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【後楽園リポート】坂口がKING OF DDTを制覇! 両国メインでKUDOのKO-D無差別級王座に挑戦!!/ヤスがいつでもどこ

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    • 28日、東京・後楽園ホールにて「KING OF DDT 2015 TOKYO」がおこなわれた。まずはキング・オブ・ダーク選手権試合から。第3代王者の伊橋剛太はDJニラ、梅田公太を相手に初防衛戦。ニラが木曽レフェリーをバックステージへと連れてってしまっている間もリング上では梅田が伊橋にローキックを決める。丸め込みの応酬でもノーレフェリー状態。伊橋がレッグラリアットを決めてもレフェリー不在。ダイビング・ボディープレスを決めてもレフェリー不在。やっと木曽レフェリーがリングに戻ってマットを叩いてもニラに脚を引っ張られてしまう。ニラはセコンドの岩崎、中津、渡瀬、映像の久保、木曽レフェリーを使って伊橋を囲ませて、その一団を梅田にぶつけさせると、さらに自身を抱えさせて高角度ロケットパンチを狙うがハイキックで迎撃されてしまって3カウント。勝敗にには直接かかわらなかったが、伊橋が王座初防衛に成功した。

      そのまま鶴見亜門GMと梅田がリングに残って前説へ。まずはDNA7・1北沢の告知。メインで樋口和貞と対戦する梅田が「樋口さんは勢いあるけどハイキックが決まれば絶対に勝てます!」と意気込みを述べてリングを降りると新発売グッズのアナウンスから以下の発表へ。

      ①DDT公式飲料エナジードリンク「ブラックアウト」から新ラインアップとして「ブラックアウトデビル」が発売。これを記念して本日午後4時からドン・キホーテ後楽園店にて遠藤哲哉と宮武俊が購入者対象者への握手&撮影会を実施する(先着200名)。リング上では中津が試飲して「メッチャ目覚めてきたー!」と効果絶大をアピール。

      ②ハンドメイドインジャパンフェス恒例となった路上プロレス(7月25日、東京ビッグサイト/15時50分開始)の対戦カードが決定。高木三四郎&平田一喜&赤井沙希vs男色ディーノ&大石真翔&ハイパーミサヲvsアントーニオ本多&松永智充&のの子の3WAY6人タッグマッチ。ミサヲは昨年のハンドメイドインジャパンフェスの路上プロレスを見て「私もプロレスをやりたい」と決意したとのこと。
      ③8・23両国のマス席は全席完売(ドラマティック・ドリーム・シートとアリーナ席も完売済み)。
      ④DDT公式ファンクラブ「DRAMATIC FANCLUB」では今年も8・23両国国技館でバックステージツアーを開催する。ファンクラブでは6月まで入会無料キャンペーンを実施中。
      ⑤両国でのDDT EXTREME級選手権試合に総研グループがスポンサード。総研グループ運営する「ウチコミ!」presentsとなる。また「ウチコミ!」とコラボした大社長Tシャツも1000円で発売される。
      ⑥両国メインイベントのKO-D無差別級選手権試合の株式会社グッドコムアセットのスポンサードが決定。勝者には賞金として200万円が贈呈される。
      ⑦「DDTドラマティック総選挙2015」の開票結果発表は10月7日、東京・後楽園ホールで開催される。席種は指定席1500円、自由席1000円。数試合あり。
      ⑧11・28大阪府立体育会館大会の開催に伴い、11・29後楽園は本体興行ではなく、別ブランドでおこなわれる。

      亜門GMが締めようとすると『ファイナルカウントダウン』が流れてタレントのLiLiCoが登場。LiLiCo「みなさんお久しぶりでーす! LiLiCoでーす!」亜門「何しに来たんですか? 聞いてないですよ!」LiLiCo「リングアナウンサーを何度かやらせていただいて、アイアンマン(ヘビーメタル級)のチャンピオンにもなって。でもベルちゃん(ベルナルド・アッカ)が使えなかったんだよね。でも、DDTの楽しさにはまっちゃって…私、闘いたいの」亜門「え!? 試合をしたいってことですか!?」LiLiCo「うん」亜門「いやいや! 去年、僕らが散々試合をやってくれって頼んだ時は絶対嫌だって言ってたじゃないですか!」LiLiCo「だって~女心は変わるんだから~。だってさぁー、DDTの魔法にかかっちゃったんだも~ん! 毎回チョー楽しいんだも~ん」亜門「はいそうですかって簡単に素人をリングにあげるような緩い団体じゃないんですよ!」LiLiCo「でもね、ちょっと鍛えているの」亜門「鍛えている? 多少鍛えたところでそんなキャシャな体の人がリングに上がって…」しかし、LiLiCoの見せた力こぶに亜門GMは態度を一変。亜門「ちょっと失礼させていただいて…ヒャーッ!! カッチカチじゃないですか!! どんだけ鍛えてんですか! わかりました。LiLiCoさんの本気度合が伝わってきました! 8月23日両国で試合をやっていただきましょう!」最後はLiLiCoが亜門GMを突き飛ばし、「よっしゃ! 両国でデビュー戦決まったぞ! 頑張るぞ! みんな応援してくれー! それでは後楽園大会スタート!」でオープニングコールを務めた。

