高木大社長が現れると、東京女子の4選手に語りかける。
高木 オマエ、さっき「マットじゃなくてリングデビューしたい」って言ってたな。
木場 …はい。
高木 オマエらやれんのか?
4人 やれます!
高木 よし。オマエら、リングデビューしろ!(場内拍手)
4人 ありがとうございます!(泣)
高木 オマエらのリングデビューの場所は俺様の頭の中にある! 考えています! オマエら俺が言ってから後悔するんじゃねえぞ。やるんならやりきれよ。死ぬ気でやれよ。東京女子プロレス、山下、KANNA、木場、中島、オマエたちのリングデビュー戦は…8月17日、DDT両国国技館大会「DDT万博」でオマエらリングデビューだ!!(4人は号泣)1万人規模の会場でリングデビューだ!
4人 ありがとうございます!(泣)
高木 DDT8・17両国国技館大会オマエら頑張ってもらうぞ。本戦と言いたいところなんだけど、まあダークマッチなんだけど、それでも両国でのデビューは変わりない。俺たちはそれぐらいオマエ達に期待している! 今日ここに集まったみんなもオマエたちに期待している! 女子プロレスの未来をオマエたちで頑張って盛り上げてくれ。以上!
桃知 ちょっと待って!×2 大社長、お願いがあります! 『The 3rd meeting』から参加させてもらっていますけど、心は東京女子プロレスみたいなものなんですよ! 何卒一つここは…(と東京女子勢とともに土下座)
高木 わかったよ! 桃知、オマエは東京女子プロレスのデビュー戦のリングアナウンサーをやれ!
桃知 やりまーす! ありがとうございまーす!
高木 オマエら全員で両国のオープニング盛り上げてくれ! 以上!(高木は退場)
その後、リングでビューが決まった東京女子4選手が涙ながらにコメント。
山下 私、福岡出身なんですけどお母さんたちがいつも電話で「大丈夫?」って心配してくれて。マットもいいんですけど、いつまでもマットで不安に思っていたから、この後、「デビューするけん。見に来て」って電話します。
中島 どうしましょう。そんな大舞台に立ったことがないですよ。あの…ありがとうございます。頭の中が真っ白です。すごく不安なんで、いっぱい練習します。
KANNA プロレスラーになりたくて東京女子に応募したんですけど、実はDDTの団体って知らなくて、後からDDTって知ってワタワタしてたんですけど、まさか自分が両国でデビューするなんて思ってなかったので、本当に嬉しいです。もっともっと頑張って、もっと強くなって、大家さんみたいなレスラーに…頑張ります!
木場 ごめんなさい。整理ができてないんですけど、ダークマッチとは言え、まさか両国でリングに立てるとは思ってなかったので、本当に嬉しいです。東京女子プロレス、ここからがスタートだと思います。これからもよろしくお願いします!
【試合後のコメント】
高木 練習を教えているコーチからも頑張っているというのは聞いてましたし、僕も実は東京女子のイベントは皆勤なんですよね。これだけ忙しくても必ず見に行ってて成長を実感してるんで。やっぱり最初始めた時は何をやるかわからないから、プロレスファンが少なくてアイドルファンの方が多かった状況の中で徐々に伝わって来て、プロレスファンの比率が増えたし、アイドルファンの比率も増えたし。アイドルファンの人たちも「プロレス面白いんじゃない」という部分も見えてきたんで、リングデビューのゴーを出したという感じです。東京女子プロレスの事業部で甲田さんに代表をやっていただいている中で、いろんなアイドルさんの力もあるんですけど、始めてからここまで全部会場がフルハウスなんですよ。これはすごいムーブメントだなと。平日にこれだけのファンを集められるところがあるのかなと。だってこの子(東京女子)たちのことって誰も知らないですよ。10代の女の子3人、21歳の女の子が一人の4人が毎回これだけいっぱいにできるというのは、確実に新しいものが生まれようとしているんじゃないですか。これは一番大事なところなんですけど、試合に来ている人たちを満足して帰ってもらっているというのもあるし、これだけ密の空間でも盛り上がっていますしね。キャパは両国なんで1万人規模だから大きいんですけど、そこを最初に経験しておけば大丈夫でしょうし。それに女子プロレスラーを目指している人や女子プロレスをやっている人たちに夢を与えたいというのがあるので、このような場を設けました。
――8月17日の両国大会にした理由はありますか。
高木 アイドルファンの人が多いと思うんですよ。その中で彼女たちの試合を見て興味を持ってもらえればというのもありますし、東京女子は今後、リングを使った興行、いわゆる旗揚げ戦も考えていかなくちゃいけない中で、それは今までと変わらずグループアイドルを呼んでやるような形になると思うんですよ。違う形、新しいものを生み出していければなと思っています。
