3日、山梨・ネイチャーランドオムにて「キャンプ場プロレス2017~両国のあとはネバーランドへ行こう! ホントはネイチャーランドだけど~DDT旗揚げ20周年記念大会・番外編Vol.1」が開催された。まずは今林APの観戦上の諸注意からオーナーの太田兄弟を呼び込み、国歌斉唱。しかし、太田兄弟がうる覚えで途中でやめてしまい、いろいろと差し障りがあるので今林APが途中からバトンタッチで歌いあげた。開会宣言からまずはアルミ熊手を手にした高木が入場。「一般人S・M紀の入場だ!」と呼び込むと『リボルバー・ジャンキー』が流れてスーツにメガネ姿の一般人Sさんがスノーボードを抱えて登場する。Sさん「これ今日は何の集まりですか?」高木「今日はキャンプ場でバーベキューということで澤クンを呼びましたけど、今日はキャンプ場プロレスです!」Sさん「ちょっと待ってくださいよー! 聞いてないですよ! 今日はただのキャンプだって…」高木「ちょっとキャンプ中にプロレスするだけだから」Sさん「じゃあいいか!」こうして一般人のSさんは路上プロレスボランティアとして試合をすることに。続いて伊橋&島谷、ペットボトルを手にしたMAOとベイリー、水鉄砲を手にした佐々木&遠藤、最後に有刺鉄線バットを持った竹下&ディエゴが揃ってキャンプ場プロレスは5年前同様にいつもの広場からスタート。高木の伊橋への飛び蹴りから「外いくぞ!」の号令。ここから民族大移動。山を下る際に高木はスノーボードを使おうとするも、転んでしまって傷を負う。トイレでは遠藤が伊橋を、遠藤が島谷を便器にぶち込み、さらに佐々木は備え付けのブラシで伊橋、島谷の顔面を擦る。佐々木はSさんの顔面にもブラシを付けてダメージ。そこから川に沿って登っていき、滝での攻防から炊事場小屋へ。ベイリーとディエゴが屋根で攻防。ベイリーがディエゴを落とすとMAOを呼び込んで、下にいる面々に向かって合体ムーンサルト・アタックが綺麗に決まった。
面々はそこから山道を登っていくとテントを発見。高木はヘアムースを発見すると、はめた手袋に泡を乗せて着火し、それを伊橋へと投げていく危険極まりない攻撃。続いて開けた土地にはマワシを締めた樋口が登場。なぜか四股を踏んで臨戦態勢。さっそく竹下が相撲で勝負を挑むも投げられてしまう。続いてSさんも挑戦したが、投げ飛ばされた上にスーツもボロボロにされてしまった。その樋口に高木が着火したムースを浴びせていく。さらに山を登って大きめの炊事場小屋へ。ピコピコハンマーを発見した高木はそこにムースを乗っけて着火する「シャイニングハンマー」を開発し、伊橋を殴打。トラッシュ缶を持ち込んだベイリーが交通標識ボードを手にした竹下とチャンバラ。それを制すとトラッシュ缶を被せてミドルキック連打。さらにトラッシュ缶を乗せてダブルニーを投下した。さらに山道をの登って竹下がアスレチックの残骸を発見。竹下のターザンロープは滑車がうまく滑らず、松井レフェリーに押してもらって島谷に攻撃。さらに竹下は島谷をブランコを使って攻撃。ベイリーはそのブランコでのオールドスクールをディエゴに決める。さらに樋口はディエゴ、ベイリーと山頂で相撲を取って2人を投げ飛ばした。
今度は山道を降りると数珠つなぎの首4の字。余った伊橋がぶーちゃんローラー。伊橋は寄ってたかってストンピングを食らい「オマエらは何なんだよ!」と地団太。しかしジャンプしたのは島谷だけ。怒った伊橋は映像班の今成を人質に取って、近くにあった小屋に立てこもってしまう。高木は拡声器を手にすると「君たちは包囲されている。直ちに人質を解放して投降しなさい」と呼びかけるが、伊橋は「俺たちはコイツをさらって俺たちだけを撮って世界中に配信してやる!」と聞かない。すると高木の「撃つか」という号令の下、みんなで10連発花火を手にすると小屋に向かって撃ち込み、爆竹まで投げ込む地獄絵図。それが終わるとスタートの広場に移動。Sさんがスクーターに跨って味方の高木含めて跳ね飛ばしていくと、佐々木はトラックに乗り込んで遠藤が箱乗り。トラックも人を次々に跳ね飛ばすと、ついにはスクーターのSさんと正面衝突する事故映像。暴走するトラックを止めたのは樋口。新幹線を止めたテリーマンばりにトラックを押し返したが、直後に遠藤のキックをもらってムーンサルト・アタックを浴びてしまった。