      【LiLiCoのコメント】
      ――8月23日、両国でプロレスデビューが決まったが、プロレスをしたかった?
      LiLiCo DDTの楽しさ、魔法にかかっちゃって。勝手にトレーニングを始めちゃいました。
      ――トレーニングはどれぐらいしている?
      LiLiCo 3ヵ月ぐらい。でも週4です。奇しくもDDTのみなさんの多くが通うジムと同じです。なのでアドバイスもいただきながら、食べ物だったりとか、どういうスタンスで試合をしているのかを聞いているうちに妄想が始まって、絶対に闘いたいと思って今日来たわけです。
      ――リングに上がって試合をやる恐怖心はない?
      LiLiCo ないわ。怖いものは何もない。威圧感たっぷりな顔、態度でみんな弱ると思う。ブームは過ぎましたけど、肉食女子で肉食系の女の力をフルに出して最高の試合を見せてやりたい。観客席が総立ち、スタンディングオベーションになるぐらい、マジで鍛えます。今、キャベツとササミしか食べてないです。
      ――肉体的にも仕上げて臨む。
      LiLiCo 体重とかではないし、腹筋何回するとか数で何とかするじゃなくて質が大切。丁寧に丁寧にトレーニングをして、ウエストは12センチ痩せています。ここ(腕)も昔はヘナチョコでしたが徐々に力こぶが。そしてなかなかなれなかったプロテインを一日3回飲んでいます。
      ――両国で対戦したい相手や、どういう試合をしたいというのはある? 元アイアンマンヘビーメタル級のチャンピオンですが。
      LiLiCo ね~、ゴージャス松野ね~。ヘナチョコだったね~(昨年の両国)。誰と闘いたい…男と闘いたい。
      ――肉食系女子として。
      LiLiCo はい。倒して食べます。それが肉食。楽しみにしててください。

      オープニングマッチは高木三四郎&大鷲透&平田一喜&赤井沙希vs入江茂弘&松永智充&星誕期&勝俣瞬馬の8人タッグマッチ。平田のHIRATA GO!サングラスがまたも盗まれたらしく、入江がサングラスを装着してガウンを着て入場する。平田が入江に襲い掛かると、混戦状態から試合スタート。赤井が場外へのプランチャで舞い、高木が入江にぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスター。平田が誕期を羽交い絞めにするも赤井のビッグブーツはかわされて誤爆。リング上に転がったサングラスを赤井が装着してあの曲で踊ろうとするも勝俣が延髄斬りでカット。勝俣が装着してあの曲で踊ろうとすると今度は平田がカット。「オマエにはまだ早いんじゃー!」とサングラスを装着して踊ろうとしたところで入江が交通事故タックル。入江が装着してあの曲でぎこちなく踊る。すると平田が入ってダンスバトル。「俺の曲だ!」とアピールする平田を入江がビーストボンバーで黙らせて勝利した。

      第2試合は樋口和貞vs坂口征夫のKING OF DDT 2015準決勝。樋口はリングインしてDNAのTシャツを掲げる。坂口が開始早々に右ハイキックを放つと、樋口は状態を崩しながら場外へエスケープ。坂口が追いかけて南側客席の鉄柵へぶつけていく。リングに戻して蹴りで圧倒していく坂口。カバーするもカウント2で返した樋口はボディースラムからボディープレスを放つ。これはカウント2。さらにコーナーにぶつけてからビッグブーツを放つと拷問式フェースロックでギブアップを迫る。坂口は何とかロープエスケープから場外へ。樋口が追いかけて逆水平。坂口は樋口の場外ラリアットをかわしてエプロンに素早く登るとPK。坂口がリングに戻して5分経過。坂口のバックドロップはカウント1。立ち上がった樋口が逆水平。坂口はミドルキックで応戦する。樋口は頭突き。坂口はエルボーの腕をキックで迎撃してハイキック。しかし串刺しランニングニーはキャッチされてオクラホマ・スタンピードで叩きつけられる。坂口はカウント2で返す。カナディアン・バックブリーカーは抜け出されるも直後にラリアットを振るった樋口は四股を踏んでぶちかまし! ダウンする坂口に轟天を狙うも、坂口がカナディアン・バックブリーカーを抜け出してスリーパーで絞めあげる。落ちかけた樋口はコーナーにぶつけて解除せんとするが、坂口は諦めずに絞めていく。樋口は体勢を崩しながら解除。坂口は顔面キックからコブラクラッチへ。エスケープせんとする樋口だが、坂口が絞め続けると松井レフェリーが試合を止めた。意識を戻した樋口が坂口に襲い掛かるが、時すでに遅し。敗北を理解した樋口は悔しそうな顔を浮かべながら、坂口から差し出された拳を突き合わせた。

