DDTロゴ
DDT

【両国ピーターパン2015リポート】兄弟喧嘩を制したのは坂口! KUDOを撃破して悲願のKO-D無差別級王座を奪取! 最後は”祭

この記事をシェアする

    • 23日、東京・両国国技館にて「両国ピーターパン2015~DDTより愛をこめて~」がおこなわれた。

      13時45分を回ってキング・オブ・ダーク選手権試合から。第3代王者の伊橋剛太は“ハリウッド”ストーカー市川を相手に8度目の防衛戦。伊橋がベルトを雑に扱うとスト市はクレームを入れる。試合が始まるとスト市は耳を取ってアピールしただけ。伊橋は側転からドロップキックを決めて場外に出すも飛ぶと見せかけてフェイント。スト市はアピールしている伊橋の腕を取ってオールドスクールも「走れ」コールに乗せられる。スト市はロープを走ってガッツポーズ。伊橋は「もう一面いけるよ。一人でいけるよ!」とおだてる。しかし、スト市はバランスを崩して自爆。すかさず伊橋が押さえ込むもカウント2。伊橋はムーンサルト・プレスを狙ったが、かわされて自爆。スト市はカンチョーからマヒストラルを決めるもカウント2。伊橋はコーナースプラッシュ。スト市はカンチョーを放つも木曽レフェリーを巻き込んでしまった。ブレーンバスターを投げ返した伊橋がボディープレスで潰すも木曽レフェリーはカンチョーのダメージでカウントできず。「もっと早く」とアピールする伊橋をスト市がスクールボーイで丸め込むと、木曽レフェリーが高速カウントで3つ叩いて終了。

      試合後、スト市は「ベルトをよこせ」とクレームを付けるも亜門GMは「このベルトは負けたほうがチャンピオンになるベルトなんですから。もっと勉強してきてくださいよ」と告げる。さらに伊橋には「市川さん相手に防衛したらもう上がりだな。もう永久王者としてベルト封印でいいんじゃないか?」と提案するも、伊橋は「ベルト封印なんかしねえよ! 俺が実力で引っぺがしてやるよ!」と認めない。スト市も「ウチの団体、一個ベルトがなくなったんだよ! よこせよ!」と欲しがって2人で揉めだすと、亜門GMが「さっさと帰れ! 神戸に帰れ!」とブチ切れて終了。

      続いて鶴見亜門GMと山里亮太さんが一緒に前説。DDT公式スマホサイトが9月4日(木)15時からオープンされることがアナウンスされ、スクリーンではデカいQRコードが表示された。最後は山里さんの「『両国ピーターパン2015~DDTより愛をこめて~』スタート!」とオープニングコール!

      オープニングマッチは井上麻生&渡瀬瑞基デビュー戦。井上と渡瀬は梅田公太とのトリオでヤス・ウラノ&彰人&中津良太と対戦する。井上は紫の迷彩と黒を基調としたコスチューム。渡瀬は黒と金を基調としたコスチューム。井上と中津の先発でスタート。グラウンドの攻防を見せると、梅田からタッチを受けた渡瀬は彰人にエルボー。しかしボディースラムは投げられてしまう。ヤスが出てきて逆水平。さらにニードロップからのカバーはカウント2。中津が出てきて鋭いキックで続く。中津のスリーパーは何とかエスケープした渡瀬。ドロップキックでやり返して井上とタッチ。井上は打点の高いドロップキック。これはカウント2。中津はエルボーをかわしてキャンバスに打ちつけると彰人が出てきて逆水平からアームホイップ。ボディースラムから何度も押さえ込むもカウント2。5分経過、ヤスがシルバーブレット、バックブリーカーで続いて逆片エビ固めへ。渡瀬がエルボーでカットせんとするが、ヤスは唾を吐き捨ててエルボー連打、顔面キックの倍返し。井上もエルボー連打からレッグドロップで浴びせ倒して梅田とスイッチ。しかし、ヤスもタッチワークを駆使して中津と代わると、中津がスライディングキックなどで攻め込む。中津のフロント・スープレックスから彰人が出てくる。梅田はドロップキックでやり返して渡瀬に「いけ!」とタッチ。渡瀬のエルボーに彰人は「効かねえよ!」。渡瀬は何とかランニングエルボーで倒すもカウント2。梅田の変形ジャックハマーから井上は場外のヤスにスワンダイブしてのプランチャ。渡瀬のミサイルキックを食らった彰人だが、キャンバスへのニークラッシャーでやり返すと、サソリ固めへ。リング中央まで引きずり込んでギブアップ勝ち。

      【試合後のコメント】
      中津 凄い楽しいんだろうなと思いましたけど、楽しかったですね。
      彰人 初めての両国だもんな。
      中津 そうなんですよ。何回でも上がりたいですね。
      ヤス 中津がはしゃいでたのがよかったですね(笑)。人が多いとそのぶん、はしゃぐっていう。新鮮な気持ちになりましたね。まあ、精一杯やってるつもりではあるけど、楽しむって気持ちが中津だったり、他の人たちにより、自分は劣ってたかなって。勉強になりました。
      彰人 まあ、今回二人デビューすることができて、アイツらは夢がかなったんですけど、夢って紡いでいくことって教わったんで。あいつらも次の夢を見つけて、夢を紡いでいってほしいですね。凄く、いい新人なんじゃないですかね


      梅田 今日、若い二人がデビューして、僕も若いなりに刺激を受けたので、もっといろんなことにチャレンジしていきたいです。こないだ発表されたプロレスリング・ノアのジュニアタッグリーグ戦に僕は出たいので。決まってるかもしれませんが、怒られちゃうかも知れないですけど立候補したいです。もちろん、組む人も決まってないですけど、立候補したいと思います。
      井上 凄く楽しかったです。ゲートの前に立って見えた景色は一生忘れないと思います。入場してからの試合中も、すべての景色が素晴らしくて楽しかったです。これからもっと楽しんでいきたいです、よろしくお願いします。
      渡瀬 どの技もメチャクチャ痛くて、プロの厳しさ味わって。それでもプロレス最高です。負けたし、チームの二人の足を引っ張っちゃったかもしれないけど、プロレス最高です。夢はトップですけど、まだまだ自分は弱いんで。プロレスラーになって、将来はチャンピオン目指して、これからもプロレスやっていきたいです。

      ――今日の試合の点数は?
      渡瀬 足を引っ張っちゃったので0点です。イチからスタートします。
      ――両国でデビューしたことについては?
      井上 もの凄く光栄でした。いいステージ用意していただいて。凄く感動しました。入場で泣きそうになってた自分がいました、乾燥しすぎて。両国でデビューできてよかったです。
      渡瀬 いつも見てた両国の景色をリングから見て、自分もプロレスラーになったんだなって実感しました。必死で、凄く時間を早く感じて、すぐ終わっちゃいました。両国味わいたかったんですけど、一瞬でした。また、立ちたいと思います。足、折れたかもしれない……。
      井上 大丈夫ですか?

