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【7・7リポート①】重大発表は8・18両国で飯伏vsオカダ

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    • 7月7日、大阪・ナスキーホール梅田にてDDT『KING OF DDT OSAKA 2013』が行われた。オープニングでは昨日の名古屋大会における入江茂弘とのKO-D無差別級選手権試合で敗れた上に、頸椎むち打ち症で欠場を余儀なくされた高木三四郎がリングに登場。「今日、KING OF DDTの決勝戦となる大阪大会に出場したかったんですが、昨日の入江茂弘とのKO-Dタイトルマッチで負傷しまして、残念ながら欠場となってしまいました。申し訳ございませんでした。思えば去年のKING OF DDTの決勝戦(淀川区民ホール)も持病の高血圧症が出まして欠場した記憶があるんですけども、来年のKING OF DDT決勝戦までには必ず治して、また大阪に来たいと思いますので、みなさん、また来年お会いできればと思ってます」。これには鶴見亜門GMから「来年と言わず、9月15日に天王寺区民センター大会がありますんで…」と突っ込まれると「9月には必ず」と次回大阪大会への参戦を約束した。本日の対戦カード&見所解説が一通り終わったところで高木に代わって急きょ、参戦が決まったくいしんぼう仮面がリングに駆け込んできた。亜門GMにボディーランゲージで何やら説明しているが、亜門GMは「急なオファーを受けていただきありがとうございます」「エッ、今日のギャラはいらないですって! ありがとうございます」と通じてない模様。さらにマサ高梨と彰人も遅れて飛び込んできて「まただよ。コスチュームが盗まれた。(第1試合で対戦する)モンスターアーミーの仕業だ」と抗議。しかし亜門GMは「ウチの団体に人様の物を盗むような選手はいない」と突っぱねる。くいしんぼうが高梨に耳打ちして状況を説明したところによると、どうやらくいしんぼうもコスチュームを盗まれたよう。しかも「3着あるうちの2着を盗まれた」。これを聞いた亜門GMは「だったら、あと1着残ってるんだろ? それを着たらいいじゃないか!」。さらに「(控室に)戻って、もう一回、ちゃんと探してみろ。オマエら第1試合なんだから、戻って早く用意しろ!」と怒鳴りつけ「DDT大阪大会スタート!」と強引に試合開始を宣言した。

      第1試合はマサ高梨&彰人vsアントーニオ本多&佐々木大輔vsくいしんぼう仮面&中澤マイケルのトリプルスレットタッグマッチ。モンスター軍の2人はくいしんぼうのコスチューム姿で登場。さらに佐々木はマイケルのショートタイツと彰人のリスト&アームバンド、アントンは高梨のハーフタイツまで着用している。ちなみにマイケルはTバックのアンダータイツ姿。あくまで盗ったのではなく「チンした」と言い張るモンスター軍の2人。試合後にはインターネットオークションにかけて、その売り上げは両国大会の入場時に使用する戦車の購入資金に充てるという。ショートタイツを“チン”されたマイケルだが、全く動じていない。というのも、盗られたショートタイツは有り余るパワーを封じ込めるために着用していたもので、それを身につけていない今の自分は完全体で、そのパワーは53万。顔を突き出してアントンに殴らせたところ、「今のはちょっと痛かった」。その後、リング内はモンスター軍vs高梨&彰人のタッグマッチに時折、くいしんぼう、マイケルが加わるという展開。くいしんぼうはリングサイド・カメラマンにスライディングキックを見舞ったり、コーナートップから誰もいない場外にダイブしてみたりと、意味不明な攻撃でほかの5人をかく乱する。マイケルはアルティメット・ベノムアームで無差別攻撃に出たものの、佐々木のNow or Neverを食らって3カウントを奪われた。試合後、モンスター軍の2人はマイケル、高梨、彰人にはコスチュームを明け渡したものの、くいしんぼうのコスチュームは「ちょっと高く売れるかもしれない」とそのまま持ち逃げした。

