24日、東京・新宿御苑のTEC事務所にて「両国ピーターパン2015~DDTより愛をこめて~」一夜明け会見がおこなわれた。まずは藤岡メガネのような鶴見亜門GMが「ムキョー!」とハイテンションで昨日の両国大会の見切れ席も含めて完売と超満員札止めに終わったことの感謝を述べ、2016年3月21日の両国大会の客席全面開放を改めて報告してトイレへ。トイレからいつもの亜門GMが出てくると昨日、KO-D無差別級王座を戴冠した坂口征夫が呼びこまれて心境を述べた。
「今日朝起きて不思議な気分です。体の痛みで寝れなかった時間もあったんですけど、それを感じた時に夢じゃなかったんだなと。チャンピオンになったんだなという実感が沸いてきました。気持ち的には昨日全部言った通りなんで、今日から坂口征夫第二章。DDTのチャンピオンとして恥じない試合をするために日々また走り続けて精進するだけです」。次回の防衛戦は9・27後楽園で挑戦者は未定だが「兄貴から奪ったこのベルト、誰でもいいです。かかってきてください。いつでも殺(や)ってやります」と述べた。
――ベルトと獲って周囲の反応は?
坂口 おめでとうという声がすごくLINEに入ってました。Twitterを開けたら90件ぐらい入っていて一瞬、炎上したのかと思ってビックリしたんですけど、みなさんに「おめでとう」「感動した」という声を多く聞いたので、よかったなと思います。
――お父さんとは?
坂口 親父とも話しました。サムライ(TV)さんを生で見ていたらしくて、「よかった」「おめでとう」「ケガはないのか」。まあ普通の事、親子の会話ですね。
――どのようなチャンピオン像を描いていますか。
坂口 自分がDDTに参戦してから考えていた自分のスタイルがあるので、まだそれは完成形ではないと思っています。それを早く完成形に近づけることと、チャンピオンとして恥じない、お客さんを燃えさせる、なおかつ感動させる試合を心掛けていきたいと思います。あとは殺(や)るか殺(や)られるかの自分の根本の部分は崩さないつもりなので。
――30日からチャンピオンとして総選挙に臨むことになりますが。
坂口 それはそれとして、また自分の中で別物だと思っているので。チャンピオンだからと言って票が入るわけではないと思うので。それは別物でその一つのものとして捉えていきたいと思います。
――初の両国国技館のメインの舞台に立って、超満員の観客を見てどう思いましたか。
坂口 バックステージの通路で待っていた時点で、ヒシヒシとすごくプレッシャーを感じていて、実際入って一周ぐるっと見渡した時に…すごいですよね。兄貴の入場曲が鳴った時にすごい舞台に立っているんだなと感じてはいましたけど、自分の入場曲が鳴った時には頭が切り替わってはいたので、試合中にはまったく感じなかったですね。試合前と試合後、あの大観衆の前であの大きな舞台で試合できたことは光栄だなと思いました。そして勝利できたことはすごく光栄だと思いました。
――改めて酒呑童子の絆に関して。
坂口 いろいろモメたり、こういう形で試合をして高梨さんも高梨さんで立場的に困って悩んだというのもあるでしょうし、昨日の闘いでより一層絆が深まったなと思います。いつも焼酎を3人で飲んでいる仲ですけど、昨日3人で飲んだ酒はうまかったと思いました。
――団体の最高峰のベルトを獲って責任感は?
