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【大阪初日リポート】入江が彰人を撃破、KO-D無差別次期挑戦権獲得/石井が次期EXTREME級王座挑戦者に/竹下&遠藤がケニブシ

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    • 12日、大阪・道頓堀アリーナにてDDT「復活!! 大阪・道頓堀ストーリー13」がおこなわれた。オープニングの鶴見亜門GMによる前説ではセミファイナルの次期DDT EXTREME級王座挑戦者決定4WAYマッチのルールについて「普通にやってもおもしろくない。私がとっておきの、すごくおもしろいルールを考えましたので、どうぞご期待ください!」と話した。



      第1試合は大石真翔vs高尾蒼馬のシングルマッチ。高尾が「あ!」と会場奥を指差し、大石の気を逸らして攻撃。オールドスクールは2階席のへりを掴みながら決めてドロップキックへ。足の甲を踏みつけさらにダメージを重ねる高尾。大石の逆水平に「イッテェ!」と声を挙げるも、すかさず足の甲を踏みつけてペースを譲らない。レッグロックを決めながら足の甲をぶん殴っていく高尾。大石は何度も押さえ込まれたがフォールは許さず、コーナー対角線でのランニング・フォアアームで逆転する。高尾も大石のナックルパンチを耐えてカウンターのトラースキック。前屈みになった大石の背中にダイビング・フットスタンプを投下して盛り返す。このカバーはカウント2。大石は抱えられるも回転エビ固めに切り返し、串刺し攻撃もフロント・ハイキックで回避。すぐさま「よっしゃいくで~!」とスイングDDTを決めると、「終わり!」とデルフィンクラッチ狙い。高尾がこれを下からすくって丸め込むもカウント2。高尾が足の甲を踏みつけ、続いて攻撃せんとしたところを大石がかわして丸め込み。さらにヨーロピアンクラッチにつないで技ありの3カウント。







      第2試合は佐藤光留&松永智充&中澤マイケルvsアントーニオ本多&佐々木大輔&内田祥一の次期KO-D6人タッグ王座挑戦者決定戦。アントンが入場するなりモンスターアーミーが先入場のシットハート♥ファウンデーションを奇襲してスタート。それでも松永が内田をバックドロップで叩きつけ早々にカバーしたがアントンにカットされた。内田もドロップキック連打で盛り返すとロープに飛んだが、ここでエプロンから光留がミドルキックで動きを止める。内田を場外に引きずり出したシットハート♥ファウンデーション。松永がローションを口に含むとマイケルの口へ。さらにマイケルの口から光留の口へとローションがリレーで運ばれ、光留が内田の顔面に垂らして場内からは悲鳴が。光留はさらに口の中に指を突っ込んで「ウォェッ!」と何かを吐き出さんとする勢い。観客からの悲鳴は一段と大きくなった。マイケルが内田の体の上にローションを垂らし、その内田で足を滑らせて体を浴びせて押さえ込むトリッキーな攻撃。シットハート♥ファウンデーションに入れ替わり立ち替わり攻撃され続けた内田だが、光留のフロント・スリーパー狙いをバックフリップに切り返して逆転。替わった佐々木が一気呵成の攻め。光留も串刺し攻撃をかわしてミドルキックから水車落としで逆転。カバーをカウント2でクリアされるやいなや腕十字に持ち込む。佐々木もこれを切り返しクロス・フェースロックへ。これをさらに光留が腕十字に切り返したが、佐々木がロープに脚を伸ばす。佐々木もDDTでやり返して両者が各パートナーとタッチ。アントンのバイオニックエルボーはかわされ、マイケルがフットボールスピア。マイケルのエルボーにアントンはアントンアップから「YOU!」と指差すも、マイケルは「熱くなってきたぜー!」。アントンのナックルに火照ってアンダータイツ一丁になると巨匠スラムへ。光留と松永がカットに飛び込んだ佐々木と内田も痛めつける。マイケルから重ね履いていたアンダータイツを渡された2人が装着し、アルティメット・ベノムアーム三重奏でモ軍を一網打尽にせんとするが、かわされてしまう。アルティメット・ベノムアームがマイケル → 光留、光留 → 松永、松永 → マイケルと器用に誤爆してしまうと、孤立したマイケルに佐々木のマシンガン発射 → 内田のフライ・トゥ・リメンバーと続き、最後はアントンのダイビング・フィストドロップが決まってフォール勝ち。