      ――相方にはなんて伝えたいですか?
      渡瀬 俺はプロレス大好き芸人じゃなくて、プロレスラー芸人なんだって言いたいです。
      ――芸能界の人も応援してくれてると思いますが?
      渡瀬 凄いいっぱい来てくれたんで、負けちゃって申し訳ないんですけど、次もっと強い姿を見せたいです。

      第2試合は時間差入場タッグバトルロイヤル。MIKAMI&勝俣瞬馬vsグレート小鹿&ゴージャス松野でスタート。さっそく師弟タッグが襲い掛かっていく。MIKAMIがミッキーブーメランから勝俣がその場跳びムーンサルトもカウント2。第3入場は松永智充&岩崎孝樹。松永が勝俣をエプロンに出すと水を浴びせて場外に落として失格に。第4入場は紫雷美央と星誕期。誕期の背中から美央がフットスタンプを浴びせて、さらに誕期が松永にボディープレスも岩崎がカット。エプロンに出た松野を美央と誕期が落とそうとする。救助せんとした小鹿だがかわされて松野と接触。松野が転落して失格となった。小鹿と松野は場外で揉めて別々に退場。第5入場は福田洋&ヨシヒコ。ヨシヒコのダイビング・ボディープレスで美央と誕期をまとめて押さえ込んで失格に。第6入場は大鷲透&平田一喜。平田がダンス入場。するとヨシヒコが大鷲に人工衛星ヘッドシザース。振り回している間にヨシヒコが平田に接触して二度もダンス失敗。第7入場はアジャ・コング&大石真翔。大石がサングラスを発見するもアジャは装着を拒否。大「アジャ」コールに乗せられてアジャが装着。するとあの曲が流れてアジャがダンス。さらに大石に渡された一斗缶の中からサングラスを取り出すと残った全員に掛けさせてダンス。その後、アジャが松永、福田を次々にオーバー・ザ・トップロープにして、平田にはバックドロップを見舞って失格にした。最終入場はLiLiCo&宮武俊。『ファイナルカウントダウン』が流れる中、黒の羽根飾りをまとったLiLiCoは目元も黒のペイント。宮武が大石にエルボー、LiLiCoもドロップキックを見舞って大歓声。LiLiCoは渾身のキャメルクラッチを見舞うもアジャにカットされてしまう。アジャは「プロレス舐めんじゃねえ!」とナックルからボディースラムを見舞っていく。場内は「リリコ」コール。大石が出てくると、顔面をこすって場内ブーイング。アジャは「所詮オマエには無理なんだよ!」とコブラツイスト。宮武がカットするも排除されてしまう。大石はブレーンバスター狙い。これをLiLiCoが踏ん張って投げ返して大歓声。タッチを受けた宮武が大石に串刺しスピアを狙うが、かわされてしまうとアジャのバックドロップを食らう。これはカウント2。アジャはダイビング・エルボーをアピール。宮武が回避するとLiLiCoがダイビング・ボディーアタックを見舞う。宮武のハートアタックはカウント2。直後にアジャの裏拳を食らってしまうもLiLiCoがカット。そのLiLiCoにアジャが一斗缶殴打で蹴散らす。アジャが宮武に垂直落下式ブレーンバスターを決めて勝利した。

      試合後、アジャがLiLiCoの腕を取って健闘を称える。その後、アイアンマンベルトを誇示していたアジャの背後をLiLiCoが襲いかかって丸め込むもカウント2止まり。アジャは「せっかく、ようこそプロレスへって称えてやったのに!」と憤慨。LiLiCoは「そのベルト、絶対に獲り返してやる!」と絶叫。アジャは「こうなったらいつでもオマエとやってやろうじゃねえか! 次はこんなもんじゃすまないからな! ていうか俺がこのベルトをずーっとずーっとずーっと持ってこのDDTに上がり続けるからな!」と宣言して引き揚げた。

      【試合後のコメント】
      アジャ (LiLiCoも)なかなか頑張ったんじゃねえかと思ったんだけどな、最後の最後で。とんでもない性悪だな!
      大石 汚ねえヤローですよ! アジャ様からアイアンマンのベルトを取ろうなんて、ふてえヤローですね!
      アジャ 渡さないよ、あのヤロー! アイアンマンのチャンピオンっていうのも、半分くらい忘れられてるけどな、何があっても渡さないし、ずっと出続けるよ? これからも。 
      大石 頼もしいっす!
      アジャ 最初、イヤな顔してたけど、組んでよかったろ?
      大石 よかったっす! 自分、アジャ様に一生、ついていきます!
      アジャ そうだよ。オマエ、うしろから襲うなよ?
      大石 襲わないっす! 自分、襲わないっす!
      アジャ そんなことしたら……おまえ、(狙ってそうな)その顔!
      大石 大丈夫です! ずっとサポートしますんで!
      アジャ 誰にも渡さないからな! これを持ってるかぎりはDDTに上がり続ける! そして LiLiCoだろうが赤井沙希だろうが、誰の挑戦でも受けるけど、絶対にこのベルトは離しません! 以上!
      大石 カッコイイ! さすが!
      アジャ (帰りながら周りに威嚇するように)いいか! うしろには回るなよ!?


      宮武 アー! ハアハア……。すいませんでした!
      LiLiCo ふざけんなよ……。どうした? 使えねえ!
      宮武 頑張ったんですけど……。
      LiLiCo もっと頑張んばんなきゃ。使えねえよ。顔で選んだからかなあ。あのベルト、絶対に奪い取ってやる、絶対に。許せない! クソー! おまえもちゃんとしろよ!(と宮武を叩く)
      宮武 アー!! 
      LiLiCo ブン獲ってやるからな、ベルト! おまえもちゃんとやれよ!?
      宮武 ハーイ! がんばりま~す!
      LiLiCo 一緒に帰る? 別々? どうする?
      宮武 一緒に帰りたいです!
      LiLiCo 来いよ、じゃあ! かわいい顔しやがって!


      第3試合はウチコミ!presents DDT EXTREME級選手権試合。第33代王者のアントーニオ本多はマサ高梨を相手に初防衛戦。試合前のスクリーンでアントンから形式がブラインドフォール・ブラジャーストリップ・タイガートラップデスマッチと明かされた。選手は目隠しとブラジャーを装着。リング内には虎挟みが設置され、通常のプロレスルールに加え、相手のブラジャーをはぎ取った選手の勝利となるルール。観客の声を頼りに相手と組もうとする両者。手が触れあっておっかなビックリする中、互いに顔の位置を確かめてナックルを放つ。アントンは高梨のブラ紐をズラすと高梨も同様にやり返す。両者はさらにブラ紐をズラしたが、装着しなおして仕切り直し。右手同士でフィンガーロックからアントンが腕を取ると、高梨も取り返していく。アントンがハンマーロックからブラを外そうとする。高梨も同様にやり返すが、アントンが拒否。アントンがコブラツイストからブラを外そうとする。高梨も体を取り返してブラを外そうとする。これはアントンがエスケープ。アントンがブレイクで間に入った松井レフェリーをジャーマンで投げようとすると、高梨はその松井レフェリーをブレーンバスターで投げようとする。アントンは松井レフェリーにナックルパンチを見舞ってしまい、バイオニックエルボーはフラつく松井レフェリーの先にいた高梨に運良く決めた。アントンは松井レフェリーにスコーピオン・デスドロップを決めて伸してしまった。木曽レフェリーが駆けつけてレフェリー交替。アントンが木曽レフェリーのシャツをめくると、木曽レフェリーはブラジャーを装着していた。アントンがそれを剥いで勝ったと思い込んだが、当然無効。アントンは高梨にスコーピオン・デスドロップを決めるとセコンドの福田に「コーナーはどこだ!」と指示を出す。アントンは片手に木曽レフェリーのブラジャーを巻き付けてコーナーに登ると「私の最大の必殺技であるブラジャー巻きつけ式ダイビング・フィストドロップでマサ高梨を仕留めたいと思います!」とアピールするも「一つ問題がある。この技を完成させるためにはブラジャーの量が足りない! もっと拳にブラジャーの重みを感じないとこの技は完成しないんだ! どうすりゃいいんだ! そうだ! 両国国技館にお越しのブラジャーをおつけの皆さん、オラにブラジャーをわけてくれ!」と孫悟空の元気玉ばりに呼びかける。しかし誰も来ない。「このままじゃ完成しないよ~」と嘆いていると、元DDT映像班の藤岡メガネが駆けつけ、Tシャツを脱いでブラジャー姿になると「マッスルでお世話になった藤岡です。僕のブラジャーを使って決めてください!」と言って、アントンの拳にブラジャーを巻き付ける。「いや、まだ足りない。このままじゃ完成しないよ~」と嘆いていると「ちょっと待ったー!」の声。花道に姿を現したのは中澤マイケルだった。「オマエとDDTで一番初めにブラジャー剥ぎ取りマッチをこの俺だよ! こんなこともあろうかと思って今朝の便でシンガポールから帰ってきたんだ! アントン、俺の友情ブラを使ってオマエのフィストドロップを完成させてくれ!」と拳に巻き付ける。それでも「まだ足りない。あと一枚ばかりあれば…。このままじゃこの技は完成しないよ~」と嘆いていると、「アントンさん!」の声が。なんと山里さんがシャツを脱いでブラジャー姿に。「こんなタイミングで俺の性癖が役に立ったんで! 俺のブラを使って勝ってくれ」とブラを巻き付ける。アントンがブラ巻きつけ式ダイビング・フィストドロップを投下したがかわされてしまうや、腕を虎挟みに取られてしまう大失態。高梨が丸め込むもカウント2。タカタニックを回避したアントン。そのまま高梨の足は虎挟みにかかってしまい、その隙にアントンがブラをはぎ取って勝利した。