坂口 ものすごく出てきました。DDTのチャンピオンは坂口だと認識させて、アイツはやべえよと思わせるチャンピオンになりたいです。
HARASHIMAが棚橋弘至戦の振り返りをしたあと(http://www.ddtpro.com/ddtpro/30061/)、チームドリフとスマイルスカッシュが出席。まずドリフが昨夜のKO-D6人タッグ防衛戦を振り返った。
石井「すごい大家さんの気持ちが伝わってきたんですけど、チームドリフらしい試合ができて、いい勝ち方ができたなと思います」入江「意外に強い相手だったと思いました。大家さんと向かい合った時に、大家さんに真っ直ぐな気持ちをぶつけられて、どんどん気持ちが高ぶって、あの人ともっと闘いたいと思って。どんどんやって叩き潰したいと思いました。でも大家さんから学ぶこともたくさんあったので、また闘いたいです」高尾「DDTの中で変わったカラーを持つ3人だったので、そこで勝ててよかったなと思います。あとアリキックが意外と効いた。でも返せてよかったです」
試合後、#大家帝国からのリマッチを断ったドリフ。ただ#大家帝国以外のチームならどんどん防衛戦をしていきたいとのことで、以前からKO-D6人タッグ王座への挑戦を表明していたスマイルスカッシュとの防衛戦が8・30新宿大会で組まれることに。ウラノ「選ばれたことは今までやってきたことが認められて嬉しいです。個人的に大家健に恨みがあるので、ベルトを獲ったら暁には#大家帝国の挑戦を受けて、またボコボコにしたい気持ちはあります」彰人「両国が終わって総選挙が始まるわけですけど、去年僕らはユニットで1位になったんですけど、ユニットとしての実績がなくて。総選挙に弾みをつけて1位になるためにも、ここでユニットの象徴である6人タッグのベルトを巻いて総選挙に弾みをつけたいです」HARASHIMA「去年の総選挙で僕らベルトを巻いてないのに1位になって興行ができた。でも象徴のベルトを獲ったことがないので、ユニットとしてベルトを巻きたいのでこのチャンスを絶対にモノしたいと思います」
高尾「去年の総選挙で1位だったユニットでベルトを持っていなかったと言っていたので、だったらウチらがずっと防衛して総選挙ユニット1位になって本当の一番のチームになりたい」入江「この3人で組んでいれば相手が誰だろうと負ける気はしないので、必ず防衛してユニットで一番になっていきたいと思います。このベルトを持ってウラノさんが大家さんをボコボコにすると言いましたけど、大家さんの相手は僕なので、ベルトは譲らないです」亜門「ベルトとは別に大家選手とやっていきたい?」入江「はい」ウラノ「大家クンとやればいいじゃん。石井説得すればよかったじゃん」亜門「困らせないでよ。説得が一番苦手なタイプなんだから」入江はきょとん顔。ウラノ「そんな顔しないで説得すればよかったじゃん」亜門「説得って言葉がわからないのかな」石井「昨日もいい勝ち方ができて、よりチームワークにも自信を持てて。今回は対戦相手もひじょうに警戒しています。なぜなら、彰人。様々な脚攻めのバリエーションで対戦相手を苦しめ、脚殺しの彰人という異名を持つ。ヤス・ウラノ、インサイドワークを武器に対戦相手を翻弄し、かつて飯伏幸太にシングル戦で勝利。HARASHIMA、通算7のKO-D無差別級王座に戴冠し、DDTの絶対的エースと呼ばれる存在である。必殺技・蒼魔刀は一撃必殺。8・30新宿大会でもHARASHIMAの蒼魔刀が火を噴くか!?」亜門「ありがとうございます。すごくわかりやすい見所ですね」HARASHIMA「過去のスマスカとドリフの対戦成績は?」石井「2勝1敗でチームドリフ」亜門「場所と日付は?」石井「それはデータとして」亜門「全部ケータイに入っているの?」石井「秘密のメモ帳でチームドリフと石井慧介当たった人とか」亜門「すごい! チームドリフの全対戦成績! 75戦している!」HARASHIMA「僕ら負け越しているんだね…」亜門「あとどんなページがあるの?」石井「あとは石井&入江組とか歴代G1優勝者とか、週刊プロレスのどうでもいいニュース」亜門「例えば?」石井「木村&フィーメルが目黒『リベラ』でステーキ三昧」
続いて飯伏幸太&佐々木大輔、竹下幸之介&遠藤哲哉が出席。