      【試合後のコメント】
      樋口 正直、最初の右ハイで何やってんだかわからない状態になって、無意識の中で闘っていました。正直、負けたなという感じはないです。悔しさしかないです。坂口さんが強かったです。
      ――最後もご自身の中で負けたという感じでは…。
      樋口 最後タップしてなかったと思うんで。たぶん、落ちたんですよね。それで起きたら坂口さんのテーマが鳴っていて。向かっていこうとしたんですけど、DNAの人たちに止められて、そこで気づいた感じです。
      ――坂口選手と当ってみて。
      樋口 パワーとか体の大きさは自分のほうが勝っているけど、執念ですかね。執念にやられたと思います。ヒザ蹴りをキャッチしたところで大丈夫だと思ったんですけど、コブラクラッチが残ってましたね。

      第3試合は竹下幸之介vs佐々木大輔のKING OF DDT 2015準決勝。佐々木が入場するなり奇襲して試合スタート。ドロップキックで場外に出すと、トペ・スイシーダを浴びせる。佐々木は竹下を南側客席通路まで連れていくが、竹下が扉にぶつけてやり返す。佐々木は竹下を客席にボディースラムで叩きつけてリングに戻る。腰を痛めた竹下も戻ろうとするが、リング下に隠れていた宮武が邪魔をする。竹下は何とか宮武にストンピングを食らわせて場外カウント19で生還。竹下が向かってきた佐々木をリバースショルダーで返すと、佐々木が着地の際に左ヒザを痛めた素振り。近づく竹下を佐々木がだまし討ちで丸め込むもカウント2。佐々木の高角度DDTはカウント2。グラウンド卍につなぎ、十字架固めで丸め込む。カウント2で返されるやすぐさまクロス・フェースロックへ。竹下はロープエスケープしてブルーサンダー。カウント2で返されると串刺しビッグブーツからジャーマンで投げようとする。これを佐々木が丸め込みで切り返すもカウント2。タッチダウンを凌いだ佐々木が掟破りのタッチダウンを決めるもカウント2。ならばと竹下も佐々木の腕を絡め取って掟破りのクロス・フェースロックを決める。佐々木は何とかエスケープ。佐々木がジャーマンを凌いでトラースキック。竹下もトラースキックを放つと佐々木も返す刀でドロップキックをズバリと決めたがダブルダウン。両者起き上がってナックルの打ち合い。ナックルを食らってロープにもたれかかる佐々木だが、向かってきた竹下をヘッドシザースで場外に出すと、イスに座らせて鉄柱からスーパーダイブ・エルボー。リングに戻してキークラッシャーはカウント2で決まらない。ダイビング・エルボーを狙ってコーナーに登るが、蘇生した竹下がビッグブーツで黙らせると雪崩式ブレーンバスターを狙う。佐々木が拒否して雪崩式パワーボムをコーナーにぶつけてからミスティカ式クロスフェースへ。竹下が逃れてビッグブーツ。ロープに振るもラリアットはかわされる。直後の佐々木のキックを回避した竹下がロールスルー・ジャーマンを決めて勝負あり。

      【試合後のコメント】
      佐々木 おい、加藤(週刊プロレス・加藤朝太記者)! 誰だ、竹下をグリーンボーイって言ったヤツは。すげえ強いじゃねえか!
      加藤 知らなかったんですか?
      佐々木 グリーンボーイって聞いてたよ。週プロに書いてあったぞ。
      加藤 書いてないですよ。
      佐々木 とりあえず、佐々木大輔の夏、佐々木大輔の2015年は終わりました。また来年目指して頭をおかしくしていこうと思います。