      試合後、アントンがマイク。「インナーガーデン一等兵(内田)、佐々木大輔一等兵、アントーニオ本多二等兵が明日、男色ディーノ&大石真翔&アジャ・コングの持つ6人タッグのベルトに挑戦いたします! 明日はベルトを奪取するとともに、アジャ・コングの奥底に眠っている女性としてのエリカを呼び起こします!」。



      第3試合はHARASHIMA&KUDOvsHAYATA&TORUのタッグマッチ。道頓堀軍に捕まったKUDOだが、TORUに鋭いキックを放って逆転。替わったHARASHIMAもエルボーで向かってくるTORUにミドルキックで圧倒。ここからローンバトルを強いられたTORUはKUDOの逆片エビ固めをなんとかロープに逃げると、HARASHIMAのブレーンバスター狙いを首固めで切り返し、カウンターのドロップキックでようやく逆転。替わったHAYATAがミサイルキック。エルボーの打ち合いからHAYATAがミドルキック連打を堪えてジャンピング・ハイキックを決める。両者が各パートナーとタッチ。TORUは飛び付きのショルダーネックブリーカー。KUDOもトップロープを飛び越えてのダブルニードロップを決めてやり返す。これをHAYATAがカットに入る。HAYATAがHARASHIMAに、TORUがKUDOにハンドスプリング・ニールキックの競演。TORUのファイナルカットからHAYATAがバズソーキックにつなぎTORUがカバーするもカウント2。KUDOもカウンターのスピンキックで逆転しHARASHIMAとタッチ。ここからHARASHIMAが怒濤の攻め。ジョン・ウー → 雪崩式ブレーンバスター → ファルコンアローと畳みかけ、KUDOのダイビング・ダブルニーアタックのアシストからスワンダイブ式ボディープレスを浴びせる。最後はバズソーキックから蒼魔刀で勝利した。









      第4試合はMIKAMI&竹下幸之介&遠藤哲哉vs高木三四郎&大鷲透&ワンチューロの6人タッグマッチ。試合前に高木がマイクを取り「新年明けましておmでとうございます! 2014年初の大阪興行です! 2014年も熱いファイトで皆さんを楽しませます!」と誓うと、なぜかガックリうなだれる遠藤に「これから熱い試合でドッカンと沸かせたいのに何落ち込んでんだよ!」と指摘。遠藤は「実はこの会場に来る途中のパーキングエリアで財布を落としてしまいました……」と告白。遠藤「財布は戻ってきたんですけど、中のお金が全部抜き取られていて……」高木「ちなみにいくら?」遠藤「2万円です」高木「それは大変だったね(アッサリ)」大鷲「いやいやいや! ちょっと待ってください、高木さん! アンタ、童貞にとって2万円がどんだけデカいのかわかっているのかよ!? 今日は超満員札止めですよ! こんなにたくさんのお客さんを集める団体の大社長が何を言ってるんですか! 若者たちに夢を与えるためにこの試合を高木三四郎杯お年玉争奪マッチにしましょう! この試合に勝った者が高木三四郎からのお年玉を……」



