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【10・21リポート③】10・28で高木vs高尾の落城マッチ

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    • 第4試合はケニー・オメガvs石井慧介のシングルマッチ。ケニーは石井の髪を掴んでロープに張りつけチョップ連打。さらに髪を掴んで引き倒すと顔面に低空ドロップキック。立ち上がったケニーは石井の右足をキックやストンピングで一点攻め。さらにバックブリーカー・ドロップで足を破壊し、足を捻り上げる。立ち上がった石井に顔面蹴りからロープに張りつけての強烈なチョップ。足をロープに括りつけるとそこへドロップキックを決める。ケニーのバックを取った石井だったが、ケニーはこれをぶん投げて阻止。だが再度、石井がバックを取って投げ捨てると、これを着地したケニーがストップ・エンズイギリ。さらにロコモーション・ジャーマンから低空ドラゴン・スープレックス。続いて出した波動拳を避けた石井はgo 2 sleep。走りこんできた石井を担ぎあげたケニーだったが、石井が後ろに回って胴絞めスリーパー。何をしてもスリーパーを離さない石井に、ケニーは一瞬落ちたかと思われたが、そのままコーナーに登ろうとする。さすがに危険と思ったか、石井は離れてジャーマンからニールキック。これはカウント2。ケニーを立たせた石井は投げようとするも、ケニーがぶっこ抜きのライガーボムでフォール。クリアされるとランニング・ライガーボムを狙うも、石井がフランケンシュタイナーでコーナーにケニーを叩きつけてニールキック。これを避けたケニーがハリキリキックからクロイツ・ラス。これでケニーが3カウントを奪った。

      休憩前、11・25後楽園で引退を控えるポイズン澤田JULIEが登場。亜門GMから10・28新木場のカードが告げられると、PSJは「相手にとって不足はない」とコメント。引退試合について、亜門GMから『澤田対ウルトラマンロビンの60分アイアンマンマッチ』『60分のアイアンマンマムシデスマッチ』『ホーデスミン対ポイズン澤田』と次々と香ばしいカードが提案されたが、PSJは「悔いが残るだろそんな試合! 悔いを残したくねーんだよ! 俺はこの先、もっともっと未来を、ドラマティック・ドリームと闘いてえんだよ! 妻木洋夫、遠藤哲也、そして竹下幸之介だ!」と相手を指名。これに亜門GMは「妻木、遠藤、竹下相手に澤田さんが3対1で闘う」と決定しようとしたが、PSJは「うん、それでもいいんだけど……ちょっと待て! それちょっと無理だから! こっちもそれなりの相手を用意した。まず蛇界の牙、多咬刺! もう一人は、ここでは言えない。Xにしといてくれ」とアピール。「澤田さんと多咬刺さんとX……引きが弱いので認められない」と否定する亜門GMに、PSJが呪文をかけ、カードを決定させた。

