7日深夜、東京・新木場studioCOASTでのクラブイベント「ageHa」で、DDTが提供試合をおこなった。今回は雨の心配もなく、試合前から多くの観客が集まった。中にはビアガーデンプロレス帰り、ドロップキック帰りの人も。
第1試合は中津良太vs岩崎孝樹のシングルマッチ。激しい場外戦からリングに戻ってもキックの応酬が続く。最後はランニング・ローキックで中津がフォールを奪ったが、セコンドについていた梅田公太とSAGATが試合中から揉め始め、とうとう試合後に舌戦を展開。それぞれのパートナーの松永智充と樋口和貞が駆けつけて第2試合へ。
第2試合はエニウェア(フォール)・セコンドウェア(着替えない)・プーリング(WATERエリアにあるプールに転落したら負け)デスマッチルールに。studioCOAST全域を巻き込んだ激闘は、樋口が高々と抱え上げたSAGATをプールに投げ込んで幕。なんだかんだで4人ともプールに転落し、遺恨を文字通り水に流した。
休憩明け、松永とDNA勢がプロレスのルールをオーディエンスに解説してから試合再開。第3試合は福田洋vs三富政行のシングルマッチ。美女を伴って入場してきた三富がオーディエンスをディスリスペクト。三富から「アメリカかぶれ野郎」と呼び込まれた福田は、客席のアメリカ人たちからの必要以上に熱いエールを浴びながら入場する。三富のラフファイトで追い込まれた福田だが、本物の「U・S・A」コールに後押しされると愛国の豪腕でピンフォール。星条旗に恥じない結果を飾った。
メインイベントは石井慧介&入江茂弘vs大石真翔&勝俣瞬馬のタッグマッチ。入場の際『チャンカパーナ』で踊るKAT-TOOに黄色い声援。だが体格で勝るドリフが厳しい攻めで追い込む。場外戦で形成を逆転したKAT-TOOは、勝俣がWATERエリアの足場からダイブ。これで勢いの乗ると息の合った連係を見せるが、タッグ歴で勝るドリフが逆転。ダブルインパクト式ミサイルキックで勝俣の動きを止めると、石井がダブルアームDDTで仕留めて格の差を見せ付けた。
試合後、石井が全選手を呼び込みオーディエンスに謝意を伝え、次回Agehaサマープロレスの告知をおこなおうとしているところで、水に流したはずの梅田とSAGATが再び揉める。「ここは神聖なリングだ、ケンカをする所じゃない!」と一喝した大石が「リングの上でプロレスで決着をつけろ!」と言うと番外戦のバトルロイヤルに突入した。
バトルロイヤルは開始早々、リング中央でガッチリ組み合い押し合う超重量級の入江と樋口のロックアップに周囲が次々と巻き込まれ、リングアウトで脱落していく。こうしてリングに残ったのは岩崎、SAGAT、勝俣。ひとり怪奇派のSAGATが奮闘。岩崎を場外に落として失格させ、続いて勝俣も場外へ放り投げるが、辛くもエプロンに残った勝俣が逆にSAGATを落として優勝。勝利の喜びを集まった観客と共有して大石に締めを託す。大石は次回9月4日のAgehaでの開催を予告すると「Ageha、プロレス、サイコー!!」の大合唱で大会を締めくくった。



