23日、神奈川・横浜ラジアントホールにて「横浜たそがれ2016~夏~」がおこなわれた。鶴見亜門GMの前説では8・28両国国技館大会のマス席B、マス席Cが完売になったことがアナウンスされると、東京女子プロレスの甲田哲也代表がリングに上がり、アンダーマッチの同団体提供試合のカードを山下実優&坂崎ユカ&ミウラアカネvs中島翔子&ハイパーミサヲ&優宇とアナウンス。オープニングコールで呼び込まれたのは大鷲透。「前哨戦はわかるけどメインでパートナーは平田って問題あるだろ!」とさっそく亜門GMに難癖をつけた大鷲だったが「パートナーの平田に不安はいっぱいだけどここを越えなければ両国のメインには立てないので頑張ります」と意気込むもオープニングコールに移ると『BAD COMMUNICATION』が流れて大家&KAI&翔太が登場。KAIは大家のマイクを奪う。KAI「大鷲先輩、何スタートさせてんですか! まだ始まってないでしょ! 8・28両国で私たち、タイトルマッチ控えているじゃないですか!」大家「KAIはここ出身なんだよな!」KAI「ワタクシ、横浜市戸塚区出身です。生まれも育ちもハマっ子です。ヨコハマ! ヨコハマ!」亜門「何しに来たんですか!」KAI「生まれも育ちもハマっこの俺がオープニングコールしないと始まらないでしょう!」亜門「だから大鷲さんにお願いしてるんで帰ってもらえますか?」KAI「じゃあ横浜と言えばあの歌を唄いましょうよ!」するとKAIは横浜ベイスターズの応援歌を熱唱しだす。そして「夢を追いかけるんですよ!」と言うと「DDT、横浜大会スタート!」と始めてしまった。
第4試合は大石真翔&勝俣瞬馬&MAOvs男色ディーノ&石井慧介&スーパー・ササダンゴ・マシンのKO-D6人タッグ王座決定トーナメント1回戦。NωAが『ネバギバ☆I LOVE YOU』で入場しようとしたところでディーノが止めて「こっちで話すの忘れていた。一回帰ってもらっていい?」とNωAを帰らせてしまう。ディーノはササダンゴに「アンタ、マネジャーについたんですって? アンタ、やっちゃいけないことやるほうじゃん」とチームにいることに疑問。これにササダンゴは「俺も6人タッグのベルト欲しい」と反論して「逆にお願いがあります。僕は本当にNωAに頑張って欲しい、アイドルとして。本来彼らはフジロックとかに出てなきゃいけないんです。こういうところでケガをして欲しくないんです。出てしまうのはしょうがないよ、レスラーとしてのちっぽけなプライドがあるから。だから、できることなら今日のうちに1回戦のうちに叩き潰してほしいんですよ。レスラーとしてないな、アイドルとして頑張るしかないと思わせてほしいんです」と懇願。これをディーノと石井が受け入れて「じゃあ我々で頑張ります」と言うと改めてNωAを呼び込む。NωAが『ネバギバ☆I LOVE YOU』の一番を歌い上げると、ファンタスティック・メモリーズが奇襲してスタート。
大石がいろいろと攻め込まれる展開が続く。「おっさん」と石井に顔面を蹴られた大石は野球チョップをブロックしてチョップから「おっさん!」とジャンピングキック。ディーノ、ササダンゴとフォアアームを決めて勝俣とタッチ。勝俣が石井にミサイルキック、ササダンゴにジャンピングハイ、ディーノにドロップキックと猛攻。石井へのXファクターはかわされてしまう。石井は野球チョップからダブル・ニードロップ。裏投げは勝俣が切り返してDDTを決めてMAOとタッチ。MAOはディーノに側転エルボー。すぐさまササダンゴがドロップキックからサイドスープレックス。ディーノがMAOに腕決めリップロック。これは大石と勝俣がカット。MAOはディーノにロックボトム。タッチを受けた大石は勝俣、MAOとともにトリプルのミサイルキック。ディーノがファイト一発!でやり返して漢タイツを広げる。抵抗する大石にササダンゴ、石井がアシストしてディーノが男色ドライバー。これは勝俣とMAOがカット。替わったササダンゴが垂直落下式リーマンショック。これはカウント2。2発目も決めて仕上げの3発目を狙ったササダンゴだが、大石に丸め込まれて終了。
試合後、ササダンゴがマイク。「NωA、合格だよ! 真のアイドルユニットに一番必要なもの。それはショービジネス界を生き抜く強さです。このプロフェッショナルレスラー3人を倒したのだから怖くない。この技さえあればベルトを獲れる。そう思っただろ? 石井選手、今日は私の不注意から負けてしまいましたが、挽回の機会があれば6人タッグのベルト、いやもっともっと上を目指していきましょう」ディーノ「よく言えたな!」ササダンゴ「いや、スカッと負けると気持ちいい的なね。一発勝負のトーナメントの怖さが出たね」ディーノ「よく言えたな!」ササダンゴ「さあ、NωA! 君たちの言葉で鼓舞してくれたまえ」最後はNωA3人で締めくくった。
【試合後のコメント】
大石 6人タッグのベルトを獲っちゃいましょうよ!