      大鷲がそうアピールするやいなや遠藤と竹下、MIKAMIが目の色を変えて奇襲し試合スタート。相手チームだけでなく、味方の大鷲とワンチューロにまで攻撃されてしまう高木。大鷲とワンチューロがカバーするも、木曽レフェリーは当然カウントしない。大鷲は「何やってんだよ! お年玉だろ!」と木曽レフェリーに突っかかる。高木は遠藤に「オメエが悪いんだろ!」と言って攻撃。大鷲も「オマエにお年玉はやらない!」と遠藤を踏みつけていく。高木は「お年玉やるよ!」と急所にギロチンドロップ。場内は大ブーイング。苦しい遠藤は大鷲をブレーンバスターでぶん投げてMIKAMIとタッチ。MIKAMIのスクリューキックに大鷲もビッグブーツでやり返して両者各パートナーと交替。竹下がコーナーからの攻撃を狙うもこれを阻止した高木はぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスター。ワンチューロが出てきてミサイルキック。ハーフダウンの竹下に高木と大鷲のダブルの低空ドロップキックにワンチューロは脳天チョップを合わせる。モンゴリアンチョップで襲いかかるワンチューロが竹下のバックを取ると、遠藤がトラースキックで救出。すかさずMIKAMIがデュランダル。竹下がハーフハッチ・スープレックスを決めるもカウント2。竹下はワンチューロの丸め込みを凌いでドロップキックからジャーマンへ。体勢が崩れるもすぐさま片エビ固めでホールドして勝利した。









      試合後、場内は「お年玉」コール。高木は「竹下! 遠藤! オマエら10代、20代の若い選手が引っ張っていかなくちゃいけねーんだよ! だからお父さんが特別にオマエら2人にお年玉やるよ!」とポチ袋を渡す。ここでMIKAMIも貰おうとするが、高木は「オマエいくつだ!」と拒否。「僕たちにもあるよ、お年玉」とワンチューロに語りかける大鷲に高木は「アンタもいくつなんですか? ワンチューロ、チリにはお年玉という文化はない!」と言って引き揚げた。遠藤は「お金も戻ってきたことだし明日は絶対に勝とう」とKO-Dタッグ次期挑戦者決定戦での勝利を誓う。竹下は「2013年プロレス大賞新人賞を取りました。ここからがスタートだと思っています。僕たちがDDTの未来を見せます。ゴールデン☆ラヴァーズとのタッグマッチに勝って、僕らが未来を見せます!」とファンに約束した。





      第5試合は飯伏幸太&ケニー・オメガvs坂口征夫&マサ高梨のタッグマッチ。試合前、飯伏&ケニーが求めた握手に応じなかった坂口と高梨。ケニーと高梨が先発。高梨は細かい反則を使って、ケニーのペースを乱そうとする。ケニーが高梨の丸め込みをカウント2で跳ねのけたところで、戦局はケニーvs坂口に。距離を置いてのローキックからグラウンドに持ち込んでの展開。そして飯伏に替わる。互いにスタンドでの打撃技を繰り出し、坂口のボディーにソバットを決めた飯伏がロープに走ると、エプロンから高梨が背中に蹴りを叩き込んでリング下に引きずり出す。高梨が飯伏を立ち上がらせると、坂口がエプロンを走って蹴りを叩き込む。飯伏をリングに戻すと、ミドルキックの連発で追い込む坂口。スイッチした高梨はロープを使っての首絞めやチョークといったラフファイトで応戦。坂口のスリーパーを振りほどいた飯伏は、高梨にカウンターのドロップキックを決めて、ようやくケニーにタッチ。ケニーは高梨にコーナートップからダイブしてのボディーアタック。しかし高梨は反則技でケニーの突進を止めようとするが、動きのある展開ではケニーのペース。風車式バックブリーカーを決めると、飯伏をリング内に呼び込んで、コンビネーションで高梨を追い込んでいく。飯伏が高梨にセカンドロープからのムーンサルト・プレスを決めると、まだ飯伏が覆いかぶさった状態にかかわらず、ケニーもその場跳びのムーンサルト・プレス。坂口が飛び込んできて飯伏&ケニーに対してミドルキックを乱打するも、飯伏は坂口の蹴り足をキャッチすると、高梨にぶち当てていく。ケニーが坂口に延髄斬りを決めて高梨を孤立させたが、高梨はケニーを突き飛ばして飯伏に激突させ、坂口がリング中央で腰を落としたケニーに走り込んでの蹴りを見舞う。ケニーは坂口の串刺しジャンピング・ニーアタックをキャッチして後方に大きく突き飛ばすが、すぐに立ち上がった坂口は突進してくるケニーにカウンターのミドルキック。高梨が首固めでケニーを丸め込むもカウント2。さらに丸め込みの連続でケニーを追い込んでいった高梨だが、いずれもカウント2でクリアされる。ケニーがロープに走った高梨にフロント・ハイキックを決めたところで、飯伏がミサイルキック。めまぐるしい展開から飯伏がジャーマンを決めたところで、ケニーが高梨をツームストーン・パイルドライバーの体勢に抱え上げる。ここで飯伏がコーナー最上段からジャンプしてPKこころαを決めて3カウントを奪った。