――本人たちにはプレッシャーになると思うが。
高木 でも乗り越えていかないとね。彼女らが涙ながらに「できます!」って言った決意は本物だと思うし、これからあの子たちが両国という器の大きさに苦しんでいくところだと思うんで。その苦しみをファンの人たちも共有できれば、それが応援する原動力になると思うので。僕らもハッキリ言えば女子プロレスを変えるつもりでやっているんで。既存の女子プロレスの団体さんと同じことをやるのは難しいし、歴史への挑戦という部分で昔から培ってきた歴史に乗っかっていくというのはすごく難しいんですよ。それこそ先人の方々の女子プロレスの歴史、伝統もある中で、それを継承していくのは難しいんじゃないかなと思っている中で、だったら新しい歴史を作っていけばいいと。これも女子プロレスだと思っているんで。
――あとは本人たちの努力次第。
高木 まだまだ既存の女子プロレス団体さんと絡めれるような実力は持ってないですよ。実力不足の部分はあるんで、本人たちが切磋琢磨してやっていければいいんじゃないかなと思いますね。外側は僕らが作っていくんで、内側の部分を彼女たちが作っていけばいい。(ここでリングデビューが決まった4選手が高木のもとに駆けつける)8月17日、DDT両国国技館大会でデビュー戦をしてもらいます。みなさんの日々の頑張りは、コーチからも聞いてます。最初の舞台は大きいほうがいいと思うし、会社の意向として大きい舞台を 用意しました。みなさんの日々の頑張りがあると思いますが、これで安心するんじゃなくて、1万人規模の会場で試合をするということがどれぐらい大変かということを、これからジワジワと味わっていってください(笑)。相当プレッシャーだと思うし、逃げ出したくなるかもしれないけども、最初に大きい事をやり遂げればすごい自信に繋がるし。まあ甲田代表も君らの事を考えて一生懸命やっているんで、外枠は僕らの方で作りますんで、内側の部分は君たちの頑張りでいいものをお客さんに提供してください。基本そこなんでね。女子プロレスもプロレスもやっぱりお客さんに楽しんでもらう、お客さんに満足してもらうという事が一番大事です。僕はこれをいつもDDTの所属選手みんなに言っています。自分よがりの、一人よがりの考えでプロレスをするんじゃなくて、必ず対戦相手がいて対戦相手の事リスペクトして、そしてお客さんを必ず意識しながら闘う。お客さんにすごい、素晴らしいと思わせるものを見せることが僕はプロレスだと思っています。DDTの人間に常日頃から言ってることを君たちにも言いました。プロレスとはそういうジャンルなので、常にお客さんを意識しながらプロレスを頑張ってください。いい場は提供できたのでよかったと思います。
4人 ありがとうございます。
高木 君らと同じ年頃のやつで両国でリングデビューするのはいないよね。やっぱそれだけ大きいことだと思うので頑張って! そして、チケットいっぱい売るように!
4人 頑張ります!
高木 うちには営業がいないから! 選手一人一人が営業マンだから! みんなの晴れ舞台を、親兄弟そしてお友達全員に、そしてファンの人達にも見てもらうように頑張って営業しなさい! そうやって呼ぶこと、イコール、その人達に対して変なものは見せられないというプレッシャーに繋がるから。それは身体の中で心地良いプレッシャーとして常に持 っておかないとね。プロレスの試合に出るだけでいいんだってなっちゃうとそれで終わっちゃうよ。お客さんのことを考えなくなっちゃう。だから同じことだよ。お客さんを満足させることと、同じようにお客さんの目線に立ってお客さんの気持ちにならないとダメ。だから営業をちゃんとしなさいというのはそういうことです。だから頑張って。以上です。(高木は退出)
――勝利した山下選手ですが、今まで対戦した中で誰が一番厳しかったですか?
山下 木場ですね。木場に関節で脚を取られちゃうと打撃ができなくなるので一番手強かったです。
――中島選手は山下選手と対戦して。
中島 普段はすごく仲良くしてもらってるんですけど、プレッシャー負けじゃないですけど吐きそうでした。
――コスチュームは正統派プロレスラーでしたが。
中島 やっぱりそうなんですよね。飛ぶ選手とかすごくカッコよくて、そういう風になりたいというのがコスチュームに浮き出てるんですけど、私自身は今日カッコ悪かったです、
――山下選手も新コスチュームだったが。
山下 両国が決まって、たるんだお腹を見せられないので、ちょっと鍛えてきます。
――KANNA選手は今回の結果について。
KANNA 正直、両国の話を聞いて、負けて悔しいですけど当然、(頭の中が)真っ白になってなってしまって。これからだと思うので、これから勝ち上がっていきたいと思います。
――木場選手はKANNA選手の前回とは違うところを感じました?