      【試合後のコメント】
      高梨 (トラ挟みに足を挟まれたまま、這いつくばって)ア~、痛い!! 誰か助けに来いよ!! 覚えてやがれ、あのヤロー! この屈辱は絶対に忘れねー!! イテー! 誰かー!!

      アントン まず言いたいのは、さっきも中澤さんが言ったように、彼とやったブラジャー剥ぎ取りマッチが、初めてのブラジャー剥ぎ取りマッチ。そして、実は私とマサ高梨が何年か前の年末のプロレスサミットでやったのが、日本で初めての目隠しマッチなんですよ。だから、今日はホントにたまたま。私は初めての目隠しマッチでマサ高梨のタカタニックの前に敗れてます。こうして大きな舞台でリベンジできたのを幸せに思います。そして、一番幸せなのは、世の男性でこういう女性モノの下着をつけてしまう人は、実は私たちが思ってるよりもたくさんいるってことですよ。この試合を通じて、そういった人には言えない、心の……それは決して闇じゃない。それはアナタだから。アナタ自身だから、決して恥ずかしいことではない。この試合を通じて、そういったいつも服の下にブラジャーをつけてる、そんなアナタたちに、この試合を通じて感謝と、なんていうか、ハッパというか、おかしくないんだってことを伝えられれば、私は満足です。
      ――今回、「怖い」というのがテーマでしたが、その怖さっていうのは表に出せないものということですか?
      アントン 両国は何千人と入るので、音響が反響するんですよ。ふつうの目隠しマッチが行われる小さな会場とは、また違う音響効果で、相手がどこにいるかホントにわからないんですよ。それが恐ろしいのと、トラ挟みまで落ちている。その恐怖を強調したかったんですけど、この試合が終わってみて、人間の精神、恐怖、カミングアウトできない。「私はふつうの人間じゃないんじゃないか?」っていう恐怖も、期せずして盛り込んでしまった、そういう試合だと思います。だから、それは狙いではなかったです。期せずして、たまたま、みんな意外とつけてるということです。

      第3試合終了後、スクリーンにて飯伏幸太の自伝発売が発表された。「最強編」と「最狂編」2冊同時に小学館集英社プロダクションより10月28日(水)に発売される。

      第4試合は遠藤哲哉復帰戦。遠藤は竹下幸之介とのシングルマッチに臨む。竹下はショートタイツのニューコスチューム。両者が握手をかわして試合開始のゴング。互いにコーナーでエルボーと逆水平を打ち込む展開だが、竹下が優勢に出るとショルダーアタック。遠藤が竹下にフランケンを見舞うもケブラーダは竹下に拒否されて、逆に竹下のプランチャを浴びてしまう。リングに遠藤を戻すと竹下がフェースロック。さらにフラップジャックで投げ飛ばすと、エルボーの打ち合い。竹下がゼロ戦キックからカバーするもカウント2。5分経過、ブレーンバスターの仕掛けあいから竹下がナックルパンチ、逆水平。遠藤もカウンターのドロップキックでやり返すと、エルボーでなぎ倒してバックドロップ。コーナーに登った竹下を場外に落とすと、スワンダイブ式のトペコンを見舞っていった。先に遠藤がリングに生還。カウント19で戻った竹下にフットスタンプからバックブリーカー。さらにサソリ固めで追い詰める。これは竹下がエスケープ。トーチャーラックは竹下が堪えてエルボー。ブルーサンダーは遠藤が踏ん張って側転エルボー。これを竹下がキャッチしてブルーサンダー。カウント2で返されて10分経過。竹下が串刺しビッグブーツから高速ドラゴンスープレックス。このカバーはカウント2。ジャーマンは遠藤が堪えてエルボーの打ち合い。竹下が強烈な一撃。遠藤は回転ラリアットをかわしてDDTからその場跳びムーンサルト。これはカウント2。互いにトラースキックを打ち合って遠藤がブレーンバスター。これはカウント2。遠藤が側転エルボーからトーチャーラックボムは形が崩れてしまう。これはカウント2。スカイツイスターは竹下がかわして自爆させた。ラリアットの打ち合いから竹下がロールスルー・ジャーマン狙い。丸め込みで切り返した遠藤に竹下は回転ラリアットからジャーマンでぶん投げて勝利した。

      【試合後のコメント】
      竹下 両国は僕は4回目です。全部シングルでやらせていただきまして、今回初勝利というかたちになります。遠藤選手の復帰戦でしたが、自分は復帰戦とか関係ないと思っているので。ベストな状態だから復帰したと思っているので。去年、僕は春日部で負けてるので、その借りを返すことだけを考えて試合をしました。自分はベストはつくしました。やっぱり、セミとメインに負けたくないっていう気持ちがあったので一生懸命試合をしました。それでお客さんが僕らの試合がどれだけ印象に残ってるか、それが大切だと思います。最後に、僕と遠藤さんはタッグのベルトをもう1回取りにいきたいです。関本選手と岡林選手と、飯伏選手と佐々木選手、どっちが勝つかわからないですけど、僕はやっぱり関本選手と岡林選手から取り返すのが、自分たちの役目だと思っているので。だからもう一度、僕と遠藤選手にチャンスをください。ありがとうございました。

      遠藤 欠場中、自分なりにできることをやって、いままでにないパワーが得られたと思っていた。いや、パワーを確実に得られてたんですけど、やっぱり欠場した4カ月、竹下との試合の経験の差っていうのがハッキリと出たと思います。試合のペース配分はどうしても試合を積んでいかないと、得ることができないものなので。今日の敗北はそこの差だと思ってます。
      ――竹下選手は二人でタッグのベルトを取り戻したいと言ってましたが?
      遠藤 この欠場中、竹下と樋口が当たることがあって、自分の居場所は正直、なくなったんじゃないかって思ってました。ただ、竹下がそう言ってくれるのは非常にうれしいし、僕も竹下の気持ちに応えたいと思ってます。ホントは勝って、僕から言いたかったんですけど。また、竹下と組んで、福田さんも入ったハッピーモーテル4人で、DDTをかき回していきたいです。

