタッチ。ワンチューロ、レッカと共にトリプルドロップキックを見舞った島谷だが、KENSOが張り手で次々に蹴散らしていく。さらにKENSOは「俺より目立ってんじゃねぇよ!」と言いながら伊橋にも張り手。力が入ってくるが、島谷がドロップキックからその場飛びシューティングスター。しかし力も逆水平チョップで反撃すると、ブレーンバスターで投げていく。そこにKENSOがダイビング・エルボードロップを投下すると、続けて力がセーバーチョップを振り下ろして3カウント。キング・オブ・ダークは島谷が新王者となった。
前説では鶴見亜門GMがリングに上がり、8・28両国大会が早くもDVD化したことをアナウンス。そして2017年3月20日のさいたまスーパーアリーナ大会のチケットについて、20万円のウルトラスーパードリームシートが残り僅か、20円の20周年記念シードが完売になったことを発表。続いてこの日が最終日となる総選挙について、改めて説明したあと、毎年駒沢オリンピック公園で開催されている東京ラーメンショーに、今年もエビスコ酒場と元格闘家・小路晃さんのつけ麺えびすこのコラボ出店することを発表。時期は第一幕にあたる10月27日から11月1日まで入場無料。それを記念して10月28日(金)の15時30分からNωAのライブ、そしてマットを使用した東京女子プロレス提供試合2試合とNωAvsエビスコ軍の対抗戦をおこなうという。そこに東京ラーメンショー実行委員長であるラーメン評論家の大崎裕史さんがリングに上がって「プロレス好きはラーメン好きも多いと伺っております。東京ラーメンショーでプロレスを見ていただくのも今年3年目となります。来年以降も続くかどうか分かりませんので、今年ぜひ足を運んでいただきたいと思っております。美味しいラーメンを食べて楽しいプロレスも見て、ぜひ10月28日楽しんでください。お待ちしています!」とPR。
そして11月6日に新木場Studio Coastで開催するDDTフェス2016に関して、VIP席が完売になったことをアナウンス。そして新たに桃知みなみとのの子に月宮うさぎを加えたユニット「カワイイカンジジャパン☆DA」、選手として試合もするがアーティストとしても参加することになった「レディビアード」、武田真治とDJ DRAGONによるユニット「BLACK JACKS」、LED覆面エレクトロユニット「CTS」が追加参戦アーティストとして発表。その中からLED搭載の特殊マスクを被ったCTSの3人と、DJを担当することになった悪魔超人のステカセキングが南側客席に登場。リングに上がったメンバーのSquareが電子音で「改めましてCTSです。11月6日参戦楽しみにしています。ぜひ皆さん観に来てください」と挨拶すると、Triangleはかなり高い声で「ご覧の通り、ヒザの調子も非常にいいので空中戦交えて頑張っていけたらなと思っています」と挨拶。Circleはしゃべらないということで、代わりにDJステカセキングが「素晴らしい音楽を聴かせてやるぜ」とかっこよく挨拶。
最後に10月2日に後楽園大会をおこなうガンバレ☆プロレスの大家健が登場。GMが「満員にならなかったら引退するって言ったみたいなんですけど」と尋ねると、大家は「大丈夫です! 売れてます!」と自信満々に言い放つ。しかしスクリーンに売れた席が着色された座席表が映し出される。ほとんどの席がまた売れていないことが判明し、GMが「引退確定です!」と断言するが、大家は「ちょっと待て! あと1週間あるだろうが! 諦めねぇよ俺は! 何でそういうこと言うんだよ! 確かに俺一人じゃ満員にするって一生懸命言っててもダメかもしれねぇ。でも俺がお客さん皆さんに気持ちを伝えるしかないんですよ! それで皆さんが俺の気持ちに同意してくれて会場に来てもらわないとダメだと思うんです! 大家健、10月2日、一世一代の大勝負です。大仁田厚とノーロープ有刺鉄線鉄線デスマッチ闘います! 皆さん、どうか! どうか! どうか! よろしくお願いします!」と絶叫すると、そのまま「それじゃいくぞー! DDT後楽園大会スタート!」とオープニングコール。