ササダンゴ そんな感じで勝てるような世界じゃないから。今日は一回戦でたまたま勝ったけど、次の2回戦でどこと当たるかわかっていますか?
大石 ダムネーションです。
ササダンゴ 勝てません。この間の後楽園でも完敗したじゃないですか。そこから3人はまだ成長していない。じゃあダムネーションにとって一番の脅威は何? ダムネーションの頭脳、佐々木大輔にとって一番怖い存在、ディック東郷でしょ? ディック東郷をNωAに入れましょう。あんな目のぱっちりしたアイドル向きの選手、いませんよね?
大石 いないけど、無理です。
ササダンゴ 今度の神戸、奇遇にもディック東郷選手と大石選手の試合、組まれてますよね? そこで必ずディック東郷選手をNωAに勧誘し、NωAの何色かわかんないけどTシャツを渡し、NωA4番目の選手として招聘することを厳命します。
大石 ディック東郷がNωAに入ったら確かにすごい…。
ササダンゴ 世界も狙いますよね? それだけ。
大石 僕はわかんないけど…。
ササダンゴ こういうのが概念だからさ。信じてます。
大石 マネジャーの言う通り、ディック東郷をNωAに入れます…無理です!
ササダンゴ 倒してTシャツを渡す、受け取る、NωAに入る。それがプロレス界の流れだから。プロレスっぽいことどんどんやっていって!
ディーノ 石井ちゃん、負けちゃったね。これからいい感じになったらいろいろ狙っていけるなと思ったんだけど…終わりました。
石井 いや、自分はこのチーム、すごくしっくりきてました。なので仮登録という形ですけど続けていきたい。
ディーノ 仮登録ってどういう意味? 本登録にならないの?
石井 あいまいな部分が気持ちの整理というか…。
ディーノ 私に体を許すつもりはない?
石井 でも今日組んで手応えあったし、合体技も…。
ディーノ 合体がどんどん思い浮かぶ、どんどん合体していける。このままいける?
石井 いっちゃいましょうか?
ディーノ 本登録ではないの?
石井 仮登録です。
ディーノ その差はなんなの?
石井 仮を経て本当登録にいくのか、どっちに転ぶのか…。
ディーノ まあまあカリは経ないとね。
石井 やっぱ今日は低気圧のせいだったので。ササダンゴさんが「ゴメン、低気圧が」って言っていて、確かに自分も低気圧の日ってそういうのがあるなって思って。
ディーノ チームに低気圧に弱い人を2人も抱えていたの?
石井 あのチームに負けたっていうのは低気圧だなって。
ディーノ 低気圧は敗因になり得るの?