      第5試合は天龍源一郎引退ロード第16戦。天龍は高木三四郎&赤井沙希とのトリオで石川修司&樋口和貞&里村明衣子と対戦する。まずは高木とニューコスチュームの赤井の入場。石川組の入場のあとに『サンダーストーム』が流れて天龍がリングイン。天龍がさっそく先発を買って出ると、男2人を抑えて里村が出てくる。天龍は里村にグーパンチに顔面キックを放つ。さらにショートレンジ・ラリアットから踏みつけた。向かってくる里村に天龍はグーパンチからショートレンジ・ラリアット。里村はローキック連打でようやく打ち崩したがカバーはカウント1で返された。天龍からスイッチした赤井は里村にミドルキック連打からビッグブーツ。里村はハイキックをかわしてローキックからエルボースマッシュを放つ。続いて高木vs樋口の局面に。高木がドロップキックを決めて天龍とタッチ。すると石川が樋口を無理やり自陣コーナーに戻して天龍に逆水平。天龍もこれに応戦していく。石川がヘッドロックで引きずり込んで樋口と交替。樋口と天龍は逆水平の打ち合い。天龍はグーパンチ連打。樋口も逆水平を連打して里村とスイッチ。天龍は里村の腕を掴んでワキ固め。これは石川と樋口がカット。天龍への串刺し攻撃から石川が向かおうとするも、天龍は浴びせ蹴りで打開して高木とスイッチ。高木のドラゴンリングインは失敗して石川のミサイルキックを食らう。串刺しラリアットからコーナーに登ったところを高木がクロスチョップでエプロンに出してぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスター。赤井が出てくると石川も里村とスイッチ。天龍はペットボトルの水を投げつけて赤井に檄を飛ばす。里村が天龍に向かうもグーパンチ。赤井もエルボーでやり返すが、里村がDDTを決めて石川とスイッチ。赤井が巨人2人のツープラトン・ブレーンバスターを食らうと樋口のカバーは高木がカット。樋口は赤井にカナディアン。赤井はスリーパーで切り返すも樋口はコーナーに潰す。赤井は串刺し攻撃を回避してコーナーから飛びつくも体勢が崩れる。高木が出てくると樋口にラリアット。スタナーからラリアットを決めるも石川と里村がカット。場外に出た2人に赤井がプランチャ。天龍と高木のサンドイッチラリアットから高木が樋口にスピコリドライバー。さらにシットダウンひまわりボムにつないで勝利した。

      【試合後のコメント】
      里村 相手側に天龍さんと高木さんと赤井選手。今日でしか組めないようなメンバーと対戦するっていうのは、自分の中で夢のようだなと思いますけど、天龍さんとはもう一試合、佐渡島で戦うので、今日の様なパンチや蹴りを受けないように、もっと天龍さんに入り込んで闘いたいなと思います。
      石川 天龍さんと闘わせてもらえる機会を作ってもらって、感謝してます。天龍さんに思いっきり攻撃して、思いっきり受けるプロレスっていうのは、僕のやりたいことなので。勝手ではありますけど、その精神を持ってずっとやっていきたいなと、改めて思いました。ありがとうございました。
      樋口 天龍さんと最後の引退ロードで試合できたのは夢のようです。自分がずっと憧れていた、全日本プロレスの伝説のかたですから。ホントにうれしかったです。


      高木 ホント、天龍さんには11月を迎える前に、DDTの両国大会に出ていただいて感謝しております。まあ、これを言ったら「おまえ、うまいな」って言われるんですけど、自分がプロレスラーになったきっかけは天龍さんがいたからだと思ってますので。天龍さんのがむしゃらにいくスタイルとか、子供の頃の自分の心に火をつけまして。そういうかたと、この両国で試合ができるのは感無量です。ありがとうございます。
      赤井 最初、里村選手と天龍さんがぶつかり合って、「自分も負けてられないな」という気持ちもあったんですけど、そのあとにタッチしていただいて里村選手と戦って、コーナーに戻ったときに「もっと、やれ!」と言っていただいて。試合を凄く楽しんでらっしゃるなと思いました。今回組ませていただいて凄く刺激になりました。あと、ビックリしたのが、私がボコボコにやられて帰ってきたときに、怒られるのかなと思ったら、「楽しんでる?」とおしゃった天龍さんは、やっぱり凄いなって思いました(感極まって)。今回、組ませていただいて、貴重な経験をさせていただいて。今回の試合で受け取ったことを全部、今後の糧にしたいと思います。ありがとうございました。
      天龍 俺の死んだ婆ちゃんがね、「こういうこと言うヤツらに気をつけろ」って言ってたよ(ニヤリ)。


      第6試合はKO-D6人タッグ選手権試合。第19代王者組の石井慧介&入江茂弘&高尾蒼馬は男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン&大家健を相手に5度目の防衛戦。今回のササダンゴの煽りパワポのテーマは「大家健が6人タッグ王者になる方法」。大家がガンプロの代表で『劇場版プロレスキャノンボール2014』で主役級の活躍をしても、ガンプロの動員数が伸びてないことを指摘したササダンゴは「プロレスをメジャーにしたい」と言っている大家をササダンゴは根拠がないと断罪。しかし、大家のある秘密を発見したというササダンゴ。大家の誕生日は1977年4月8日。大家の父・善一さんと母・桂子さんは1976年6月に東京旅行をしたといい、そこで大家の細胞分裂が始まったという。その東京旅行の目的はアントニオ猪木vsモハメド・アリだったことが発覚。すなわち大家は間接的に闘魂の遺伝子の伝承者であり、猪木がアリと闘いたかった理由は「プロレスをメジャーにしたかった」。つまり、大家が「プロレスをメジャーにしたい」と言っていることは猪木の悲願であると解説する。しかし、チームドリフは言わばアリ並みの強さを持ち、今の大家にはドリフに勝てる要素が一つもないという。そこでササダンゴは「大家=猪木」「ドリフ=アリ」という図式を持ち出し、大家が「アリキック」を出せば勝てると分析。そこで大家がアリキックを成功させるために奇襲しかないとのことでディーノが奇声をあげてコーナーにセット → 奇才・ササダンゴがドリフを分断 → リングに残された奇人・石井がディーノの尻に激突 → ディーノの肛門に棲む寄生虫が石井の鼻腔から彼の脳内に侵入 → リングに倒れた石井の眼前には奇遇にも尻を出したササダンゴ → 二人の中年男性の寄生虫攻撃を受けた石井の意識は朦朧 → すかさず大家がアリキックを繰り出し勝利するという作戦を披露した。最後に『BAD COMMUNICATION』が流れて今成を伴った大家は赤いタオルを首にかけてリングイン。チームドリフは3人ともニューコスチューム。

      試合が始まるとさっそくディーノが奇声をあげて尻を出してコーナーをセット。ササダンゴが石井を振って地獄門へ。フラつく石井は待ち構えていたササダンゴの尻にも吸い込まれてしまう。しかし、大家のアリキックは空を斬り、石井のダブルニードロップを食らってしまって失敗。大家はリング内から花道の入江にブレーンバスターを仕掛けるも、逆に花道に投げられてしまう。ドリフの総攻撃を食らってピンチが続く大家。入江のビーストボンバーはカウント2。頭突きを食らって倒れ込むも頭突きでやり返してダウンさせてようやくササダンゴとスイッチ。石井の野球チョップを堪えてドロップキックを決めるササダンゴ。石井もドロップキックでやり返すと、高尾が飛びつきスイングDDT。ミサイルキックはカウント2。ディーノがエプロンからリップロックを見舞うとササダンゴが垂直落下式リーマンショック。さらにディーノのファイト一発!からササダンゴが垂直落下式リーマンショックを決めると、ディーノが水を噴射しながらリバースえび反りジャンプへ。これは石井と入江がカット。替わった大家がミサイルキック。石井と入江にはまとめてスピアを決めて蹴散らすとディーノが高尾に男色ドライバー。さらにササダンゴが垂直落下式リーマンショック。満を持した大家が高尾にアリキック。しかし、カウント2止まり。ならばと炎のスピアを狙うも高尾がトラースキックで動きを止めて石井がニールキックでアシスト。最後はジントニックで勝利した。高尾はデビュー以来、両国で負けなしの記録を更新。