      第4試合はアントーニオ本多&福田洋vs石井慧介&高尾蒼馬vs飯伏幸太&宮武俊vs男色ディーノ&大石真翔の4WAYタッグマッチ。ディーノが入場するなり飯伏に襲い掛かって開始のゴング。アントンと福田はゴールデン☆ストームライダーズにダブルのバイオニックエルボー。するとディーノと大石がリングイン。大石が飯伏をカンパーナで捕獲し、ディーノが飯伏の顔面に己の股間をぶつけていく。さらに宮武に大石がパロスペシャルを決めるとディーノがプッシュアップで捕まる宮武、ダウンする飯伏に同時にナイトメアを決める。大石の丸め込みはカウント2。高尾がディーノのケツにドロップキックを決めて飛び込んでくるとドリフが連係。そこへアントンと福田も入って場外で混戦に。リング上でディーノが高尾のケツを掘っていく間に、飯伏は本部席からムーンサルト・アタック。大石がリングに戻るとディーノとともに高尾に3D。ディーノがコーナーでケツを出してセットすると大石が高尾を地獄門に吸いこませる。大石がカバーするもカウント2。万策尽きたディーノに替わって大石が新時代のケツを出してコーナーにセット。ディーノは宮武もコーナーにセットして半ケツにさせる。アントンをコーナーにセットしてタイツを食い込ませてTバック状にしてセット。石井のオーバーハンドチョップをディーノがかわし続け、アントン、宮武、大石の尻へヒットさせる。ディーノは石井を宮武のケツに吸い込ませてからコーナーにセットしてケツを出させると高尾をぶつけたが直後の男色ドライバーは飯伏がスワンダイブ式ミサイルキックでカット。飯伏が高尾にラリアット。槍投げを狙ったところで福田がカットに入って飯伏を宮武のケツに浴びせると、高尾にパーフェクトプレックスを狙う。これを高尾がジントニックであっさり切り返して3カウントを奪った。

      休憩前に8・23両国に関する新たな発表が。まずは天龍源一郎&高木三四郎&赤井沙希の豪華トリオ実現が明かされる(天龍引退ロード第15戦で対戦チームは後日発表)。さらに8・23両国の参戦選手が呼びこまれる。すると『HIGH ENERGY』が流れて新日本プロレスの棚橋弘至が登場。ファンの大歓声で迎え入れられた。「2年前、オカダ。そして去年、棚橋。今年は中邑が来るかと思いきや棚橋でした。全力でいきますのでよろしくお願いします」と挨拶すると亜門GMがシングルマッチでの対戦相手を呼び込むとテーマ曲に乗ってHARASHIMAが登場。場内は割れんばかり大歓声に包まれた。棚橋「今日、HARASHIMA選手を初めて近くで見て、スゲーきれいな顔をしているなと。でも筋肉に関しては俺のほうが鍛えているから! おもしろい闘いになると思います。期待してください!」HARASHIMA「自分はあんまり他団体の選手に興味ないんですけど、棚橋選手のことはひじょうに興味があります! 両国大会、すっごい楽しみにしています。今からワクワクドキドキ、ワクドキが止まりません! 一つ言いたいことは、僕のほうがプロレスを愛してま~す!」

      【両国で一騎打ちが決定! HARASHIMA、棚橋のコメント】
      ――対戦相手がHARASHIMA選手になりました。
      棚橋 活躍は見ています。それでキレのあるファイトというかパワーというか。でも未知の部分なんですよ。他団体のエースなんで。飯伏クンともタイプが違うし、そういう部分でも楽しみです。
      ――去年のような竹下選手という若い選手を迎え撃つのではなく、互いに団体の看板を背負っているので緊迫感があるのでは?
      棚橋 そうですね。(先ほどの場内は)なごやかでウェルカムな雰囲気でしたけど、DDTさんにとって棚橋は異分子だし外敵。そういったことも必要なんですよ。闘いはシビアにいきます。
      ――HARASHIMA選手は鍛えているが、意識する?
      棚橋 鍛えているからだ!を見るたびに俺のほうが鍛えていると思っていました。鍛え方の違いを見せてやります。
      ――HARASHIMA選手に「プロレスを愛しています」と言われてしまったが。
      棚橋 言った言葉を飲み込むなよと。覚悟を見ますよ。

      HARASHIMA ワクワクしていますね。ベルトを防衛したまま両国にいくという目標がなくなった時にヨソに目を向けてもいいかなと思って、その中で今回自分の希望が通ってマッチメイクされて、ひじょうにテンションが上がっています。
      ――棚橋選手のことはどう見ていましたか。
      HARASHIMA すばらしい選手だし、日本のエースだと思っています。
      ――団体を背負ったもの同士の闘いとなりますが。
      HARASHIMA 絶対に負けないです。
      ――この後、出る試合ではいつでもどこでも挑戦権を持っている選手が相手にいるが、仮に獲得した場合はどうする?
      HARASHIMA 試合で負けるのは嫌なんで勝ちにいきませんけど、仮にいつでもどこでも挑戦権を取った場合は行使しないです。今は棚橋選手のほうを向いているんで。

