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【DDTドラマティック総選挙2017~最初のお願いスペシャル!~のまとめ】男色面談でノンタイトルながら竹下vs佐々木vs大家とい

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    • 25日、東京・新宿FACEにて「DDTドラマティック総選挙2017~最初のお願いスペシャル!~」がおこなわれた。まずはアンダーマッチの鶴見亜門がGM復帰できるかどうかを決める試合から。亜門暫定GMは東京女子プロレスの甲田哲也代表を相手に復帰戦に臨む。両者睨み合うなり亜門が張り手。甲田がフラついて試合スタート。互いにミドルキックを打ち合う両者。今林のミドルキックで甲田がアバラを痛めてダウン。起き上がった甲田に亜門が子ブラツイストからグラウンドに移行。しかしカウント2。甲田がダウン。起き上がった甲田が片足タックルから両者くんずほぐれつの攻防。亜門が腕十字。甲田がこれを丸め込みで切り返すとスリーパーに持ち込む。これがガッチリ決まって勝負あり。

      試合後、男色Pは亜門暫定GMにクビを言い渡す。松井レフェリーはじめDDTスタッフが土下座してまでクビ撤回を申し出たが、男色Pは首を縦に振らない。清くDDTを去ろうとする亜門だが、男色Pが「細かいことは苦手なの。誰かフリーで手伝ってくれる人はいないかな?」と助け舟。男色Pは「鶴見亜門はクビだけど、今林久弥としてアシスタントプロデューサーになってよ」と任命。こうして亜門は今林久弥APとしてDDT復帰を果たした。

      続いて今林APによる前説ではDDTドラマティック総選挙2017の中間発表を9・2春日部でおこなうことがアナウンスされた。オープニングVを挟んで男色面談へ。DAMNATIONが本部席に陣取った以外、出場選手はリングに集結。ソロ・ダーリングの挨拶を挟んで男色Pと今林APが要望を聞いてカードを決めていくことに。

      ①豚ing2017は9月中の大会すべてメインで組めと要望したが、豚ing2017が3人揃うのは今回限りと拒否られたので、対戦したい相手として3対3で女子とやらせて欲しいと懇願。チェリーが拒絶反応を示すも男色Pは「特に理由がない限り決定」と第1試合で決めてしまった。

      ②佐々木大輔が「ソロ・ダーリンと試合をしたい」、すると入江も「ソロ・ダーリンと試合がしたい」と訴えたが、もう試合が決定していたため却下。

      ③NωAはKO-D6人タッグへの酒呑童子とのリマッチを組むよう要求。男色Pは実績不足のため、ノンタイトルで酒呑童子と試合をおこない、負けたら口パク・かぶせ禁止を通達。さらに権利のある人が場外転落で失格となるルールを設定し、これに酒呑童子が認めて決定。

      ④平田は「T2ひーをやめたいです。高圧的なヘビー級だし、パシらせるし…」。これに高木と大鷲が猛反発。男色Pは「筋と通さないと。2対1で自分の力で勝ち取りなさい」と通達し、高木&大鷲vs平田のハンディキャップマッチを決定した。

      ⑤佐々木が「もう帰っていい?」と言うも却下。
      ⑥宮本がビアガーデンプロレスで島谷に相撲で負けてしまったため、相撲を取らせるよう要求。バックステージにいた島谷を再び呼び戻し、樋口を行司役にして急遽相撲がスタート。宮本が島谷をぶん投げて勝利してわだかまりを解消。

      ⑦岩崎は「上位陣に食らいついてDDTの上にいきたい。チャンスください」と訴える。男色PはHARASHIMAとの工場プロレス前哨戦としてエニウェアフォールルールをやろうとしていたといい、男色&石井&岩崎vsスマスカ3人のカードを決定した。