      ベルトを受け取り引き揚げようとするドリフ。するとササダンゴ、ディーノ、大家、大石、今成が現れる。するとササダンゴは終わりパワポをアナウンス。そこでユニット名決定のお知らせとして巨大LINEグループを活用した若年層の囲い込み、失墜したリーダー・大家の復活ストーリーで共感を呼ぶとして、現在どん底の大家が復活するにはチャンピオンになるしかないと分析。そこでユニット名が超巨大プロレス系LINEグループ「#大家帝国」を発表すると、『BAD COMMUNICATION』が流れる中、ダンスを繰り広げて9・27後楽園でKO-D6人タッグ戦のリマッチを要求して引き揚げた。亜門「リマッチを要求してきましたがどうしましょうか?」石井「お断りします!」

      【試合後のコメント】
      大家 ア~ッ!!! ハァハァ……。
      ディーノ ひとつ、質問いいですか? オメー、これで終わりか?
      大家 何言ってんだおまえ! こんなんで終わりだ? ふざけんじゃねえ、おまえ! こんなの屁でもねえんだよ! 今日負けたし、俺の人生負けっぱなしかもしれねえ。見てるおまえら、みんな、簡単に失踪するヤツいねえよ? 知ってるよ! 俺は失踪してんだよ。何回、プロレス辞めたと思ってんだよ、数えきれねえよ。それで人生負けだと思ってんじゃねえぞ、コノヤロー! 坂井だってそうだよ! プロレス辞めやがって! 俺はな、一緒にデビューしたオマエを超えたくてやってんだよ! なんでさっさと辞めちゃうんだよ。かと思ったら、シレッと戻ってきやがって! なんか言えよ、オイ!(号泣)。
      ディーノ コッチはなあ! おめーらが辞めても、続けてんだよ! いつか、オメーらと、ベルトが取りたいから、リング上で続けてんだよ!(号泣)。辞めたこと威張ってんじゃねえよ!
      大家 やるよ! もう辞めねえよ! あきらめねえよ! わかってるよ! なんもないのはわかってるよ、俺だって! 男色さん! 男色さんが続けてたから、戻ってこれたんだよ! 坂井が頑張ってるから、プロレスやってこれたんだ、俺は!
      ディーノ もう一回いくよ、それなら! オメーは、いや違う! わたしらは、これで終わりなのか!?(号泣)。
      大家 終わりじゃねえよ! やってやるからな、オイ! 一回負けたくらいなんだ! やってやるよ、ベルト取るまで! なあ? なあ?(号泣)。  
      ディーノ ということで、チャンピオンには何度もリマッチを要求する。われわれが勝つまでね!
      ササダンゴ どんな手を使っても、ベルトを取ります。いままで、正直、俺とかは勝つこととか、強さをリング上でひけらかすこととか、プロレスラーぶることとか。プロレスを10何年やっていながら、少し恥ずかしかったんですけど、ちょっと一度真剣にベルトを取ることを考えてやっていこう。……ダメ?
      ディーノ いや、キミが一番、向き合うか不安なんですけど?(苦笑)。
      ササダンゴ いやいや、ちゃんとやりますよ! ホントに。もう涙も乾いたことですし。いや、ホントね、なんでそんなに辞めることを自慢するのかわかんないし(苦笑)。ディーノさんが言ったとおり。俺は言わない派なんで、シレッと派なんで。シレッとベルトを取りにいきましょう。
      大家 おお、わかった! シレッと取りにいこうぜ!
      ササダンゴ エモーショナルに訴えかける必要なんかないですよ! 笑かしてビックリさせて、感心させて褒められて、そのうちにちゃっかりベルトを取ってましょうよ!
      ディーノ それがわれわれのプロレスのスタイルですよ! われわれのプロレスへの正面からの向き合い方ですよ! ガンバレ、ガンバレって、みんながんばってるんだよ。
      ササダンゴ そうだそうだ!
      大家 そんなことねえだろ!
      ディーノ エエ~?(苦笑)。
      ササダンゴ そこを否定された(笑)。おまえ、昨日も3時半で帰ったじゃねえかよ!
      ディーノ われわれの綿密な作戦会議を!
      大家 でも、がんばる気持ちは人一倍あるよ!
      ササダンゴ 結果出せよ! 早くタッチ返せよ、俺たちに!
      ディーノ タッチしてみろよ、いま! 触れねえよ、そんなんじゃ! 来いよ!
      大家 オラ! オラ!(タッチをする) 
      ササダンゴ (冷静に)試合中にタッチしろよ。
      大家 今度は試合中やってやるよ!
      ササダンゴ 遅いよ! なんでかなわない相手にさ、ずっと自分のいいところ見せようとしてさ。みんなわかってるよ?
      ディーノ それはゴメン、帰って話そう。すみません、あの、リマッチを要求します。


      ――やりづらい相手だったのでは?
      石井 いや、大家さんに関してはやりづらいということはなく。会見ではからかったりはしてたんですけど。今回、昭和52年チームと戦ってみて、短い期間の抗争でしたけど、正直楽しかったです。ただ、リマッチは受けません。
      入江 みなさん先輩なので、こう言うのは失礼かも知れないですけど、意外に手強い相手だなと思いました。石井さんと一緒なんですけど、試合をして大家さんのまっすぐな気持ちが凄く伝わってきて。だから、僕の気持ちも凄く燃え上がって、絶対に負けたくない、と。たぶん、大家さんも同じ気持ちでぶつかってきてくれて。試合をしていて凄く楽しかったです。だから、リマッチは受けないですけど、大家さんとはまた試合がしたいです。それはタッグでも1対1でもいいですし、大家さんと試合がしたいなと思いました。
      高尾 大家さんは凄くまっすぐ来て、ウチラはそれを持ちこたえられたと思います。ウチらとは色の違う選手で、手強い相手でした。いろんな意味で強敵でした。でも、リマッチは受けません。


      第6試合後、DDTドラマティック総選挙2015の第1位がKO-D無差別級王者に挑戦することになる11・28大阪府立第一の参戦選手がスクリーンで発表された。まずはRGがアナウンスされて大歓声。さらに山里亮太さんも「参戦選手」として発表されて、本人の驚いた顔がスクリーンに晒されて休憩へ。

      休憩明け、亜門GMと山里さんがリングへ。山里さんは「いろいろ前半戦を振り返りたいんですけど、ワタクシの参戦が決定したことですべて飛んでしまいました」とポツリ。「聞いてない」という山里さんに亜門GMが「マネジャーさんには言ってOKをもらったんですけど」と告げると、「亜門さん、思った以上にウチの会社ブラック企業なんです」とぼやく。「俺にできますかね?」と疑問を投げかける山里さんに「LiLiCoさんにもできたんで大丈夫です。11月28日、山ちゃん参戦決定です」と亜門GMが告げてスクリーンでの発表へ。そこではDDT製作の映画第二弾の決定がスクリーンで告知された。マッスル坂井と松江哲明氏の共同監督でタイトルは「俺たち文化系プロレスDDT(仮)」。2016年に公開予定。続いて今大会でコラボしたモンチッチ君も登場。山里さんと一緒にTシャツバズーカをおこなうも、モンチッチ君のTシャツバズーカがLEDに直撃。するとスクリーンで2016年3・21両国の全面使用でおこなわれることがアナウンス。すると高木大社長が登場。高木「来年の両国は全面でやるぞー! いいか、オマエら! DDTはもっともっともっと上を目指すぞ! 2016年3月21日、DDT両国全面使用のカード発表をする! このカードだ! 東西正面向正面全面使用全域エニウェアフォールウェポントレジャーハントマッチ、要するに路上プロレスだ!」