      【天龍源一郎とトリオ結成! 高木&赤井のコメント】
      高木 もともと天龍さんに最後、お呼びしたいと思っていて、どういうカードがいいか模索していたところ、東スポさんの一面で「天龍vs赤井沙希」というのが出た時に「これだ!」と思って。
      赤井 それでだったんですか?
      高木 それでです。闘うのも見たいと思うんですけど、組んで「プロレスとは何か」を天龍さんから赤井さんに伝えていただくのもおもしろいかなと思って、天龍さんにお伝えしたところ、快くお受けしていただいたので、今回のカード発表となりました。
      赤井 ほかのお仕事でご一緒したことはあったんですけど、同じリングに立つというのはもちろんなかったので、今回の両国で学べたらいいなと思うんですけど、指示をいただいてもわからないのが困ったなと。それでまた殴られちゃうんじゃないかなと不安に思っているところはあるんですけど(笑)、そこは大社長様がいらっしゃるので…。
      高木 僕もわからないんで。感覚ですよ、フィーリング。リング上で感じろ。そのためにこの試合があるわけです。天龍さんの天龍イズムを赤井さんにも体感していただきたい。言葉じゃないんです。ニコニコ超会議で(赤井が)天龍さんに挨拶しにいったらしいですけど、天龍さんが(赤井に)何か言ったらしいですけどまったく聞き取れなかったらしいです。それで「は!?」って言ったらビンタされたんだよね? まあ試合中にビンタが見られるかもしれないですけど。
      赤井 あと「押さえておけよ」系も嫌だなあって。
      高木 でも大丈夫ですよ。今日からヒヤリングの練習をしましょう。
      赤井 そうですね。英語はしゃべれないんですけど、外国の方とニュアンスで通じ合えたりするんで。そういうのは得意なんで大丈夫だと思います。
      高木 天龍さんは試合中に「ファ●キューだよ」って英語をよくしゃべられるんで。
      赤井 ボディーランゲージで。
      高木 赤井さんにも龍魂を体感していただきたいし、僕も組むのは最後になると思うので、精一杯頑張りたいと思います。


      セミファイナルはKUDO&マサ高梨&MIKAMIvsHARASHIMA&ヤス・ウラノ&彰人の6人タッグマッチ。序盤はスマスカが高梨を捕まえる展開。高梨が何とか抜け出してKUDOとタッチ。彰人はKUDOに脚攻め。HARASHIMAも脚攻めで続く。KUDOをドラゴンスクリューで回すとヤスが出てきて逆片エビ固め。KUDOはロープに逃げる。KUDOは何とかミドルキックを決めてようやくMIKAMIとスイッチ。MIKAMIがヤスにムーンサルト・アタック。コーナーに登るとヤスにキャッチされるがコルバタで切り返してスクリューキック。ここで高梨vsHARASHIMAの局面に。HARASHIMAがジョン・ウーから串刺しフロント・ハイキック。コーナーに据えて雪崩式ブレーンバスターを決めてファルコンアローにつなぐがフォールを高梨が切り返して丸め込み連発。HARASHIMAはタカタニックを回避して延髄斬りからヤスにスイッチ。ヤスのダイビング・ボディープレスは高梨が回避。串刺し攻撃を高梨がかわし、KUDOが地獄の断頭台を狙う。これを彰人が雪崩式エクスプロイダーで落としてからリング上は混戦。MIKAMIがHARASHIMAにプランチャを浴びせるとヤスが高梨に正面跳びドロップキック。高梨もヤスの動きを読んでタカタニックを狙うが、フェースバスターのような形で落とされてしまい、最後は丸め込みでフォール負け。これによりいつでもどこでも挑戦権はヤスに移動した。

      試合後、ヤスはマイクを要求。「おい、チャンピオン! オマエ、チャンピオンだろ! ベルトも巻かずに帰りやがって! ベルトを巻く心意気があるなら、もう一度リングに戻ってきて、堂々とこのベルトを巻いてみろ!」KUDOがリングに戻ってベルトといつどこ挑戦権を受け取ろうとしたところでヤスが奇襲して「使う!」と使用を宣言。こうしてKO-D無差別級選手権試合がスタートした。

      ヤスがアンクルホールドから丸め込みを連発するもKUDOはすべてクリア。KUDOもキックで反撃に出ると8×4狙い。これをヤスがかわしてスライディングキックで場外に落としてシルバーブレット! ヤスはリングに戻すとキャンバスへのニークラッシャー。ヤスはKUDOをコーナーに乗せるもKUDOが反撃して地獄の断頭台。これをヤスが回避してダイビング・ボディープレス。しかし、ヤスもダメージが残ってカバーが遅れてしまう。投げ捨てクロスアーム・パワーボムを食らったKUDOだが、コーナーに登ったヤスに8×4を決めると地獄の断頭台に成功。これはカウント2で決まらない。KUDOが逆上がり式逆さ押さえ込みからバズソーキックを決めるもヤスがカウント2で返す。ヤスがツームストーン・パイルを決めたがダブルダウンに。

