11日、長野・長野アークスホールにて「Road to Ryogoku 2016 in NAGANO~ドラマティック・ドリーム・てんぷらまんじゅう~」がおこなわれた。第2試合は高尾蒼馬&梅田公太vs勝俣瞬馬&エディ・フレンチのタッグマッチ。勝俣とエディの握手を梅田は蹴って拒否して試合スタート。ローンバトルを強いられた勝俣がカウンターのドロップキックを梅田に決めて、ようやくピンチを抜け出す。エディは梅田にパワースラム。変形のダイヤル固めは梅田が耐えて顔面フロントハイキックを決めて高尾と交替。エディは高尾にスリングブレイド。替わった勝俣がダイビング・エルボーへ。続くXファクターを回避した高尾が串刺しエルボー。梅田もハーフダウンの勝俣にランニング低空ドロップキックを放つ。勝俣の前かがみの背中に高尾がダイビング・フットスタンプを見舞うも、このカバーはエディがカット。梅田が蹴散らしにかかると勝俣の丸め込みを凌いだ高尾がソバットからジントニックにつないで勝負を決めた。
【試合後のコメント】
高尾 明日KOD、石川戦。規格外のサイズなので難しいとみんな思っていると思うけど、そこをいかにいくかが課題。勝てばみんな驚くだろうし。自分は2回戦に出るのが今回で初めてなので気合い入ってます。絶対勝ってみせます。
第3試合は入江茂弘&岩崎孝樹vs遠藤哲哉&福田洋のタッグマッチ。福田は入江にかなわないとみるや『A Whole New World』を熱唱。これを引き継いだ入江に福田が延髄ラリアット。「試合中に唄うバカがいるか!」と言われた入江だが、なぜか笑顔で楽しそう。遠藤の低空ドロップキックはカウント2。入江は福田のパーフェクトプレックスを耐えてブレーンバスターで叩きつけてようやく岩崎と交替。福田は岩崎にサミング。替わった遠藤もバック宙キックを放つが、かわした岩崎がバックブリーカーから遠藤を押さえつけ、コーナーに入江が登る。ここで福田が『A Whole New World』を熱唱。やはりつられて唄ってしまう入江。福田が入江をデッドリードライブで落とすと、最後は遠藤が孤立した岩崎にト―チャーラックボムを決めてフォール勝ち。
【試合後のコメント】
入江 明日は樋口と2回戦。去年と同じ会場で闘うことになって、あの時はすごく悔しい思いをしたので。今年は悔しかった気持ちをぶつけていきます。僕は両国しか見てないので。昨年優勝者の坂口さんに勝った。あれが僕の中で決勝戦みたいなもので。決勝戦に勝ったのだから、このまま優勝して。ダークマッチでおこなわれた竹下vs入江が両国のメインで起きるという。お互い実力で勝ち取ったメインイベントを実現させたいなと思います。
遠藤 調子は絶好調です。両国に向けて体を絞るんですけど、動きやすさは今が一番。体重もマックスから3キロぐらい落ちて。明日は平田さんということでここ3年ぐらい踊ってばっかで。でも若手通信の頃の選手たちとやった春日部の平田さんが僕の中では本気の平田さんだろうと思うので。明日はあの平田さんがリング上で見れるように。僕が引き出して、明日勝ってこのまま両国まで突っ走ります。
第5試合はHARASHIMAvs渡瀬瑞基のDDT内ナンバーワン・イケメン王決定戦。大量の紙テープが飛んだ地元・長野県凱旋の渡瀬には激励賞として花束、信州そば100人前が贈呈される。HARASHIMAの握手を渡瀬が拒否して試合スタート。グラウンドの攻防からHARASHIMAがショルダーアタックを決めれば、渡瀬はアームホイップでやり返して大歓声。エルボーでHARASHIMAを崩すもボディースラムは拒否されてストマックブロックを食らってしまう。ここからHARASHIMAは腹攻め。フットスタンプ連発で渡瀬を悶絶させる。ここからのカバーはカウント2。HARASHIMAはコーナー2段目に渡瀬を固定するとフットスタンプを突き刺す。5分経過、渡瀬のエルボーを涼しく受け流すHARASHIMA。エルボーの打ち合いで何とか食らいつくもボディーブローを叩き込まれては崩れてしまう。HARASHIMAのコブラツイストは腹パン付き。悶絶する渡瀬だが、何とかロープに逃げる。ブレーンバスターの体勢は渡瀬が踏ん張って着地すると低空ドロップキックで動きを止めてブレーンバスターで投げて大歓声。