18日、愛知・名古屋市北スポーツセンターにて「レスリング桶狭間2017」がおこなわれた。今林久弥APの前説でチームAEDのメディカルプロレスの皆さんが紹介された。チームAEDの皆さんは第1試合で平田一喜とダンスをコラボするという。オープニングコールには今大会を最後に再び海外に旅立つ入江が登場。「必ず大きくなって帰ってきます」と名古屋のお客さんに誓った入江は「DDT名古屋大会スタート!」とコール。
第4試合はHARASHIMA&大鷲透&高木“ジェット”省吾vs男色ディーノ&石井慧介&アントーニオ本多の6人タッグマッチ。HARASHIMAはディザスターBOX時代のテーマ曲、さらにコスチュームで登場した。大鷲に呼び込まれて最後にジェットが4年ぶりにリングイン。ジェットには花束が贈呈される。ディーノのマイクで“10年に及ぶ抗争の最終決着戦”をおこなうことに。ディーノは通常のプロレスルールに加え「ジェット! ジェット! ジェット! ジェット! ウ~ジェット!」に合わせて繰り出したそれぞれの打撃技で倒れたら敗北となる「テクニカルジェットルール」を提案。HARASHIMAが「やってやるよ!」と乗り気になって試合スタート。
HARASHIMAはエルボー、石井は野球チョップを「ジェット! ジェット! ジェット! ジェット! ウ~ジェット!」のリズムで繰り出すも互いに回避。ディーノは大鷲が「ブサイク」のため、男色クローにいけない。大鷲が「掘ってみろ!」とケツを差し出す。ディーノが「ジェット! ジェット! ジェット! ジェット! ウ~ジェット!」のリズムでケツを掘るも、やはり「ブサイク」のため最後の一撃ができない。アントンはさっそく躓いてギブアップしそうになってしまう。その前に昨日徹夜で考えてきた昔話「ごんぎつね」を披露してギブアップすることに。しかし内容は「エビフライ」ではなく「ドン・フライ」というネタで、サミングがジェットに成功。しかしディザスターBOXも連係ですぐさまやり返す。ディーノがジェットを捕まえて家族の前で男色殺法。耐えたジェットがフライングショルダー。HARASHIMAが石井に「ジェット! ジェット! ジェット! ジェット! ウ~ジェット!」のリズムでミドルキック。石井も「ジェット! ジェット! ジェット! ジェット! ウ~ジェット!」のリズムで顔面ハイキック。耐えたHARASHIMAがジャンピングハイ。替わったジェットが捕まってアントンがディーノをコーナーでケツを出させて地獄門に吸い込ませようとする。阻止せんとした大鷲、HARASHIMAが地獄門の餌食に。アントンがジェットを「ジェット! ジェット! ジェット! ジェット! ウ~ジェット!」のリズムで地獄門に吸い込ませるが、ジェットが持ちこたえる。するとジェットのジェットパンチとアントンのバイオニックエルボーの打ち合いに。「ウ~ジェット!」でクロスカウンター。互いにフラ突く中、アントンが倒れ込んでついにジェットが勝利した。
試合後、HARASHIMAがマイク。「皆さんの応援のおかげで勝つことができました。ありがとうございます。ディザスターBOXというユニットやってましたけど、僕の記憶が正しければ、こういう試合はしてなかった、もっとシリアスな試合をしてたイメージがあるんですけど、でも楽しくこの3人で試合ができたので嬉しかったです。またこの3人で組んで色々引っ掻き回してやりたいと思います。またこの3人で組んでやるさー!(観客『なんでー?』) ディザスターBOXやってやるさー!(観客『なんでー?』) ジェッさんの世界を獲ったジェットパンチで世界を獲ってやるさー!(観客『なんでー?』)なんでかって? それは鍛えているからだーっ!」
【試合後のコメント】
HARASHIMA 僕はうれしかったですね。リング上でも言っちゃいましたけど、3人でDDTで組み始めた頃って結構シビアな試合が多くて今日みたいな試合はほとんどなかったんですけど、でも今日3人で組めて試合できたし、その中でジェッさんが勝てたので良かったです。(コスチュームは)ディザスターを組むっていうので、昔のを引っ張り出してきました。一番初めにディザスターBOXを組んでダークサイドHERO!からマスクを脱いだ後ぐらいのコスチュームですね。
大鷲 ディザスターBOXの前に悪冠一色というユニットがあったわけですけど、この人とは結構長い付き合いなんですよ。っていうか結構電話したんだけど、この人いつ電話しても出ないし、コールバックもなくてここ数年音信不通だったのに、どういうこと?