      ⑧入江の海外遠征について樋口は男色Pの尋問により「入江さんの海外遠征をTwitterで知った。両国でベルトは失ったけど、海外にいかなくても日本でも強くなれるんじゃいかな…」。男色Pは白々しく「もめんなよ! シングルマッチでわだかまりを晴らしてください!」と通達し、入江vs樋口が決定。

      ⑨ここまでずーっと日本語でのやりとりだったので困惑していたライアンに振るとアントンの通訳で「日本に来て2年。どうしてもやっていない試合がある」とライアンvsアントンをアナウンス。アントンも「彼がその気ならいつでも」と言い、ライアンvsアントンも決定した。

      ⑩現在6試合が決定し、残り7人となったところで今林APが3WAYマッチとタッグマッチの計2試合ができると男色Pに提案。男色Pは直感で竹下vs佐々木vs大家を提案。竹下と大家が「やってやるよ!」と乗り気になったが、佐々木は「通帳が懸かってない」と反対。すると男色Pはこの試合の勝者には今林APの現在の所持金の2000円、さらに佐々木が勝利した場合はプラスして大家の現在の所持金「2万円ないぐらい」が贈呈されることに。
      ⑪必然的に遠藤&ポーリーvs彰人&ディエゴが決定。男色Pは「再起戦になる。負けた者同士がどう一歩を踏み出すか」と後付けながら最もらしいことを言って締めくくった。

      第1試合は赤井沙希&ソロ・ダーリン&チェリーvs松永智充&伊橋剛太&島谷常寛の6人タッグマッチ。伊橋が大好きな赤井へ『I LOVE YOU』を唄うもゴングが鳴らされて試合スタート。攻め込まれたチェリーが島谷をぶん投げて逆転。抱き着こうとする伊橋にはサッキーカッターから島谷にビッグブーツ。ダーリンは介入した松永ともどもスタナー。ドリンクを飲んでパワーアップしたダーリンがテーズプレスからマウントエルボー。それでも豚ingがトリプルブレーンバスターでダーリンを投げると松永がドリンクを奪い取って3人で口移しから伊橋がマーライオン。島谷が丸め込むもカウント2。伊橋のタイツ攻撃をダーリンがかわして松永、島谷に被弾させると最後はダーリンがネックスクリューを決めて3カウント。

      【試合後のコメント】
      ――初来日だったが。
      ダーリン 素晴らしいわ! とてもワイルドな体験でした。
      ――明日は東京女子プロレスの中島翔子戦を控えているが。
      ダーリン 本当に興奮しているわ。このための準備をしてきました。シュガーラッシュを出す用意もできています。

      第2試合は平田一喜vs高木三四郎&大鷲透のハンディキャップマッチ。ダンス入場も潰されて2人がかりで大劣勢の平田。大鷲に「どちらかと言うとどっちが嫌いなんだよ」と詰められると平田は「どちらかというと大鷲さん、アナタだ!」とエルボー。大鷲が逆水平で吹っ飛ばしていく。平田はエースクラッシャーを繰り出すも、いつものクセで高木にタッチしてしまう。それでも手刀で逆転するとストップ延髄斬りからパラダイスロック。新カラーの平田メガネを装着するも高木がスタナーで阻止。シットダウンひまわりボムを狙うも平田は高木にメガネをかけさせ、自身も装着。高木と高木に肩車されている平田がダンス。直後に平田が丸め込んで勝負あり。

      試合後、高木は「約束は約束だ。今日でT2ひーは卒業だ! 今までありがとうな。卒業する前にオマエに見せたいものがある」と木曽レフェリーに今年の選手契約書を持ってこさせて平田に読ませる。それは平田が契約期間中にT2ひーを離脱した場合、DDTが作成した平田メガネとヒラコレメガネを販売価格とで買い取るというもの。高木は3000個×2000円を買い取らせようとすると、平田は「高木さん、大鷲さん、何言ってるんですか? 平田20代最後の最大のジョーク!」と話をなしにして「T2ひー一丸となりました。これ以上のユニットないでしょう! 最高でしょう、T2ひー! この3人でまだまだ力を合わせて最強のユニットしてプロレス界に立つんでT2ひー、そして平田一喜についてこい!」と今までの話をなしにして強引に締めた。