石井 なり得ることもあるんじゃないですか? 夏から調子がどんどん上がっていくので。
第5試合は佐々木大輔&遠藤哲哉&マッド・ポーリーvs樋口和貞&岩崎孝樹&渡瀬瑞基のKO-D6人タッグ王座決定トーナメント1回戦。ダムネーションは佐々木がポーリーを連れて、セコンドの石川とともに入場。そこから曲調が変わって遠藤が新入場テーマ曲で登場。遠藤は髪型も一新。ダムネーションがリングインするとDNA軍が奇襲してスタート。しかし、佐々木がエプロンで渡瀬の足を引っかけると遠藤がTシャツをトスしての顔面ソバットでやり返す。ここから渡瀬がローンバトル。渡瀬はポーリーに低空ドロップキック、顔面ドロップキックを決めてようやく樋口とタッチ。樋口が一気呵成に攻める。串刺しラリアットからパワースラムはカウント2。さらに拷問式フェースロックへ。ポーリーはパワーで解除。ポーリーのハンマーパンチを堪えた樋口がラリアット。これは相打ち。向かった樋口にポーリーがル―テーズプレスを浴びせて佐々木vs岩崎の局面。岩崎がチキンシンクからバックドロップへ。これはカウント2。バズソーキックをかわした佐々木が丸め込む。これもカウント2。ドラゴンスープレックス狙いを佐々木がかわしてクロスフェースへ。岩崎が抜け出して三角絞め。これは佐々木がロープに逃げる。キャプチュードは佐々木が堪えてDDTで切り返す。タッチを受けた遠藤のスワンダイブは岩崎がヒザで迎撃。渡瀬が出てきて遠藤にカーフブランディング。さらにニードロップからカバーするもカウント2。ドロップキックから腕決めフロント・ネックロックへ。これは佐々木とポーリーがカット。串刺し攻撃をかわした渡瀬。樋口が両腕ラリアットでアシストすると、遠藤にDNA軍が串刺し攻撃を見舞う。岩崎のバックドロップ+樋口のノド輪のアシストから渡瀬がバックドロップ。これは佐々木がカット。渡瀬が腕決めDDTを狙うも遠藤が堪えてコーナーに潰す。佐々木のDDT+ポーリーの投げ捨てジャーマンから遠藤がムーンサルトを投下。これはカウント2。ならばと遠藤がリバース・ブレーンバスターからスライディング・ラリアット。ト―チャーラックボムで3カウント。
試合後、佐々木がDNA軍を蹴散らす。すると『INSANE IN THE BRAIN』がヒットしてディック東郷が登場。「俺が何しに来たかわかるか? オマエを殴りにきた」と言う東郷の前にポーリーが立ちはだかる。東郷は「佐々木のペットか? 佐々木のペットは俺のペットでもあるからな。お座り! 待て!」と簡単に懐柔してしまう。「お利口さんだな! おい! この間はどういうことだ? どういうこった? 俺がここまで来たのはオマエの行為がどうにも我慢できなくてさ。殴らせろ」佐々木「違うんです」東郷「歯食いしばれ!」すると遠藤が東郷の背後からドロップキック。佐々木も襲い掛からんとするも東郷が佐々木にナックルでやり返し、遠藤にラリアットを決めて黙らせた。東郷「佐々木、テメエは俺と試合してえのはわかるよ。そう簡単にいかないのはわかるな? テメエの若い衆を仕付けがなってねえんじゃねえか? 俺とやりてえなら両国、タッグマッチでやってやるよ。若いヤツにケジメとらせろ。オマエとエンテツ君? 2人でやってやるよ」亜門「東郷さん、両国で佐々木&遠藤とやるということなんですけど、パートナーは…」東郷「俺もそこまで考えてなかった。よし、オマエが決めろ!」亜門「わ、わかりました。検討させていただきます」東郷「おい、佐々木。テメエに本当の恐怖を見せてやるよ」引き揚げようとする東郷を佐々木が奇襲せんとするも、東郷がペディグリーで黙らせた。休憩明け、鶴見亜門GMが8・28両国国技館大会でのディック東郷&マイク・ベイリーvs佐々木大輔&遠藤哲哉のタッグマッチをアナウンスした。
【試合後のコメント】
東郷 佐々木を殴りにきました。
――後楽園のことが納得いってなかった?
東郷 そうだね。やっぱりさぁ、試合やりたいならやりたいって言えばいいじゃん。それを師匠のタ●キン殴るってどういうことよ!? ちょっと筋が違うよね。俺も歳がいなく負けず嫌いだからやられたらやり返すよ。だから俺は正々堂々いった。
―—ダムネーションの遠藤選手が突っかかっていったが?
