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【7・31リポート】ハードヒットDAYは光留vs坂口の壮絶な打撃戦

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    • 7月31日、東京・新木場1stRINGにて『闘うビアガーデン2013~ハードヒットデー』がおこなわれた。

      第1試合は現・ライト級キング・オブ・パンクラシストのISAO(坂口道場一族)とFUMA(ユニオン)の対戦。まずはキックでけん制しあった両者。ISAOが片足タックルからパワーボム気味にキャンバスに叩きつけ、攻めあぐねると側転して体勢を替えてマウントを奪う。脱け出したFUMAがバックを取るもISAOが腕を取ってダブル・リストロックでエスケープさせる。FUMAは1ロストポイント。グラウンドに引きずり込まれたFUMAだが腕をキャッチすると、さらにフットスタンプで踏みつける。ISAOのコブラツイストを払い腰でかわしたFUMA。しかしISAOは九ルック・ヘッドシザースに切り返し、足取り式腕十字を狙う。FUMAも切り返してヘッドロック。ISAOがかわすとフロントスリーパーへ。決めが浅いのかFUMAがブレーンバスターで解除せんとすると踏ん張ったISAOがバックを取ってスリーパーへ。しかしFUMAがISAOをファイアーマンキャリーで担いでキャンバスに叩きつける。ISAOがダウンして1ロストポイント。ISAOをミドルキックをキャッチしてテイクダウンに成功したFUMA。逆片エビを狙うFUMAをISAOがアンクルホールドに切り返してギブアップを奪った。

      第2試合は中澤マイケル(DDT)vsタノムサク鳥羽(フリー)のハードヒット実験リーグ~ハンディキャップ戦。これは1ラウンドごとにマイケルの希望するハンディキャップが適用される「中澤マイケル選手にひじょうに有利な試合形式」(井上マイクリングアナ)とのこと。1R、まず「大変に危険である」鳥羽のグローブの使用をマイケルが、「大変に危険である」マイケルのオイル使用を鳥羽が認めたことがアナウンスされる。マイケルはさっそくオイルを全身に塗りたくった。鳥羽はマイケルのヌルヌルに警戒してミドル、ローを当てて至近距離に入れさせない。マイケルが組みつこうとするがヌルヌルが仇になって簡単に逃げられてしまった。2R、マイケルの私物である「特に危険を見なされなかった合法サプリメントの摂取」を鳥羽が認めたことがアナウンスされると、マイケルは謎の錠剤を大量に口に含み、さらには謎の黄色い液体をガブ飲み。鳥羽のキック、パンチがまったく効かないマイケルは片足タックルからマウント掌底を連打するもすぐに息切れ。マイケルが謎の液体を飲もうとするも、ドリンクシェーカーを鳥羽に蹴飛ばされてしまった。困ったマイケルは鳥羽のキックでダウンするも這いずりながらキャンバスに散らばった錠剤をつまんでは口に含み、つまんでは口に含むも「足りなーい!」。マイケルはグラウンドで鳥羽に抵抗したが何もできず第2ラウンドを終えた。3R、鳥羽がマイケルからダウンを取る度にテキーラを飲まなければダウンカウントが始まらないことを鳥羽が認めたとアナウンスされる。鳥羽が右ストレートでさっそくダウンを奪うとテキーラを飲み干す。ここからダウンカウントがスタート。7カウント目で立ち上がったマイケルが拳を突き合わせただけでダウン。鳥羽がテキーラを飲み干し、ダウンカウントがスタート。8カウント目で立ち上がったマイケルだが小刻みに足を動かしたあげく「足がつったー!」とのた打ち回ってダウン。鳥羽はテキーラを飲み干すが酩酊してダブルダウン。マイケルは鳥羽の頭を振ってダウンさせたが、鳥羽が8カウント目で立ち上がって第3ラウンド終了。4Rは3カウントあり、5カウント以内の反則ありという通常のプロレスルールを鳥羽が認めたことがアナウンスされる。ゴングが鳴らされるやマイケルは丸め込み連発。フラフラの状態でもすべてクリアする鳥羽にマイケルはフットボールスピア。アルティメット・ベノムアームをかわしてバックブロー一撃。鳥羽が押さえ込んでフォール勝ち。

