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【Road to SUPER ARENA in SHIMIZU~ドラマティック・ドリーム・ツナ~のまとめ】KO-D無差別前哨戦は

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    • 15日、静岡・清水マリンビルにて「Road to SUPER ARENA in SHIMIZU~ドラマティック・ドリーム・ツナ~」がおこなわれた。オープニングコールに静岡の雄・大石と対戦する竹下が呼び込まれる。竹下は大石戦より売店で販売されている自身のTシャツが残り1枚なことが気がかりな様子。さらには「マチコがいない大石さんはクソ」「さいたまスーパーアリーナのメインを狙っているので、この後帰ってからゴールドジムにいかなけれないけない。そのゴールドジムのウォーミングアップにする」と罵倒する。ここで「おい!」と怒り心頭に大石が登場。「確かにテメエはさいたまスーパーアリーナのメインを狙っているかもしれねえ。確かにマチコは来てねえ。確かに富士から友達も来てねえ。でも俺はオマエが小学校に上がる前からプロレスやってんだよ。キャリア15年の意地、集大成を見せてやる!」と言い返してにらみ合う。そのまま2人は「DDT清水大会スタート!」とコールした。


      第3試合は唯一無二!稀代のゲイレスラー・男色ディーノ、11日ぶり待望の復帰戦! ディーノはアントーニオ本多とのコンビで高尾蒼馬&渡瀬瑞基と対戦。井上マイクリングアナの呼び込みではディーノがホモ、アントンがノンケとアナウンスされる。高尾と渡瀬が先発を嫌がっていると、アントンは「君が嫌がられているんじゃないかな」とディーノを下げて先発を買って出る。アントンと高尾で試合スタート。ディーノが出てくると高尾は渡瀬とすぐさまタッチして下がってしまう。ディーノが渡瀬に男色殺法。アントンはこれに「子供が見てんだろ!」と怒ってやめさせてしまって交替。アントンがチンロック。ディーノが出てきてナイトメアを狙うもアントンがナックルを放って「こんな神聖なリングで神聖な清水のリングで何やってんだ! 俺たち8年前一緒に住んでいた時はこんなんじゃなかった。毎日スクワット30回やって世界のプロレス界の頂点取ってやろうって!」と説教。「ワタシだって8年経てば変わるわよ!」と言うディーノに「もう一回やり直そう!」とアントンがコーナーに下がってタッチを求めるとディーノは涙ながらに「もう!」とタッチ。アントンに続いてディーノが渡瀬に男色殺法を我慢してフロントスリーパー。さらにダブルのバックエルボーと追い込んでいく。渡瀬はアントンにブレーンバスター。高尾vsディーノの局面になると高尾がドロップキック。渡瀬がカーフブランディングで続く。腕極めDDTからのカバーをカットしたアントンが高尾のドロップキックで場外に送り出されてしまう。ディーノがアントン不在を確認して高尾に男色スープレックス。さらに渡瀬に「我慢できない」とリップロック。蘇生してこの光景を見たアントンが「接吻じゃねえか!」と止めに入るが、ディーノがアントンにもリップロック。するとアントンが覚醒してしまってワンショルダー、ヒートテックのもも引きを脱いでレインボーカラーのアンダータイツ姿に。ディーノもアンダータイツになると渡瀬と高尾にケツを掘ってビッグブーツ。ディーノが生男色ドライバーから渡瀬の生尻を出させて股間を突いていくと、止めに入る高尾もアントンが生尻を出させて股間を突いていく。止めに入る松井レフェリーが巻き込まれてノーコンテスト。