東郷 彼のことはよくわかんないけどさ、佐々木のところに入った若い衆だろ? しっかりしつけしろって。あれは俺に対する挨拶か? そういう意味も含めて、まだまだ教育が足りない。次の両国で俺が2人まとめて教育してやるから。
――両国でパートナーがマイク・ベイリーになりました。
東郷 俺はパートナーは誰でもいいから好きなヤツにしろと言ったんだけど、俺は佐々木とエンテツに教育できればいい。パートナーは誰でもいい。ガイジンでしょ? うまくコミュニケーションとってやりますよ。
佐々木 おい、ディック東郷! テメエ何しにきやがった! テメエがその気ならこっちもやってやんぞ!
遠藤 何がディック東郷だよ。誰がこようが一緒だよ。
樋口 トーナメント1回戦負けということで、新たに渡瀬も入れてDNAで6人タッグのベルトが欲しかったんですけどね。また頑張るしかないですね。悔しいですけど。
岩崎 またあのベルトを獲りたい気持ちは強いんですけど、来週、遠藤哲哉と2連戦が組まれているので、グレた遠藤哲哉を倒したいと思います。
渡瀬 すいません、今日は足を引っ張ってしまったんですけど、あきらめずに。僕もベルトを巻きたいので。
セミファイナルは大家健&KAI&翔太vsHARASHIMA&彰人&ヤス・ウラノの6人タッグマッチ。激しい場外戦からKAIがスマスカにプランチャを狙うもあっさりかわされて自爆。リングに戻ると翔太が捕まってしまう。それでも翔太はなんとか大家とのタッチを成立させると、大家がウラノに攻め立て炎のスピアを狙うもかわされてしまう。今度は大家がスマスカの連係に捕まってしまう。KAIは「健さん」コールを起こして檄を飛ばす。ウラノはレフェリーのブラインドを突いて急所を踏みつけ、さらにローブローから急所蹴り。しばらく苦しい展開の大家だったが、ウラノの低空ドロップキックをカウント2で返すとブレーンバスターを踏ん張ってラリアットを同士討ちに終わらせる。戦況はKAIvs彰人。KAIが彰人にドロップキック連打。「地元」コールを起こして串刺しフロントハイキック。彰人がキャッチしてドラゴンスクリューで回す。低空ドロップキックから俵返し。HARASHIMAが出てきてダイビング・カンフーキックを放つと串刺しフロントハイキックからコーナーに置いて雪崩式ブレーンバスター狙い。KAIがエルボーで抵抗。HARASHIMAもやり返して雪崩式ブレーンバスターへ。KAIがクラッチを離さず垂直落下式ブレーンバスターに持ち込む。KAIがLATを狙うもHARASHIMAが抵抗。エルボー合戦からKAIがジャンピングハイ → 顔面ソバットを決めると翔太とタッチ。翔太がHARASHIMAに羽交い絞め。KAIのラリアットはかわされて誤爆。大家がHARASHIMAを羽交い絞め。KAIのラリアットはやはりかわされて誤爆。その後、翔太がスマスカの連係に畳みかけられてしまう。HARASHIMAの蒼魔刀狙いは大家がスピアで迎撃。ウラノと彰人にはKAIが両腕ラリアット。HARASHIMAに大家とKAIがダブルの炎のスピア。翔太が大家のアシストからHARASHIMAにフロッグスプラッシュ。HARASHIMAはこれを山折り式の剣山で迎撃すると蒼魔刀で勝負あり。
【試合後のコメント】
大家&KAI 翔太!
翔太 …はい!
KAI 8・28両国! 俺ら防衛控えてんだぞ!
大家 そうだぞ!
翔太 知ってます、知ってます! 僕関係ない…。
KAI 関係なくないだろ! オマエ、セコンドつけよ、絶対!
翔太 えぇっ!?
KAI ノーギャラでもなんでもいいよ!
翔太 いや、ベストストレッチが…。
大家 お客さん全員、両国に来させろよ! オマエの予約受け付けたお客さん全員だよ!
KAI 来い! 決定だぞ! 絶対防衛するからな!
2人 やるぞ! やるぞ! やるぞ! やるぞ!(以下、略)
翔太 ……。
KAI オマエ、ついてこいよ!