      セミファイナルは男色ディーノ、石井慧介、ヤス・ウラノ、DJニラによる次期DDT EXTREME級王座挑戦者決定戦4WAYマッチ。亜門GMが考案したルールによって勝負が決まる4WAY戦。それは4選手による直接の勝敗では挑戦権を得られず、ポインターとして加わった選手からの勝利でないと挑戦権は手にできないというもの。ポインターとして最後に入場してきたのは中澤マイケルだった。入場テーマ曲が鳴って、状況がよく把握できないままリングインしたマイケル。いきなり4選手が襲い掛かって試合開始のゴングが鳴らされた。リング上は1vs4の展開。マイケルも反撃に転じ、ヤスにドロップキック、ディーノ、石井にエルボーを叩き込んでいくも、ロープに走ったところでニラがリング下から足を引っ張って倒す。すかさずディーノと石井がツープラトンでブレーンバスター。しかし誰かがカバーしてもカットされ、3カウントは入らない。ほかの3選手が闘っている間にマイケルをカバーしたニラだが、当然のごとく阻止される。先に邪魔者を消せとばかりに4選手間での闘いが展開されるが、ディーノがヤスにナイトメアを決めようとしたところで、ニラが「倒すべき相手はコイツじゃないだろ?」とお説教。渋々納得したディーノだが、ニラは漁夫の利を得ようとほかの選手がダウンさせたマイケルをカバーする。これに怒ったディーノ。ニラは「こうなったら拳を交えなければならないな」とディーノに決闘を申し入れる。ディーノもそれに応じたが、ニラが放ったのはパンチでなく足延髄。ヒザを押さえてダウンしたディーノを尻目に、ニラは「俺の拳はこの脚だ!」と勝ち誇る。それでもディーノはマイケルにファイト一発!を決め男色ドライバーに誘い込む。しかしここでもニラが割って入り、マイケルに「本気を出せ!」「熱くなれ!」「火照ろ!」とニーパットをずり下げてアシスト。さらにタイツまでずり下げた。それでもディーノのタイツに頭を突っ込んだマイケル。男色ドライバーにいこうとしたところでまたしてもニラがストップをかける。お説教をしている間にアンダータイツを脱いだマイケル。それを奪い取ったニラは、ディーノにアルティメット・ベノムアームを決めた。アンダータイツ姿のままコーナーに上がったディーノの尻に指を突き刺し動きを止めたニラは、ヤス、石井にカウンターのロケットパンチを決めてダウンさせると、マイケルに襲い掛かる。しかしニラの攻撃をかわしたマイケルは逆さ押さえ込みへ。これにニラは両肩が付く前にギブアップしてしまった。ポインター相手の負けは失格となるため、ニラは退場。コーナーに座ったままのディーノの生尻にマイケルを顔面を押し当てた石井。フラフラとリング中央に戻ってきたところでヤスがウラカンラナを仕掛けたが、マイケルはさらに反転してエビに丸め込む。さらに石井が飛びついてジャックナイフ式エビ固めでアシストする形に。これで3カウントが数えられ、ヤスも失格に。石井はマイケルを延髄斬り、フィッシャーマンバスターと攻め立てたものの、戦列復帰を果たしたディーノに蹴散らされる。ディーノはマイケルのパンチを叩き込み、マイケルのフットボールスピアを耐え抜いて、垂直落下式ブレーンバスターへ。ファイト一発!からの男色ドライバーは阻止されたが、リップロックで動きを止め、飛び込んできた石井にもリップロック。そしてマイケルに男色ドライバー。しかし石井がカットに入ってフォールは奪えず。石井はディーノを場外に落としてマイケルを孤立させると、ラリアットからダブルアームDDTを高角度で決めて3カウント。マイケルから勝利をもぎ取ってEXTREME級王座への挑戦権を手にした。