      第4試合はKUDO&坂口征夫vs樋口和貞&岩崎孝樹のタッグマッチ。1・21町田のKO-D6人タッグ選手権試合の前哨戦。岩崎が酒呑童子の連係に捕まってしまう。KUDOのボディースラムや坂口のチキンウイング・フェースロックで捕まってしまうも何とかロープに逃げた岩崎。KUDOの倒立式ダブルニーをカウント2で返すとバックスピンキックを回避してのバックドロップでようやくピンチを抜け出す。替わった樋口が一気呵成に攻める。樋口がKUDOにぶちかましを狙うと坂口が入ってジャンピングミドルで迎撃。ダブルのミドルキックからKUDOがカバーするもカウント2。坂口が払い腰からPK。これはカウント2止まり。樋口もラリアットでやり返して戦況はKUDOvs岩崎に。KUDOは岩崎の蹴り脚をキャッチしてドラゴンスクリュー。岩崎もジャンピングハイやジャスティスニーを繰り出し、樋口を呼び込む。樋口のオクラホマスタンピード+岩崎のミドルキックの合体技。カットに入った坂口が樋口をコーナー腹這いにさせて串刺しニーをぶち込んで排除。ミドルキックで抵抗する岩崎にKUDOと坂口はサンドイッチPK。コーナーに登るKUDOを岩崎が止めてぶら下がり腕十字。坂口がカットに入るとKUDOが岩崎に地獄の断頭台。最後はダイビング・ダブルに―ドロップを投下して勝負あり。

      試合後、高梨がマイク。「残念だったな、DNAのクソガキども。KO-D6人タッグの前哨戦? 完勝だったよ。次のタイトルマッチも今日と同じ結果になるだろうよ」KUDO「22日は町田でKO-D6人タッグがあるし、29日後楽園ホールでは竹下とのKO-D無差別の挑戦権を懸けた闘いがあります。坂口も2月に防衛戦があります。これから酒呑童子さいたまスーパーアリーナまで勝ち続けます。今日はいい酒もらったんで飲んじゃいます。清水のみんなと酒盛りだー!」

      【試合後のコメント】
      坂口 見ての通りだよ。なんであんな若いのがウチらに挑戦するんだよ。町田はDNA入れなくていいんじゃない? モーテルとウチらで十分。オマエらは家でプロレスの勉強でもしとけ。
      KUDO 今日の岩崎、右ヒジやられたけど、それだけだから。右ヒジ以外はピンピンしている。来週も問題なく勝ちます。後楽園ホールも竹下を必ずぶっ殺す。以上です。


      岩崎 酒呑童子に札幌でやられて、またこのカードが組まれたのでなんとかやり返したかったけど、悔しいな。
      樋口 悔しいよ。
      岩崎 またやられてしまったな。あの2人には絶対に勝つまで挑んでいきたい。来週、KO-D6人タッグ選手権組まれているので。3WAYだけど、3WAYとか関係なく真っ向勝負であのベルトを俺たちに獲り返したいと思います。
      樋口 酒呑童子は強敵ですけど、6人タッグの挑戦が決まったので岩崎さん、僕、渡瀬の3人で力を合わせて、またベルトを獲ってやろうと思います。とりあえず酒呑童子をぶっ飛ばします。
      岩崎 次やったらわからない。

      ――町田のKO-D6人タッグ戦はハッピーモーテルも加えて3WAY戦だが。
      樋口 正直ややこしいとは思いますけど、別に関係ないですね。若いDNAの3人でベルト獲って、これからのDNAの弾みをつけたいですね。全員ぶっ倒します。

      セミファイナルは竹下幸之介vs大石真翔のシングルマッチ。大石は勝俣、MAOとともにネバギバ入場。序盤から大石が竹下にヘッドロック地獄。向かっていった竹下を場外に出してケブラーダを狙うが、これは竹下が脚を引っ張って阻止。場外でエルボーを放つ大石に竹下は強烈な一撃で返答し、エプロンへのボディースラムから鉄柱へ腰をぶつけてダメージを重ねていく。なんとかリングに戻った大石だったが、腰にエルボーを入れられて動きが止まってしまう。竹下はバックブリーカー連発からキャメルクラッチ。カナディアン・バックブリーカー・ドロップからのカバーはカウント2止まり。大石は担ぎ上げられそうになるとエプロンに逃げるが、竹下はそこから引っこ抜いてのバックブリーカー。逆片エビで勝負に出る竹下。大石は何とかエスケープ。竹下の逆水平を食らいながらもランニング・フォアアームで逆転。なんとかスイングDDTを決めたがバックブリーカーで叩きつけられるとサソリ固め、さらにSTFでピンチに。なんとかロープに逃げた大石はブルーサンダーをウラカンラナで切り返し、そこから丸め込み連発。スタナーから再びヘッドロックを狙った大石を竹下はバックドロップで切り返す。串刺しビッグブーツから垂直落下式ブレーンバスター、最後はショートレンジ・ラリアットで熱戦に終止符を打った。

