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31回 プロレスと対世間④

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    • 2日目の赤井沙希さんのプロレスデビューも、俺たちが芸能方面で動かなければ出てこなかった話なんだ。俺様が仲良くしている人からオスカープロモーションの方を紹介してもらったんだけど、その人が赤井さんの前担当者だったわけ。「うちの赤井がプロレス好きで、DDTさんも見させていただいていました」という話からお会いすることになったんだ。アイスリボンさんでエキシビションマッチやっていたり、その存在は知っていたけど実際に会ってみたらデカいし、さっそく「プロレスやらないんですか?」ってオファーしたんだよ。これは俺たちが対世間で動いていなかったら実現しなかったことだね。

      2日目に関しても初日同様に自信はある。ダブルメインイベントの飯伏幸太vsオカダ・カズチカは俺たちだけではできなかったことだし、新日本プロレスさんに感謝するしかない。でも現IWGPヘビー級王者で、あまり他団体にも出場させていないオカダ選手を参戦させるからには、それだけ新日本プロレスさんは自信があるんだよね。俺たちもそれに負けないものを出していかないといけない。

      そこでダブルメインイベントのもう一つ、入江茂弘vsHARASHIMAのKO-D無差別級選手権試合は飯伏vsレインメーカーに負けてほしくないし、入江、HARASHIMAならやってくれると期待している。入江という25歳のチャンピオンが両国のメインに上がることがDDTの強みだし、このプレッシャーのかかる状況を乗り越えられれば、DDTの未来も見えてくると思う。

      両国大会まで1週間を切った。正直言ってここまでキツかったし、いろんな部分を犠牲にしたけど、やって来たことでいろんな人脈、いろんなパイプが太くなったことは収穫になった。今回、スケジュールがダメでも次につながる手ごたえがあったし、今後のDDTが様々なジャンルに挑戦していく上でひじょうにプラスになった。メディアへのパイプの太さは業界で俺たちが一番だという自信になったし、ご協力をいただいたすべての方に感謝をしたい。

      DDTは2日間通じて、プロレスの楽しさ、プロレスのすばらしさ、プロレスのすごさ、そしてプロレスが最高のエンターテインメントであることを世間に訴えていく。何が何でも満員にしなきゃいけないし、両国大会が終わった後は翌日のワイドショーなどで話題になるようなことをしていきたい。プロレスの時代が来ていることを俺様は肌で感じている。それに伝える側も気づいてほしいし、変な権威や格、番付で伝える優先順位に惑わされず嗅ぎ分けて世間に届けてほしいと願うばかりだ。(この項おわり)

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