まずはKO-Dタッグ王者となった飯伏&佐々木が昨夜の試合を振り返った。佐々木「振り返りたくない」飯伏「僕は全身が痛いですよ。攻撃をしても会心の一撃が返ってくる」亜門「大ちゃん、大丈夫?」佐々木「大丈夫じゃないです。大丈夫じゃないから覚えてません」昨日の大会後、竹下から遠藤とのコンビでのKO-Dタッグ挑戦の要望があり、9・13大阪でのKO-Dタッグ選手権試合が亜門GMからアナウンスされた。遠藤「竹下とシングルをして、結果は僕の負けだったんですけど、竹下のほうからタッグのベルトに挑戦したいと言ってくれて。僕も復帰したらすぐにでもタッグのベルトに挑戦したいと思っていたので、竹下とまったく同じことを考えていたので嬉しいです。タッグのベルトは僕と竹下にとって思い入れの深いものなので、また僕と竹下で巻いてDDTの中を引っ掻き回したいと思います」竹下「僕の中でさいたまでベルトを関本選手と岡林選手に渡してしまって、それを取り返すのを目標にモチベーションを持って頑張ってきましたけど、昨日の両国大会に関しては今のチャンピオンチームの完全勝利だったと思います。でも正直、今僕たちが飯伏選手と佐々木選手に勝てばおいしいと思うので。勝利を狙って一番近い目標はタッグのベルトをもう一度僕たちの腰に巻くこと。その先の目標として関本選手と岡林選手と闘いたいのは心の中にあります」
佐々木「やりたくありません!」亜門「ダメです。防衛戦はチャンピオンの義務なので」佐々木「闘わないで守りたいです」亜門「無理」飯伏「試合せずにベルトをキープ」佐々木「やりません!」亜門「ダメです。やるって言ってんだろ。意気込みを」佐々木「防衛戦は中止です」亜門「やりますよ」飯伏「やるんだよ」亜門「お、さすが2団体所属はわかっている」佐々木「考えます」亜門「対策を考えるならいいよ」佐々木「大丈夫です」
――チャレンジャーチームの印象を。
佐々木 若いですね。童貞っぽい。
飯伏 本当に若い。勢いがある。怖いですねっていうのが普通ですかね。コメントとして。
亜門 普通じゃないコメントってあるの?
飯伏 いい試合になるのが普通なんですよ。そこが怖いです。プレッシャーとか。
亜門 期待されて当たり前だから、そこをさらに超えなきゃいけない。
飯伏 でもたぶんそうなるんですよ。
――チャンピオンチームの印象は?
遠藤 一瞬の閃きは我々にないものを持っているなと。
竹下 頭のネジの外れた人と闘うのは怖いですね。
続いてNOAHで開催される「第9回日テレG+杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦」(9・5有明~9・22後楽園)のDDT選抜チームとして、KUDO&梅田公太のエントリーを発表した。会見にはKUDOと梅田が出席してコメント。梅田「昨日、2人のデビュー戦のパートナーを務めたんですけど、僕もまだ1年経ってないですけど、新しい2人が入ってきてDNAも頑張んなきゃいけないし、あの2人にも絶対負けられないので、若いなりに刺激を受けていろいろチャレンジしたい気持ちがあって、試合前にNOAHさんのタッグリーグでDDT選抜チームがあると小耳に挟んだので立候補しました」KUDO「僕はこの話を全然知らなくて、試合が終わって結果を見たら梅田がNOAHに出たいというコメントを見まして。梅田とはエビスコ酒場で一緒に働いているし、ウェイトもキックのジムも一緒で一番傍にいる後輩というか。なんかちょっと力になりたいなという気持ちが沸いてきて。それと僕自身、NOAHに対する思いもあって、デビュー間もない頃にディファカップがあってNOAHの選手と対戦する機会があって、そこで感じたフィジカルの強さやプロレスのうまさや受け身の美しさが衝撃だった。その経験が今に至っていると思うので、その経験を梅田にも積ませたいし、DDTを代表して僕が出るので勝たなきゃいけないと思います。勝とうね」梅田「勝ちます」
――KUDO選手はタイトルを失って仕切り直しとなりますが。
KUDO 僕は先しか見てないので、これからの身の振り方を考えた時にタイミングよく梅田のコメントを見た時に一緒にいきたいなと思いました。
――梅田選手の評価は?