大家 なんでやらねえんだよ!
翔太 ついていけるわけないでしょ!
大家 オマエ、言わなきゃ勝てねえんだよ! オマエがついてこないと…。
翔太 付くも何も勝つ負けるは関係ないでしょう。負けることだってあるし…。
KAI バカヤロー! 勝負やる前から負けること考えるヤツがどこにいるんだ!
大家 出てけ!(翔太が下がろうとすると)出ていくな!
翔太 出ていかせてくださいよ!
KAI 横浜なんだよ! ベイスターズの曲唄うぞ!
2人 Oh Oh Wow Wow 横浜ベイスターズ♪ 勝利を信じて♪
KAI 勝利を信じるんだよ!
大家 出てけ! 出てけ!(翔太が出ようとする)出ていくな!
KAI 俺らプロレスから勇気もらったんだろ! 俺はプロレスをもっともっと広めなきゃいけないだろ! メジャーにしなきゃいけないだろ!
大家 辛い時、悲しい時、どうするんだ? 自分を開放して自由になるんだろ!
KAI 自由になるぞ!
2人 なるぞ! なるぞ! なるぞ!(以下、略)
KAI 8・28両国で勝利して自由になってプロレスをメジャーにしてやるーっ!
――KO-Dタッグの前哨戦を終えて。
HARASHIMA キャラクターというか独特の空気を作る力があるんで、相手の雰囲気にならないように考えながら、自分たちのペース、色を出せて勝てたかなと思います。ただ変なテンション、勢いは気になりましたね。
――ダブルの炎のスピアを食らって。
HARASHIMA 強烈でしたね。隙が多いチームだと思うんですけど、力が合わさった時は強力だと思いますね。
――スマイルスカッシュとしてはKO-D6人タッグ王座決定トーナメントにも目を向けなければならない。
HARASHIMA 本当いい感じで連係も決まっているし、いい流れできているよね。
ウラノ このタイミングでトーナメントがあるのはラッキー。
――1回戦はハッピーモーテルだが。
ウラノ どこを見ても強敵だと思うし、そういうチームがDDTには多いんだなと。けっこう長くやっているユニットも多いし、その中で一番になった時がベルトが手に入るというすごくわかりやすいので、ありがたいです。
メインイベントは竹下幸之介&アントーニオ本多vs大鷲透&平田一喜のタッグマッチ。平田はマイクを取る。「竹下、ビアガーデンの初日にこの黒ブ…いや、この大鷲透の挑戦を受けるよな。ナメてんだろ? ナメてんだよ、オマエは! 本気になった大鷲は強くて怖くて、やべえぞ。オマエがチャンピオンだろうがなんだろうが、この黒ブ…いや大鷲透の相手に相応しいか俺が査定してやるよ。覚悟しな!」ゴングが鳴らされるも、いきなりビッグブーツでダウン。これがカウント2.9。ショルダーアタックでも倒されてしまうと「大きくなったな。強くなったよ。合格だ。大鷲さん、竹下はつええぞ」。大鷲が平田に張り手を見舞ってリングイン。アントンは大鷲に「俺が作った昔話」という『ごんぎつね』を聞かせるも油断したところでサミング。怒った大鷲はロープ際で踏みつけ、茶髪になったアントンの頭髪を「コイツはモテようとしている!」とかきむしっていく。しかし、替わった平田が捕まってしまう展開。平田はアントンにコルバタを決めてコーナーの大鷲にタッチ。大鷲はアントンを相手コーナーに投げて竹下を挑発。ショルダーアタックの打ち合いで互いにダウンを奪うと、今度は逆水平の我慢比べ。大鷲が押し込んでビッグブーツからカバー。これはカウント2。竹下もブルーサンダーでぶん投げたがカウント2で返される。竹下から替わったアントンが竹下と連係を試みるも大鷲がまとめてショルダーアタックで飛ばして竹下に逆水平。ブレーンバスターを狙うと平田がタッチを求めるが無視して投げる。カウント2止まり。ノド輪狙いは平田が出てきてアントンにボディースラム。「こんなメインで飛べないブタはただの黒ブタだ。飛べー!」と指示。大鷲がコーナーに登ろうとするも平田がタッチしてリングイン。しかし平田があっさり逆転されてアントンと竹下のバイオニックエルボーを食らってしまう。なんとか大鷲が急行してアントンにノド輪。平田がスライディングキックを決めたが竹下にカットされてしまう。大鷲と竹下が場外で逆水平の打ち合い。リング内では平田がアントンにマッドスプラッシュ。アントンが剣山で返して丸め込むも大鷲がカット。竹下がリングインして大鷲と逆水平のラリー。竹下がジャンピングニーで大鷲を場外に落としてプランチャ。大鷲は回避して再び逆水平の打ち合い。リング内では平田がバイアグラドライバーを狙うも、アントンが回避して卍固めを決めて勝利した。