      するとここでガンバレ☆プロレスの今成夢人が本部席をジャックして音響に『BAD COMMUNICATION』を流させるように指示。場内に『BAD COMMUNICATION』が流れる中、コスチューム姿の大家健が登場する。さらに「今ここで、いつでもどこでも挑戦権を使うぞ! 3WAYマッチにしろ!」とアピール。一瞬、躊躇した亜門GMだが「いつでもどこでもですから…わかりました! 3WAYマッチを認めます!」と容認。タイトルマッチは3WAY戦となって再開した(最初に勝った一人がチャンピオンとして認定される)。

      大家がKUDOに垂直落下式パイルドライバー。このカバーはヤスが正面跳びドロップキックでカット。ヤスの丸め込みを凌いだ大家は張り手。ヤスがエルボー連打からドロップキック。ヤスがKUDOにツームストーン・パイルドライバーを狙うも大家がスピアでまとめてカットし、ヤスに炎のスピアをグサリと決めて3カウントを奪ってしまった。なんと大家が第52代KO-D無差別級王者に。

      試合後『BAD COMMUNICATION』が流れる中、大家と今成は脚踏みしてから抱擁。ベルトを肩に乗せて勝ち誇る大家がマイクを取ろうとするもKUDOはそのマイクを踏んで使わせずいつでもどこでも挑戦権を誇示。場内大「KUDO」コール。「このいつでもどこでも挑戦権、今、使わせてもらいます!」とKUDOが行使してKO-D無差別級選手権試合へ突入した。

      「オーカ」コール中、大家が向かっていくもKUDOがミドル、ロー、ヒザ蹴りで圧倒。ダイビング・ダブルニーアタックは大家がカウント2でクリア。KUDOのPKもカウント2で返す。KUDOはバズソーキックを打ち込むとコーナーに登る。大家が蘇生して頭突きから雪崩式ブレーンバスターへ。これもカウント2。大家は垂直落下式ブレーンバスターを狙うもKUDOが回避。スピアを返されてしまうと炎のスピアはKUDOがバックスピンキックで迎撃。キックとエルボー合戦になると大家が頭突きから走り込むもバックスピンキックで迎撃してさらにバックスピンキック。最後はダイビング・ダブルニードロップで3カウント。KUDOの腰に再びベルトが返ってきた。

      試合後、亜門GMがKUDOに「残っていたいつでもどこでも挑戦権が3つすべて本日消化されたので、8月23日両国大会、KUDOさんがチャンピオンとしてメインに立つことが決定しました!」と告げる。場内は大「KUDO」コール。KUDOは「いろいろありましたけど、両国のメインに4年ぶりに立ちます! 両国でみなさんを待ってまーす!」とアピール。本部席に移動して両国での挑戦者の推移を見守ることに。

      【試合後のコメント】
      今成 大家さん! 今まで何回も人生で逃げてきた。でもプロレス続けててよかったじゃないですか!
      大家 おーう! 俺は獲ったんだよ! KO-D無差別級のチャンピオンになったー!
      今成 プロレス続けてきてよかった(涙)。
      大家 よかったよー!(涙) でもな! 獲られちまった! でも! 言っているだろ、いつも! 一回負けたら人生終わりとかそうじゃねえだろ! 一回獲ったという事実は歴史に覆らず残るんだよ! 俺たちは何を目標にしている!?
      今成 メジャースポーツにする。
      大家 (遮るように)そうだよ! プロレスをメジャースポーツにするんだよ! そのために! そのために! 両国大会のメインイベントは必要不可欠だった! すぐ獲られてダメだった! でもそんなんじゃ諦めねえからな! 一回ダメだったら何回でも! ちょっとでも! 蜘蛛の糸ぐらいでも可能性があるなら! 藁をも掴む思いだよ!
      どんなに人生落ち込んだって! どんなに人生ダメだって! 本当にわずかな隙間から光が見えるんだよ! わかるな、今成ぃぃぃぃぃっ!
      今成 儚い夢で終わらせませんから。永遠に夢を見続けますから。プロレスがメジャースポーツになる景色が見えるまで、ガンバレ☆プロレスは続いていきますからね。
      大家 絶対に! 絶対に! 絶対に俺たちは! プロレスをメジャースポーツにしますから! 応援してくれたみなさんありがとうございました! 最後に! KUDO! オマエ、両国頑張れよ! 絶対に勝てよ!!


