22日、愛媛・松山市総合コミュニティセンターにて「MATSUYAMAレッスルフェス2014~DDT松山初上陸~」がおこなわれた。
第2試合は高尾蒼馬vs佐々木大輔vs松永智充の3WAYマッチだったが、松永が諸事情により急きょ欠場。替わりに参戦となったのが地元・松山の謎のマスクマン、お城下(じょうか)キッド。松山市から誕生した曲『この街で』で入場したお城下は松永そっくりの体型も、ひじょうに礼儀正しく試合を進めていく。お城下は佐々木を羽交い絞めにして「高尾殿、飛び蹴りを放つのじゃ!」と指示するも、高尾のドロップキックは佐々木にかわされ自分のヒット。今度は高尾を羽交い絞めにして「佐々木殿、飛び蹴りを放つのじゃ!」と指示するも、佐々木のドロップキックは高尾にかわされ自分で食らってしまう。二度の誤爆に「テメエらやりやがったな、このヤロー!」と化けの皮が剥がれたお城下。「ボマイェなり~!」とボマイェを高尾に放つもカウント2。高尾へのバックドロップは切り返されてしまうと、そこへ佐々木が割って入って十字架固めで高尾を丸め込んで勝利した。
第4試合はアジアタッグ選手権試合。第94代王者組の石井慧介&入江茂弘はMIKAMI&木高イサミを相手に3度目の防衛戦に臨む。一進一退の攻防が続く中、イサミと入江はエルボーの打ち合い。イサミがエルボーを4連発決めれば、入江は5連発で返す。押されたイサミを見て入江がもう一発狙うも、イサミはこれをカウンターの勇脚で迎撃して両者が各パートナーにタッチ。挑戦者組はMIKAMIのミッキーブーメランとイサミのエプロン越しのドロップキックの挟み撃ちを石井に決めて盛り返し、MIKAMIがスワントーンボムを発射。これを石井が回避すると倒れているMIKAMIに入江がテディベアでアシスト。その入江にイサミが勇脚をブチ込み、石井にはブレーンバスターを決める。権利を持っていたMIKAMIと石井はダブルダウンに。両者が起き上がり、MIKAMIがディープ“M”インパクトで勝負に出るも入江のカットに遭ってしまう。入江はイサミをビーストボンバーでフッ飛ばして排除。入江がMIKAMIを肩車し、石井がダブルインパクト式ミサイルキックに成功するもカウント2止まり。石井はトドメを刺そうとニールキック。これをかわしたMIKAMIが起死回生のスク~ルボ~イもカウント2。石井がタイガー・スープレックス・ホールドでMIKAMIをマットに沈めた。
試合後、石井がマイク。「見事、3度目の防衛に成功した石井慧介、入江茂弘です! 今日、初めてのDDT松山大会、すごく盛り上がって、 そして完勝できて、今すごく嬉しいです。松山の人たちも好きになっちゃいました。ありがとうございます! それでは、このあと休憩時間になりますので、中締めは入江クンにやっていただきたいと思います」入江「えっと…僕が勝ったわけじゃないですけど、ボクがチャンピオンの時にいつも言っていた…今もチャンピオンですけど、その言葉を言わせ てもらってもいいですか。いくぞー! プロレスは絶対に裏切らない。最後までタチムカウ!」
【試合後のコメント】
石井 DDT松山大会は初めてで、その初めての松山大会でアジアタッグの防衛戦を組んでくれて、すごく良かった。あとは名乗りを挙げてくれた挑戦者にも感謝の気持ちがあります。DDTを支えてきた人とユニオンのエース、そのチームを倒して防 衛。これもすごく大きいです。次も名乗りを挙げたチームとやりたい。全日本から誰も名乗りを挙げないなら、またDDTで防衛戦をやります。
入江 僕は次の後楽園でトーナメントがあるので、もしかして、イサミさんと当たることもあるんですよね? なので、取りあえず、今日はタッグマッチでちょっとしかできなかったけど、必ずトーナメントで当たって、3人を倒して僕が優勝して、HARASHIMAさんも倒してチャンピオンになります! ホフ!