      第3試合はKUDO&坂口征夫&高梨将弘vs大石真翔&勝俣瞬馬&MAOのイリミネーション6人タッグマッチ。通常のプロレスルールのほか、権利の持った選手がオーバーだろうがセカンドだろうがサードだろうが場外に転落したら失格になるルール。MAOが坂口のスリーパーで脱落。その坂口はエプロンでの攻防で大石に落とされて失格。大石がエプロンからKUDOに落とされるとセコンドの飯野がキャッチ。その飯野が坂口に蹴倒されて大石は失格。ピンチの勝俣はコーナーに登ったKUDOをドロップキックで落とすと、高梨にフットスタンプから強引に押さえ込んで勝利した。

      試合後、大石が男色Pを呼び込む。口パクに大喜びの大石に勝俣とMAOが突っ込む。すかさず大石はKO-D6人タッグ挑戦を要求すると男色Pは「約束は約束だから」と9・2春日部でのKO-D6人タッグ挑戦を認めた。

      【試合後のコメント】
      大石 見ただろ、NωAが酒呑童子に勝ったんだよ。
      勝俣 スリー取ったぞ!
      大石 ルールがどんなだって勝ちは勝ちだ。アイツら負け癖つくんじゃねえか?
      勝俣 最後ガッツリ、スリー取ったんだぞ。春日部で今年3回目か。三度目の正直だ。俺らが絶対あの白いベルトを巻いてライブするぞー! 以上、僕たちニュー・レスリング・アイドル、NωAでした!
      3人 ありがとうございました!


      坂口 今日は遊ぶつもりでやったから負けちゃったけど、通常ルールだったらウチらが負けることはないでしょう。
      KUDO 今日はルールがよくわからなかった。次見とけよ。絶対勝つ。
      坂口 落っこったら負けなんかねえよ。3人ともぶっ殺してやるから楽しみにしとけ。歌の前にごんぎつねの余興でもさせてやる。


      第4試合はジョーイ・ライアンvsアントーニオ本多のシングルマッチ。アントンがライアンに躓いてしまうとアントンは英語でライアンにヒザが壊れてしまったこと、ギブアップ寸前であることを伝えるとギブアップする前に昨日徹夜で考えてきた「ごんぎつね」を披露することに。内容は食事にいった場所が「鳥貴族」ではなく「ひょうきん族」だったいうもの。全編英語だったが、当然唖然とするライアンにサミングを決めて場外戦でイス攻撃。リングに戻ってライアンのオイルを盗むと自身の乳首に塗る。アントンのスリーパーを耐えたライアン。股間へのヘッドバットを食らって覚醒するとナックル連打からチ●コ投げの体勢。アントンはサミングで阻止。アントンのマンハッタンドロップは逆にヒザを痛めてしまってチ●コ投げで回されてしまう。アントンはロリポップキャンディー攻撃をかわしてコーナー逆さ吊りにすると股間へのシャイニングごんぎつねを狙うが両腕が壊れてしまう。ライアンのロリポップキャンディーをアントンのキツネの手がくわえて覚醒し、ライアンの乳首を攻撃。さらにバイオニックエルボーを狙ったところでライアンがロリポップキャンディー攻撃。そこからスーパーキックにつないで勝利した。

