DDTロゴ
DDT

【闘うビアガーデン2017~男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシンDAY~のまとめ】大狂乱のディーノ&ササダンゴDAY! 珍

この記事をシェアする

    • 2日、東京・新宿FACEにて「闘うビアガーデン2017~男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシンDAY~」がおこなわれた。ディーノ、ササダンゴ、石井、松永がリングイン。松永「オマエにとって熱いプロレスってなんなんだよ」石井「昔にあって今にないもの」松永「それはなんだよ」石井「ズバリ、重低音ストンピング。今日は重低音ストンピングを復活させたいと思うんです」2人は1997年1月20日の大阪府立体育会館、三沢光晴vs小橋健太で三沢光晴のタイガードライバー’91を小橋健太が返したシーンでお客さんと一緒に練習。石井が「自分たちの試合で重低音ストンピングを復活させてみせます」と誓い、大鷲と樋口も加わってディーノの音頭による「乾杯」でスタート!

      第1試合は大石真翔vs入江茂弘の「大石伝承~茂ちゃんがモテるための試合~」。ディーノがさっそく説明。入江がなぜモテないのかを試合でチェックするというもので、試合は5分2ラウンド。ラウンドが終わった段階でカッコいい判定で勝敗を決するというもの。実況は男性目線で井上マイク、解説は中性目線でディーノ、女性目線で滝川あずさ。判定はあずさ、三田佐代子さん、女性のお客さんで合計得点を競う。入江の入場に「ビックリするぐらい黄色い声援がないですね」(ディーノ)。入江がショルダーアタックで倒すも「私は軽い感じのほうがいいと思う」(あずさ)。大石のリープフロッグからのアームホイップに「カッコいいですね」(あずさ)。入江の頭突きに「私、ほんとの嫌なんですよ。モテる男性がやる技じゃない」(あずさ)。入江に踏みつけられる大石を見て「痛がりながらも立ち上がる姿がカッコいい」(あずさ)。急に入江が足を痛がってモテようとする。大石がイスを手にするも入江が奪い返して「ああいう野蛮な技は女性受けが悪い。面白い男性がモテる」(あずさ)。入江はイスに大石を座らせるとザブングル加藤の「カッチカチやぞ!」からのリングサイド1周してラリアット。大石にかわされて自爆した入江は同じくザブングル加藤の「悔しいです!」。これにあずさは「古い。流行とかも取り入れないといけない」。リングインした大石は流行りのサンシャイン池崎をやるも入江がスピアで阻止。入江もサンシャイン池崎をマネするも大石はスピアで倒して1ラウンド終了。第2ラウンド、大石が華麗に回転エビ固め。組み付く大石をブレーンバスターで投げようと「持ち上げて後ろに投げるだけ」(あずさ)。すると入江は大石を着地させてスーパーキック。「私、スーパーキック大好きなんですよ!」(あずさ)。入江の串刺しラリアット狙いに「モテるような動きのある感じが見たい!」(あずさ)。すると入江は側転エルボーからフェースクラッシャー。さらにテディベアを狙うも「おしりを使って潰そうとするなんて…」(あずさ)。すると入江がその場跳びムーンサルトもかわされてしまう。大石がスリングブレイド。入江もスリングブレイド。さらにレインメーカーポーズからレインメーカーを狙うも大石にかわされてしまう。大石がスーパーキック、入江がスーパーキックの乱れ打ちでダブルダウン。入江に黄色い声援が飛ぶ。カウント9で立ち上がって再びスーパーキックの相打ち。入江がトップロープを飛び越えようとしたが足を引っ掛けてしまってエプロンで「悔しいです!」。ここで第2ラウンドが終了して判定へ。女性客16-18、三田さん19-19、あずさ20-0の55-37で大石が勝利。「頑張ってたと思いますけど、そもそも入江選手が生理的に受け付けないんです」(あずさ)。入江の小兵二で暗転して終了。

      第2試合は石井慧介&樋口和貞vs大鷲透&松永智充のラリプロ・クラシックス。ラリプロ国家吹奏として場内に『パワーホール』のオーケストラバージョンが流れる。試合が始まると場内「ラリアット」コール。松永がロープブレイクを無視して5カウントが数えられて反則負け。試合後、石井がマイクを取る。石井「大鷲さん、樋口、戻っていて。自分はラリアットを打ちに来たんですよ。ラリアットもしてないし、重低音ストンピングも起こさせていない! 俺のラリプロ魂に応えてくださいよ」松永「やってやるよ!」石井「再試合だ!」