      ※ヤスはノーコメント。

      メインイベントは坂口征夫vs竹下幸之介のKING OF DDT 2015決勝戦。坂口は腕十字を仕切りに狙う。坂口の三角絞めは竹下がパワーで解除。ブレーンバスターからSTFで絞るも坂口はロープに逃げる。ハーフダウンの坂口にスライディングキックを決めた竹下はボディースラム2連発からワキ固めへ。これも坂口がロープに逃げる。伸びのあるドロップキックで坂口を場外に落とすと、プランチャへ。坂口がさっとかわしてエプロンに上がるとPKを決める。リングに戻って10分が経過。鋭いローキックからのカバーはカウント2。坂口のミドルキック、竹下の逆水平のラリー。坂口がヒザ蹴り。竹下のバックエルボーを食らうもジャンピング・ミドルを決める。竹下が向かってきた坂口にトラースキック。スワンダイブ式ミサイルキックから串刺しビッグブーツ、さらにブルーサンダーと決めるが坂口はカウント1でクリア。フォアアームエルボーとミドルキックのラリー。竹下の回転ラリアット狙いを察知して坂口が飛びつき腕十字。竹下が抱えてコーナーに乗せようとしたが、坂口が諦めずにぶら下がり式で決める。坂口はスワンダイブ式ナックルパートから煉獄。スリーパーからコブラクラッチで仕留めんとするが竹下が起き上がる。向かってくる竹下に坂口がミドルキック。竹下がジャーマンから回転ラリアット。さらにラリアットを決めるがカウント2。竹下のジャーマンは坂口がカウント2でクリア。再度狙おうとすると坂口が振りほどいてバックドロップ。そこからPKを決めるがカウント2。坂口のニーアタックはカウント2。背を向けた竹下へ後頭部に神の右膝をブチ込むと、コーナーにもたれかかる竹下へ正調の神の右膝につないで3カウント。坂口がKING OF DDT 2015を初優勝し、8・23両国のメインはKUDOvs坂口のKO-D無差別級選手権試合に決定した。

      試合後、坂口が竹下と握手をかわして抱擁をかわす。坂口「生き残りました。もう生き残ることしか考えずやってきて、樋口選手、竹下選手、ヤバかったです。ただ、殺(や)ってやりましたよ」亜門GMが本部席のKUDOをリングに呼び込む。KUDO「坂口さんが勝ちあがってくると信じてました。でもチャンピオンは僕で、坂口さんはチャレンジャーです。両国でも、きっと僕がチャンピオンです」坂口「トーナメントに出た自分を除いた15人の気持ちが俺の背中に全部乗っかってんだよ。みんなの思い背負って両国のテッペンで兄貴、このベルトに挑戦させてもらうよ。今の俺は強いよ。兄貴、覚悟して待っててくれ」視殺戦は高梨が割って入って収める。高梨「今出さなくていいと思うよ。他の人がどう思いかわかんねえけど、俺にとって最高の日だよ。あんたら、両国のメインに立つんだろ!? チャレンジャー・坂口、チャンピオン・兄貴。酒呑童子にとってこんなめでたいことはねえよ! こんな嬉しいことはねえよ! 両国のテッペンの舞台でやるんだ。俺は最高に嬉しい! そして最高に嬉しい時に必要な儀式、それは酒盛りだろ~! 今日のところは酒盛りで乾杯といこうじゃねえか。メインで優勝した坂口、締めてくれよ。乾杯の音頭はもちろん、アンタだよ」坂口「今日はありがとうございました。DDT全選手、過酷な1ヵ月間だったと思います。ただその中でテッペン取りました。自分も兄貴も高梨さんもまだまだこれからです。酒呑童子、8月の両国に向けて突っ走ります! 後楽園ホールのみなさんと酒盛りだー!」なお、エンドアナウンスはMIKAMIが務めた。

      【試合後のコメント】
      KUDO KO-Dの試合を10回ぐらいやっているんですけど、今日が一番感慨深いというか。大家、ウラノって20年ずっと一緒なんですよ。そんな人ってなかなかいないと思うんですよ。大学が一緒でサークルも一緒で同じ会社に入って、ずっと一緒に闘ってきて。3人とも社交性がないし、友達もいないし。まあずっと一緒にやっているというのはプロレスがあったので。プロレスラーを夢見て、プロレスラーになって、こんな日がくるとは思ってなかったです。正直、なんでああいう感じになったのか頭を打って正直覚えてないですけど、今のアスリート揃いのDDTでKUDO、大家、ウラノという僕らにしかできないKO-Dだったと思うので、すごく夢のような空間でした。
      ――そういう仲間たちを倒さないと両国のメインに立てない。
      KUDO 試合になったら関係ないですね。でも闘うのは当たり前なんで。それを僕ら20年やってきているんで。ただこの後楽園ホールで3人でできたというのは偶然ですけど嬉しいですね。たぶんDDTが初めて後楽園ホールをやった時も僕ら3人で見に来てますからね、金払って。僕が初めて後楽園でキックの試合をした時もあの2人は来てくれたと思うし。本当に嬉しいですね、なんか。いいKO-Dになりました。
      ――両国のメインでは坂口選手を挑戦者として迎えることになったが。
      KUDO 一番闘いたくない相手かもしれないですね。坂口さんの強さは隣にいる僕が一番知っているんで、闘うより隣に置いておきたい男ですよね。でも、やりますよ。俺はチャンピオンなんで。確かにトーナメントを勝ち抜いた坂口さんは勢いあると思うし、すごい経験を積んだと思うけど、俺は俺にしかできない経験を積んで両国のメインに立つんで。絶対に負けません。
      ――一瞬だが、大家選手がチャンピオンになったが。
      KUDO それは申し訳ないけど、DDTの汚点かもしれないですね。申し訳なかったです。でも取り返したんで。なかったことにしましょう。
      高梨 あ~俺のポカのせいでごめんね! 防衛してね! いくよ!
      KUDO オマエ、どっちにつくの?