第4試合は渡瀬瑞基vs大石真翔vsスーパー・ササダンゴ・マシンvsベルナール・アッカvs男色ディーノ<宮武俊の代理>のゲット・ザ・知名度!新郎決定スペシャル5WAYマッチは、リング上に吊るされた婚姻届けを奪取した選手が勝利となるラダーマッチかつスクランブルバンクハウス形式で争われることに。まず新郎候補の5人がコスチュームに蝶ネクタイ姿で『結婚行進曲』が流れる中、リングイン。蝶ネクタイをつけた宮武だが、ディーノがその代理を務める。一方、新婦のLiLiCoは『ファイナルカウントダウン』が流れるとウェディング姿で登場し、北側ステージに設置されたイスに着席した。
まずは渡瀬とアッカ、大石がリングイン。渡瀬と大石でアッカを場外に出す。渡瀬が大石にエルボーを決めてラダーに手を掛けるが、大石が阻止。渡瀬と大石がやりあっていると、ササダンゴがリングインしてラダーを設置。これに気付いた2人がササダンゴをラダーから落としていく。ロープに向かった大石を場外からディーノが足を引っ掻ける。渡瀬がラダーを設置するも、アッカがパンチで落とした。アッカがラダーを登って婚姻届けを獲ろうとしたがグローブをはめていたため失敗。ディーノがアッカを半ケツにして落とした。ラダーを登る渡瀬もディーノは半ケツにして落とす。続いて大石がラダーを登る。ディーノは大石も半ケツにしたが、大石はスイングDDT。アッカが大石をぶん殴ってラダーを登る。ササダンゴがアッカにサミング。ラダーでアッカを攻撃すると寝かせたラダーに渡瀬を投げようとする。これをカットした大石の手をラダーで挟んで攻撃。さらにディーノの手も挟んで攻撃し、渡瀬をブレーンバスターでラダーの上に投げていった。ラダーを首に引っ掛けてぐるぐる回るササダンゴにアッカはパンチ。さらに大石にロックボトム。そのアッカに渡瀬がジャンピングハイ。ラダーを設置するアッカが阻止。グローブを外してアッカが登ろうとするも渡瀬がドロップキックで落とす。渡瀬が登ったところで婚姻届けに伸ばす手をディーノが封じてリップロック。一度はエルボーで落とすも、ディーノが再び追いかけてリップロック。ディーノが婚姻届けを奪取して試合終了。
試合後、渡瀬がマイク。「待てよ! プロレスなんかで結婚を決めていいと思ってのかよ! こんなんナシ! ナシ!」抵抗する渡瀬に大石がミラクルエクスタシー。ササダンゴがリーマンショック、さらにアッカのミドルキック、ディーノが男色ドライバーを食らわせる。ディーノ「渡瀬! アンタもプロレスラーでしょうが! プロレスラーはリングで起こったことをすべて受け入れてみんなに伝える。それが仕事でしょうが! 全部受け入れなさい! 去れ! そしてLiLiCo! プロレスの世界に足突っ込んだんでしょうが! リングの掟に従ってもらうしかないじゃない。アンタとの結婚権を手にしたのは宮武! モジモジすんなよ~!」宮武「…LiLiCoさん。すいません! まさか本当に勝つと思わなかったし! だいたい結婚って知名度とか不純な動機ですると思えない…。本当の愛。真実の愛がないとできないものでしょう! 知名度なんかいらない! 俺はLiLiCoさんのことを愛してないんだよ! 本当にごめんなさい!」宮武が脱兎のごとく逃走。亜門「おい、ディーノ! どうすんだ、これ! オマエがプロデュースした試合なんだから責任とれよ! 責任とってオマエがLiLiCoさんと結婚するしかないんじゃない?」ディーノ「ない! ない! 正直想定外です。こういう想定外のことが起こったときにケツを拭くのがGMでしょ?」亜門「俺? GMっていうけど実質、広報だからね。そういう論点なら私より偉い人がいるでしょ? 高木さん!」高木がリングイン。高木「俺? いらないよ! まったくノータッチだったじゃん! それを言うんだったら、そもそも現場とか関係ないし、裁いたレフェリーが悪いんじゃん。松井レフェリー!」松井「俺? これと? ないない!」その後は全員で醜い責任の擦り付けあいを展開。亜門「そもそもディーノはゲイだし、僕たち3人は結婚してそれぞれ子供が2人いるんだから結婚できないんですよ。じゃあ4人で彼氏候補を見つけてくるっていうのは? LiLiCoさん、10月8日の土曜日空いてます?」LiLiCo「あの…(王様の)ブランチです」亜門「ブランチ終わって春日部に来てくれます? LiLiCoさん! いつまでも過去の恋愛引きずっていたら前に進めないです。春日部でLiLiCoさんの新しい彼氏見つけてくるぞー!」LiLiCo以外で円陣を組んで「LiLiCo! ファイト・オー!」と鼓舞して退場。リングに残されたLiLiCoはトボトボと引き揚げた。
