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【海プロレスリポート】砂浜で海で防波堤で大暴れ!!!

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    • 8月24日、神奈川・大浜海岸の慶応義塾大学生CampStoreにて「海プロレス」がおこなわれた。曇天模様にもかかわらず多くのファンが来場。対戦カードはHARASHIMAvs飯伏幸太vsアントーニオ本多vs中澤マイケルvs伊橋剛太vs三富政行の6WAYマッチ。ステージ前の砂浜で闘いはスタート。6選手による腕の取り合いからマイケルの号令で海へと突入。波打ち際での数珠つなぎの首4の字固めをHARASHIMAが逆エビ固めにひっくり返すと、一番最後に首4の字をかけていた飯伏が松井レフェリーが足で引いた線へと手を伸ばしてエスケープする。再びステージ前の砂浜へと戻り、マイケルvs三富、アントンvs伊橋で攻防が進み、ステージ上では飯伏とHARASHIMAがハイキックが相打ちとなってダブルダウン。するとアントンが伊橋を連れて海へと直行。そのまま海の中で6選手が攻防を繰り広げる。砂浜に上がるとHARASHIMAはワカメを手にしてグルグル回り「ワカメタイフーン!」と伊橋、三富、マイケルと攻撃していった。飯伏とマイケルがトイレで用を足していると、小窓からHARASHIMAがワカメを投げ入れ、トイレ内から悲鳴が。トイレでの攻防の後、飯伏は砂浜でマイケルのマウントを取るとコーラを顔面にかけ続ける。アントンが飯伏を掴まえて向かった先には2つの穴が掘られてあり、飯伏を落とそうとする。片方の穴にはマイケルがすんなり収まると、飯伏は伊橋を穴へと落とす。両者を砂で固めると、スイカ割りタイムへ。三富がデッキブラシを振り下ろすも伊橋の顔の横スレスレを通って地面へ。飯伏はやたらデカい角材を手に振り下ろすが、これも伊橋の顔面の横を通過し地面へ。ここで肝心のスイカがなかったことに気付く。2人の顔の間にスイカが置かれると、HARASHIMAが角材で見事に割ってみせた。スイカを観客にも振る舞ってなごやかな空間になったのも束の間、この日のために自然発生的に集まってしまった花火が飯伏の手に渡ってしまうや、状況は一変。砂に埋もれて動けないマイケル、伊橋に飯伏はここぞとばかりにPK攻撃。危険を察知して脱出した伊橋、マイケルが海に逃げるも、飯伏はPK攻撃で追い続ける。マイケルは飯伏のPK攻撃をかいくぐり、フットボールスピアを決めてみせたが、倒されても飯伏はPK攻撃をし続ける。そのまま6人は防波堤へと移動。アントンのバイオニックエルボーでマイケルが海へ転落。続いて三富のトラースキックでアントンが海へ転落。三富は転落した2人目がけてフロッグスプラッシュで海へ。海の中の3人へ伊橋が防波堤からプランチャを投下。続いてHARASHIMAもプランチャで海へと飛んでいく。そして飯伏が防波堤からのムーンサルト・アタックで海の中の5人目がけてダイブ。何事かとライフセーバーさんが出動する事態にもなったが、それでもプロレスは続行。ステージ前に戻ると飯伏のソバットからのその場跳びムーンサルトをかわした伊橋が砂浜にジャーマンで叩きつけ、ステージに上がってムーンサルト・プレスを狙う。すぐに蘇生した飯伏が下からすくい上げてシットダウン式ラストライドの体勢で伊橋を抱えたまま海へ一直線。そこで伊橋を沈める様に決めてみせたがカットされてしまう。HARASHIMAがマイケルを連れて再びステージ前に戻ってくると夏の終わりに熱くなって火照ってしまったマイケルがアンダータイツを右手に装着しアルティメット・ベノムアーム狙い。HARASHIMAがこれをかわしてマイケルに誤爆させるとファルコンアローからステージに上がって蒼魔刀をズバリ。そのままカバーして勝利した(40分15秒)。

      試合後、鶴見亜門GMが「DDT両国大会の後の海プロレスでこうやってハチャメチャにやるのもDDT独特ということで、こういうバカなことを思いっきりやることもDDTとして続けていきたいと思いますので応援の程よろしくお願いします。来年はどうなんですか、三富君?」と三富に振ると三富は「来年もやりましょう!」と約束。最後はHARASHIMAによる締め。「両国の後にこういうハチャメチャな海プロレス、こんなにたくさんのご来場ありがとうございました! また来年もこの海プロレスをやってやるさー!(ファン『なんで~!?』) またハチャメチャにやってやるさー!(ファン『なんで~!?』)なんでかって? それは鍛えているからだー!」

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