      坂口 リング上で言った通りです。HARASHIMA選手に挑戦して以来、チャンスがなくて。兄貴が挑戦して(ベルトを)獲った姿を間近で見ていて、いつか俺もというのはあって。これを絶対にモノにしなければ、チャンスはずっと回ってこないと思ったので。けっこう背水の陣の気持ちで挑んで。自分だけじゃなくて今回のトーナメントに参加した全員がそういう気持ちで上がってきたと思うし、本当に過酷な1ヵ月間を過ごしたと思います。そういった中で、優勝できて両国のメインというデカい場所ではあるんですけど、自分の存在価値をあらわすKO-Dのベルトに挑戦できる切符をいただいたので、嬉しいです。やってきたことは間違いじゃなかった。
      ――チャンピオンはKUDO選手だが。
      坂口 シングルで一回やられていますし、それからこの1年半、兄貴のいいところも悪いところも全部そばで見てきたつもりなので。自分の闘い方をして、変な駆け引きをせずに真っ向からぶつかっていきます。ただ、リング上でも言った通り、他の15人の気持ちが背中に乗っかっているので、今の俺は強いです。俺は兄貴に負ける気がしないです。
      ――両国国技館のメインについては?
      坂口 嬉しいです。自分の中でKO-Dというのはすごく大きい。これを獲らなければ30後半から歩んできたものがなくなってしまうので。まずはここを獲って。最高の舞台で最高のベルトをもらうという意味で、なかなかいいシチュエーションが揃いましたね。殺(や)る気が出てきました。光栄ですよ。来月で(プロレスデビューして)丸3年ですから。両国メインに上がるからには思い切り楽しんで、覚醒して、ブッ倒してやろうかなと思ってます。そこでベルト獲れば、人生今までクソみたいな事しかしてこなかったですけど、一番いい思い出になるのかなと思います。
      ――優勝したことを誰に伝えたい?
      坂口 実は会場に入ってリングで調整して控室に戻ってきた時に携帯を見たらウチの親父からメールが入ってまして。「頑張れ」と。「勝っても負けてもレスラーは内容で示すものだけど、オマエはオマエの生きてきたものを見せて頑張れ。会場には来れないけど生中継を見て応援しているよ。父より」というメールがきてたんですね。だから今はその親父に「ありがとう」と報告したいです。
      高梨 おめでとう! 最高だったよ。俺の気持ちを乗せてベルト獲ってね!


      竹下 プロレスは勝った人と負けた人がいる。勝った人は勝つべくして勝ってるし、負けた人は負けるべくして負けてると思うんで。僕にまだまだ足りないものがあるのかなというのが正直な感想ですかね。個人的には最近けっこう声援をもらうことが増えてると実感してまして。なかなかデビューして1年、2年ぐらいの時は応援されないというか、あんまり支持されてないのかなと思うことが心の隅にありまして。でも、ハッピーモーテルを組んだぐらいですかね。それでタッグベルトを獲ったぐらいからすごく声援を感じるようになって、応援していただいてる人がいるんだというのを、すごく感じた上でのこのトーナメントだったので。もう絶対優勝したかったんです。そういう人たちに両国のメインで応援してもらいたかった。そういう気持ちがあったんですけども、力足らずにもう少しのところで負けてしまいました。だけど、今日に関しては坂口選手のほうが強かった。そういうことだと思ってまた練習も頑張って。今やってることは間違ってないと思うので、このままぶれずに突き進んでまたリベンジできるように一生懸命頑張りたいと思います。
      ――トーナメントは3つジャーマンで勝ち上がって決勝はジャーマンを決められなかった。
      竹下 最後のジャーマンがうまく決まらなかったというわけではなくて、自分の中のベストなジャーマンを出したつもりだったんですけど、それでも坂口選手の気持ちが上回って、カウント2で返された。そこは少し焦ってしまった部分はありました。でも、その時は坂口さんの気持ちが強かったということだと思います。

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