【試合後のコメント】
LiLiCo 何なのよこれ! もう……もう訳わからない(とすぐに控室へ)。
ディーノ まあ見ての通りですよね。こういう結果です。まあまあ、LiLiCoもね新しい船出に我々は期待して。もうリングで起こったことは起こったことですから。はい。
大石 僕らもちゃんと諦めますんで。
ディーノ そうですね。LiLiCoも切り替えて、新しい恋を見付けてほしいものですね。
ササダンゴ あれよかったですね、昔の恋をいつまでも引きずるなって。
ディーノ そういうのはよくないですからね。
ササダンゴ よかった、よかった。なるほどって思いました。その通りだなって。
大石 本当にそう思う。
ディーノ アッカちゃん、ごめんね。何か。
アッカ いやいやいやいや。
ディーノ 切り替えて。
アッカ そうですね。まあこれでね、LiLiCoさんの新しい人生が始まれば、僕たちも何かの役には立ったのかなって。
大石 あぁ、本当そう! いいこと言うなぁ。
ディーノ 今日、どうだった?
大石 まあでも知名度はすごい惜しいけど、LiLiCoは別に惜しくないんで。また新しい知名度探して頑張ろうと思ってます。
ディーノ そうね。みんなで頑張って知名度あげていこう!
ササダンゴ うんうん。
大石 そうだね。お前もちゃんと新しい彼氏候補、見付けて。
ディーノ ああ、分かりました。誰がいいかなぁ。
大石 まあ俺も探しておくわ。一緒に探そう。
ディーノ はい。次の春日部で(王様の)ブランチ終わりで。どうせ。
大石 どうせって(苦笑)。まあどうせ。
ディーノ 来るから、チャッチャッと新しい恋に進んでいただきます。ねぇボビー。
アッカ (ボビー・オロゴンのモノマネで)ボビーじゃねぇよ!
第5試合は高木三四郎&高山善廣&ディック東郷vs竹下幸之介&アントーニオ本多&トランザム★ヒロシのスペシャル6人タッグマッチ。高山と竹下のフィンガーロックの攻防で場内からどよめき。高山が竹下をハンマーパンチで黙らせた。その後、東郷vsヒロシ、高木vsアントンと続く。高木に攻め込まれそうになったアントンは「ヒザの打ちどころが悪くて一昨年切除した盲腸が再発した。ギブアッ…最後の一言を言う前に俺が昨日考えてきた昔話聞いてくれないか?」。すると『ごんぎつね』を披露したが、内容は『シン・ゴジラ』。しかしサミングは高木に腕を取られてやり返されてしまう。高山がハンマーパンチで続く。東郷のスリーパーを粘ったアントンが抜け出してナックルの打ち合い。アントンはナックルの腕を取ってショルダーネックブリーカー。ヒロシが出てくるとブレーンチョップから河津落とし。高木のドラゴンリングインも迎撃。高山もリングインしたが竹下とアントンが2人を止めて大きな輪。ヒロシがその中央で『冬の稲妻』を熱唱すると背後にノリノリの東郷が。「You're Rollin' Thunder」と唄うヒロシがナックルを放つも、東郷にナックルで打ち返されて「アァ~…突然過ぎた~♪」。輪の中央で東郷がヒロシにウラカンラナ。これはカウント2。続いて『昴』を唄おうとすると東郷がクロスフェース。カットに入ったアントンに「ありがとう」。高山vs竹下の局面。竹下が高山にブレーンバスター。高木と東郷が竹下にツープラトン・ブレーンバスターで投げて高山がギロチンドロップ。これはカウント2。竹下が高山をラリアットで倒してアントンとタッチ。アントンのバイオニックエルボーは高山がブロックしてエルボースタッブ。アントンはル―テーズプレスからエルボードロップ。さらにトリプルバイオニックエルボーを狙ったが高山がビッグブーツで迎撃。東郷がアントンにペディグリー。高山がエベレストジャーマンでぶん投げて勝利した。
【試合後のコメント】
竹下 高山善廣、この野郎! 上から見下ろしやがって。態度的にもああやってDDTを見下ろしやがって。僕が…今は正直、今日試合してみてKO-D無差別のベルト、もちろん取り返したい気持ちあります。でも今、僕の眼中にあるのは高山善廣、それだけです!
