メインイベントは飯伏幸太vsケニー・オメガのKO―D無差別級選手権試合。第42代王者の飯伏はケニーを相手に2度目の防衛戦に挑む。飯伏が右手を差し出し、ケニーが応じてスタート。ケニーは飯伏の古傷の左肩を集中砲火。左肩を両足で踏みつけながらの逆十字でギブアップを迫る。苦しい飯伏はケニーにボディーブロー連打。フランケンシュタイナーで場外に出し、スワンダイブ式トペ・コンヒーロを発射。リング内からスワンダイブ式ミサイルキックで花道に出たケニーに、さらにスワンダイブ式ミサイルキックを突き刺す。花道で飯伏はハーフネルソン・スープレックス。ケニーはシットダウン式ラストライドをかわして、コタロークラッシャーで逆転。高速ドラゴンスープレックスで飯伏をリング下に落とすと、ノータッチのトペ・コンヒーロを決めた。飯伏は場内に設置された足場を登って2階席へと移動。そこからケニーにムーンサルト・アタックを浴びせていった。ケニーはリングに戻った飯伏をパワーボムでコーナーに叩きつけると波動拳からクロイツ・ラス。しかしカウント2止まり。飯伏はカウンターのラリアットで逆転。シットダウン式ラストライドを放つがカウント2で返された。ケニーはコーナーに登る飯伏を捕まえて雪崩式クロイツ・ラス。飯伏は3カウントを許さず。コーナーに登ったケニーを今度は飯伏が捕獲。ボディブローから雪崩式パイルドライバーを狙う。これはしのがれてしまったが、バック宙キックでケニーの動きを止めて場外床への雪崩式フランケンシュタイナー。先に飯伏がリングに戻る。腹部を押さえて苦しむケニーもなんとかカウント19で生還した。飯伏はケニーの腹部にソバットを入れて、さらにグーパンチ。飯伏のファイアーバード・スプラッシュを察知したケニーが二段蹴りから片翼の天使をさく裂させる。これを飯伏がカウント2でクリアすると、2人で顔面を殴りあう。続いてラリアットの打ち合いから、ケニーは向かってきた飯伏をスープレックスで投げて、腕を取ると逆十字を決めた。これをロープにエスケープした飯伏はケニーの雪崩式片翼の天使をかわすと、ハイキックをブチ込む。さらに雪崩式フェニックス・プレックスでケニーをキャンバスに脳天から落とす。これをカウント2でクリアされると飯伏は直後にフェニックス・スプラッシュをズバリと投下し、37分に渡る熱戦に終止符を打った。
直後にサンプラザ中野くんが登場し、『大きな玉ねぎの下で』を出場選手とともに熱唱。その後、スクリーンで2013年8・17&18両国国技館大会の開催がアナウンスされると、飯伏が「DDT、これからもまだまだ突っ走るぞー!」と叫び、最後に「今日は遅くまで本当にありがとうございました! まだまだ突き進みます」と言うとバック宙を披露し、DDT日本武道館大会のエンディングとなった。
飯伏「ケニーは大丈夫ですか? ケニーが心配です。でも、こういう激しい試合はいいかなって。エスカレートしていくだけだし、違った形のすごい試合を次からします。僕? 大丈夫じゃないです(苦笑)。 限界です。気持ちよかったですけど。ただこの形はMAXまでやったと思います。次は死にますよ、本当に(苦笑)。武道館でやれて僕は満足です。おもしろかったですか? (観客からの声援は?)みんなやめろって言ってたけど、やめないです。(ケニーとこういった試合は最初で最後にする?)勝って逃げるのは嫌ですけど、正直、自分が限界ですね。もし挑まれたら、負けるのも嫌ですけど、降参すると思います。(場外ムーンサルト・アタックは?)あれは……死ぬつもりでやりました。(場外への雪崩式フランケンは?)あれは、ケニーごめんなさい。でもやるしかなかったです。(5年後の東京ドームについては?)また僕がメインでしょう。5年後も勝ち取ります」
高木「すべて入ったからなんでも言えるのかなというのもあって、直前の直前まで寝ないで営業してくれて。プロレスを知らないお客さんも多かったと思う。そういう人たちにプロレスの魅力を伝えられたと思う。それに尽きます。プロレスの復興に向けてね。一度見ればハマるジャンルなので、一度見させることが大事だと思います。武道館でプロレス団体が興行やっているのはステータスだし、見に来るきっかけになると思うので。今度DDTは2013年に両国を2日間やります。僕の案ではまったく同じ興行をやるつもりはありません。日曜日はDDTオリジナルの興行になると思いますけど、土曜日はいろんな業種とコラボしたいです。なんでそうなるかというと、もっともっとプロレスを見てもらいたいから。1万人のお客さんしか見れなかったのは惜しいですよ。もっともっと見てもらいたい。プロレス以外のファンを動員したいです。アイドルでもいいし、ロック歌手でもいいし、なんでもいいと思う。DDTでしかできないコラボした興行をしたいです。モチーフにあるのは『戦国武将祭り』ですね。GACKTが歌った時、みんながギャーと騒いで、そういう人たちがプロレスの魅力を知るみたいな。プロレスを知らない人たちにもっともっとプロレスを見てもらう。そういうための2DAYSです。(20周年に向けては?)ドームやるのは伊達じゃないので。やるにあたって課題はいっぱいある。目標に向けてクリアしたいと思います。僕らに欠けているものはいっぱいあるので強化したい。お詫びしたいのは4時間スペシャルが、5時間スペシャルになったことですね。それだけDDTの15周年は濃かったということですよ。(武道館でやりたいことはできた?)全部できました。でもまだまだ残っている。来年はやらないけど、再来年はやりたいです。もう一回やりたい。今度はちゃんと4時間に収めたいです。ニッポン放送、武道館の方には感謝しています。ありがとうございました!」