ようやく反撃の狼煙をあげた渡瀬はエルボー連打から串刺しエルボー。さらにカーフブランディングを決めてニードロップへ。これはカウント2。コーナーに登る渡瀬だったが、HARASHIMAに雪崩式ブレーンバスターで落とされてしまう。HARASHIMAのミドルキックを気合いで受け止める渡瀬。足をキャッチすると頭突きを見舞ってスープレックスで投げる。さらにミサイルキックから腕決めDDTはカウント2で返される。HARASHIMAのハイキックからの蒼魔刀はドロップキックで迎撃した渡瀬。低空ドロップキックで襲い掛かり、バックドロップを決めるがカウント2止まり。丸め込みをクリアしたHARASHIMAがすかさずバズソーキックを放ち、蒼魔刀で3カウント。セコンドの肩を借りず自力で帰る渡瀬に拍手が送られた。
【試合後のコメント】
渡瀬 悔しいですね。でもいつもなら返す気力もないところでも、皆さんの応援で返すことができた。いつもよりパワーが出た感じがしました。でも勝ちたかったですね。
――11月3日佐久大会が決まりました。
渡瀬 さらに(自分の地元からは)遠くなりましたね(苦笑)。でも次の長野大会では勝って、皆さんに勝利を見せたいと思います。
HARASHIMA(渡瀬は)思った以上の粘りと言うか強さがあって、ちょっと焦った時はありましたね。骨があるというかやっていて楽しかったですね。
――もう気持ちは明日に向いている?
HARASHIMA もちろんずっと向いています。僕はあまりKENSO選手のことを知らないので楽しみです。
――試合を見たことは?
HARASHIMA ほぼないですね。入場が長いという印象ぐらいしかなくて。あとは背が高い、体が大きい。
――大きな山場になりそうですね。
HARASHIMA キャリアもすごいじゃないですか。あといろんなところに上がって結果を残してきているので、本当に気が抜けない一戦になると思います。
セミファイナルは高木三四郎&大鷲透&平田一喜vs男色ディーノ&大石真翔&樋口和貞の6人タッグマッチ。地元・長野凱旋の大鷲に大量の紙テープが送られたがT2ひー最後の入場は平田。あの曲で現れた平田だったが大鷲が止める。「長野の英雄差し置いて最後に入場して気持ちよく踊ろうとしてんだ! 今日DDT長野初上陸ですよ!」と言う大鷲はルチャ・リブレルールへの変更を要求。大石がうろたえるとディーノが「バカヤロー!」と一喝して「受けてやる」と言うも「条件をつけさせてもらうわ。私たちが勝ったら長野市はゲイタウンになる」と要求。これに平田は「おもしれえ。やってやろうじゃねえか! そもそも長野県はほぼゲイタウンらしいです。そこが非公認だろうが公認だろうがどうだっていいんだよ。闘いのゴングを鳴らせ!」と襲い掛かった。こうして試合が始まると勝利者賞が贈呈がアナウンスされる。平田が敵味方関係なくストンピングを食らって高木と大鷲に「アナタ達、味方だろ!」と地団太 → 周囲がジャンプのダチョウ倶楽部方式。一度はメガネを手にして踊ろうとした平田だが、止められてディーノの男色殺法に捕まってしまう。ローンバトルを強いられた平田は樋口に低空ドロップキックを決めてタッチを求めるかと思いきやメガネに手を伸ばす。踊ろうとする平田にディーノがリップロック。樋口のオクラホマスタンピードはカウント2。5分経過、平田はディーノの串刺し攻撃を止めてコルバタで投げて今度は大鷲とタッチ成立。大鷲が一気呵成に攻める。樋口との逆水平の打ち合いから樋口がボディースラムで投げれば、大鷲もボディースラムでやり返す。ラリアットが相打ちになって高木vs大石の局面に。大石にスピコリドライバーを決めた高木がシットダウンひまわりボム狙い。すると平田がしゃしゃり出てタッチを要求。しかしタッチは大鷲がカットして高木に張り手を見舞うとダブルの低空ドロップキックと連係を決める。大鷲がノド輪を狙うと平田がしゃしゃり出てボディースラム。「地元でカッコいいところ見せてください! 飛べ!」と要求したが、コーナーに登ろうとした大鷲の背中に平田がタッチしてスイッチ。しかしディーノ&大石の3Dからディーノの地獄門に吸い込まれてダウン。樋口が大鷲を捕獲するとディーノと大石はラフレシアの花をセット。大鷲が挟み込まれてしまうと高木が樋口を蹴散らして救出せんとするが、強力な挟み方で抜け出せない。高木が平田に手助けを要求するが、平田はメガネを装着してあの曲で踊らんとする。するとメガネをかけた樋口もリングイン。平田を突き飛ばし、それに接触した高木もラフレシアの花の餌食に。鉄砲からドクターボムを決めて勝利した。