――ハッピーモーテルとの対戦でしたが、いかがだったでしょうか。
高木 やっぱり後楽園ホールでこのお二方と組むことが出来てよかったんじゃないかと。たぶん今日はディック東郷選手は福田(と当たるの)は初めてだったんじゃないかなと。
東郷 そうですね。
高木 高山さんも竹下と初めてだったんじゃないかなと思うんですけど、いろんな刺激が生まれてね。非常によかったと思うので、またこれからもドンドンドンドンこういう機会を増やしていきたいなと思っています。
東郷 今日は福田とやるのが初めてだったので。まあこれから当たっていない選手がいっぱいいるので、ドンドンドンドン新しい選手と当たるのも新鮮だし。今日みたいに福田みたいな異色のレスラーと(当たってみて)、歌にも対応出来るっていうね引き出しの多さ、これをこれからもアピールしていきたいね。
――高山選手はDDT参戦を発表したときに竹下選手に興味があると話していましたが、実際に当たってみていかがでしたか?
高山 まあ面白かったね。頭がいいんだろうね。ちゃんと自分のことをわかっている。俺に向かっていかなきゃいけないってことをね。で、ドンドンドンドン上がって、へこたれたらそれまで! それでもへこたれず上がってきたらプロレス界の本当に逸材になるかもね。
――今日、竹下選手の目の前でジャーマンを見せたわけですが、竹下選手は次の対戦でジャーマンを狙っていくと思われます。
高山 ああ、そうね。まあ狙うんだったら狙えばいいし!
その後、スクリーンでは11月6日新木場STUDIO COAST「DDTフェス2016」の一部決定カードとして新木場STUDIO COAST全体を使った路上プロレス◎高木三四郎&飯伏幸太&樋口和貞&伊橋剛太vs佐々木大輔&石川修司&遠藤哲哉&マッド・ポーリーが発表された。
休憩明け、DNA10・17新宿大会でデビューする上野練習生の2分間のエキシビションマッチがおこなわれた。対戦相手は彰人が務めた。彰人のチンロックをロープに逃げ、アームホイップ、ボディースラムで投げられたが3カウントは入れさせない。上野はドロップキックで倒してボディースラムで投げんとしたが、アンクルホールドでキャッチされたところでフルタイム。
セミファイナルはKO-Dタッグ選手権試合。第56代王者組のHARASHIMA&宮本裕向は佐々木大輔&遠藤哲哉を相手に初防衛戦。スマイルヤンキーは宮本が赤、HARASHIMAが青の特攻服でリングイン。遠藤のヘッドシザースを宮本がヘッドスプリングで抜け出してHARASHIMAvs佐々木へ。佐々木は谷津ガードから片足タックルもHARASHIMAがかわす。それでも佐々木は谷津ガード。HARASHIMAのミドルキックに佐々木はタイムを主張して木曽レフェリーを盾にして、さらにぶつけるとHARASHIMAにドラゴンスクリュー。遠藤が左脚をロープに固定して、そこへドロップキックを放つ。佐々木も左脚攻めで続く。5分経過、遠藤がリバース・インディアンデスロックから鎌固め。佐々木が左脚へのエルボーで続いて足4の字固め。同時に遠藤がダイビング・ニーをHARASHIMAの頭部へと投下する。串刺し攻撃はHARASHIMAがかわすと宮本が2人をコーナーに設置してHARASHIMAがフットスタンプ。宮本がおんぶして加勢する。替わった宮本が佐々木にドロップキック。エルボーの打ち合いから宮本がラリアット。