      第5試合はHARASHIMA&高尾蒼馬&宮本裕向vs男色ディーノ&石井慧介&岩崎孝樹の6人タッグマッチ。HARASHIMAと岩崎で背中へのローキックを打ち合って意地の張り合い。ディーノは宮本に男色殺法。ブレーンバスターから男色ナイトメア。これがカットに入られるとそこから場外戦。北側ステージで石井が高尾を押さえつけ、ディーノが会場をランニングしてのホモイェを発射するが、一度目はかわされてしまい、二度目は宮本が石井を攻撃して高尾を救出。走り込んできたディーノの前にはすでに誰もいなかった。その後、北側ステージでは宮本がディーノに相撲勝負を挑むもステージから下に投げられてしまう。リングに戻るとディーノが尻出し。宮本に地獄門を浴びせようとするも、高尾が救出に入って石井にドロップキック。石井はカウンターで高尾にダブルアームの体勢。堪える高尾にカウンターへのDDT。岩崎が押さえ込むもHARASHIMAがカット。続いてHARASHIMAと岩崎がカウンターでミドルキックの打ち合い。HARASHIMAのハイキックが決まるとそこでの蒼魔刀で3カウント。

      試合後、HARASHIMAがコーナーでケツを出し続けているディーノにマイク。「DDTを変える? 楽しみにしてるよ。でも僕がタッグチャンピオンであることに変わらないし、上を目指すことも変わらない。工場プロレス、メチャメチャ楽しみにしてるからよろしく」宮本「本日3試合目、相撲を入れたら4試合目です。私は個人部門に出ておりませんが…」高尾が慌てて宮本の口をふさぐ。HARASHIMA「リング上での選挙活動はルール違反だから!」宮本「え、なんで?」HARASHIMA「なんでかって? それは鍛えているからだー!」

      【試合後のコメント】
      HARASHIMA 今日から男色ディーノプロデューサーのマッチメークでDDTが新しい方向に向かっていろいろ変わってきているかなというのは今日の試合でも、あの6人でエニウェアとかやったことなかったし、新しいことが始まっているのかなというのを感じながら。まあ今度工場プロレスでタッグベルトの防衛戦があるけど、そこは絶対に譲れないし、いろいろ変わっていく中でも僕がチャンピオンであることは変わらないし。もっと上目指してしっかりしたものをDDTで見せつけていきたいと思います。

      ディーノ まず個人で言うと私はベルトを獲りたい。プロデューサーにだからといって個人がどうこうというわけじゃないの。私はマルちゃんを掘りたいし、HARASHIMAさんを握りたい。その気持ちはいささかも変わっていない。そしてプロデューサーの立場から言わせてもらうと、DDTのイメージを変えることに真っ先に必要なのは、チャンピオンが変わるってことなの。そういう意味では私が新しくベルトを獲ってイメージを変えると。タケちゃんもタケちゃんで強いのはわかった。じゃあいろんなことに対応できるのかというのを私は問いたい。それについてこれないなら、そこは振り落とさせてもらう。今は竹下だけど次にベルトを持った人も、普通のプロレス団体じゃないところで試させてもらう。それに対応できた者が、それを越えてお客さんに面白いものが提供できて勝ち続けられる者がDDTのトップを獲るんでしょうね。そのトップが私でないとも限らない。私がDDTを変えるためだったらベルトへの欲も捨ててない。何が起こるかわからない。それがこれからのDDT。

      休憩明け、赤井沙希のグッズ紹介コーナーから9・3キャンプ場プロレスのカードが竹下幸之介&ディエゴvsマイク・ベイリー&MAOvs伊橋剛太&島谷常寛vs佐々木大輔&遠藤哲哉vs高木三四郎&一般人S・M紀(エス・エムノリ)さんと発表された。

