■入江vsHARASHIMA、彰人vs遠藤……トーナメント準決勝は屈指の好カード!
8・20両国国技館のKO-D無差別級王座挑戦者を決めるシングルトーナメント「KING OF DDT 2017」はいよいよベスト4が出揃った。遠藤哲哉は“ カリスマ”佐々木大輔率いる「DAMNATION」に加入し、精神的にも肉体的にもタフになった。近況は充実一途であり、優勝に一番近いかもしれない。
その遠藤と対峙するのは彰人。この春にスマイルスカッシュを離脱し、竹下幸之介とのユニット「ALL OUT」を結成。その直後の今だからこそ、大きな実績が欲しいところだろう。
反対ブロックはHARASHIMAvs入江茂弘という珠玉の顔合わせとなった。“DDTの絶対的エース“HARASHIMAは3・20さいたまSA大会にKO-D無差別級王座を竹下に明け渡しており、是が非でもトーナメントを優勝し、愛着のあるベルトを獲り返したいはずだ。
そのHARASHIMAが当時保持していたタイトルに昨年12月の後楽園で挑んだ入江は、その時もやはり涙を飲んでいる。シングルでは一度も勝ててはいない相手だが、闘うごとに「今度こそ」の期待感は大きくなっている。海外武者修行の成果を発揮して宿敵を打ち破れば、一気に4年ぶりの両国メインが見えてくるだろう。
誰が優勝してもおかしくはない今回のトーナメント。果たして夏のビッグマッチのメインイベントに立つのは果たして――。
■NωAは酒呑童子という試練を乗り越えてKO-D6人タッグ王座防衛なるか?
3・20さいたまSAでKO-D6人タッグ王座を戴冠したNωA。その後は「アイドルと言えば試練を乗り越えるもの」という鶴見亜門GMの方針のもと、次々に難敵
を当てられ続けては、それを跳ね返して防衛ロードを重ねている。
New Wrestling America、T2ひー、I・G・Fと一癖も二癖もあるチームを攻略してきたNωAのタイトルへの挑戦に名乗り挙げたのは酒呑童子。KO-D6人タッグ5度の戴冠数を誇る実力派ユニットであり、DDTの中心に立つためには、ここを足掛かりにして、7・9博多での挑戦が決まっているKO-Dタッグ戦に向けて勢いを付けたい。
NωAも昨年5・29後楽園で結成以降、3曲リリースし、地道なアイドル活動に勤しんでいる。今大会では新曲『ωe arethe HERO!!』もCD販売する予定。タイトルを防衛し、デビュー1周年に華を添えたいところだろう。
■これぞプロレス版「本能寺の変」! 大家健が上司に謀反を起こす! ディーノ&ササダンゴの援護を受けて高木三四郎を討伐できるか?
当初は組まれたカードは高木三四郎&大家健vs男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシンというタッグマッチ。しかし、6月12日におこなわれた記者会見で大家の「恩返しをしたい」という言葉をきっかけに、事態は急転する。
「お世話になった先輩レスラーへの恩返しは試合で直接勝つということ」
ディーノとササダンゴにそう説き伏せられてしまった大家は、まだ一度も勝利したことがない高木を討つことを宣言。しかも、自身がディーノ、ササダンゴと組む1対3ハンディキャップマッチに試合形式をも変更してしまった。
過去、高木からヒドい扱いを受けていたという大家はこの試合を「本能寺の変」と位置づけ、「俺が明智光秀になるんだよ!」と宣言。当の大社長にしてみれば、謀反を起こされた形となったが、果たして歴史は繰り返してしまうのだろうか。