      第5試合は木高イサミ&高木三四郎vs入江茂弘&高尾蒼馬のハードコアタッグマッチ。高木と入江がギターで殴りあう。大きさにあまりに差があるため一発で吹き飛んだ入江のギターだったが、入江のアーマーの棘にあたり高木は悶絶。高尾とイサミは場外でイス攻撃合戦。入江を場外で寝かせた高木は自転車で体当たり。高尾はピコピコハンマーでイサミを攻撃し、ボディスラムから口に含んだ水攻撃。そのまま両者場外乱闘。入江は東側客席プレートに高木を叩きつける。高木はギターを手にすると「応援ソングを歌ってやる」と『ギザギザハートの子守唄』を歌い始めるも、高尾がバルコニーからタライで攻撃しカット。リング上に戻り、イサミと入江&高尾が攻防。その横で必死に椅子で城を組み立て始める高木。気を使いながらイサミ達は攻防を繰り広げるが、高木は「揺らすな! 俺の邪魔をするな!」と味方もろとも攻撃。あと少しでタワーが完成という所でイサミがロープの反動をつけた振動で椅子の城が崩壊。怒った高木が残骸に高尾を放り込もうとするも、逆に自分が放り込まれる。そのまま場外戦へ。イサミが入江に椅子を使ったセントーン。入江は逆に強烈なダイビングボディ。勇脚を2連発ではなったイサミだったが、2発目をラリアットでなぎ倒した入江は、再度立ち上がったイサミをエルボーでなぎ倒し強引にフォール。そのまま3カウントを奪った。高木は「負けたのは城が落城したからじゃー! 高尾、よくも俺の城を落城させたな、nWJといいフザけんなこの野郎! こうなったらな、俺と城をかけて戦え、次の28日の新木場で、城を作ってやる。敗者落城マッチ、どうだこれで! 細いルールはな、追ってリリースするよ」と強引にカードを決定。高尾は「なんでも人のせいにするな! もう、ダダこねてめんどくさいから、落城マッチやってやるよ!」とこれを承諾した。イサミは「ハードコアっていう、一番得意なルールでやって、負けたけどな、むちゃくちゃ気持ちよかったな、入江。楽しかったな。こっちが落城するんだったら、俺達は身体が落ちるまでやろうぜ。場所はDDTじゃない、ユニオンだ。今月は決まってんだ、悪いな。11月、今日楽しかった2倍、3倍のおもしろさ、2人でやってやろうよ」と入江にシングルを申し込む。入江は「イサミさん、こちらこそよろしくお願いします。そして次のシングルでも、勝つのは僕です」と宣言した。

      第6試合はMIKAMIvsHARASHIMAの一騎打ち。MIKAMIが急襲して試合スタート。コーナーにHARASHIMAを押し込むとセカンドロープに登ってグーパンチ連打。さらに座り込んだHARASHIMAへヒッププレス。首投げでHARASHIMAを倒すと、MIKAMIは脚立を持ち、HARASHIMAめがけて脚立をボディースラム。そのまま前転するように自身も上に乗ったせいで、自分もダメージを受ける。HARASHIMAは脚立をコーナーぎわに立てると、MIKAMIをボディースラムでセットし脚立に登る。だが、MIKAMIが逆側から上り、HARASHIMAの背後をとると、脚立を使った羽根折り固め。これでリングに落ちたHARASHIMAへMIKAMIはエルボー連打からストンピング。さらに脚立をHARASHIMAの首に引っ掛けると、そこ目がけて飛びつきフランケン。だがその反動で脚立がHARASHIMAの首から外れ、なんとMIKAMIの首へ! 思わぬ脚立攻撃にMIKAMIも呆然。立ちあがったMIKAMIにミドルキックを連打したHARASHIMAは「これ超痛いぜ!」と言いながらMIKAMIのボディーに脚立をセット。逆側から脚立にローキック攻撃するも、蹴ったHARASHIMAも大ダメージ。HARASHIMAはMIKAMIをエプロンに寝かせると、リングから出た上半身めがけて場外へのスワンダイブ式ギロチンドロップ。リングに戻ったMIKAMIへHARASHIMAは「チェストー!」と叫んでミサイルキック。これはカウント2。HARASHIMAはMIKAMIを担ぐも、後ろに着地したMIKAMIは雁之助クラッチでフォールするもカウント2。MIKAMIは脚立を手にすると、コーナー際で立たせる。そしてHARASHIMAをセットすると脚立からヴォルカニックボム。だがこれを山折りで迎撃したHARASHIMAはMIKAMIとパンチ合戦。MIKAMIを脚立に叩き込んだHARASHIMAはラッシーボム。さらに走りこんできたMIKAMIをカニバサミで顔面を脚立に叩きこむと蒼魔刀。だが、これをスク~ルボ~イで返したMIKAMI。これを返したHARASHIMAが立った状態のMIKAMIに蒼魔刀を叩きこみ3カウントを奪った。

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