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たった4年、されど4年の一騎打ち

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    • DDT年間最大のビッグイベント、8・18日本武道館大会のメインイベントとして飯伏幸太vsケニー・オメガのKO‐D無差別級選手権試合が行なわれる。両者のシングルマッチは、ケニーが“カナダの路上王”として初来日し、2008年8・6新木場での変則ハードコアルール(61分3本勝負)で闘って以来、実に4年ぶりの一騎打ちだ。

      「プレッシャーはもちろんあります。メインもそうですけど、ケニーが相手というのが、自分的にプレッシャーです」

      これは公開練習での飯伏のコメント。「あまり人のことをすごいと思ったことがない。オリンピック見ていても、すごいと思わない」が、ケニーについては別格だと話す飯伏。そのすごさはフィジカル面にあるという。

      「普通、瞬発力と持久力って反比例するんですね。瞬発力の人は、そこまで持久力が伴わない。それは筋肉の質的にそうなるんですけど、ケニーはどちらもあるんです。マックスの瞬発力で最後の最後まで動き続けることができる。初来日の時に対戦して『なんだ!? このパワーと瞬発力は』と感じて、それでも後半は弱ってくるだろうと思っていたんですけど、衰えない。自分もどちらかと言うと最後の最後まで飛んだり、フェニックス・スプラッシュを出すことができるんですけど、根本的に違います」(飯伏)

      初のシングルマッチから4年間、飯伏とケニーは互いの実力を認め合い、タッグチーム“ゴールデン☆ラヴァーズ”を結成してからは、IWGPジュニアタッグ王座を獲得するなど活躍した。飯伏は新日本プロレスで2011年にベスト・オブ・ザ・スーパージュニアを初優勝し、IWGPジュニアヘビー級王座も戴冠。左肩脱臼に伴う手術で長期戦線離脱も余儀なくされたが、復帰後はKO-D無差別級王座、IWGPジュニア王座の二冠王となった。一方のケニーは2011年に全日本プロレスのジュニアヘビー級リーグ戦に参戦。優勝こそ逃したが、その年の10月にはKAIを破って世界ジュニアヘビー級王座を獲得。2012年5月まで7ヵ月に渡って、チャンピオンとして君臨した。

      「4年前とは、僕もケニーもまったく違いますよね。僕は新日本ジュニアのいいところを吸収して、ケニーは全日本ジュニアをいいところを吸収して、ホームリングに帰ってきた。だから、4年前とは全然違うプロレスになるかもしれない」(飯伏)

      2人は“ゴールデン☆ラヴァーズ”というチームを結成しながら、シングルプレイヤーとしては2つの異なるメジャー団体で活躍してきた。得てきた経験がそれぞれ異なる。たった4年、されど4年。1460日という日数が、闘いの進化を予感させる。

      「僕はケニーをライバルだと思っています。むしろ4年前より、その気持ちは増しているかなあ」(飯伏)

      8・18日本武道館のメインイベント。DDTの2大エース対決となったHARASHIMAvs飯伏、外敵王者を迎え撃ったHARASHIMAvs関本大介、ともにDDTの苦労を分かち合ってきたKUDOvs石川修司とはまったくカラーの違う闘いになりそうだ。2人の共通意識は勝敗以上の「いい試合」である。

      ちなみに、ケニーより上回っている部分について飯伏に聞くと、「日本語です」とはぐらかされてしまった。(オフィシャルサイト取材班)

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