14日午後、埼玉・東川口のポゴナクラブジムにて、ケニー・オメガが旧知の仲の杉内勇(Team-ROKEN)、ジェイソン・ガイガー(WAMMA)とともに、8・18日本武道館大会の飯伏幸太の持つKO‐D無差別級王座挑戦向けて公開練習を行なった。まず、ケニーは「イブシは肩が弱いので、柔術を使って狙いたい。イブシはディフェンスも上手なので、勇さんに教えてもらったカウンターのスイープをトレーニングします」と、柔術の練習を披露。杉内、ジェイソンとともに、すばやく体勢を入れ替えて腕十字に入る動きを入念に確かめていた。
続いて、「体をもっと大きくさせたいけど、スタミナもほしい」と言うケニーはウエイトトレーニングも公開。クロイツ・ラスの練習になるというコシティ、バーベルカール、クリーン&プレスを行ない、「私の弱点は腹筋なので、背中と腹筋を強くする練習をします」と言うと、チンニングとボディブローを組合せたトレーニングも披露し、ストイックな公開練習を終えた。
公開練習後、ケニーが報道陣に囲まれてコメントを出した。
「(いつから柔術を習っている?)2004年です。2008年から休んでいたので、本当に今日は久しぶりに柔術を練習しました。たまにP’s LABやマッハさんの道場でタノムサク鳥羽さんと練習するけど、こんなに強い選手と練習するのは久しぶりです。ジェイソンはカナダのチャンピオンですから。(これは飯伏戦に向けたトレーニング?)カナダにいる時も夏には、こういうトレーニングをしています。コンディションは上がってきました。60分でもいけると思います。(クロイツ・ラスがポイントになる?)クロイツ・ラスも狙うけど、片翼の天使とかもっと強い技もある。でも、イブシさんのハートは強いから、大技一発では足りない。だから投げ技だけではなく、サブミッションとかいろいろと考えて、フィニッシュホールドをこの試合のために作ります。(昨日の飯伏の公開練習は?)写真で見ました。一発もらうとけっこう死にますね(苦笑)。できるだけ気をつけます。でも、あれがイブシさんの本当のトレーニングではないと思う。僕らの見ていないところで、こういうウエートトレーニングをしていると思うし、本当のトレーニングは教えたくないと思う。(飯伏は短期決着を狙っているが?)長い試合の準備もしているので、そうなれば勝ち目はある。準備を全部してきたので、あまり緊張していません。全然怖くない。ただ、イブシさんのほうが心配ですね。彼はケガしやすいから。私は友達を傷つけたくない。でも、私のためだけではなく、イブシさんのためだけではなく、DDTのファンのためにいい試合したいです。ベストマッチをしてベルトを取って、ベストバウトを取りたいです」
また、杉内、ジェイソンがケニーにエールを送った。
杉内「知り合ってかなり経ちます。去年DDTで試合させてもらった時に、試合前にスパーリングをしたんですけど、モンスターのような力にビックリして。すごい才能だと思います。練習仲間として、友達として、必ず勝ってほしいです」
ジェイソン「18日の試合に向けていろいろ話をしていて、ケニーは集中してトレーニングしています。長い間、ケニーとは練習しているけど、こんなにスタミナとパワーにあふれているケニーは見たことがありません。だから、飯伏選手はハードなトレーニングを積んだほうがいいでしょう」