      メインイベントは入江茂弘VS彰人の次期KO-D無差別級王座挑戦者決定戦。彰人にとっては初のKO-D無差別級王座挑戦へのチャンス。それもあってか緊張した面持ちでリングイン。一方の入江は全身から気迫をみなぎらせて入場してきた。序盤からパワーで押す入江に対し、試合が大きく動いたのは彰人が入江の腕も絡めてドラゴンスクリューを放ってから。彰人はこれを機に徹底した脚殺し。抱え上げて入江のヒザをマットに打ちつけ、多彩なレッグブリーカー、レッグロックの関節技で入江の顔をゆがませる。泣き顔になりながらも、ギブアップだけはしないと耐える入江。彰人は鉄柱を利用しての脚殺し、肩に抱え上げてヒザからマットに落とすなど、手を緩めず。彰人がアキレス腱固めを決めた際には、入江は痛みから相手の爪先に噛みついたほど。エルボーで反撃を試みる入江だが、彰人は痛めつけたヒザに蹴りを放って動きを止める。それでも入江は強引にボディースラムを決めるが、彰人は下から入江の脚を捕獲し、アンクルホールドで痛めつけていく。立つのもやっとの状態の入江だが、一気に投げつけるブレーンバスターを決めてピンチを脱すると、ヒップドロップの追い討ち。それでも彰人は、セカンドロープを利用してのドラゴンスクリューや正面に落とすニークラッシャーでダメージを深めていき、ストレッチマフラーと羽根折り固めの複合技に捕らえる。両腕、両脚の動きを封じられた入江は、必死でロープに這っていき、サードロープを咥えてロープブレイクに持ち込む。その後も劣勢が続いた入江だったが、強引にファイアーサンダーを決めて攻守逆転を狙ったが、彰人の緻密な攻撃は反撃を許さない。リング中央で足4の字を決めた。上半身を起こすと、両腕をつかまれ動きを封じられた入江。しかし強烈なヘッドバット4発で足4の字を振りほどくと、スタンドでエルボーを叩き込む。彰人は痛めつけた左ヒザに蹴りを叩き込むが、入江は意地でもダウンせず。なりふり構わずヘッドバットを叩き込み、ラリアットで彰人を吹っ飛ばすと、エルボーの連発でグロッギーにさせる。そしてパッケージ・パイルドライバー。脳天から突き刺さるのではなく、パワーボムのような形で叩きつけたが3カウントが数えられ、入江がKO-D無差別挑戦権を手繰り寄せた。





