試合後、樋口に勝利者賞としておやき100人分が贈呈される。ディーノ組が引き揚げると高木がマイク。高木「大鷲さ~ん。負けちゃったよ~! 負けちゃったけど今日DDT初上陸の長野でアンタが営業部長として頑張ってくれたおかげで、これだけの人に集まってもらったよ!」大鷲「高木さん、こんなにたくさん来てくれたけど、おやきは取られるわ、長野市はゲイタウンんになるわ、俺は明日からどんな顔で歩けばいいんだよ!」高木「長野はもとからゲイタウンだったんだよ。長野は大丈夫! みんなゲイだから」大鷲「みんなゲイに見えてきたかもしれない」高木「それよりも今日これだけの人が集まってくれたんだよ! 大鷲さん、アンタ、男になる時が来たんじゃないのか? 大鷲さん、そのいつでもどこでも挑戦権を! 今日! 今日はやめておこう。そんなことよりもアンタがもっともっと長野の地で男になる時がきたんだよ! DDTは11月3日、長野県佐久市佐久創造館を押さえました! アンタの実家はどこだ?」大鷲「長野県佐久市です…」高木「大鷲さんが男になる時が来たよ! 大鷲さん、お母さんにはもう伝わっています」大鷲「母を通すより先に私を通してもらえませんか?」高木「お店に電話したら快くお母さんが出てくれましたよ。そして『最近、透は実家に帰ってこないから、帰ってきてほしい』と言ってましたよ!」大鷲「その帰ってきてほしいというのと佐久に凱旋するのは、全然話が違います!」高木「大鷲さん! そんなことはどうだっていいんだよ! 佐久でビッグマッチやるぞ! 大鷲さん、ビッグマッチですよ! そしてアナタを長野県佐久大会営業部長に任命する!」場内「オオワシ」コール。大鷲「高木さん、今日はケツに挟まれたり決意表明言わされたり散々な日だよ! だけど決まったからにはやってやろうじゃねえか! 11月3日、佐久市創造館へいくぞ! 皆さんのご来場お待ちしております!」
【試合後のコメント】
高木 大鷲さん! 長野大会成功しましたよ! 大鷲さんのおかげです!
大鷲 長野営業の呪縛から放たれたと思ったら~(泣)。
高木 11月3日、長野佐久創造館大会決定しました。大鷲さんは長野営業部長から引き続き、長野佐久大会営業部長に就任しました。11月3日、長野・佐久でビッグマッチができるんじゃないかと。
大鷲 さっきも言ったんですけど、ウチの母と話を進める前に私に通してもらいたいなと。そこのところがプロレス界で大切じゃないかと思うんですけど…。
高木 大丈夫です。お母さん、最近『透が帰ってこないのよ』って言ってましたよ。
大鷲 それが凱旋につながるって恐ろしい流れじゃないですか。
高木 久しぶりに大鷲さんの雄姿をお母様にお見せするのがいいんじゃないかと。
大鷲 たぶん来ないと思います(苦笑)。今日なんか妹しか来てないし。
高木 妹さんが来てたんですか? 妹さんをリングに上げればよかったですね。
大鷲 ウチの家族をこれ以上巻き込むのをやめてもらっていいですか。
高木 とりあえず長野大会決定ということで、ビッグマッチでやります。豪華ゲストをバンバン呼びます!
大鷲 豪華ゲストってバラモン兄弟とかじゃないですか?
高木 大鷲さんのいろんな歴史をぎゅっと集約してDDTの興行のワンパッケージに入れて。
大鷲 それはいろんな意味でやめたほうがいいですね。けど、長野営業特別部長に任命されていろんなところを必死こいて営業しましたよ。私の実家から高速で1時間以上あるんですよ。全然地元じゃないし友達いないし。
高木 でもこれでルートができたってことじゃないですか。
大鷲 そこなんですよ。
高木 年に2回はできますよ! 春と秋にできると思うんで。ゆくゆくは毎月1回、長野大会を。
大鷲 やめてください…。
高木 じゃあ長野を引き続き頑張ってください!