      第7試合はKO-Dタッグ選手権試合。第51代王者の関本大介&岡林裕二は飯伏幸太&佐々木大輔を相手に5度目の防衛戦。ゴールデン☆ストームライダーズのセコンドには中澤マイケルの姿が。試合がスタートすると関本と佐々木で腕の取り合い。岡林と飯伏が対峙するとグラウンドの攻防。飯伏がドロップキックで岡林を花道に送り出すと佐々木も関本を花道に出す。飯伏は入場ゲートまで連れ出すと宮武が台車を持ち込む。飯伏が岡林を乗せて運ぶと花道から落とした。「もう一回」コールの中、今度は佐々木が関本を乗せて運ぶと花道から落としていった。飯伏が岡林をリングに戻して5分経過。岡林が佐々木に逆水平からボディースラム。関本が出てきてボディースラムで叩きつけると、再び岡林が入ってボディースラムの繰り返し。関本がブレーンバスターから逆エビ固めへ。佐々木はロープにエスケープする。関本が何度も押さえ込むも佐々木はカウント2でクリア。佐々木はドロップキックでやり返すと、タッチを受けた飯伏がスワンダイブ。コーナーに控えた岡林にグーパンチ。関本にはランニング・ミドルを決めてその場跳びムーンサルト・ダブルニー。このカバーは岡林がカット。関本&岡林をバック宙キックで場外に落とすとバミューダ・トライアングルで飛んだ。10分経過、関本は飯伏をショルダーアタックで飛ばして岡林とタッチ。岡林が逆水平で襲い掛かる。ひっこ抜きブレーンバスターはカウント2。続く逆エビ固めは佐々木がカットに入る。岡林は佐々木を逆水平で蹴散らすと、飯伏にも逆水平。飯伏はミドルキックでやり返す。ラリーが続くと岡林が逆紙幣で押す。飯伏はストレートを連打してハイキック。岡林は倒れずにラリアットをブチ込んでダブルダウン。飯伏が先にタッチに成功すると佐々木が岡林にダイビング・エルボーからドロップキック。佐々木は岡林のハンマーパンチをかわしてナックルパンチ。さらに場外に岡林を落とすとイスに座らせて鉄柱からスーパーダイブエルボーへ。佐々木がリングに戻してカバーするもカウント2。15分が経過。佐々木のクロスフェースは関本がカット。ダブル攻撃は岡林が両腕ラリアットで粉砕。関本が出てくると佐々木にアトミックドロップ。そこからアルゼンチンで担ぐと、岡林も飯伏をアルゼンチンで担いで、それを佐々木にぶつけていく。佐々木はダブルのラリアットを相打ちにさせて、トラースキック連打からミスティカ式クロスフェース。これを踏ん張った関本がロールスルー・ジャーマン。すると飯伏がスワンダイブ式フットスタンプでカットする。関本は替わった飯伏を垂直落下式ブレーンバスター。これは佐々木がカット。関本&岡林は佐々木に眉山。飯伏への眉山は着地されてしまう。飯伏と関本のラリアットは相討ち。すぐさま飯伏がラリアットを放つもカウント2。関本は頭突きからコーナーにぶつけて、さらにジャーマンを決めるが佐々木がカット。岡林が佐々木を蹴散らし、関本と岡林がダイビング・ボディープレス狙いでコーナーに登る。飯伏が岡林を雪崩式フランケンで蹴散らし、佐々木が関本を肩車。飯伏がスワンダイブ式ジャーマンを決めたがカウント2。佐々木が岡林を場外に出してトペ・スイシーダ。飯伏は関本にフェニックス・スプラッシュを投下してフォールを奪った。試合後はノーサイドの握手をかわして引き揚げた。

      【試合後のコメント】
      岡林 佐々木大輔と飯伏幸太、凄いタッグチームです。ホントにタッグっていうのは、チームワークを大事にしなければならない。何が起こるかわからない。最後、正直、関本さんに任せっきりにした自分がいました。飯伏幸太を倒してくれるだろうという気持ちがどこかにありました。でも、タッグというのはそうはいきません。ホントにチームワークが大事というのを思い知らされました。
      関本 すまん。
      岡林 コッチこそすみませんでした。
      関本 完全にコッチのペースだったのにな。また鍛えなおして。
      岡林 ホントですね。鍛えなおしてイチからやり直すしかないです。
      関本 どうもありがとう。
      岡林 ありがとうございました!


      佐々木 見てのとおり、地球最強の証が、俺らのもとに来たぞ! 
      ――強いチャンピオンチームだったと思うんですが?
      飯伏 いやあ、『G1』の流れがあってダメージも残ってたんですけど、そのぶん、僕はvsヘビー級というのを何戦もしてきたので。まあ、そのへんはプラスマイナスゼロで、フラットな状態で対戦できたなと思いますけど。今回の勝った要因としては、僕の最大のタッグパートナー、殺人鬼!
      佐々木 ヘヘヘ(苦笑)。
      飯伏 人を殺してますから。このタッグチームなら一生防衛できると思います。

      ――二人とも関本選手のジャーマンを食らいましたけど、互いに一回ずつ助ける場面もあり、チームワークもよかったと思いますが?
      佐々木 はい。なんか、お互いのやばい雰囲気をつかみとれるんで。それは精神的でも肉体的でも、伝わってくるので。それがチームワークなのかな、と。
      飯伏 まあでも、一生防衛しますよ。でも、限界ですよ。33年ぶりに疲労がマックスです。
      佐々木 眉山で脳内、なんかどっかいっちゃったよ。(飯伏に)食らってないでしょ、眉山?
      飯伏 いやあ、あれはもう、着地しないと(苦笑)。
      佐々木 防衛戦はしません! 一生、俺たちのモノです!
      飯伏 守り続けよう。
      佐々木 守り続けよう!


      セミファイナルはHARASHIMAvs棚橋弘至のドラマティック・ドリームマッチ。『HIGH ENERGY』が流れて棚橋が歓声を浴びてリングイン。コールの際には多くの紙テープが投げ込まれる。HARASHIMAの入場にも多くの紙テープが投げ込まれた。HARASHIMAが右手を差し出すも棚橋が応じるフリをしてコーナーに下がってゴング。場内は大「ハラシマ」コール。ロックアップからバックの取り合い。HARASHIMAがヘッドロックを決めると棚橋もやり返していく。HARASHIMAがヘッドシザースで切り返すと、棚橋が抜け出してロックアップから腕の取り合い。棚橋がロープ際でエルボースマッシュ連打。HARASHIMAもショルダーアタックで倒すとミドルキック連打。棚橋が蹴り脚をキャッチするとエルボーから左片ヒザ裏へのタックル。さらに左ヒザを攻撃して余裕のアピール。場内はブーイング。5分経過、棚橋はレッグロックで絞っていく。そこから監獄固めにつなぐとHARASHIMAは張り手やチョップで解除せんとする。棚橋が絞るとHARASHIMAはロープを掴む。棚橋が無視して絞っていくと場内ブーイング。棚橋がボディースラムからサマーソルトドロップはHARASHIMAがかわす。それでも棚橋は左ヒザを攻撃してエアギター。場内はブーイング。棚橋は左脚をセカンドロープに固定して絞っていく。コーナーに振られたHARASHIMAだが、ジョンウーでやり返して串刺し顔面フロントハイキック。セカンドロープに乗せてフットスタンプで踏みつけた。棚橋をコーナーに乗せると雪崩式ブレーンバスターからダブルニードロップ。さらにカバーするもカウント2。棚橋は向かってきたHARASHIMAに低空ドロップキックで足元を射抜くと場外に出たHARASHIMAに鉄柱からプランチャ。エプロンに上がったHARASHIMAに棚橋はリング内からドラゴンスクリュー。10分経過、もう一度ドラゴンスクリューで回すとテキサス・クローバー・ホールドに持ち込む。HARASHIMAはロープに逃げる。脚を取った棚橋にHARASHIMAは空いている片脚で延髄斬り。さらにハイキックからリバースフランケンを決めるとスタンド式蒼魔刀。しかし正調蒼魔刀はスリングブレイドで切り返されてダブルダウン。両者が起き上がるとエルボーの打ち合い。意地のラリーはHARASHIMAが棚橋をフラつかせるも、棚橋も張り手。HARASHIMAはフロント・ハイキックで打ち崩すとつるべ落としを狙うが棚橋がかわしてスリングブレイド。これはカウント2。ダイビング・ボディーアタックを山折りで切り返したHARASHIMAが蒼魔刀を決めたが、惜しくもニアロープ。つるべ落としは体勢が崩れてしまってカウント2。HARASHIMAはハーフダウンの棚橋にバズソーキック。しかしスワンダイブ式蒼魔刀は棚橋が回避してグラウンドのドラゴンスクリュー。脚を取る棚橋にHARASHIMAが張り手。すると棚橋も張り手でやり返してラリー。HARASHIMAがグーパンチ。二発目をかわした棚橋がだるま式ジャーマン。うつ伏せのHARASHIMAにハイフライフロー。さらに正調のハイフライフローで3カウント。試合後、棚橋はHARASHIMAに声をかけて引き揚げた。