コブラツイストは佐々木が抜け出す。宮本のハンドスプリングエルボーを佐々木がかわしてクロスフェース。これはロープに逃げられる。遠藤が出てきてコーナー2段目からのミサイルキック → その場跳びシューティングスター。トーチャーラックは宮本がスリーパーで切り返してバックを取る。遠藤が回転エビ固めからゆりかもめ。これはHARASHIMAがカット。遠藤がムーンサル。宮本がかわしてバックスライド。カウント2で返されるとオクラホマロール。これもカウント2。HARASHIMAが出てきて串刺しフロントハイキックから雪崩式ブレーンバスター。クラッチを離さずファルコンアローにつないだがカウント2。HARASHIMAのスワンダイブ・ボディープレスと宮本のムーンサルトの合体攻撃からHARASHIMAがカバーするもカウント2。遠藤は2人まとめてフランケンで場外に出してノータッチ・トペコンを発射。遠藤はHARASHIMAをリングに戻してスワンダイブ式エルボー。カウント2で返されると佐々木がスワンダイブ式ラリアット。ナックルパンチからドロップキックを決めるもカウント2。すぐさまクロスフェースで勝負に出る。抱えて抜け出したHARASHIMAはミドルキック連打。佐々木が蹴り脚をキャッチしてのサミングからドロップキック。コーナーに登る佐々木を蘇生したHARASHIMAが蹴っていく。HARASHIMAが向かうも佐々木と遠藤が合体のエースクラッシャー。コーナーに登った佐々木がダイビング・エルボーを投下したが、これはHARASHIMAが剣山。HARASHIMAの蒼魔刀は佐々木がかわしてミスティカ式クロスフェース。変形に持ち込むも宮本がカット。15分経過、遠藤が宮本を場外に出してケブラーダ。べドドラⅡは宮本がカット。コーナーダイブの遠藤を宮本がドロップキックで迎撃。宮本が佐々木をコーナーに押し込めると、HARASHIMAが串刺し蒼魔刀から宮本がファイアーサンダー。HARASHIMAが直後に蒼魔刀につないで勝負あり。
【試合後のコメント】
――DAMNATION相手にKO-Dタッグ初防衛に成功しました。
HARASHIMA やりました!
宮本 やりました!
HARASHIMA やっぱ勢いがあって巧い部分があって、攻め込まれる場面ありましたけど、僕らは連携もバッチリ決まって勝つことが出来ました。
宮本 うまく何とかしてやったりと。
HARASHIMA こっちの必勝パターンがあるんでね。そこに持ち込めば勝てるんで。今日はちょっと耐えて耐えて勝った感じかな。
宮本 そうですねぇ。耐えて避けて勝って。
HARASHIMA フフフ、そうだね。
――かなり足を攻め込まれる場面がありましたが。
HARASHIMA ああ、はい。でももう鍛えているんで大丈夫です。もう治りました。
宮本 ホントっすか?(HARASHIMAの左ヒザを掴む)
HARASHIMA イテッ!(苦笑)……もう大丈夫です。大丈夫(苦笑)。
宮本 ゆっくり休んでください! 本当に。
HARASHIMA はい。もう…もう大丈夫。
――次の挑戦者に名乗りをあげてくるチームがいませんでしたが、DAMNATIONはまだ諦めていないと言ってました。
HARASHIMA 別にまた来てもらってもいいし。本当に誰が来てもいいよね。
宮本 はい。楽しみですね!
HARASHIMA 色んな人と試合ができるのが楽しみなので、強い挑戦者待ってます!