      第6試合は入江茂弘vs樋口和貞のシングルマッチ。ド迫力のショルダーアタックの打ち合いで意地の張り合い。入江が握手を求めると樋口がその手を放さず逆水平。入江は手をつないだままエルボーで応戦する。そこからラリー。さらに頭突きを打ち合って両者崩れる。樋口が拷問式フェースロック。入江がロープに逃げる。続いて樋口が串刺しラリアットもカウント2。ブレーンバスターの掛け合いは入江が投げ勝って逆転。突っ込んできた樋口を場外に落とした入江。リングに戻されるも踵を返しての重爆トペ・スイシーダを発射。入江が樋口をリングに戻して串刺しラリアット。ブラックホールスラムは樋口がロックボトムで切り返す。カナディアン狙いは入江が堪えてコーナーポストへのリバースショルダー。キャノンボールは樋口がドロップキックで迎撃する。樋口がカナディアンでとらえたが抜け出した入江がスクエア・アンド・コンパス。さらにダイビング・キャノンボールで場内騒然。樋口もキャノンボール狙いの入江をキャッチしてのゴーディ式パワーボム。しかしカウント2。ぶちかましは入江がラリアットで迎撃。そこからラリアットの打ち合いも、樋口がなぎ倒したがカウント2。起き上がった樋口に入江がビーストボンバー。カウント2で返してヒザ立ちの樋口に入江がスライディング式にぶち込んで勝利した。試合後は両者握手をかわした。

      【試合後のコメント】
      アントン 2人ともお疲れ様です。まあね、今日の試合、そしてシゲちゃんが外国にいってしまうということで。選挙があってぜひ野郎Zの興行を後楽園でやろうって言ってたさなか、表向きには野郎Z危ないんじゃないか、亀裂が入ったと思われるかもしれない。そんなことないから。まず、入江茂弘が海外武者修行に行く理由。これはもうホントにアレですよ。プロレスもあるけど、ポルノですからね。完全に! 海外の野郎Z視察みたいなものです。すごいですよ、ジョディ・フォスター見たいのを連れてポルノ映画館に行きますから。モヒカンがいるし! ちょうどいいでしょうが。和製デニーロとして帰ってきますよ。それで我々野郎Zの後楽園大会、えらいことになりますよね。エッチなエッチな大会にしたいでしょ?
      入江 今までで一番エッチな野郎Zで。
      アントン どうですか、後楽園の展望は。
      樋口 ホントにスケベなことばっかしたいですよね。
      アントン 俺はね、後楽園ホールが名前が変わっちゃうんじゃないかと。悦楽園…しかもホールがね、あっちのホールに…“悦楽園穴”って書いて読みがホールになる。それぐらい水道橋に激震が…割れ目が入る。
      樋口 今日、入江さんと闘ってそういうわだかまりとかも全部吹き飛んだし、そういうエッチなことであれば…。
      アントン いまプロレス賢者タイムみたいなもんだね。
      入江 樋口のはすごかった。
      アントン 期待しててください野郎Z、話し長いですからね。
      樋口 とりあえず入江さん、12月30日は空けといてもらって。
      入江 もちろん。後楽園で。
      アントン ヤリましょう。


      セミファイナルは遠藤哲哉&マッド・ポーリーvs彰人&ディエゴのタッグマッチ。DAMNATIONが奇襲して試合スタート。さらに遠藤が場外からディエゴの足を引っ掛けてエプロンに寝かせるとポーリーがボディープレスを浴びせてダメージ。ここからローンバトルを強いられたディエゴだが、低空ドロップキックから四つん這いになったポーリーに延髄斬りを決めてピンチを抜け出す。替わった彰人がドロップキック。ドラゴンスクリューから俵返しで投げていく。ポーリーがハンマーパンチ。さらにテーズプレスで潰して遠藤とタッチ。遠藤の猛攻を耐えた彰人がバックドロップでやり返してディエゴとスイッチ。ディエゴはワンハンドスラムからランニングニーを狙うも遠藤がかわしてゆりかもめ。彰人も遠藤のハンドスプリングを阻止して後頭部にドロップキック。さらにポーリーをツープラトン・ブレーンバスターでぶん投げる。しかしディエゴは遠藤のハンドスプリングニールキックを食らってしまうと彰人もポーリーに排除され、最後は遠藤の旋回式トーチャーラックボムからスワンダイブ式ファイアーバードでフォール負け。