      【試合後のコメント】
      棚橋 4試合連続で、両国で試合することに恵まれました。まずはそれにありがとう。俺は珍しく怒ってるよ。グラウンドで競おうとか、打撃で競おうとか、技で競おうとか。ナメたらダメでしょ。これは悪い傾向にあるけど、全団体を横一列で見てもらったら困るんだよ!(机を叩く)。ロープへの振りかた、受け身、クラッチの細かいところにいたるまで、違うんだから。「技が上手だね、マスクがいいね、筋肉が凄いね」じゃないところで俺らは勝負してるから。まあ、これくらいにして。すばらしい選手だと思うよ。すばらしい選手でした。
      ――DDTの両国大会の雰囲気は?
      棚橋 毎年スケールアップしていく、ファンが喜んでいる。それが凄いです。今日、この会場に来てくれたお客さんが、いかに楽しむか、それにすべてを注いでいるDDTは、一番スマートです。
      ――最後、HARASHIMA選手に声をかけていたのは?
      棚橋 ……俺もまだまだだな、と。HARASHIMA選手はこの団体のスターでしょ? スターをよりスターにとは思ってたんですけどね。まだまだ、非情になりきれなかったです。そこかな。ありがとうございました。

      HARASHIMA 新日本プロレスのG1覇者の棚橋さんとの試合。やっぱりメジャー団体のトップだけあって、凄い強かったですね。なかなか崩せずに。でもやってみて、凄い悔しいですけど、楽しかったですね。機会があったら、またやってみたいですね。やられたままでは終わりたくないですね。
      ――力の差は感じましたか?
      HARASHIMA 力の差? それは見た人が判断することじゃないですか。結果を見ればアッチの勝ちですけど、どう見るのか。
      ――自分のペースに引き込めましたか?
      HARASHIMA 途中、いい場面もあったんですけど、あっちの懐も深いというか。まあでも、ホントに楽しかったですよ。
      ――試合後、棚橋選手がかなり怒ってらしたんですが?
      HARASHIMA 怒ってた? ちょっとわからないですね。思い通りにできなかったんじゃないですか。まあ、僕はでも楽しかったです。負けたことだけが悔しかったです。新日本のトップ、メジャー団体のトップの人と試合して、何度も言いますけど楽しかったです。

      メインイベントはグッドコムアセットpresents KO-D無差別級選手権試合。第53代王者のKUDOは坂口征夫を相手に初防衛戦。坂口は髪も眉毛も髭も金色の染めて登場。入場したKUOOは坂口の前でベルトを誇示する。18時8分、試合開始のゴング。坂口がミドルキックで襲い掛かる。ロープ際も互いの張り手をかわしあう緊張感溢れる攻防。グラウンドで上になった坂口が掌底。KUDOも取り返してエルボーを打ち込む。坂口はエルボーからミドルキックを放ってダウンさせる。さらにスナップメイヤーからローキックを放つとニー・オン・ザ・ベリーのキャメルクラッチ。ロープに逃げるとドロップキックを決めてKUDOを場外に出す。KUDOは坂口のエプロンPKを察知し、キャッチしてのドラゴンスクリュー。場外で大の字の坂口にKUDOはトップロープ越えのダブルニードロップを投下。5分経過、KUDOは坂口をリングに戻すとレッグシザース。さらにキャンバスへのニークラッシャーと脚殺しへ。KUDOはスナップメイヤーからローキック。このカバーはカウント2。ミドルキックの打ち合いからKUDOが蹴り脚をキャッチして右脚を蹴りつけてから足4の字。坂口は張り手で解除できずにロープに手を伸ばす。KUDOの倒立式ダブルニーもカウント2止まり。坂口は腹部への頭突きで飛び込むもKUDOのキチンシンクで返されて場外へ。KUDOはトペ・スイシーダで飛ぶが、坂口が回避してエプロンPKを決めて10分経過。坂口がKUDOをリングに戻してジャンピング・ミドルはカウント2。KUDOが掌底を繰り出すも、それを読んだ坂口が腕を取って腕十字を狙うがロープに逃げられた。坂口は払い腰からチキンウイング・アームロック。さらに腕十字につなぐが、KUDOは顔面踏みつけで解除。坂口は右ストレート。KUDOはミドルキック。坂口もミドルキックでやり返す。KUDOはキックで盛り返して8×4。坂口が腕を取ってスタンド式のチキンウイング・アームロック。KUDOがエスケープする。KUDOはその場跳び8×4からダイビング・ダブルニーアタックを投下するもカウント2。坂口はカウンターのキチンシンク。ミドルキックの打ち合いからハイキックは相討ちになってダブルダウン。15分経過、額をつけて睨みあった両者。坂口はKUDOの蹴りに「効かねえんだよ!」と挑発。そこからミドルキックの打ち合い。ハイキックが交錯すると坂口の蹴りをブロックしたKUDOがバックスピンキック。これもカウント2。コーナーに登るKUDOを坂口が追っていく。KUDOがエルボーで振り払って地獄の断頭台。このカバーはカウント1。KUDOのバズソーキックはカウント1。ダイビング・ダブルニードロップを投下するも坂口はカウント2でクリア。コーナーに登ろうとするKUDOを坂口が串刺しニー。しかし、カウント2で返されてしまう。坂口はPKを放つもカウント2。ならばとスリーパー。コブラクラッチに移行するもKUDOが解除してバックスピンキック連打。これはカウント2で決まらない。⒛分経過、KUDOはダイビング・ダブルニードロップ。回避した坂口が背中にランニング・ニー。さらに顔面へのランニング・ニーから神の右膝をブチ込んで3カウント。