      試合後、竹下がマイクを取る。竹下「大石先輩、正直、オープニングではあんなこと言ったけど、大石さんの実力は僕が十分わかっているから。だから今日も僕はビッグマッチだと思ってこの清水大会のお客さんの前で試合をしてます。僕は次の後楽園でトーナメント決勝戦、それに勝てばさいたまスーパーアリーナのメインに立てます。そこで必ずベルトを巻いてチャンピオンになるんで、次は大石さんの友達とお母さんが見に来てくれる富士大会でタイトルマッチをやりましょう」大石(大の字のままマイクを向けられて)「タケ…強くなったなぁ。今日闘ってわかった。間違いなくオマエはDDTを背負って立つ男だってことだ。オマエがプロレス界を背負う人間になったら、プロレスの先生は大石真翔だと言ってください」竹下「ちょっと待ってください。僕は大石さんに教わったことは女性へのLINEの送り方だけです。スタンプの送り方だけです。プロレスは教わってません」大石「体だけじゃなく心も大きくなるってことだよ。いいか、今日はオマエに胸を貸してやったのはプロレスキャリア15年、親も友達も見に来ない大石真翔、もうすぐ38歳だってことを覚えておけ!」

      【試合後のコメント】
      大石 今日の敗因はマチコだな。マチコが仕事で来ない。富士の友達も清水なんか来ない。次、富士大会がいつあるかわかんないけど、タケにベルト獲ってもらってタイトル戦をおこないますよ。もっともっといろんなものを磨いていきたいと思います。
      ――あくまでも友達は遠くてこなかった?
      大石 「清水はちょっと遠いわ」って。東京から来てくれているお客さんもいるのに(苦笑)。静岡県民にとって東部と中部を隔てる富士川がどれだけ広いか。他県の人には理解できないかもしれないけど、僕も友達が静岡で何かやるって言ったら「静岡はちょっと…」と言う気がします。やっぱり僕のホームは富士大会ですね。清水なんか縁も所縁もない。こんなところで勝てるわけねえ。クソーッ、清水め…また来年も来ます。

      メインイベントはHARASHIMA&彰人&ウラノvs佐々木大輔&遠藤哲哉&マッド・ポーリーの6人タッグマッチ。HARASHIMAと佐々木は1・29後楽園の前哨戦。DAMNATIONが場外戦を仕掛けて流れを変える。リングに戻るとウラノがローンバトルを強いられる。猛攻を耐えたウラノはポーリーのリバース・スプラッシュを回避。脚を掴まれるも空いている片方で延髄斬りを決めて彰人とタッチ。彰人は向かってくるポーリーを場外に出すと、介入した佐々木と遠藤には連結ドラゴンスクリュー。リングインしたポーリーにチンクラッシャーから俵返し。これはカウント2止まり。ポーリーもルーテーズプレスで潰して遠藤とタッチ。遠藤は彰人にその場跳びシューティングスター。これはカウント2。彰人はバックドロップで反撃。HARASHIMAはダイビング・カンフーキック。さらに雪崩式ブレーンバスターで続く。遠藤はスプリングボード・ニールキック。佐々木が出てきて矢のようなドロップキックからクロスフェース。遠藤がゆりかもめで彰人を、ポーリーがフルネルソンでウラノを捕獲。佐々木がHARASHIMAにダイビング・エルボードロップ。これをHARASHIMAは剣山で迎撃。スマスカの連係からHARASHIMAが佐々木にリバース・フランケンからバズソーキック。蒼魔刀狙いを佐々木がキャッチしてNOW OR NEVERに切り返す。遠藤がスワンダイブ450°でアシストすると、佐々木がベトナムドライバーⅡを決めてフォールを奪った。