      第2試合は遠藤哲哉vs佐藤光留のシングルマッチ。序盤から光留の蹴りを警戒して距離を取る遠藤。しかし遠藤が放ったローキックは「バシーン!」と会場に響き渡ったほど強烈な一発。その後も遠藤のキックはいずれも大きな音を立てて光留にヒット。さらにショルダーアタックを仕掛けるなど、先手先手で攻撃していく遠藤。グラウンドでも光留と対等に勝負する。光留のレッグロック、アキレス腱固めに右脚を引きずりながらも、痛めた脚から繰り出すキックで光留を後退させ、ドロップキックからブレーンバスター、逆エビ固めを決める。これには光留もロープに逃れるのが精いっぱい。しかし光留はドロップキックをかわすと、カウンターの低空ドロップキックで遠藤の左ヒザを打ち抜き、左ハイキックから逆エビ固めへ。ガッチリ腰を落としてタップを奪った。試合後、敗れた遠藤に場内から惜しみない拍手が贈られた。

      第3試合はケニー・オメガvs坂口征夫のトーナメント準決勝。低いタックルからグラウンドに持ち込んだケニーに対し、坂口はスキあらばバックに回ってスリーパー、腕十字、三角絞めを狙っていく。グラウンドで背後に回ってスリーパーを仕掛けた坂口だったが、ケニーは坂口を背負った状態で立ち上がってロープブレイクに持ち込む。密着しては不利と考えたケニーはプロレス流のラフファイトで応戦。トーキックやパンチ、背中にエルボーを振り下ろし、コーナーマットに額を叩きつけていくが、坂口はドロップキックで反撃。さらにコーナーに詰めて掌底のラッシュ。ケニーがコーナーマットにもたれかかるように座り込むと、側頭部にローキックをヒットさせた。勢いで体がエプロンに出たケニーは、エプロンに座り込む体勢に。坂口は休む間を与えず、リング内から背中にサッカーボールキックを叩き込む。場外に落ちたケニーを追った坂口だったが、場外戦ではケニーの方が一枚上手。イスを手にすると坂口のボディーに突き立て、ボディースラムの体勢に抱え上げると、リングの角に背中から叩きつける。さらにイスを積み上げた上へのパイルドライバー。リングに戻るとストンピング、逆水平で痛めつけ、ストレッチマフラーでギブアップを迫る。ロープに逃れた坂口は打撃でケニーを追い込んで串刺しジャンピング・ニーを放ったが、それを受け止めたケニーは力任せに後方に放り投げる。坂口は蹴りの乱打に活路を見い出して、スリーパーを狙っていく。ケニーは坂口の攻撃をかわしてバックに回ると、素早くフルネルソンに固めてそのままドラゴン・スープレックスでぶん投げる。波動拳を放ったところ、坂口はカウンターのハイキックで迎撃。さらにキックを乱射するも、ケニーはジャンピング・ハイキックを坂口の側頭部にヒットさせ、波動拳からクロイツ・ラスを狙う。しかし坂口は肩車されたところでケニーの後方に滑り下りてスリーパー。だがケニーもそのまま勢いをつけて後方に倒れ込み、仰向けに叩きつけられた坂口にパンチを振り下ろしていく。坂口はケニーが放ってくるパンチをかいくぐって腕をキャッチすると、三角絞めへ。ケニーはそのまま立ち上がると、坂口を持ち上げてコーナーポストに叩きつける。しかし坂口は技を解かず、グラウンドに引き込んで腕十字へ。これはケニーの足がサードロープに届いてブレイクに。キックでラッシュをかけた坂口だったが、ケニーは強引なラリアットでなぎ倒すと、クロイツ・ラスを決めて3カウント。決勝に駒を進めた。

      第4試合はHARASHIMAvs竹下幸之介のトーナメント準決勝。竹下の様子をうかがうようにグラウンドでの展開に持ち込んだHARASHIMA。クロス・ヒールホールドを狙う形からサソリ固めを決めると、場内からどよめきが。ロープブレイクに持ち込まれてスタンドに戻ると、今度はスピード感あふれる攻防に。ドロップキックやエルボーで攻め込む竹下に対し、HARASHIMAは左腕への攻撃。ショルダーアームブリーカー、腕へのレッグドロップ、グラウンドでのアームロックと手を変え品を変え攻め立てていく。竹下がチョップを打ち込んでくると、HARASHIMAは左腕に蹴りを叩き込む。竹下の動きを止めたHARASHIMAは、グラウンドに引き込んでダブルリストロック。HARASHIMAのキックを浴びた竹下は、強引な旋回式バックドロップ。ミサイルキック、スワンダイブ式ミサイルキックと飛び道具で応戦。さらに串刺しビッグブーツ、ジャーマンと攻め込むも、HARASHIMAの投げ捨てジャーマンを浴びて動きが止まる。エルボーの打ち合いでも一歩も引かなかった竹下だが、HARASHIMAは右ハイキックからスキを突いてバックに回るとリバースフランケンシュタイナー。脳天からマットに突き刺さった竹下に蒼魔刀を決めて、残る決勝進出の切符をもぎ取った。これで決勝戦はケニーvsHARASHIMAに。