      メインイベントは竹下幸之介vs佐々木大輔vs大家健の3WAYマッチ。佐々木が大家に共闘を持ち掛け竹下に攻撃せんとするが、大家のみがラリアットで倒されてしまう。佐々木はすぐさまエプロン下に回避。ロープに飛んだ竹下を佐々木が転ばせてリングイン。脱いだTシャツで大家をメッタ打ちにする。佐々木が矢のようなドロップキック。佐々木がロープに飛ぶと竹下がリング下から足を引っ掛けて阻止し、リングイン。竹下のパワーボム狙いを大家がリバースショルダー。エルボーの打ち合いから竹下がブルーサンダー。これは佐々木がドロップキックでカット。佐々木がコーナーに登るも竹下が止めて雪崩式ブレーンバスターを仕掛ける。大家が蘇生して裏摩周の形で2人を落とすと、佐々木にカミカゼ。これはカウント2。佐々木が大家にクロスフェース。大家はロープに逃げる。大家のバックエルボーに竹下が割って入ってビッグブーツ。大家も竹下をブレーンバスターで投げると炎のスピア。かわした竹下に佐々木がダイビング・ラリアット。竹下が佐々木にスーパーキック。大家が竹下を丸め込むもカウント2。ジャーマンを起き上がった大家に竹下がランニングニー。佐々木がダイビングエルボードロップでカットして竹下にクロスフェース。佐々木が竹下にトラースキック。ミスティカ式クロスフェースは竹下が途中で止めてサイドバスターで気味に落とす。竹下が佐々木にユルゲンラリアット。しかしカウント2。ジャーマン狙いの竹下に大家がスピアで排除。さらに佐々木に炎のスピアを決めて勝利した。

      試合後、大家がマイク。大家「俺が勝つなんてこれっぽっちも思ってなかっただろ! 竹下は俺より20歳下、佐々木は10歳下。合わせて30歳下でアイツらすげえけど、俺だって15年、素人と言われようとこの業界で泥水すすってしがみついてきて! この業界とかこの社会だな。失踪までしてここまで這い上がってきた! 一番強いのが竹下だ? 佐々木だ? そんなの関係ないんだよな、今林さん! 今日勝ったのは?」今林「大家さんが勝ちました…」大家「今林さん! 2000円! 子供から借りた2000円、ワタクシが勝ったのでどうかお願いします!」今林「約束ですからね(と2000円を渡す)」大家「先週家賃で消えたお金が2000円だけ戻ってきました! 24日には66万円には届かないかもしれないけど、なんとか66万円に…違うじゃねえか! このベルトを守って竹下幸之介、佐々木大輔、アイツらどっちかに勝ってKO-DチャンピオンかEXTREMEチャンピオンに絶対になります! 絶対にプロレスをメジャースポーツにします! そういう意味で締めるからオマエら立てよ。オマエらみんな、たくさんの夢があると思う。『俺の夢はこれだったけど諦めちまった』『こういう風になりたかったけどなれなかった』そういう人がいるかもしれない。でもな! ご安心ください! 夢は死ぬまで見続けていいです! 夢は死ぬまで叶うために努力することが一番大切なんですよ! だから今日俺はこの2000円を手にすることができたし、ベルトも持っている。そういう意味も込めて自分にエールを送る意味でガンバレ、俺で締めます。いくぞー! ガンバレ、俺!」

      【試合後のコメント】
      佐々木 なんだアイツ、大家健! アイツ本当に素人か!? アイツ、セミプロだろ。素人じゃねえだろ、騙しやがって! クソ!
      ――24日はまた同じ2人との対戦だが。
      佐々木 今日でアイツが素人じゃなくて、セミプロだってわかったからよ。もう容赦しねえよ。今日は2000円もらってんだろ、アイツ。貯金増えてるだろ。24日までにはもっと増やしてよ、金が増えたら俺はもう容赦しねえぞ!
      ――24日はインディージュニアが懸かる場合もあるが…。
      佐々木 インディージュニアなんかいらねえよ。金だよ、金! 俺の借金いくらあるのか知ってるのかよ!
      ――いくらある?
      佐々木 ヘヘヘ(苦笑)、66万よりあるよ。
      ――返済にあてたい?
      佐々木 なんで返済なんてしなきゃいけねえんだよ! 俺の借金じゃねえだろ! カード会社の借金だろ!