HARASHIMA 大鷲さんがそう言ってたから僕が電話したらすぐ出ましたよ。で、連絡とって。
大鷲 何を意味してるの?……ということで私の電話にもたまには出てください。
ジェット ありがとうございました。感無量です。
大鷲 今日お母さんや子供の前でガッチリ掘られる、いい記念日になったのでまた次があったらぜひ組みたいですね。
HARASHIMA そうですね。
セミファイナルは入江茂弘vs高尾蒼馬のシングルマッチ。互いに握手をかわして試合スタート。高尾がコードブレーカーで先制。入江も高尾をエプロンに出すとそこでのパイルドライバーを仕掛けるが、高尾が阻止して入江の足を引っ掛けていく。高尾が入江をリングに戻すと、入江は踵を返して重爆トペで逆転。リングに戻った入江は高尾の顔を足蹴にしていく。入江のエルボーに高尾もエルボーで向かうが、入江のほうが威力が上。入江のボディースラム → テディベアはカウント2。5分経過、高尾もカウンターのドロップキックでやり返すと、背中へのダイビング・フットスタンプはカウント2。しかし入江もブラックホールスラムで息を吹き返す。コーナーに登った入江を高尾が倒立ヘッドシザースで落とすとジントニック。入江がパイルドライバーで切り返す。エルボーの打ち合いで勝った入江がスクエア・アンド・コンパス。これをカウント2で返した高尾はエルボーでやり返す。頭突きも耐えて公認エンドレスワルツ。さらに顔面トラースキックからトラースキックを放つもカウント2。ジントニックを堪えた入江が強烈なエルボーからキャノンボール、全体重を預けるようなビーストボンバーで勝利した。試合後、入江が高尾に語り掛ける。右手を差し出すも高尾は叩いてみせた。
【試合後のコメント】
入江 高尾もすごい選手だし魅力もあると思うけど、彼とたぶん前回海外行く前に闘って勝っている。高尾は素晴らしい選手だけど変わっているのかと感じる面はあります。
――最後は握手を叩いた意地は見せていましたが。
入江 僕たち世代も上に食い込んでいかなきゃいけないし、成長しなきゃいけない。今日の試合でそう思っているんじゃないかなと思います。
――入江選手が海外で成果を出して帰国した時に、日本にいる石井選手や高尾選手がどれだけ変わっているか。
入江 それを楽しみにしています。僕も強くなるので、高尾ももっともっと強くなって僕とまた闘って欲しいです。
メインイベントは竹下幸之介&彰人vs佐々木大輔&遠藤哲哉のタッグマッチ。両軍が場外戦で激しい攻防。竹下が佐々木をイスに座らせてのランニング・ビッグブーツを見舞い、リングに戻す。ここから佐々木がローンバトル。ロープに向かって走った竹下をリング下から遠藤が足を引っ掛け再び場外戦。彰人と遠藤はもつれ合うように会場に置かれた畳に向かい、彰人が遠藤を投げ飛ばす場面も。リングに戻ると今度は竹下がローンバトル。竹下は佐々木をショルダーアタックで跳ね飛ばしてようやく彰人とタッチ。彰人が俵返し。佐々木もやり返して遠藤とタッチ。彰人が遠藤にアンクルホールド。遠藤も足を取り返す。遠藤のトーチャーラックは彰人が足横須賀に切り返してアンクルホールド。遠藤が逃れてスプリングボード式ニールキック。戦況は竹下vs佐々木に。ベリー・トゥ・ベリー、串刺しビッグブーツで攻める竹下に佐々木はバックブリーカー。すかさず遠藤がスワンダイブ・ニードロップを合わせる。さらに佐々木のマンハッタンドロップ → 遠藤の延髄斬り → その場跳びシューティングスターと畳みかける。佐々木のダイビング・エルボードロップを竹下が回避。今度は彰人のモアイ・オブ・イースター、さらに合体フェースバスターとALL OUTの時間。遠藤が彰人にオーバーヘッドキックで蹴散らしにかかると、竹下は佐々木にブルーサンダー。佐々木も返す刀でスピアを見舞いクロス・フェースロックへ。逃れた竹下がニーアタックからラリアット。ジャーマンで勝負に出るも佐々木が着地して電光石火の佐々木式ウラカンラナで勝負を決めた。