      第3試合はHARASHIMA(DDT)vs関根龍一(KAIENTAI DOJO)。ゴングが鳴らされると掌底の連打からバックドロップでぶん投げ、さらに起き上がり様のHARASHIMAに右ハイキックをブチ込んでダウンを奪うことに成功。HARASHIMAは1ロストポイント。HARASHIMAもバックを取ってジャーマン・スープレックス。クラッチは離さず、そこからリバース・フランケンを狙ったが、これは関根が察知してかわす。HARASHIMAが片足タックルからテイクダウンに成功。抵抗した関根がアキレス腱固めへ。HARASHIMAは足首を取るとアンクルホールドを決める。これはニアロープで助かった関根だが1ロストポイント。払い腰を狙った関根を封じたHARASHIMAがグラウンドに引きずり込んでマウントを奪取。そこから腕十字へ。関根がロープに逃げて、これで2ロストポイント。後がなくなった関根はHARASHIMAとミドルキックを打ち合い、ガムシャラに掌底の連打で挽回せんとする。これをガードしたHARASHIMAがバックに回ってリバース・フランケン。関根がダウンして3ロストポイント。HARASHIMAがTKO勝利を収めた。

      セミファイナルはハードヒット実験リーグ~次期HARASHIMA対戦権争奪アルティメット・ロワイヤル。リング上で2組が同時に試合をおこない、その勝者同士がそのまま対戦し勝敗を争い、優勝者にはHARASHIMAへの次期対戦権が与えられる。1回戦の組み合わせは窪田幸生(坂口道場一族)vs星誕期(DDT)、遠藤哲哉(DDT)vs唯我(プロレスリング・ナイトメア)。木曽大介レフェリーが2試合を同時に裁いていたため、唯我が股間を掴みながら逆エビ固めを決めようとしていたことは確認できず、窪田がアンクルホールドでギブアップを奪った段階で、遠藤はアンダータイツ一丁になっていた。そんな遠藤が飛びヒザ蹴りで唯我をKOに。決勝戦はタイツをはき直した遠藤が窪田のバックを取る。足を取ろうと抵抗する窪田をジャーマンで投げていく。窪田はヒザ十字固めでやり返し、さらに掌底を右 → 右 → 左と打ち込みダウンを奪う。立ちあがった遠藤は襲い掛かる窪田をキャンバスに叩きつけてアナコンダバイスへ。ロープエスケープした窪田がグラウンドに引きずり込む。遠藤がハーフガードから掌底連打。窪田は「来いや!」と挑発。肩固めを狙う遠藤だがロープエスケープされてしまう。窪田のタックルを潰した遠藤がそのままブレーンバスターへ。しかし窪田はすぐさまフロント・ネックロックで絞めあげて勝利した。試合後、窪田はマイクを取ると「なんか今日、すごいルールやったんだけど勝ったので。グラップリングトーナメント決勝でHARASHIMA選手に負けてるんで、次はハードヒットルールでお願いします!」とアピールした。

      メインイベントは現KO―Dタッグ王者対決の佐藤光留(パンクラスMISSION)vs坂口征夫(坂口道場一族)。両者が握手をかわしてスタート。キックのけん制からグラウンドの攻防へ。三角絞めを狙う坂口に光留はアキレス腱固めで抵抗。5分経過、脱け出した坂口の左ミドルがヒット。飛びヒザ蹴りで追撃する坂口に光留が堪えてフロント・ネックロックでキャッチ。首を抜いた坂口がガードポジションで掌底連打。フロント・ネックロックで抵抗する光留がグラウンドで上になり掌底でお返し。坂口が防御して変形フェースロックへ。光留がエスケープして1ロストポイント。坂口は右 → 左の掌底で光留からダウンを奪う。光留は2ロストポイント。飛びヒザからラッシュする坂口。ガードした光留が掌底からボディーにヒザを突き刺し、フロント・ネックロックへ。坂口がエスケープして1ロストポイント。10分経過、坂口の右ハイキックをキャッチした光留。抵抗する坂口をそのまま後方へとぶん投げてダウンを奪う。坂口は2ロストポイント。坂口は光留の片足タックルを切ると腕十字狙い。光留がパワーボムの要領で叩きつけて解除せんとするが、坂口が離さず光留はロープに脚を伸ばして3ロストポイント。残り3分、掌底やボディーブローで襲い掛かる坂口。光留は何とか組み付くとコーナーに坂口を潰す。坂口がスリーパーを狙ったところ、グラウンドに引きずり込んで腕十字へ。坂口がロープに逃げて3ロストポイント。戦況はイーブンに。キック、掌底の打ち合いで残り1分。坂口の強烈な左ボディーブローで光留がダウンし4ロストポイント。何とか立ち上がった光留は意地の掌底連打から残り30秒で左ハイキックへ。これで坂口がダウンし4ロストポイント。坂口が左ハイキック、掌底で襲い掛かるがここでフルタイムのゴング。ロストポイント4-4で引き分けとなった。