試合後、アントンがマイク。「大鷲透、その顔を見ればわかるよ。エンジンかかってんだろ。竹ちゃんと大鷲透、楽しみにしてるから!」アントンのメンバー紹介から竹下がマイク。「監督、おっぱいが千切れそうです…」アントン「大鷲透ははっきり言って、DDTでは竹ちゃんと並ぶか、それを凌駕するチョップの使い手だ。その音を聞いてわかったと思う。真っ向からチョップでぶつかり合ったら危ないかもしれない。オマエはそういうところがあるから気をつけろ。大事なところでベルトを落としたらオカンに怒られるぞ。網の上で焼かれちまうぞ。だから気を付けよう」竹下「チャンピオンなので、チャレンジャーの120%を受け止めてみせます。もっともっと大鷲透を覚醒させてもっと怖い大鷲透を出してビアガーデンで闘いたいと思います」
【試合後のコメント】
大鷲 タイトルマッチの前哨戦はまったく記憶にないぐらい久しぶりにやったけど、この平田! コイツを取ったぐらいで勝ったと思ったら大間違いだ!
平田 そうだ、そうだ!
大鷲 平田が実験台になって、アイツのことはよーくわかった! 竹下、よく聞けよ! オマエのチョップには、オマエの技には全然魂がこもってねえんだ。アイツの技、特にチョップは力だけでやっている! わかるか、この意味が。俺たちは魂でプロレスやってんだ。アイツの小手先だけの、身体能力だけのプロレス? 完全に見切ったぞ。これからあと前哨戦が何回あるかわかんないけど、俺は自分の手の内は一切見せない。8月8日のビアガーデン初日、楽しみにしとけよ!
竹下 今日はちょっと怖い大鷲透が垣間見えたと思うんですけど、でもまだまだなんで。まだ前哨戦もあるのでこれ以上にない大鷲透を引き出してビアガーデンの初日、タイトルマッチで受け止めたいと思います。
アントン 私もビアガーデンの初日、どんなカードになるかわかんないですけど、対戦相手に120の力を出して、ビアガーデンの初日、パーッとね。ビールのつまみはお饅頭。試合中もお饅頭を食べたくなっちゃうんで、どうしても。でもお饅頭だけだとバサバサするから、そのためにビールが。お饅頭にはビールですよね。シュワシュワした白濁したビールを出して。
――今日は大鷲選手に逆水平の打ち合いをしたが狙いはあった?
竹下 正々堂々、力と力をぶつけあって、男同士語ろうじゃないかということですよ。何か言ってました?
―—大鷲選手は竹下選手は力だけで魂がこもってないと。
竹下 チョップに。僕は魂を込めてるつもりですけど、受けている大鷲選手がそう言うなら魂がこもってないと思うんですよ。受ける側がそう言うなら間違いないと思うので、そういうなら僕も次当たった時は僕の肩外れるぐらいチョップを打ってやりますよ。僕は日本人なんでね、サムライソウルで右手を犠牲にしてでもチョップを打ってやりますよ。
アントン 私はちょっと外国人の血が入っているのでサムライソウルを理解できないところはあるんですけど、一つ力を出しすぎても相手に虚を突かれるかもしれないので。相手はそういう策士かもしれないから、そこは気をつけるように竹ちゃんには伝えておきますよ。
竹下 監督もサムライですからね。
公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では全試合の詳報ならびに大量の写真をアップしています。ぜひご覧ください!