試合後、佐々木がマイク。「竹下、昨日の借りは今日返したぞ。これでイーブンか? わかんねえけどよぉ、24日後楽園、ここに大家健も入るけどよぉ、正々堂々熱い試合やろうじゃないか」佐々木が竹下に握手を求める。周りの制止も「今日の佐々木大輔は違う」と聞かなかった竹下が応じてしまうと、佐々木はすかさず急所蹴り。佐々木「おーい、竹下! テメエ、何回騙されれば学習するんだ! テメエ、俺のこと攻略済みとか言ってるらしいけどな、テメエなんかに俺を攻略できると思ってんのか? 大家健は大したことねえよ。アイツのことは置いといて……もう竹下がいねえじゃねえか! 竹下、オマエだけじゃねえ、誰も思ってないかもしれねえけど、このEXTREMEのベルトはKO-Dより上だと俺は思っているよ。アイツはベルトを置いて帰ってしまうぐらいの思いしか、このベルトにはねえんだよ。俺はこのベルト、一生俺の物だと思っているよ。俺がDDTエクストキーアァッ! 噛んだ!(遠藤とポーリーは耳を塞いで聞いてないという優しさを見せる)。いいか、よく聞け! この俺がDDT EXTREME級王座チャンピオン、“カリスマ”佐々木大輔だ! そして、俺たちがDAMNATIONだ。俺たちは白にも黒にも染まらない。俺たちは群れない・媚びない・結婚しない。このマザーアースはDAMNATION中心に回ってんだ。覚えとけ」佐々木はKO-D無差別のベルトも持ち帰ろうとしたが、今林APに止められた。
【試合後のコメント】
竹下 後楽園1週間前、もう何も言わないです。昨日はいろいろ言い過ぎました。
彰人 負けてなんか言うのはダサいからね。
竹下 手の内読ませません。完全に読みあいになってきましたね。ここまでの防衛戦とはまったく違う防衛戦になると思うので、もう何も(言いません)。
――昨日攻略したと言ってましたが…。
竹下 今日は違います。大家健のいることを想定して試合してたんです。タッグマッチだけど。マジで。
彰人 大家健がいないことによって逆に惑わされたね。
竹下 リズム狂わされましたね。やっぱ敗因は大家健です。
彰人 やっぱアイツか。アイツ狂わせるから。
竹下 だから逆にいいウォーミングアップ、予行練習になったなと。でも今日も言えることは一つ。佐々木大輔のスピアは大家健の1000倍強烈です。
彰人 麻雀部のスピアだから。
竹下 ラグビー部のスピアは本物です。強烈でした。
彰人 エビスコのまかないをたくさん食べ過ぎて、高木さんに怒られるほどつけたあの体あっての体重のスピアしかないから。
――昨日の闘いでは竹下選手は攻略したと言っていたが、今日はそれを覆した。
佐々木 竹下なんてその程度だよ。アイツはいい気になってんだよ。22歳か? 30過ぎたおっさんは後がねえんだよ。攻略される隙はねえぞ。
――今日もスピアが出てましたが。
佐々木 俺の脳内の大家健はここからすべてを乗っ取って一体化した! だから俺は大家健は乗り越えた。もうあのスピアは俺のもんだ。俺のことは心配しなくていいよ。
――今週、ガンバレ☆プロレス新宿大会がありますし、そこで66万円の行方も決まります。
佐々木 まあ負けるだろうな、インディージュニア。ベルトは獲られるだろ。
――佐々木選手の思い通り?
佐々木 あのベルトは価値がねえだろ。
――早くお金が欲しい。
佐々木 なんならガンプロの前にヤフオクに出して残高上げてきてくれたらいいな。
――それは大家選手がこのコメントを見てどう思うかですね。
佐々木 伝えとけよ、(映像班の)今成。
今成 はい! わかりました! 大家代表に伝えておきます。
http://ddtpro.jp** )では、全試合の詳報と、大量の写真をアップ!
http://ddtuniverse.com/** )では、順次試合映像を公開予定! ぜひご覧ください。