      試合後、坂口は亜門GMから正座でベルトを受け取り、それを感慨深く見つめて肩にかけた。呆然とするKUDOに右手を差し出す坂口。KUDOはベルトを取るとそれを坂口の腰に巻いて左手を取ってあげた。坂口は正座して一礼。これにKUDOも応じて抱擁をかわした。坂口にグッドコムアセットから賞金200万円の目録パネルが贈呈される。坂口は記念撮影のあと、それをヒザで割って3等分するとKUDO、高梨に贈呈。坂口「今日は月並みですけど…ありがとうございました。すげえ色々あった自分の人生でしたけど、巡り巡ってようやく最後の舞台にこの素晴らしいリングにたどりつくことができました。そして3年、死にもの狂いで自分の中でやってきたと思います。今日、自分の夢であり野望だったDDTの至宝、KO-D無差別級のベルトを手にすることができて、たぶん42年間生きていて一番うれしい日だと思います。でもこれは自分一人の力で獲ったわけではなく、一匹狼だった自分を仲間に入れてくれた兄弟たち、酒呑童子っていうチームがあって、今日この舞台で兄貴と試合できたことで自分もまた一回り大きくなったと思います。DDTの坂口征夫第一章は終わりました。明日から第二章、兄貴から奪ったこのベルト、誰でもいい、かかってこい。全員殺(や)ってやる。本当に今日はありがとうございました!」坂口が引き揚げようとすると高梨が呼び止める。「おいおいおい、今日のメインを勝ったのは坂口、アンタだろ!? ということは今日の主役ってことだ。今日の主役をこのまま帰すわけにはいかねえよな。この大歓声に応えさせるためにあるものを用意したんだ。あれ持ってこい!」すると神輿が登場。渡瀬と井上が太鼓を打ち鳴らす中、場内に北島三郎の『まつり』が流れる。神輿に乗った坂口がハッピを着て神輿に担がれるとリングサイドを回って花道に戻るとステージに選手も集結。『Into the Light』が流れる中、坂口はベルトを花道に置いて正座して一礼。KUDO、高梨とともに木槌を手にした坂口は「これからもDDT引っ張っていくぞ! 酒盛りだー!」と言って鏡割り。酒盛りの中、坂口は選手一人一人と握手と抱擁をかわす。酒呑童子3人だけになると酒を飲みかわし、坂口が「これからも熱くさせます! よろしくお願いします!」と叫んで両国ピーターパンは締めくくられた。試合後のエンドアナウンスは井上と渡瀬が務めた。

      【試合後のコメント】
      坂口 リング上で言ったとおり、大きく言えば、42年生きてよかったなって。がんばってきた甲斐があったと思います。これからチャンピオンとして、もっと精進していきます。なんか、この“家”にたどり着けてよかったなと思います。幸せです。ありがとうございました。
      ――戦前、「殺し合いだ」と言ってましたが、リング上でKUDO選手と向かい合っていかがでしたか?
      坂口 自分の中で言い聞かせてただけだったので。やっぱり、自分と兄貴と高梨さんの絆って、そんな簡単なものじゃないし、ずっとそれを押し殺して、今日向かい合って。凄い立派な兄貴でした。
      (ここでKUDOと高梨が合流)
      高梨 じゃあ、兄貴!
      KUDO 最後、全然覚えてないけど、大の字になって両国の天井を見上げてるとき、メチャクチャ気持ちよかった。今日はそれだけで充分です。ベルトはすぐに取り返したいって言いたいところだけど、今日は完全に力負けしたので、また気をうかがって、狙いにいきます。

      ――目録パネルを3等分にして渡してましたが?
      高梨 兄貴がもらうのはわかるけど、俺は試合してないからね(苦笑)。「なんで俺にでまで?」って思ったけど、これが坂口さんだよ! これが兄弟の絆だよ! 都合いいときだけ、俺、こうやって言っちまうけど(笑)。でも、若干、兄貴もあのとき、目が光ったよ?
      KUDO いやいや(苦笑)。やっぱり、デカいからだよ。俺らインディーレスラーにとっては(笑)。
      高梨 おいおい、夢のないこと言うなよ(笑)。立石で祝勝会だね! いくらでも飲めるよ! どんなにやりあっても、俺たちの関係は変わらないから。いろいろあったかもしれないけど、最終的に戻ったよ。これからも俺たち、ケンカするかもしれねえけど、この関係はずっと変わんねえから! よし、せっかくなんでね(と、杯の酒を傾ける)。


      【高木大社長の総括】
      高木 2年連続で前売りでチケットが完売したということで、ある程度は定着したのかなと。来年の夏で両国を始めてから7年目になるので。その前にあたる3月の大会は大きなこと、ドンとやらなくちゃいけないかなと思って、初めて全面使用ということでやるんですけど。まあ、やったことないので。ただ、やるからにはもっともっと、上を目指していきたいというのがあるので、チャレンジだと思って、がんばりたいと思います。今日は第1試合からメインまで観ていて、ホントにパッケージとして完成されたなという思いがありましたね。今日は最初から最後まで観ていて、どれ一つとして同じような試合もないし。それぞれにテーマがあったと思ってます。これを継続させて、ブランドの信用というか、価値を形成していって。もっともっと信頼されて、世間に通用するものを作っていきたいと思います。その一環として、映画の第二弾も制作しますし。これは『キャノンボール』ではなくて、ありのままのDDTを、表から裏から全部、見せていくようなものになると思います。そして、DOCOMO、au、ソフトバンクの3キャリアで、公式のスマホサイトを立ち上げることになりました。これも広げていく意味で始めることなので。とにかく、どんどん広げていきたいなと思ってますので。やっぱり、プロレスが盛り上がってるというか。実際、盛り上がってると思うんですよ。盛り上がってる感じゃなくて。近所の全然プロレス知らなそうなママ友だちに「両国、見にいきたいんですけど」と言われて、「ウチですか? 新日本さんじゃなくて?」「いや、DDTさん。今度、いろいろやるんですってね? ちょっと男色ディーノさんがどんな感じかみたいと思います」。そんな話もあったので、割と広まってるのかなって感じました。これを維持していって、どんどん若い人間やいまいる人間を前に押し出していって、ホントにプロレスの黄金時代を創り上げていければと思ってます。新しいかたちに。やりますよ、ハイ。もっともっとがんばります。

      【11・28府立第一に参戦が発表された山里亮太さんのコメント】
      山里 ホント、最高の試合ばっかりでよかったです。ちょっと、自分の性癖がレスラーを救うことになるとは、思ってなくて。今日、ブラしててよかったな、と(笑)。アントーニオ本多選手の勝利に、自分のブラが貢献できたな、と。ただ、最終的にフィニッシュホールドじゃなくて、僕のブラを投げ捨てたあとに勝ったので、そこは複雑なものがありましたけど。まあ、いい試合に協力できてよかったな、と。ただ、11・28大阪に出ることを先ほど知りまして。LiLiCoさんのいい試合を観たあとなので、自分がどういうふうに参戦できるのか、いまから考えて、DDTにケチつけないかたちで参戦したいと思ってます。ウチの会社、ブラック企業だと聞いたんですけど、こんなにも連絡してくれない会社だと思わなくてですね、いまからマネージャーとガチンコのケンカが始まると思うので。また、追々、かたちが見え次第、みなさんにご報告できればと思います。ホントにでも、今日の両国最高でした。ありがとうございました!
      ――大阪に向けてトレーニングの予定は?
      山里 今日からトレーニングの予定を組まなきゃいけなくて。人前で見せられる身体に仕上がってませんので。試合するとなると、身体も作っていかなきゃな、と。
      ――一緒に参戦が決まったRGさんに相談されては?
      山里 確実に相談しますね。ただ、RGさんはあるある出すタイミングは教えてくれると思うんですけど、プロレスに関しては参考になることがないかもしれないので、HGさんのほうにとりあえず聞いてみようかなと思います。あとは友だちの男色ディーノに教えてもらおうと思うんですけど、今日の試合の流れ上、ブラしてることがバレた以上、あんまり男色ディーノと近くにいるのも、いろいろ誤解を生んでしまうので怖いのもあるんですけど。その誤解を恐れず、男色ディーノにいろいろ聞いてみようかなと思います。

    この記事をシェアする