      敗れた彰人はリング上で涙。その姿を見ながら入江はマイクを手に取った。「彰人さん、今日、僕とシングルマッチしてくれてありがとうございました。彰人さんとメインでシングルマッチができて、僕は本当にうれしいです。彰人さん、一緒にずっと名古屋で頑張ってきたから、彰人さんにもKO-D無差別級のベルトに挑戦してほしいっていう気持ちはあったけど、今日は僕が勝ったんで、僕が先に行かせてもらいます。僕が8月の両国でHARASHIMAさんに負けてベルトを落として、すごい悔しい思いをしました、そして、その気持ちは今でも忘れることはできません。だから、だから、先に僕がHARASHIMAさんを必ず倒す。そして、チャンピオンになって、またボクとベルトを懸けて名古屋か大阪でタイトルマッチをしてください。ありがとうございました」この言葉を聞いてリングを下りた彰人は、リングに向かって一礼して引き揚げていった。代わってリングに上がったのは亜門GM。入江に「おめでとう」と声をかけると、入江は思わず抱きついていく。亜門GMの「足、大丈夫?」の問いかけに「大丈夫です」と答えながらもふらつく入江。亜門GMが「この結果で1月26日、後楽園大会でチャンピオン・HARASHIMAに挑戦するのは君で決定しました」と告げられると、「やった!」と手を上げる。「両国以来のKO-D無差別級のタイトルマッチ、今日以上にすごい試合を見せてください。期待してます」との言葉に「ありがとうございます」と答えた入江。さらに亜門GMが「せっかくなんで地元・大阪の皆さんに一言お願いします」と言われると「何を?」ととぼけた言葉を返す入江。それでも「今日は皆さん、ありがとうございました。地元で、メインで、シングルで勝つことができて、ほんとにうれしいでう。これで絶対にHARASHIMAさんが持つベルト、僕が取ります」と勝利宣言。さらに亜門GMから「久しぶりに例のやつ、やっちゃう?」と振られるも、「何?」と入江。「締めの君が考えたやつ」と言われても、「九州ば、元気にするばい?」「皆さんがひとりでもいる限り、みちのくプロレスは…」と確認するも、「みちのくプロレスじゃないから。ここのやつ!」と訂正される。「あぁ、ワイはスペル・デルフィンや」と、ここでもとぼけたことを言うが、亜門GMから耳打ちされてようやく思い出した様子。そして、「自分は1月26日、後楽園ホールでHARASHIMAさんの持つKO-D無差別級のベルトに挑戦することが決まりました。必ずHARASHIMAさんを倒して、僕がチャンピオンとしてまた大阪に帰ってきます。いくぞ! プロレスは絶対に裏切らない。最後までタチムカウ!」と叫んで2014年初の大阪大会を締めた。





      【大会後のコメント】
      彰人 もう一度、イチから這い上がって、この手で、自分の手でKO-D無差別級の挑戦権を手に入れて…。何ヵ月、何年かかってもいいです。自分の手でつかみ取って、必ずもう一回チャレンジします。
      ――同じ名古屋で頑張ってきた入江選手とKO-D無差別級の挑戦権を懸けて闘ったという点ではどんな思いですか?
      彰人 入江さんとはデビュー前から一緒だったで、こうやってDDTの本興行のメインを2人で闘えたっていうのは感慨深いものはあるんですけど、それよりもKO-D無差別級のタイトルに挑戦したいっていう気持ちの方が強かったんで、相手が入江さんっていうのは本当にうれしいことでしたけど、そこはあんまり考えないようにしてました。
      ――最後、握手に応じなかったのは?
      彰人 僕と入江さんとの物語はこれからだと思うんで、僕が入江さんとリング上で握手をするときは、(後楽園)ホールかそれ以上の会場で2人でKO-Dのタイトルを懸けてメインを任された時にしようと思ってるんで、それ以外の時にはしないです。でも身近にいいライバルがいて、ほんとに僕は恵まれてます。またイチから這い上がって挑戦したいなと思います。
      ――次に挑戦権を懸けて闘うのは、やっぱり入江選手がいいと思いますか?
      彰人 思い入れは入江さんとかディーノさんが一番あるので、その2人とできたらうれしいですけど、誰でもいいです。チャンスが来た時に(その2人とは)必ず巡り会えると思うんで、(挑戦権を懸けて闘うのは)誰でもいいです。