木場 あんなに軽々とボディースラムをかまされるとは思ってなかったんで。一瞬ヤバいと思いました。でも勝ててよかったです
――腕十字をエスケープされてしまう場面もありました。
木場 甘かったですね。ヒザとか力の入れ具合が甘かった。悔しい
――試合後はエース発言について涙する場面もありました。
木場 やるからにはトップを目指したいと思うんで、頑張ります。
――両国でのリングデビューについて意気込みをお願いします。
中島 この間見に行ってきたんですよ。デッカイじゃないですか。私が初めて男子プロレスを見たのも両国だったんですね。規模がデカすぎて現実味がないというか、みんなが泣いたり感極まってたりするんですけど、私は実感がないのと、今のままじゃダメだっていう焦りがあります。なので練習します。
KANNA とにかくひたすら泣いてビックリして実感も沸かなくて、規模が違うようなところでいきなり試合をするわけじゃないですか? やっぱり怖いっていう気持ちもあるんですけど、楽しんでいきたいというか、頑張ってみんなが喜んでくれるような試合をしたいですね。
山下 両国って聞いてたるんだお腹を含めて自分の打撃や試合のスタイルを磨いていかなきゃいけないって思ったし、アイドルさんとかのライブで両国に行って、大きいなって思ってたし、いつかできたらいいなって思っていtけど、こんな近々にできると思ってなかったので、デビュー、両国って重さを感じながら、両国まで鍛えていきたいと思います。
木場 初めて私がプロレスを見に行ったのがWWEさんの両国国技館大会でした。まさか自分が同じ舞台に立てるとは思ってなかったので、内心ビックリして、今真っ白になってるんですけど、新木場で挨拶、後楽園で挨拶させてもらって、その会場でさえ足がすくむのに両国ってなったらどうしたらいいんだろうという不安でしょうがないんですけど、もっと自分の得意な技を磨いたり、ちっちゃいというのもあって飛び技とかもできたらいいなと思ってるんで、もっともっと練習してカッコいいとこ見せられたらいいですね。
――東京女子4選手のリングデビューが決まりました。
甲田 ありがたい舞台を高木社長のほうからいただいたので、期待に応えられるように団体として頑張りたいと思います
――いきなり両国の舞台というのは?
甲田 いやいや、こちらからとても言えるような舞台じゃないですよね。頑張ってるから両国どうですか?とか自分から高木さんに頼めるレベルの舞台ではないので、これは本当に大社長から与えていただいたチャンスだと思っています。
――高木大社長からこの話を聞いた時、どう思いましたか。
甲田 本当に大丈夫ですか?みたいな感じです。やれるんだったら嬉しいんですけど…どうなんですかね? 大丈夫ですかね?とかそういう感じです。
――それでも決定しました。
甲田 決定したからには期待に応えられるように頑張りたいと思います。
――カードに関しては?
甲田 今の段階ではあの4人のタッグマッチです。組み合わせは後日、今月中には記者会見なのかDDTさんの会場なのか、ニコ生なのか、どこになるかわからないんですが今月中には発表したいと思います。
――新たな練習生も2人入りました。
甲田 もちろんあの子らの目標はリングでデビューすることでしたけど、団体としての目標はリングのある会場で旗揚げ戦をおこなうことです。ここまでプレ旗揚げ戦というか、プレイベントを続けている感じなので、その先には旗揚げ戦という目標があるんで、それを早くできるようにしたいと思います。
――旗揚げ戦に関しては?
甲田 具体的には決まっていません。
――今後もマットでのイベントを続けていく?
甲田 リングで一回やったらそこは戻らないでリングで今の回数をやっていきたいなと思いますけど、具体的に会場がどことかは決まってないので、目標というか希望というか。
――5回続けてきて今までの女子プロレスと違う磁場があると思うが、この化学反応についてはいかがですか。
甲田 今までと違うものになりつつあるし、また今までと違うのをやらなければ東京女子プロレスやる意味はないと思ってるんで、そういう意味では今のところ100人、150人のところを1回やっているというだけかもしれないですけれども、自分の中ではやりたい形に確実に進んでいると思います。