      試合後、佐々木が「HARASHIMAさん、ちょっと待ってください。話があります」とリングに呼び込む。佐々木「HARASHIMAさん、自分、先週の大阪であなたに絞め落とされて目が覚めました。もう反則はしません。自分もあなたのような正々堂々強いDDTのエースになりたいです。29日後楽園、自分と正々堂々、熱い試合してください! お願いします」佐々木が右手を差し出す。これに応じたHARASHIMAに佐々木が急所蹴り。しかし、この動きを読んでいたHARASHIMAは脚をキャッチする。佐々木は「違う! 違う! 今のは違う! 俺の右脚のバカ!」と急所を蹴らんとした自身の右脚を叩いて「テツヤ、俺の右脚を抑えろ!」と遠藤に抑えさせる。「今の人生、最後の過ちです! もう二度と過ちを起こしません。29日後楽園ホール、あなたのような強くて偉大なエースに勝って、自分もあなたのようになりたいです! 29日、正々堂々、熱い試合をお願いします!」佐々木は再度右手を差し出す。再びこれに応じたHARASHIMAだったが、佐々木は反対の脚で急所蹴り。HARASHIMAは股間を押さえながら引き揚げるしかなかった。佐々木「HARASHIMAさんよ~。あんたはお人好しが過ぎるぜ! 二度あることは三度ある。三度あることは四度ある。バカじゃなければ俺のことなんか信じないぜ。ここにいる全員に約束する。29日、後楽園ホール、俺がHARASHIMAさんに勝って、あのベルトをいただく! そうしたらキャンディスと結婚する! いいか俺たちがDAMNATIONだ! 俺たちは群れない・媚びない・結婚する! このマザーアースは俺たちDAMNATION中心に回ってんだ。覚えておけ!」

      【試合後のコメント】
      HARASHIMA 最後騙されたりとかもあったけど、何よりタッグとは言え、あっちの得意技でガッチリ3カウント取られたのがひじょうに悔しいです。それだけです。あとは何も考えられないです(と一人先に引き揚げてしまう)。
      ウラノ チームとして負けてしまったので。スマイルスカッシュとしてはチームとして正念場なので。
      彰人 ウラノさんは世界ジュニアがあるし、後楽園で(HARASHIMAさんは)防衛戦があって、僕らはHARASHIMAさんとタッグベルト(挑戦)もあるし。ユニットとしての正念場でもあるし、実績を残したいというのもあるから。HARASHIMAさんは今はあれだけど、町田までには持ち直して、やってくれると思うし。僕はそんなに心配してません。
      ウラノ また勢いをつけれれば。


      佐々木 HARASHIMAさんの鍛えているタマはあと何個あんだよぉ。7個潰せば願い事が叶うんだぞ。俺の願い事はなんだ、言ってみろ。
      ――キャンディスとの結婚…。
      佐々木 そうだ、その通りだ! 7個潰して俺がキャンディスと結婚する! あんなお人好しは騙すのが簡単なんだよ。俺が正々堂々闘うわけねえだろ!
      ――ギブアップ技でも3カウント取る技でも両方、チャンピオンから取れたのは大きい?
      佐々木 そんなことは気にしちゃいねえよ。どんな技を使ってでも勝つ。なんでかわかるか?
      ――キャンディスと結婚したいから?
      佐々木 そうだよ! よくわかっているじゃねえか!
      ――ただ、キン●マは7個ないのでは?
      佐々木 鍛えているから7個ぐらいあるだろ!
      ――終盤までTシャツを脱がなかったのは?
      佐々木 寒いからだよ! 暖房入ってなかっただろ! こっちはウォーミングアップしてねえんだよ。寒いに決まっているだろ!


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