すると今度はビグ・ザム化した伊橋が登場。差し込まれた10連発花火に島谷が着火するもまごついてる間に、今度はガンダム化した高木が現れ、びっくり時計台男の頭部の残骸を投げつける。さらに花火も浴びせていく高木。その高木にベイリーとMAOが合体スクリューハイキック。熱さに耐えきれなくなった伊橋はモビルスーツを脱ぎ去って池に入水。岩場から「大丈夫ですか?」と覗き込む島谷をディエゴが抱えて伊橋目掛けてデスバレー。そのディエゴにSさんが岩場からシャイニング・ウィザード。さらにベイリーがMAOを踏み台にムーンサルト・アタック。池に浮かぶ伊橋にMAOが岩場からランニング450°。そこへ竹下が岩場からのダイビング・ボディーアタック。次々に池に飛び込む中、竹下はテーブルを池の中に設置し、島谷をそこへの垂直落下式ブレーンバスターでテーブルクラッシュ。これで3カウントが入り、1時間7分の大パノラマバトルに終止符を打った。
試合後は勝者の竹下が太田兄弟や今林APも池の中に呼び込んで、観客の皆さんとともに「3、2、1、ネイチャーランド! ウ~オム!」の音頭で締めくくった。
【試合後のコメント】
高木 WRESTLE-1の相談役を辞任した翌日にキャンプ場プロレス。ありがとうございました。5年ぶりのキャンプ場ということでいろんなものがパワーアップしたのかなという気がします。でも本当に太田さんの…双子!
太田兄弟 お疲れ様で~す。
高木 双子が本屋プロレスに来たことから始まったキャンプ場プロレス。まさかここまでになるとは思わなかったね。
太田兄弟 最初にやってから9年です。
高木 双子のカレー屋もめでたく倒産して、またイチからやればいいかなと。
太田兄弟 キャンプ場プロレスで稼いだお金でまた。
高木 キャンプ場プロレスの会場費に払えばいい。また、来年もいいですか?
太田兄弟 はい、こちらこそ。
高木 ありがとうございました。これぞDDTですね。5年ぶりにやったけどメチャクチャだったなあ。今日はたまたまチケットも完売したのでDDT UNIVERSEで無料で中継しましたけど、これが世界中に拡散されると思いますので。これからまたどんどんやっていきます。次は工場プロレス。工場でHARASHIMA&丸藤の息の根を止めてやる!
竹下 路上プロレスでの勝率も徐々に上がってきて、僕けっこうテーブルに慣れてきたというか、路上プロレスのフィニッシュにテーブルが多いので、どんな状況でもテーブルが使えるんだと。今後の路上プロレスで見せつけていきたい。水に浮かべたテーブルの上でもテーブルクラッシュさせてますからね。次はどういうところでさせましょうかね。どんな状況でもテーブルクラッシュさせます。でもキャンプ場プロレス、今までイチ視聴者としてサムライTVもろもろでしか見てなかったので、こうやってこの場で闘えて楽しかったし、あと高木三四郎、S・M紀さん…クレイジーでしたね。大人の底力を見せつけられた気がして、僕とかディエゴもそうだし島谷とかMAO、ベイリーとか若い選手がいる中で、まだまだ大人に勢いで押し負けていると感じたので、そういうところとも闘っていきたいと思います。
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