メインイベントはKO-D無差別級選手権試合。第59代王者の石川修司は樋口和貞を相手に初防衛戦。14時18分、開始のゴング。すぐさま両者は激しいショルダーアタックの打ち合いからラリアットは相打ち。手四つの攻防は樋口が投げてショルダーアタック。場外に出た石川に樋口は重爆プランチャ。場外でも両者は逆水平の打ち合い。樋口が石川をリングに戻して逆水平。石川がチョップで応戦してラリー。樋口が制してボディースラムで投げてボディープレス(カウント2)。拷問式フェースロックはロープに逃げられる。続いて逆水平とエルボーの打ち合い。石川がニーからロープ際でのラリアットで樋口を場外に落とす。ここでも樋口が逆水平。石川がエルボーでやり返して鉄柵にぶつけると、さらにファイアーマンキャリーで樋口を南側客席にぶつける。石川が樋口をリングに戻す。石川は樋口のダメージを負った首を踏みつける。石川はロープを挟んでのチンロック。ハーフダウンの樋口に石川は前蹴りからキャメルクラッチ(ロープエスケープ)。ハーフダウンの樋口に石川が前蹴り。起き上がった樋口に石川が容赦なくエルボーを何度も叩き込む。樋口は串刺し攻撃をかわしたが、向かったところをカッターで返されて変形の羽根折り固めへ(ロープエスケープ)。ブレーンバスターの体勢は樋口が堪えて投げ切った。樋口は逆水平連打。串刺しラリアットからオクラホマスタンピード(カウント2)。10分経過、樋口が変形カナディアンを狙うも抱えられない。樋口は串刺しラリアットからダイビング・ボディープレスを狙う。蘇生した石川が追ってコーナー上へ。石川はかんぬきでの頭突きから雪崩式かんぬきスープレックス。串刺しラリアットからニーリフト、DDT(カウント2)。さらにスリーパーからボスしけてるぜ(カウント2)。ラリアット相打ちから樋口がジャーマン、石川がバックドロップで投げれば、樋口はすぐさまラリアットでなぎ倒してダブルダウン。両者が起き上がると樋口は逆水平。石川はエルボーでやり返す。このラリーから樋口がノド輪。堪えられるとぶちかまし。石川が張り手でやり返し、2人がノド輪を掴みあう。向かっていった石川を樋口がキャッチして叩きつける(カウント2)。15分経過、樋口がダイビング・ボディープレスを投下したが剣山。石川は八咫烏から地獄固めで頭突き連打。樋口はアイアンクローで抵抗。石川は頭突きで離す。樋口はロープエスケープ。石川はパワーボムの体勢。樋口はリバースショルダー。ラリアットは3度相打ち。石川は頭突きを決めれば、樋口はなんとジャンピングニー。樋口はコーナーを使って石川を抱えようとするが、石川が抵抗。樋口はエルボーを放つ石川をぶちかましで倒し、コーナーで抱えてカナディアンで担ぐ。轟天を決めてみせたがカバーが遅れてカウント2。石川が組みつく樋口を抱えて垂直落下式ファイアーサンダー。再びダブルダウン。両者起き上がると20分経過。石川のエルボー、樋口の逆水平のラリー。石川が腕を取ってのヒザ蹴りから投げ捨てドラゴン、ランニング・ニーリフト2連発はカウント2! ジャイアントスラムは樋口が堪えてショートレンジラリット。互いに張り手のラリー。石川が崩れる。なおも樋口が張り手。樋口がドクターボム。しかしカウント2.9。樋口がロープに振ろうとしたところで石川が頭突き。さらにスライディング・エルボーへ。樋口も頭突きで抵抗するが、ランニングニーリフト2連発で黙らせる。カウント2で返されるとジャイアントスラムで熱戦に終止符を打った。
試合後、石川がマイク。「樋口、鼓膜がいてえよ。DDTの横綱になりたくてプロレスやってんなら、もっと飯食って、もっと練習して俺の前に来い。何回でもやろうぜ。今日はありがとう」その石川に佐々木が蹴り。「おい!樋口! オマエ、なかなかやるじゃねえか。オマエのこと、見直したぜ…なんて言うと思ったか! テメエみてえなB級レスラーは相撲からやり直せ、帰れ!」樋口は中指を突き立てて引き揚げた。鶴見亜門GMから次回KO-D無差別級選手権試合が10・23後楽園で石川vs総選挙2位、その勝者が12・4大阪で総選挙1位の挑戦を受けることがアナウンスされる。