DDT5・26広島大会で飯伏幸太&ケニー・オメガ&伊橋剛太の“ゴールデン☆らんでぶぅ~”がアントーニオ本多&火野裕士&佐々木大輔の“モンスターアーミー”が保持するKO-D6人タッグ王座に挑戦する。挑戦の決め手となった初代王者のチームドリフを破った5・6山形大会で「今、自分に波が来ている!」とアピールした伊橋に、タイトル奪取への熱意を聞いた。(聞き手・オフィシャル取材班)
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――KO-D6人タッグ王座への挑戦が決まりましたね。
伊橋 やっと挑戦できるのかという感じです。ゴールデン☆ラヴァーズにプラスして今、波に乗っている伊橋剛太が加わるわけですから、僕たちに負ける要因がないです。
――ケニー選手、飯伏選手と挑戦したかった?
伊橋 そうですね。ゴールデン☆らんでぶぅ~が結成されてから結構時間が経っていると思うんですよ。リーダーの今成(夢人)さんがガン☆プロのほうに行っちゃってますし、DDTで最近はカメラを回しているところしか見ないですけど、リーダーはリーダーとして機能しています。
――そう言えば最近、伊橋選手の入場曲で踊ってないですね。
伊橋 踊ってもないです。でも4人揃ってゴールデン☆らんでぶぅ~ですから。実動部隊3人のリーダー1人という盤石の体制でやっているわけですよ。今までタッグ戦線に挑戦したり、ケニーさんがKO-D無差別級王座を獲ったり獲られたりというのがあったので、ようやく4人揃っての活動が6人タッグ王座挑戦につながったのかなと思います。
――練習はケニー選手、飯伏選手とともにやられたりするんですか。
伊橋 3人ではないですね。飯伏幸太とケニー・オメガはパートナーでもありライバルなんですよ。そこの橋渡しを僕がうまいことやっているんじゃないかなと。
――6人タッグで試合をする時はうまく立ち回らないといけないわけですね。
伊橋 立ち回るというよりは、あの2人が波に乗っている僕をうまいこと使って相手に「こんなことをするのか!」というのを見せつけている感じです。
――3人の連係で言えば次々とその場跳びムーンサルトで折り重なっていく“アルティメット・ゴールデンバーガー”というのがありますよね。あれを考えたのは誰なんですか?
伊橋 ケニーさんですね。僕は「アルティメット・ゴールデンバーガーやろうぜ!」というのが聞こえて「お前はムーンサルトをしておけ」と指示されただけで。
――なるほど。
伊橋 それでムーンサルトをやったら、ああいう形になってしまって。最初の段階では「アルティメット・ゴールデンバーガーって何だろう?」と思いながら…。
――タッグでは伊橋選手の上に飯伏選手が乗っかってしまうような連係もありましたが…あれも連係なんですよね?
伊橋 連係ですよ!
――伊橋選手がやられ損みたいなことではないですよね。
伊橋 違いますよ! 僕に相当なダメージもありますけど、僕が重しになってさらに飯伏の加重ですから、説得力があるでしょう。
――伊橋選手の中で疑問は沸かないわけですね。
伊橋 まったくないです。飯伏にヒドいことをされているわけではなく、勝つためにやっていることですから。
――アルティメット・ゴールデンバーガーにかんしても伊橋選手が一番下になるわけじゃないですか。
伊橋 体重で言えば僕が一番重いわけで、相手を動けなくするためには僕が一番下になる必要があるわけですよ。大人3人の重さで肩をあげられますか?という話ですよ。
――伊橋選手が痛い目に遭うというわけではないですよね。
伊橋 違いますよ! 僕の体重をうまく利用したケニーさん発案のすごい技です。
――実際、痛いわけですよね。
伊橋 痛いです。痛いし重いですけど、やられた相手は僕以上に厳しいと思いますよ。
――ああいう連係は突発的になんですか?
伊橋 飯伏やケニーさんの閃きであったり、前々から温めていたというのもあるのかもしれないですけど、僕は突発的に聞かされます。「何それ!?」ということがひじょうに多いです。
――それでも連係がうまく決まるわけで、やはり伊橋選手の橋渡し的な役割が大きいように思います。
伊橋 ゴールデン☆ラヴァーズという磐石なタッグチームも波に乗っている僕というアクセントが入ることで、より強固なものになるんだと思います。
――さっそくKO-D6人タッグ王座に挑戦する機会に恵まれましたが。
伊橋 チームに関して不安はないですけど、6人タッグ選手権の経験が初めてなんで、どうなるんだろうという不安はあります。でも、僕の波でなんとかなると思います。
――モンスターアーミーについてはいかがでしょうか。
伊橋 マシンガンがあったりロケットランチャーがあったりFucking BOMBがあったり、パワーとテクニックを兼ね備えたいいチームですよね。でもゴールデン☆らんでぶぅ~にはスピードもあるし、アルティメット・ゴールデンバーガーのような向こうにない連係もありますから。
――連係は他にあるんですか?
伊橋 ……ありますよ、たぶん。
――伊橋選手だけが聞かされていない可能性がありますからね。
伊橋 でも結束力で言ったら向こうは軍曹、一等兵、二等兵という序列じゃないですか。モンスターアーミーは縦社会なんですけど、僕らは横のつながりで和気藹々じゃないですか。縦と横なら横のほうが強いと思います。向こうのテクニックも僕は体が頑丈なんで心配してないですし、Fucking BOMBも人より重心が低いので持ち上げられないと思います。アントンには僕が飯伏と御揃いのコスチュームにした日に、そのレガースをチンされたという因縁があります。
――あとは本当に伊橋選手に波が来ているのかということになりますが…。
伊橋 何を言っているんですか! ビシビシ来ているじゃないですか! 何がどうと言われると、正直わからないですけど。
――あ、わからないんですか。
伊橋 波ですから。来ているものは来ているんですよ!
――それはどういう部分で?
伊橋 体からみなぎるパワーとか…。
――周囲の反応とかではなく?
伊橋 自分の体から醸し出す波がすごいわけですよ。
――あくまで自己発信だと。
伊橋 復帰して「イェイ!カモン!」をやりだして波が来ましたし、今成リーダーのダンスも追い波になりましたよね。あれでファンの人たちに「アイツおもしろいな」って定着して、それも力になりましたし。さらにゴールデン☆ラヴァーズの力もあって波がさらに高くなったというか。それにエビスコの新作メニューだって増えたし、フードバトルにも優勝しましたし。
――復帰してからすごいじゃないですか。
伊橋 波がザブンザブン来ていますよ。大潮ですよ。僕に波が来ていないければ標的にされやすいと思うんですけど、波が来ているので心配していません。モンスターアーミーは強いですけど、6人タッグ王座を獲ることで僕らのチーム力を見せられるんじゃないかなと思います。