KUDO 気が強いので、それがレスラーとして大事なことだと思うので。あと若さがある。経験を積んでいけば、DDTの将来を担う選手になると思います。
――NOAHのイメージは?
梅田 ジュニア、ヘビー関係なくガンガンぶつかっているので、すごく体が強いイメージがあります。
――警戒するチームはいますか?
KUDO 全員警戒ですね。お互い高めあっていけたらなと思います。
――梅田選手から見てKUDO選手は?
梅田 とても心強いです。キックのジムでも働いているところでも頼りがいがあります。試合でも見習うところがたくさんあるので、勉強しています。
――梅田選手の気の強いエピソードは?
KUDO 言えない話が多いですね(苦笑)。狂犬です。
梅田 僕はその自覚はないですけど…。
さらに会見にはスーパー・ササダンゴ・マシンが出席。ササダンゴ「新潟プロレスという地域密着団体でスーパー・ササダンゴ・マシンというレスラーをやっておりましたが、このたび新潟プロレスを卒業して正式にフリーランスの一匹狼として、どこの団体に所属しているわけではなく…」亜門「ウチの準所属だよね」ササダンゴ「準所属というか松井預かり…」松井幸則レフェリー「おい!」ササダンゴ「正規ではないですけど、松井預かりというのがあるらしくて、まあそんな話はしてないんですけど、フリーはフリーです。で松井預かりという言葉があるらしいので聞いてみたいです」亜門「卒業する経緯は?」ササダンゴ「2年程前からDDTに参戦してきまして、この一年間でKO-D無差別級、KO-Dタッグ、DDT EXTREME級、KO-D6人タッグと主要なタイトルにはすべて挑戦させていただいて。すべてあと一歩、紙一重で負けてまして。それで何が足りないかと思ったら勝負への執念、あと自分がフリーじゃないということへの甘え。限られた時間の中でプロレスと向き合える環境を作らないといけないと思いまして。あと昨日発表されたDDTプロレス第二弾の映画制作が発表されましたが、そういった意味でも自分の持っている時間をDDTに対して色々と気持ちを集中させたいのが理由で新潟プロレスに説明して。新潟プロレスは今年に入ってからあまり出場できてなくて、DDTと被っている時はDDTのほうを優先していまして、そういう意味ではケジメをつけなければいけないと思っていましたので、しっかり話をして理解してもらった上で卒業させていただきました。今後は松井預かりということで」松井「そんなものないよ」ササダンゴ「DDT系フリーということで。昨日の試合とか見てて僕はDDTでしか極められないプロレスがあると思ってますので、自分のやりたいプロレスや表現したいもの、まさかできると思わなかった映画を作ること、プロレスのチャンスをたくさん与えられると思っていなかったので、少しでも頑張っていけるように思っています。今後ともよろしくお願いします」
――DDT系フリーとしてオファーがあれば他団体に出ていく?
ササダンゴ はい。いつなんどき誰の挑戦でも受けようと思ってます。昨日から緊張状態が生まれてますんで、いつ自分が出ていっても準備はできていますので。パワーポイント、いやMACKINTOSH、ノートパソコンの充電はできているんで。いつでもノートパソコンの準備はできているので、でっかいスクリーンを常備している団体への参加は大歓迎です。
――DDT所属になる考えはなかった?
ササダンゴ (小声で)一応、一回引退しているので。あれだけの興行をしてもらって、ペイ・パー・ビューまでしてもらって、さすがにそれは人として節操がないじゃないですか(と被っていたDDTのキャップを脱ぐ)。さすがにそれはできないです。
再び鶴見亜門GMがトイレに入ると、戻ってきたときは藤岡メガネっぽいGMの姿に。「ムキョー! ムキョキョー! 肺気胸の痕は見ないでー! 乳首は見てー!」と騒ぎ立てて会見はお開きとなった。