      こうして始まった再試合は4人が石井、松永、樋口がラリアットを繰り出すと『パワーホール』が流れるが、大鷲がクロスチョップを放って曲はストップ。4人でチョップを打ち合うと『サンダーストーム』が流される。集中砲火を浴びた石井が向かっていくも3人がラリアット。すると『サンライズ』が流れて大鷲、樋口、石井、飯野練習生、島谷とラリアットからテキサスロングホーン。マスコミ席にいたチェリーを呼び込むも石井がカウンターのラリアットで迎撃。4人が腕を痛めてしまうと『J』が流れて今度はヒザプロに。ジャンピングニーを繰り出して「オー!」。今度は4人でヒザを打ち合って痛めてしまう。時間があっという間に過ぎてしまったように感じてしまう「残り1分」のアナウンス。石井が顔面ステップキック。樋口がノド輪落としもカウント2。客席から重低音ストンピング。樋口のアックスボンバーをかわした石井がエクスプロイダー。カウント2で重低音ストンピング。ここで残り30秒。樋口がオクラホマスタンピード。カウント2で返されると殺人バックドロップを狙う。石井が堪えて逆にバックドロップ。カウント2で返されたところでフルタイムのゴングが打ち鳴らされた。場内に全日本プロレスの時間切れ引き分けのテーマが流される中、4人が手を取り合って大団円。

      第3試合はスーパー・ササダンゴ・マシンvs大家健のシングルマッチ。この試合は両者が入場した後にこの15年の互いに対する想いを打ち明けて、場内がしんみりした状態から試合が始まる完全決着ルールでおこなわれるため、ササダンゴがマイクを取ると「しんみりした気持ちにしたいと思います」と話し始める。昨年10月末にも組まれた大家とのシングルマッチが心筋梗塞により流れたこと。それから半年欠場して復帰するもプロレスをやっていいかわからない状態でやっていると告白している隙に、青コーナーポストをセコンドの上野勇希に外してもらう。ササダンゴが「大家さん、来てよ」と呼び込むと、大家がバッコミ入場も早くも泣き顔。大家「今日十数年ぶりにシングルマッチやれると思っていたけど、俺はプロだから。試合を組まれた以上はリングに上がるよ。でも(泣)、俺どうしたらいいかわかんねえよ!」ササダンゴ「大家さんしかいないんだよ。大家しか俺のことボコボコにできるヤツいねえんだよ!」大家「……やるよ」ササダンゴ「大家さん……あんまり泣いてなくないですか? 大家さん、あんまりしんみりしてなくないですか?」大家「そうだな。確かになんでこんなにしんみりしねえんだ?」ササダンゴ「レスラーとして抱えている俺のモヤモヤ感。不安、自信のなさ、焦り…そういうものをぶつけたいの、大家さんに」大家「俺に……俺じゃなきゃダメなのか?」ササダンゴ「マスクの下の涙を返してくれ。あの…しんみりだから。なんでディーノさんがなんでしみんりした試合を組ませたのか忖度して考えたの。やっぱりちょっと自分のモヤモヤした部分を男色先生は察して、大家さんとしっかりぶつかってプロレスを心の底から楽しめるように伝えようとしてくれたと思ったんだけど、大家さんはそう思ってない……」大家「いや、本当に大丈夫なのかよ。俺はそれだけが不安で不安でしょうがないんだよ!」ササダンゴ「俺もずっとちゃんとした試合してないからわからない! だから今しかないんだよ。ここで証明するしかないの! よろしくお願いします」大家「よろしくお願いします」

      こうして試合がスタート。大家がショルダーアタックで倒すと、ササダンゴは大家をカニ挟みで倒してリバース・インディアンデスロック。大家が抜け出して頭突き。大家がササダンゴをロープに振る。ササダンゴがコーナーポストを外しながらかわす。大家が金具むき出しのコーナーにぶつかってしまうと、ササダンゴはさらにコーナーポストで殴打。ササダンゴはアームブリーカー。さらにリストロックでギブアップを迫る。アームシザースからササダンゴはDDT。カウント2で返されると串刺しラリアット。2度目は大家が打ち返し、ここからラリアットは相打ち。ササダンゴがサイド・スープレックス。コーナーに登るササダンゴだが大家が蘇生して追いつくと雪崩式ブレーンバスターへ。両者正座した状態でエルボーの打ち合いからスタンドでエルボーのラリー。大家がジャーマンで投げれば、ササダンゴが投げ捨てドラゴン。大家が再びジャーマン。ササダンゴもジャーマンで投げていく。ササダンゴが大家の串刺し攻撃を止めてドロップキック。垂直落下式リーマンショックはカウント2。大家がカウンターでスピアを決めると炎のスピアで3カウント。

      試合後、大家がマイク。大家「5月の時点でこのカード決まってんだよ。2ヵ月、散々心配してたんだよ! ちげーわ、1年だわ! 坂井、俺たちプロレスラーは普通の人たちと違うんだよ! どんな困難なことがあっても、どんな病気にかかろうとも最後まであきらめない。それは坂井も例外じゃないんだよ! 坂井、本当にありがとうございました!」ササダンゴ「フィニッシュの一個前のスピア、メチャメチャ効きました。この暑い中、11分18秒? なかなかできたんじゃないの? できんじゃないの? このままベルトとかバカなフリして挑戦していいんじゃないの? 残り20年間のプロレス人生、走り抜けましょうよ」大家「どうもありがとうございました。これからの坂井と大家と男色ディーノさんの活躍にカンパーイ!」