セミファイナルはKO-Dタッグ選手権試合。第49代王者組の飯伏幸太&ケニー・オメガは男色ディーノ&大石真翔を相手に5度目の防衛戦。両チームともに大量の紙テープが送られる中、ゴールデン☆ラヴァーズがコールされるや否や、ディーノと大石が奇襲して開始のゴング。ディーノは短期決着を狙ったか、飯伏をさっそく男色ドライバーで突き刺すもカウント2。このダメージで捕まった飯伏だが、オーバーヘッドキックで2人まとめて蹴り倒してケニーとスイッチする。しかし挑戦者組がペースを握ったまま。いつものように指示を受けたディーノがコーナー最上段で尻を出してセット。リング内を確認できないディーノをヨソに大石がG☆Lに捕まってしまう。ディーノの尻に振られた大石だが耐えてギリギリセーフ。大石はG☆Lをディーノの尻に吸い込ませると、倒れた飯伏にディーノがリバースえび反りジャンプ。権利を持っていた大石が飛び込んでカバーに入るがカウント2。ディーノのリップロックをケニーが阻止して飯伏にパス。飯伏も食らいたくないと大石にパスすると、結果的にディーノと大石がリップロックする形に。しかし、唇を重ね合わせることでパワーがみなぎってしまった挑戦者組は飯伏に俺ごと掘れ!を見舞い、さらにディーノが男色ドライバー。大石がミラクルエクスタシーで仕留めにかかったがカウント2。ケニーはマンハッタンドロップからディーノをコーナー最上段にセットして尻を出させる。ケニーは大石をターンバックル・パワーボムの要領でディーノの尻にヒットさせる。このダメージでディーノが動けないでいる間にG☆Lは大石にPKこころを決めて勝利した。
【試合後のコメント】
ケニー 幸せだ。
飯伏 嬉しい。最強だ。
ケニー 最強な気持ちだ。タッグベルトだね、最高。
――今後の防衛戦については?
ケニー 強いチャレンジャーがいいな。今日はディーノさんとまこりんになっちゃって。でも、そいつはホントに一番強いチャレンジャーだと思ってるんですか?
飯伏 いや…。
ケニー 違いますよね。だって、ゴールデン☆ラヴァーズが何回もコイツらを倒してるじゃないですか。いつかわからないけど、今度よかったらとても強いチームと試合したいです。でもね…悪いかもしれないですけど、タッグのベルトにあまり集中していないですからね。
飯伏 今はね。
ケニー 飯伏さんはトーナメントでしょう。優勝したいでしょう。
飯伏 そうだね。
ケニー 私はメインに出たい。いや出なきゃ。でも、飯伏さん、優勝したら、また私とシングルになっちゃいますよ。ダメじゃないですか。
飯伏 いや、ダメだね。
ケニー 両国のメイン、(飯伏さんは)出たことあるからさ。少なくとも(私は)1回は立ちたい。1回休むというのは? だってシングルは絶対ダメでしょう。もし優勝したらKO-Dタッグをお願いしてもいいかな? その可能性もありますから。とりあえず2人で両国のメインに立ちたい。でも、絶対にシングルやりたくない。ベストフレンズだから。
飯伏 そうだね。
メインイベントはHARASHIMA&ヤス・ウラノ&彰人vsKUDO&坂口征夫&マサ高梨の6人タッグマッチ。序盤はヤスとKUDOでじっくりとしたグラウンドの攻防。KUDOからスイッチした高梨だったがスマイルスカッシュのタッチワークに捕まってしまう。坂口が助けに入ると場外戦へ。HARASHIMAと坂口の迫力ある蹴り合いに場内もどよめいた。この場外戦をきっかけに酒呑童子が形成を逆転し、ヤスを捕獲して代わる代わる攻撃していく。ヤスは高梨に何とかボディープレスを浴びせてHARASHIMAと交替。「チェストー!」とカンフーキックで飛び込んだHARASHIMAは高梨に雪崩式ブレーンバスターからファルコンアローを狙う。高梨は鼻をつまんでのチョップでこれを回避してドロップキック。替わったKUDOがHARASHIMAとキックの打ち合い。互いに意地を張りあう中、これを制したのはKUDO。タッチを受けた坂口はハイキック。HARASHIMAはこれを水面蹴りで返し、彰人と交替。彰人はヤスのアシストを受けて坂口に攻め込む。しかし、坂口もKUDOを呼び込み彰人へサンドイッチPK。KODOがコーナー最上段に彰人を寝かせると、坂口が強烈なランニング・ニーリフトでアシスト。KUDOはバズソーキック。彰人にカウント2で返されるとバックスピンキックからダイビング・ダブルニードロップを投下して勝利した。
試合後、高梨がマイク。「アイツら帰ったみたいだから、しゃべらせてもらうぞ。残念だったな、HARASHIMA! KO‐Dシングルのベルト、今はテメエに預けているかもしれねえけど、次の後楽園のトーナメント、もちろんKUDOが勝ち抜いて、両国のKO-Dシングルという舞台でKUDOに返させてもらうからな。松山のみなさん、俺ら大好きです。松山と言えば、じゃこ天。今日はコイツを肴に酒盛りといきたいと思います。兄貴、松山のみなさんに乾杯の挨拶、お願いします」KUDO「今日はたくさんのご来場、誠にありがとうございます。この勢いで、来週のKING OF DDTも勝ち抜いて、そして両国のメインで必ずベルトを獲って、次、松山に来るときは、もう一本ベルトが増えてると思います。いつものいきましょうか! 松山のみなさんと酒盛りだー!」