大石 とうとう来たぞ! 俺たちガンナメ・エクスプレスがアジアのテッペン取るぞ!
ディーノ 取るんだ、オラ! オメエ、アジア止まりの男かよ!
大石 アジアの先ももちろんあるよ!
ディーノ バカヤロー! アジア獲れないヤツが世界を語れるか!
大石 アジア獲るぞ! アジア獲ってからだよ、その先は!
ディーノ ウルセーな! アジア獲るって言ってんだろ! 余計なこと言うな! まずアジアだろ!
大石 アジア獲るぞ!
樋口 明日の大阪は去年と一緒のカードなので、結果は去年と一緒ですよ。俺が勝って後楽園にいって、両国の結びの一番必ず勝って、来るべき梅田さんとのDNA頂上決戦をKO-D無差別級選手権試合にする。それだけです! とりあえず明日、絶対勝ちます!
メインイベントは竹下幸之介&アントーニオ本多vs坂口征夫&マサ高梨のタッグマッチ。アントンが坂口、高梨を場外に出してケブラーダを狙うも足を滑らせて失敗。坂口が盛り返してリングにアントンを戻して高梨とタッチワークで攻める。捕まったアントンは腹部へのナックルから突き上げニーでようやく竹下とタッチ。竹下が逆水平からゼロ戦キック、ハーフハッチで攻め立てる。ウォール・オブ・タケシタは坂口がミドルキックでカッチ。竹下は続く蹴り脚をキャッチしてドラゴンスクリュー。高梨は竹下の串刺し攻撃を回避して低空ドロップキックを決めて坂口とタッチ。坂口が鋭いミドルキック連打。竹下もフォアアームでやり返す。このラリーは竹下が意地を見せてエルボー連打。坂口もエルボーを回避してスリーパー。ユルゲンラリアット狙うも坂口がかわして腕十字で捕獲。竹下はパワーボムの要領で叩きつけて解除。替わったアントンのバイオニックエルボーは坂口が目をふさいでのミドルキックを見舞う。替わった高梨が正面跳びドロップキック。さらにショルダーネックブリーカーから坂口のコーナーへの串刺しニーを呼び込むが、竹下がカット。高梨がチンクラッシャーから坂口のジャンピングミドルを呼び込む。これをかわして誤爆させると坂口にバックドロップを見舞って竹下とタッチ。竹下はアントンとのダブルのナックルから合体バイオニックエルボーを狙うが、高梨がトラースキックで迎撃。坂口がPKで飛び込んで、高梨がタカタニック狙い。竹下が解除してビッグブーツを決める。タッチダウンは着地して丸め込んだ高梨だがカウント2。竹下がラリアットでねじ伏せるとジャーマンを決めて勝利した。
試合後、竹下がマイクを取る。竹下「唐突ですがハッピーモーテルのメンバー紹介をさせていただきます。まずは福田洋! プロレスリングBASARAのリーグ戦も佳境ということで、ハッピーモーテルの代表として頑張ってください! そして、遠藤哲哉! トーナメントが明日あるんでね。べストコンディションで決勝まで上がって両国で闘いましょう! そしてウチの監督、アントーニオ本多!」アントン「今日もちょっと新コスチュームです。最近MCをやると矢沢永吉口調になるんですけど、ウチのチャンピオン、ちょっと紹介します。似てるなあ! KO-D無差別級チャンピオン、竹下幸之介! 私のこの新しいコスチュームの宇宙は我々の無限に続くであろう可能性。これは若手の選手のことを言ってるんですけども、そして宇宙が生まれる瞬間、ビッグバン、この痛みをずっと背負って生きなければいけない痛風の福田洋。そして私が闘っていく上で宇宙空間の中で一人で闘っているかのような孤独な瞬間があるかもしれない。その時、皆さん一人ひとりがここに浮かんでいるお星様になってくれたら嬉しい! 私のお星様になってください! 竹ちゃん、今日はありがとう! 一発締めてくれるか?」竹下「……試合に勝利することはもちろん大変なんですけど、監督のあとに締めるのはそれ以上に大変なんですよね。言いたいことだけ言いやがって。でも次、長野、佐久大会があるということでベルトを防衛し続けてまたチャンピオンとして戻ってきます。今日はありがとうございました!」
公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では全試合の詳細と大量の写真をアップ! ぜひご覧ください!