最後に締めを任された石川がマイク。「今日はたくさんのご来場ありがとうございました! 皆さんの応援のおかげで僕らDAMNATION頑張りますんで…」すかさず佐々木が蹴り。佐々木「テメエは毎回毎回ベビーフェース気取っていい子ぶりやがって! 俺たちはDAMNATIONだ! 俺たちは群れない・媚びない・誕生日おめでとう」本日41歳の石川が喜び、ビショビショのまま3人とハグ。遠藤が『ハッピーバースデートゥーユー』のイントロを口ずさむと、照れる石川に佐々木が蹴り。「喜んでんじゃねえ! 次の挑戦者、誰だ? 男色ディーノ、HARASHIMA、竹下、遠藤、坂口、KUDO、それとも俺か? 誰が来てもこの“おめでたクソ大巨人”が破壊してやる! 俺たちはKO-Dタッグのベルトもキャンディスも諦めてねえぞ! いいか、よく聞け! このマザーアースは俺たちDAMNATION中心に回ってんだ。覚えておけ!」
【試合後のコメント】
樋口 はぁ……本気で…本気で…本気で勝つつもり、もちろんその通りなんだけど。勝つつもりでした。でも負けましたね。やっぱり強かったっす。ただKO-D挑戦1回目より、2回目より、たぶん今日が一番追い込んでいたと思います。成長してるって自分で自分が分かりました。ただ今日はやっぱり石川修司、強かったです。それに尽きますね。これで落ち込むんじゃなくて気持ち入れ替えて、次、DNA-GPありますんで。それもぶっちぎりで優勝して、またKO-D狙っていきたいと思います! 今日は……石川修司が強かったです。
――そのDNA-GPがあるにも関わらず、DNAの選手たちが樋口選手のセコンドについて檄を飛ばしていましたが、声は届いてましたか?
樋口 届いてました! 届いてました。今日は自分の味方でした。DNA-GPでは敵かも知れませんけど、味方でしたね今日は。やっぱりDNAは仲間ですね。熊本の狂犬も今、ケガで欠場してますけど、これ見て何か思ってくれたんじゃないですかね。
石川 まあ樋口と真正面からぶつかるっていう自分のやりたいプロレスがやれて勝ったんで、まあよかったなと。あと(総選挙の)2位と1位、誰が来るかわからないですけど、DAMNATIONの仲間以外だったら誰にも負けないんで、誰が来てもいいっす。それだけです。
――佐々木選手と遠藤選手は惜しくもKO-Dタッグ奪取なりませんでしたが。
佐々木 まあリング上でも言った通り、俺たちはタッグのベルトもキャンディスも諦めちゃいない! リマッチだ、リマッチ! リマッチを要求する。(スマイルヤンキーに)言っておけ!
――総選挙の結果次第ではもしかしたらDAMNATIONのメンバーが、石川選手のKO-D無差別に挑戦する可能性もあるわけですが。
石川 何かルールで、同じチームは挑戦出来ないっていうのがあったと思うんですけど。
佐々木 ……ないだろ(苦笑)。ないだろ!
石川 すみません。今、勝手に想像して。ないです。
佐々木 ハハハハハ。
――石川選手は同じチームでやるのは嫌みたいですが、佐々木選手としては全然構わない?
佐々木 俺が2位になって10月の後楽園でこのシングルのベルトを獲ります。
石川 勝てる気がしない……。勝てる気がしない。猪木さんだったら殴られてます俺は。試合前から勝てる気がしない。だからちょっと、もしカリスマが2位だったら返上するかもしれないです。
佐々木 ヘヘヘヘヘヘ。
石川 闘いたくないんで、返上するかもしれないです。その覚悟はあります俺は! その覚悟はあります俺は! 言っておいてください。
――では、総選挙の結果待ちということで。
石川 はい。
佐々木 まあどちらにせよ、シングルのベルトはここにある。6人タッグも持っている。タッグのベルトもリマッチで獲る。俺たちDAMNATIONがDDTを制圧する。以上。
石川 (週刊プロレスの)加藤さん、何かあります?
加藤記者 (誕生日)おめでとうございます。
石川 ちくしょー! 最後いいところ持っていきやがって!
http://ddtpro.jp** )では、全試合の詳報と大量の写真をアップしています。ぜひご覧ください!