      第5試合は飯伏幸太&DJニラvs男色ディーノ&大石真翔のタッグマッチ。7・21後楽園でKO-D6人タッグ王座に挑戦が決まっているディーノ&大石。「今、一番勢いがあり余っている」と自己紹介するも、もう1人のパートナーは未定のまま。「今ここで発表いたしません。今から行われる試合に勝った勢いで発表する」と期待を持たせる。しかし対戦相手は、タッグ結成以来無敗の飯伏&ニラ。どうやら新必殺技を開発したとのことで「それを使うかどうかはさておき…」ともったいぶった後、相手チームを呼び入れる。飯伏を場外に落として、ニラに攻撃を浴びせるディーノ&大石。いきなり新必殺技を使うのかと思いきや、ここでは披露せず。大石はニラに吊り天井を決めた。カットに飛び込んできた飯伏だが、キックやパンチでではなく、大石の鼻と口を手でふさぎ、息ができないようにする。コーナーから「殺す気か!」と抗議するディーノ。反撃に転じたニラが大石にコブラツイストを決めると、飯伏がコーナーから出てきて、またもい大石の鼻と口を手でふさぐ。これはレフェリーがチェック。コブラツイストを解いたニラは、足4の字へ。するとまた飯伏が出てきて、大石の鼻と口を手でふさぐ。正式にタッチを受けた飯伏はディーノと対峙。しかし股間を連続でタッチされてダウン。そしてナイトメアの餌食に。大石にスワンダイブ式ミサイルキックを決めた飯伏だが、3D式の合体カッターを浴びてダウン。ここでいよいよ新必殺技を出すのかと思いきや、大石はディーノに「ケツを出せ」と命じる。「エッ、新必殺技…」と戸惑うディーノに対し、大石は「そんなもんない!」。尻を出してコーナーにスタンバイしたディーノ。そこへ顔から突っ込んでいった飯伏。しかしニラに救出されて命拾い。ニラが大石にロケットパンチを決めたのを受けた飯伏は、大石を頭上高く差し上げるとスピンしてからシットダウン式ラストライドを決めて3カウントを奪った。

      第5試合終了後、リング上に飯伏が残っている状況で両国大会に関する重大発表が行われた。映像で映し出されたのは、“レインメイカー”オカダ・カズチカとマネジャーである外道の姿。「両国国技館にカネの雨が降るぞ」とともに「DDT、誰が相手だ? 飯伏か?」と口にした外道は、オカダに対して「何か言うことあるか?」と続ける。それを受けたオカダは「特にありません」。そして8・18両国のダブルメインイベントとして「飯伏幸太vsオカダ・カズチカ、決定!」とアナウンスされた。リング上から映像を眺めていた飯伏は、マイクを手にすると「G1もレインメイカー戦も頑張りますんで、応援よろしくお願いします」と短く語って引き揚げていった。

      【バックステージでのコメント】
      ――オカダ・カズチカ戦が発表になりました。
      飯伏 ちょうどG1で同じブロックじゃないんで、それはかなり楽しみです。
      ――リング上で「G1もレインメイカー戦も」と言いましたが、それは(G1で)決勝にいくと考えてのことですか?
      飯伏 そこで当たる可能性もありますね。向こうが上がってくれば。
      ――G1の優勝宣言と考えてもいい?
      飯伏 それはもちろん。そういうことです。
      ――この発表でモチベーションは高くなった?
      飯伏 はい。メチャクチャ高いです。
      ――オカダ選手をどのように見てますか?
      飯伏 会ったら普通に話すんですけど、今日の発表で完全に自分の中で対戦相手として見ていきます。
      ――外道選手は「DDTにカネの雨を降らす」と言ってましたが。
      飯伏 うれしいですね。じゃあ、僕はG1でカネの雨を降らせますよ。
      ――現時点でオカダ選手はIWGPヘビー級チャンピオンです。そのベルトに対しての興味は?
      飯伏 あります! できるんだったら挑戦したいです。

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