      入江 HARASHIMAさんに借りを返すチャンスが来ました。僕がまた、チャンピオンになります。
      ――この半年ほどはどんな思いでしたか?
      入江 やっぱり本当に悔しいっていう気持ちがあって、その気持ちが1回もなくなったことはなくて、ずっと悔しい、悔しいっていう気持ちで。やっぱりDDTの興行の締めのマイク、「鍛えてるからだ!」を僕達もリングに上がってあの決め台詞で最後、締めないといけないときとか、ほんとにすごい複雑な気持ちだったし、悔しいって。その気持ち、ずっと忘れることはなかったですね。この気持ちを全部なくならせるためにも、絶対に次、勝って、僕がDDTの興行を「タチムカウ!」で締めたいです。
      ――今日の対戦相手の彰人選手については?
      入江 彰人さんとは名古屋でずっと一緒に頑張ってきて。もっと強くなろう、もっと大きくなろうって。2人で励まし合ってきた仲なんで、今日こうしてボクの地元である大阪のメインイベントでシングルができたのはうれしいですね。
      ――脚攻めしてくるだろうっていうのは予想してました?
      入江 あの人とシングルマッチをやって、もう何度も歩けなくなるぐらい足を潰されてきたんですけど、脚の1本や2本くれやるっていうぐらいの気持ちで僕も彰人さんを潰しにいったんで、今日は勝つことができました。
      ――HARASHIMA選手を倒すためにはどうすればいいっていうのは考えてますか?
      入江 もう僕はリングに立ったら何も考えない。ただぶつかっていて、思いっきりヒジを叩き込んで、勢いで倒してやろうっていうだけなんで、特に何も考えてないです。
      ――HARASHIMA選手は3冠王者で、年末のトーナメントにも優勝して“最強”の印象がさらに強くなってますが…。
      入江 僕ももちろん、“最強”という称号は欲しいですけど、やっぱりあのときの悔しい気持ち、あの借りを返してやるっていう気持ちが強いです。両国の悔しかった思いを全部ぶつけます。

      HARASHIMA 2つの次のタイトルマッチの相手が決まって…。1つはEXTREME。石井が次の挑戦者に決まったんで、今までのアントンやニラ、ササダンゴとかとはまたちょっと違ったまともな選手なんだけど、どんなルールにするか…。今までどおりっていうか、全然、石井に決めてもらって構わないんで。数字の記憶力っていうので来たら、さすがにやばいとは思うんだけど、挑戦者にルールを委ねてもいいと思ってます。あとKO-D無差別級の挑戦者が入江に決まって、今日の試合を全部見させてもらったんだけど、やっぱり一撃の破壊力は凄いし、試合後のマイクでも悔しい思いって言ってたし、こっちもますます気合を入れて迎え撃たないといけないなと思ってます。
      ――EXTREME選手権のルールで、自ら「やばい」と言うとそこにつけ込まれるのでは?
      HARASHIMA あっ、そうですね。でも、本当はやばくないかもしれないですよ。
      ――何でですか?
      HARASHIMA 何でかって? それは鍛えてるからだー! ……自分、結構、数字っていうのも苦手じゃないんで、いろんなものもいけるんじゃないかと思います。
      ――王者からルールを決めないのは、実はEXTREME的なルールを決めるのは苦手なんですか?
      HARASHIMA 唯一苦手なことはそれですね。それ以外のことは得意なんで。相手が提示したルールで勝ってこそチャンピオンなんだと。
      ――今日の入江選手の試合を見ての印象は?
      HARASHIMA やっぱりパワーと破壊力。彰人がすごいうまい攻め方をしてて、こつこつ積み重ねた攻撃を一発で返すっていう。最後も凄い技で勝って。一撃必殺の技を持ってる選手だなぁって、改めて思いましたね。
      ――昨年8月の両国で闘った時と比べて、違う部分は見られましたか?
      HARASHIMA 見た感じ、大きくなった気がします。気持ちも強くなってきてるんじゃないですか? じゃないとダメでしょ? 入江の弱点は気持ちだと思うんで。まだまだ自分は負けないけど。

      石井 皆さん忘れてると思うんですけど、チームドリフの結成当初の目標は“上の世代を倒す”。特にターゲットはHARASHIMAだったんで、今回、HARASHIMAへのEXTREMEへの挑戦が決まって、非常にチャンスだと思ってます。そして、別にEXTREMEだからといって、おもしろいルールでやらなきゃいけないっていう決まりはないんで、自分が若干有利なルールでやってやろうと思ってます。
      ――HARASHIMA選手は挑戦者にルールを決めさせると言ってましたが…。
      石井 だからって別におもしろいルールでやる必要はないでしょ? ちなみに今日、1月12日はちょうど1年前にチームドリフがKO-D6人タッグ王座を取った記念すべき日なんで、それは覚えておいてください。
      ――基本的には3カウントで勝負が決まるというルールでやると?
      石井 僕は数字が好きなんで、3カウントっていう響きも好きですから。向こうが決めろっていうんなら、僕が若干有利になるルールで。

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