第6試合はHARASHIMA&ヤス・ウラノvs石井慧介&高尾蒼馬のタッグマッチ。ヤスがいつでもどこでも挑戦権を誇示しながら登場。対戦相手に握手を求めるが、石井組が無視して試合開始。まず手四つから高尾がヤスの足を踏みつける。続いての手四つで反撃を試みたヤスだったが、あっさりかわされ、またも足を踏みつけられてしまう。勢いに乗る高尾は、トップロープから落差十分の足踏みも敢行。序盤は石井組のペースで試合が流れていく。しかし中盤に入るとウラシマが素早いタッチワークで石井組を翻ろう。高尾を孤立させ、やりたい放題の攻めを見せていく。試合開始から10分が経過した時点で、高尾が隙を見てようやく石井とタッチ。HARASHIMAとのフロント・ハイキックの打ち合いなど、激しい攻防を展開していく。目まぐるしく攻守が入れ替わるなか、ヤスに試合の権利が移ると石井が蘇生し一気にラストスパート。フランケンシュタイナーから投げ捨てジャーマンにつなぐと、最後は高角度ダブルアームDDTでヤスを叩きつけ、堂々の3カウントで石井がいつでもどこでも挑戦権を獲得してみせた。
セミファイナルはKO-D6人タッグ選手権試合。第2代王者組のアントーニオ本多&佐々木大輔&火野裕士のモンスターアーミーが飯伏幸太&ケニー・オメガ&伊橋剛太のゴールデン☆らんでぶぅ~を相手に3度目の防衛戦に臨む。まず入場してきたアントンが「今日はモンスターアーミーが6人タッグ選手権を防衛する神聖な日なので、まともに行きたいと思います。そこで矢沢永吉さんの生い立ちを語りたいと思います。矢沢はね、広島に生まれ…」と神妙な口調で挑戦者組に語りかける。すっかり聞き入った挑戦者組だったが、アントンはそれを見るや「ではモンスターアーミー、奇襲であります!」との掛け声とともに場外乱闘へ。いったん戦場がリングに移っても、アントンの号令で伊橋と火野の間で匍匐前進競走が勃発。しかし、ここは飯伏が火野をストンピングでカットすることで、挑戦者組が主導権を奪い返す。ケニーの「パン、肉、チーズ」の掛け声で肉の伊橋、パンの飯伏、チーズのケニーが、それぞれその場跳びムーンサルトで火野を圧殺するアルティメット・ゴールデンバーガーへ。しかし、佐々木の強烈な張り手で伊橋がダウン。コーナーに控えるアントンも「どうしたパン? あっ、肉か」と、ダウンする伊橋に口撃も加える。ここから長時間、ローンバトルを強いられる伊橋。火野の逆水平を堪えてジャーマンで投げるも続くムーンサルト・プレスはかわされ自爆。すかさずモンスター軍のマシンガン、ロケットランチャーの餌食にされてしまう伊橋。次第に王者組の防衛が現実味を帯びてきたが、火野のFucking BOMBからのアントンのカバーはケニーがカット。ケニーが火野をフランケンシュタイナーで蹴散らし、佐々木にはジャンピングニー。孤立するアントンにケニー&飯伏がPKこころをお見舞い。相変わらずダウンしていた伊橋だが、ケニーと飯伏が試合権利のある伊橋の腕を引っ張り、こちらもまたダウンしているアントンの体の上に覆いかぶせる。漁夫の利的な形だが伊橋がアントンから3カウントを奪い、宣言通りに6人タッグ王座を奪取した。試合後も相変わらず虫の息だった伊橋だが、マイクを手渡されると「俺たちが勝ったことで飯伏が踊ってくれると言いました。俺の音楽がかかったら、飯伏は踊ってくれると思います。ミュージック・スタート!」とアピール。「イェイ!カモン!」に合わせて飯伏がキレのあるダンスを披露した。
【試合後のコメント】
伊橋 ゴールデン☆らんでぶぅ~がベルトを獲ったよ! 勝ったんだよね? 記憶も曖昧だけど。俺がゴールデン☆らんでぶぅ~全体に波を起こした結果だ。リーダー、そうでしょ?(と今成夢人と歓喜の喜びに浸る) このままの勢いで俺たちは突っ走ってやる。誰の挑戦でも受けてやる!