      試合後、光留がマイクを取る。「夏はこうじゃないとダメだよね。暑い中、全員…一人ヌルっとした別のヤツもいるけど、総じて汗まみれのグッチョグチョということで。俺は某団体の記者会見でも言ってしまったようにひじょうに面倒くさくて、小難しい理屈を人から聞かされるのは嫌いだけど、自分から言うのは大好きで、UWFがどうとかってハードヒットにはあるんですけど、1年に1回くらいさ、こういう場でUWFという名の“スポーツドリンク”をたくさん飲んで、楽しんでるわけじゃない。小難しいことは置いといて、殴りあいとかしたかったわけですよ。たまたま両国でタッグマッチに出場する坂口さんと同じ色のベルトを持っていたもんで相手してもらいました。本当にありがとうございました。(場内『征夫』コール)…あのね、坂口さんはまだ“スポーツドリンク”が足りないから。掛け値なしの殴りあい、極めあい、これが本当のプロレスだと俺は今でも、そしてこれからもずっと思っています。いろんなプロレスがある中で見てる人が一番すごいものを選べばいい。でも選手は絶対に自分の信じた道を裏切らない。それがプロレスラーだと思っています。どんなに“スポーツドリンク”を飲んでもそうだと思います。今日は“スポーツドリンク”でみんなで乾杯してビアガーデン初のハードヒットを終えたいと思います」選手にアルコール飲料缶が手渡されるもHARASHIMAだけがない状況。HARASHIMAが慌ててもらいに行くと光留は「HARASHIMAさんには控えめに!」。すると場内から「車」コール。光留「あのあと大変なんだから! でも大丈夫! プロレスラーはリングで闘って“スポーツドリンク”を飲めば全て解決です! 今日は本当にありがとうございました! 乾杯!」

      【試合後のコメント】
      光留 結論として、格闘技の試合が終わって5分後に酒を飲むと酔っ払うってことが非常によくわかりました(笑)。よい子は真似しないように。悪い子はプロレスラーに(笑)。いや~、楽しかった! 本当は(ビアガーデンプロレスを)変態團興行でやりたかったですけど、いろいろ問題がありまして。メンバーそのままにハードヒットになりましたけど、さほど変わらなかったということですね。いい結果が出てよかったです。来年は東京女子プロレス対変態團興行の全面戦争で、KANNAを全裸にしますんで!
      ――今回実験的な試合が2試合あったが?
      光留 まあ、実験は実験のままで終わったほうがいいんだなと(笑)。実験的な試合があるのはよかったんですけど、人選は誤りました。窪田さんは次のハードヒットでHARASHIMAさんとやってもらうことにしたんですけど、遠藤も引き続き出てもらおうかなと思います。中澤マイケルの登場は二度とないと思います。鳥羽さんは今後の交渉次第ですけど。普通にハードヒットの興行をやるときは、できるだけ集中して見て欲しいわけです。ほんと試合終わって気づいたら何も飲まなかったみたいな感じで。でも、見方っていうのは自由なわけですよ。これを機会にハードヒット知ってくれる人がいてもいいし、いつもハードヒット見てるけどこういう見方してくれる人がいてもいいしと思って、実験リーグを二つ入れました。でもまあ、お客さんが喜べばいいんじゃないですか? ただ、坂口さんの蹴りは痛い! 組んでてよかったと改めて思いました。
      ――光留vs坂口はハードヒットの中でもとっておきのカードでは?
      光留 これも来年の変態團対東京女子プロレスの全面対抗戦に向けての布石なんで! 山下っていう娘を全裸にしますんで!(笑)。でもホント、なんて言うんでしょう? 征夫さんとは普通の興行でやってもいいんですけど。タイミング的にこのあとにタッグで両国出るわけですよ。僕の思いもあるし征夫さんの思いもありますし、我々は他人には結構いろいろ言うわけですよ。「タッグチームは弱い奴が作るもんだ」「連係は一人じゃ足りないヤツが二人でやるもんだ」とか。じゃあ、俺たちいったい何をするんだっつったらやっぱ試合で、意思を確認しないと。いやホント、総合なんかやっててもそうですけど、僕の知り合いの久松勇二っていうバカがいるんですけど、あれなんかは何百回スパーリングやるよりも一回試合したほうが強くなれるっていって、40いくつになっても、一昨日のパンクラスに出てるんですよね。試合で殴りあう、蹴り合う極め合うことが、すべてのプロレスであってほしいですし、それを体現できなかったらハードヒットも意味ないんじゃないですか? プロレスラーは強くなきゃいけない。ルールが制約されてもどんな状況でも強くなきゃいけないというのがハードヒットの元々の理念ですから。それを征夫さんと確認できたのはよかった。ただ、蹴りは痛い! こんなに痛かったかなと思った。ほかに質問ありますか? さくらえみえの苦情とかあれば出しますけど。ホント、人のメールアドレスを勝手にメルマガに登録したさくらえみへの苦情は山ほどあるんですけど(笑)。大丈夫なら、ありがとうございました!

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