      大家 オイ! 9月24日DDT、後楽園ホールのメインと同等のカードで俺は勝った! そして! 2000円! 2000円!! これが、勲章だよ、オマエェェェッ! 勝った証だよ! 普通の試合だったら何ももらえねえだろ、でもな! 今日俺は3WAYマッチでGM(今林APの間違い)から虎の子の2000円! これを勝ち取った。ということはな! 守るものがベルト以外にできたということだよ! ええ!? もし、9月21日、俺が、もしだぞ! 絶対ないけど負けたとしたら、66万の俺の貯金にプラスα、この2000円を懸ける。しか、9月21日に俺がもし勝ったとしても、このチャンピオンベルトとともにこの2000円は必ず懸けます。なぜなら、この2000円が! 俺が今日、アイツら2人に勝ったという証だからだ! わかるか? 俺はプロレスをメジャースポーツにするためにガンバレ☆プロレスをやっている! 勝って得たものはすべて俺はタイトルマッチに懸けていく! オマエらそのつもりで今後の俺の試合、しっかり目に焼き付けておけよ!

      竹下 あのう、男色ディーノやってくれたなという。大家健、僕がこの約半年のチャンピオンロードでもそうだし、僕がデビューして5年間やってきた、経験してきたことが全部通じないですね。話にならない。これはすごいヤツと後楽園でやらないといけないですよ、ベルトを懸けて。絶対あの人にKO-Dのベルトを渡してはダメです。だから、逆に今日こういう感じで男色面談でこのマッチメークを後楽園前にやっておいてよかったなって。
      ――同一カードで組んでもらってよかった?
      竹下 じゃないと、後楽園の時、わからなかったですね。これで反省しますから、今日の試合をもって。深く反省します。なので、大丈夫ですけど。佐々木選手とはけっこうシングルもやってるし、前哨戦諸々やってきた仲なので、ある意味、手の内がわかるというか読み合いになるというか。闘っていてもスリリングだし、じっさい楽しいと思ってる自分もいて。そこでの闘いになると思いますね。大家選手はですね…あえて選手と言わせてもらいますけども、リズムから間から技から規格外です。ビックリ。
      ――予想を超えた部分があった?
      竹下 遥かに下回りましたね。
      ――下回った?
      竹下 はい。こんな感じなのか…だから佐々木選手と技術の差がありすぎて、自分がついていけなかったという、ホントに反省です。自分まだまだだったな。ホントにもっともっとプロレスは奥が深いんだと。なので、しっかり。大家選手との前哨戦があるのかはわからないですけど、佐々木選手とは決まっているカードがあるので。そこで向こうの出方を探りつつ、しっかり3WAYマッチの対策を練りたいと思います。いやあ、驚きました。あっぱれです。
      ――大家のファンの支持率はあったと思うが、脅威に感じる?
      竹下 脅威というかですね、支持率というものは感じますけど、ファンの声援とかじゃないんですよ、大家健というレスラーは。ホントに規格外だし、計り知れないです。初めてタイトルマッチが怖いと感じてます。後楽園のメインが。だから、僕は佐々木選手とシングルマッチをするつもりで後楽園に臨むのが、一番賢明な判断なんじゃないかなと今は思っています。
      ――なるべく大家とは絡まない?
      竹下 なるべく絡まない! いろんな意味でケガしても嫌なんで、僕はいかに絡まないかという方法を考えたいと思います。そこが決め手かな、というかキーになってくると思いましたね。ホントに危なかったです。



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