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【本日の路上プロレス】昨年のHMJの路上プロレスを観戦してプロレスラーを志したミサヲ、思い出の地で間接初勝利!

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    • 25日、東京ビッグサイトで開催中の「HandMade In Japan Fes 2015」にて、DDTが路上プロレスをおこなった。対戦カードは高木三四郎&平田一喜&赤井沙希vs男色ディーノ&大石真翔&ハイパーミサヲvsアントーニオ本多&松永智充&のの子のエニウェアフォール3WAY6人タッグマッチ。まずは鶴見亜門GMの前説からスタート。観戦上の諸注意から今回の試合形式に買い物デスマッチルールが追加されたことがアナウンスされた。「選手には好みのハンドメイドグッズを買いながら試合をしてもらいます。買ったものを壊すとペナルティーです。あとお客さんから差し入れていただくのもいいです。ただし、ガラスや陶器など壊れ物の差し入れはNGです」。選手入場では赤井、アントン&松永&のの子が提供されたハンドメイドマスクを被ってステージに登場。最後にあの曲が流れて個別入場の平田がマスク姿でダンスせんとしたが、高木が奇襲して踊れぬまま開始のゴング。

      すると敵味方関係なく平田をいたぶる。平田は高木と赤井を見つけて「味方だろ!」と地団太。すると周囲がジャンプするダチョウ倶楽部方式。ステージ下に落とされた面々にミサヲがステージからボディーアタックを投下して、広場に移動。高木は“戦闘自転車”ドラマティック・ドリーム号に乗り込み、松永に自転車ラリアット。高木から譲り受けた自転車にまたがった平田は赤井をはね飛ばす。すると巨大ハンマーを持ち出した高木が登場し、松永、のの子と殴打する。ディーノが巨大ハンマーを奪って大暴れ。大石が赤井を羽交い絞めにするも、かわされて誤爆してしまう。松永が平田をダストボックスに入れてしまっている間に、ディーノがTバックになって鉄柵でセット。ミサヲが赤井を地獄門に投げんとするが、切り返されてケツに吸い込まれてしまった。



      そうこうしている間に屋内会場へと移動。お買い物デスマッチルールであることを思い出したかのようにディーノがブースで商品を物色。ディーノはスマートフォンが入る小袋を購入。それでもってのの子を殴打していった。大石はスマートフォンケース、赤井がシュシュを購入した模様。ディーノは小袋を手にはめて、高木にハンドメイドフィンガー攻撃。みなさんはブースを抜けてロビーのワークショップ・ブースへ。アントンは観客から差し入れられたTシャツを受け取ってディーノと対峙。マタドールのようにはためかせたが、ディーノが関係なく襲い掛かる。すると高木が現れ「こう使うんだ!」と言うとTシャツに袖を通し、「オーイェー!」とポーズを決めただけ。ディーノとアントンがすぐさま攻撃していく。高木&ディーノ&平田が観客のスマホでの自撮りの中に加わっている間にのの子はミサヲに手ブラツイスト。ディーノはカウンターに乗って地獄門を出そうとするが、高木が阻止。地面に落とすと赤井がカウンターからボディーアタックを浴びせていった。ディーノが高木にナイトメアを食らわせ、大石がホワイトボードを発見するも「使用禁止」の文字にビビり、再び出店ブースに戻るとディーノが大きい袋を購入し、ようやく屋外へ。高木は巨大フィストを持ち出し、それを赤井に渡す。巨大フィストを右手に装着した赤井はそれでアントンを殴打。丹下段平ばりの高木の指示によって大石、ディーノ、松永もぶん殴るとのの子にはロケットパンチを披露。ダウンしたのの子をミサヲがカバーするも赤井が蹴倒してカット。

      ステージに戻ると松永が高木に、アントンが平田に、のの子が赤井にナックルパンチ三重奏。「ダスティ!」(松永)「ダスティ!」(アントン)と連続でバイオニックエルボーを繰り出したあと、のの子は「バスティ!」とKカップを赤井に浴びせる。アントンが平田にカバーするもディーノがカット。のの子がミサヲにボインメーカー。このカバーはディーノがカット。脚立を持ち出したディーノはそこに登って尻を差し出すと、大石がタイツを下げてディーノをTバックにさせる。アントン → 松永 → 高木 → のの子と地獄門送りにするが、赤井には切り返されてしまって自身がケツに吸い込まれる。赤井がステージにあったHIRATA GO!サングラスを発見すると装着。あの曲が流れてダンスせんとするがミサヲがカットしてディーノの地獄門にぶつけていく。転がったサングラスを拾ったミサヲはアイマスクの上からサングラスをはめる。あの曲がかかって踊ろうとするが、背後に忍び寄った平田がミサヲの首筋に手刀を打ち込み、ダウンさせてしまう。誰も邪魔がいなくなったところでサングラスを装着。あの曲が流れて踊り始めるも、ディーノが背後に忍び寄って平田のケツに自身の股間を突いていく。大石が机を持ち出してセットすると、ディーノはリップロックから平田を机の上にあげて男色ドライバーで突き刺してテーブルクラッシュ。押さえ込んでフォールを奪った。

      試合後、ディーノがマイクを取る。「破壊なくして創造なし! ハンドメイドジャパンでの路上プロレスも今年で3年目。去年も一昨年もみなさんのところをちょっと破壊しては『破壊なくして創造なし』みたいないい話にしてまいりましたが、それも今年でおしまいです。なぜなら、今までは破壊しっぱなしだったんですけど、今年、創造することができたのです。何をかと言うとですね、去年このハンドメイドの路上プロレスを見て何を思ったか心を打たれた少女がいました。その少女はプロレスを見てプロレスラーを志し、そして今ここに立っています! ハンドメイドレスラーと言っても過言ではないでしょう! さあ、この一年の思いのたけをぶつけるがいいさ!」ミサヲ「会場にお集まりの…大きいちびっ子たち! こんにちわ! ワタクシ、東京女子プロレスの! 愛と平和を守る…ニューヒーロー! ハイパーミサヲ! ここに参上! あの~……2014年のハンドメイドインジャパンフェスの路上プロレスを見まして……」ディーノ「おい! オメエ泣いてんのか!?」ミサヲ「泣いてないです!」ディーノ「そういう場所じゃねえだろ! 10秒やる! 整えろ!」大石がミサヲにビンタ。ディーノ「よーし! いけるな! オメエはヒーローだぞ! 泣くんじゃねえぞ! 『こんにちわ』からやり直し!」ミサヲ「会場にお集まりの大きいちびっ子たち、こんにちわー! 東京女子プロレスの愛と平和を守るニューヒーロー! ハイパーミサヲ! ここに参上!! ワタクシ、ここのハンドメイドインジャパンフェス2014、去年、アナタ方のようにうろっと北関東のゴッサムシティからやって来て、うろっとしていたところにプロレスラーのみなさんがワーッと来て闘っているのを見まして、当時ワタクシ、無職でほぼほぼ引きこもりのどん底のクソ人間だったわけですが! 感動してそれ以来、プロレスラーを志し、今、このカッコいいマントを付け、カッコいいリングのコスチュームを着て、ヒーローになって思い出の地で本日初勝利を迎えることができました! ありがとうございます!」場内「ハイパー」コール。ディーノは同イベントを主催しているCreemaの代表・丸林耕太郎さんを呼び込む。丸林さんは「今年、ディーノさんを呼ぶのは正直勇気がいりました。でもカッケーっす」とマイク。これにディーノは「抱けってことですか?」と言うと丸林さんにリップロックを決めて路上プロレスを締めくくった。

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