      メインイベントはサンドマンごっこ。男色ディーノは早くも酒をまき散らしてカウンターに着座。デイブ・クリストは客席に紛れ込む。レッカは西側カウンターへ。石井慧介は南側の入場階段へ。ササダンゴではなくマッスル坂井がシンガポールケインを手に登場し南側へ。樋口和貞はサンドマンをオマージュして加えタバコで現れる。最後に大家健がバッコミ入場。大家は北側客席へ。

      カウントダウンから「乾杯!」でスタートすると場内に『エンターサンドマン』が流れて各々が缶ビールをまき散らしていく。ディーノはなぜかセコンドの下村大樹を北側ステージでブレーンバスター。ディーノはトラッシュ缶を持ち出し、下村をリングにあげると半ケツにして傘でついていく。さらにトラッシュ缶を被せて傘でフルスイング。下村はディーノにトラッシュ缶を設置して、スワンダイブ・ミサイルキック。その下村をレッカに肩車させたクリストがマグダレン。さらに場外のディーノ、レッカ、下村にコーナーからムーンサルト・アタックを浴びせていく。リング内では坂井と樋口が缶ビールで乾杯。そこからショルダーアタックの打ち合いを坂井が制す。石井が大家にジャンピングニーから「オー!」。その石井を大家が投げ捨てジャーマン。ディーノが空き缶を持ち込もうとするも新宿FACEスタッフの中邑珍輔が止めに入るもリップロックで黙らせてリングにぶちまける。空き缶が方々から投げ込まれる。その中で坂井がレッカにF5。大家が坂井に炎のスピア。石井が大家に投げ捨てジャーマン。映像班のDTがディーノによってリングに上げられて、樋口にコーナーへと投げられた石井にぶつかり、さらに樋口のダブルチョップまで食らってしまう。樋口が石井に河津落とし。クリストが樋口にマグダレン。下村がクリストにスワンダイブ・ラリアット。怒りのDTが下村にジャックハマーを決めるもダウン。

      ディーノが下村にリップロックを見舞うも『The Rising Sun』が流れて中邑珍輔が登場。下村にキンシャサ。ディーノにキンシャサを狙うもディーノがかわしてリップロック。ディーノが男色ドライバーを決めてカバーするも、なんと『FIRE!』が流れて高木三四郎がリングイン。ディーノと缶ビールで乾杯するとスタナー。ゼクシィを持ち込むとそれでディーノを殴打。珍輔を覆いかぶせて3カウント。

      試合後、高木がマイク。「ビアガーデン! 盛り上がっているかー! おい、ディーノ! この野郎、なかなか楽しそうじゃねえか! でもな! 8・20で全権と結婚を懸けてテメエとシングルマッチをやるよな? 勝つのは俺だ! オマエのお母さんのためにテメエを必ず結婚させてやるからな! 覚えておけ! この業界一大人げない社長はこの俺だ! 俺の曲かけろ、ミュージックスタート!」場内に『FIRE』が流れる中、高木は意気揚々と退場。大家「フザけんじゃねえよ! 今日のビアガーデン、誰の日だと思ってんだよ!」坂井「こんな厚いだけが取り柄の広告中心のクソ雑誌読んで結婚できたら世話ねえんだよ! ファ●キン・リクルート!」大家「高木三四郎、テメエだけがDDT背負っていると思ったら大間違いなんだよ!」坂井「受け身を取ってお客様のために顧客満足度の高いプロレスの試合をしているのはこのディーノさんですよ!」ディーノ「オメエら! ゼクシィの悪口言ってるけど結婚してるじゃねえか!」坂井「結婚する前に読んでおきたいチェックリスト! くまなくチェックしたわ!」ディーノ「お世話になっとるやないか!」坂井「今となっては関係ない!」大家「そうだ!」ディーノ「しかし、今の段階ではアナタ方は私寄りですか?」坂井「俺たちがいつディーノちゃんと敵対したことがあるよ?」ディーノ「じゃあもう一個巻き込んでいいですか? 私、まだ終わりたくないの。いや、我々(が終わりたくない)。なんか今回の総選挙でユニット1位になったら12月30日に興行できるんですって、後楽園で。ほら、我々ってビアガーデンもそうだけど、興行任されないと本気になれないところがあるじゃない。だったら、自分の力で勝ち取りにいきましょうよ! (観客に)アンタら12月30日あけとけ。石井ちゃんも年齢は違うけどけっこう似たようなところがあって、興行任されないと自由にやらないでしょ?」石井「その通りです」ディーノ「この3人だと変わり映えがしないからちょっとだけ若い石井ちゃんを入れて若返りを図ったていでいきましょうよ。仮で大家帝国リターンズということで帝王、任せた」大家「オマエら全員が大家帝国リターンズだ! だからウィーアー大家帝国リターンズで締めるんだ」今日の参戦選手をリングに上げると「ウィー・アー・大家帝国リターンズ! カンパーイ!」で『LONELY DAYS』が流れる中で締め。




      http://ddtpro.jp** )では、大量の写真をアップ! ぜひご覧ください!

    この記事をシェアする