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★DDTいれコミ情報★光留、坂口とのタッグは「誰も勝てない」

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    • DDT5・3後楽園にて坂口征夫とのコンビでHARASHIMA&ヤス・ウラノの保持するKO-Dタッグ王座に挑戦する佐藤光留。4・13新宿でのKO-D無差別級選手権試合で入江茂弘と対戦した坂口を見て「闘うより組んでみたい」と突き動かされてタッグ結成に至り、タッグ実績も4・14名古屋の1戦のみだが「誰も勝てない」と自信を深めたという光留の胸の内を探った。(聞き手・オフィシャル取材班)
      ◆
      ――4・13新宿でのKO-D無差別級選手権試合後、坂口選手にタッグ結成を呼び掛けたました。
      光留 僕はあの試合を見るまで組もうとは考えていなかったんです。KO-Dに坂口さんが挑戦した後も沖縄で僕とNOSAWA(論外)さんが組んで、坂口&木村響子と闘うことだって決まっていたし、僕は組むよりもやる方が好きだとずっと思っていたんですよ。でも、あの試合を会場の隅で見ていて、いてもたってもいられなくなったんです。
      ――佐藤選手が突き動かしたものは何だったのでしょうか。
      光留 結局、坂口さんをこの業界に連れ戻したのも僕ですし。僕の中では坂口征夫という人間に興味があってハードヒットに出てもらったんですけど、世間から見れば偉大なレスラーの2代目ですし、僕とは総合格闘技業界から来たという共通点もある。それに坂口征夫は一人でも大丈夫だと、一人のレスラーとして確立されたとあの試合で証明されたわけですよ。だからいちレスラーとして組みたくなったんですね。僕は基本、人に冷たいんですけど。
      ――そうなんですか。
      光留 僕と中澤マイケルとのTwitterのやりとりを見ればわかるでしょう。大和ヒロシしかりですけど。そんな人に対して冷たい僕がセコンドに駆け寄ってしまうぐらい、何かあったんだと思います。
      ――坂口選手がDDTに参戦するようになってから対戦もしていますが。
      光留 僕がプロレスラーと対戦して一番始めに感じたおもしろさって、総合格闘技をやってきた人間が純プロレスと言われるところでしか生きてこなかった人たちぶつかることだったんです。野球で例えるなら、ピッチャーがバッターに挑戦する時のおもしろさですね。でも坂口さんは出所が総合格闘技なんで僕と一緒なんですけど、僕のほうが少しだけプロレスに長くいるので「どうだい、これがプロレスなんだよ」という接し方をしていたわけです。
      ――闘っている時に。
      光留 ただ、蹴りや張り手が痛い(笑)。僕はそういう人を目の前にすると、いてもたってもいられなくなるんです。むしろ坂口さんはそれだけで僕のプロレス欲を満たしてしまったので、その部分ではすごいと思います。
      ――そういう坂口選手が入江選手との試合を経て一人のレスラーとして確立したと。
      光留 僕でいうところのHARASHIMAさんとのKO-D戦や全日本での大和ヒロシ戦がターニングポイントになるんですけど、坂口さんはあの試合だったんじゃないでしょうか。もちろんこれで終わりじゃないので、今後はもっともっとハードルが上がってくるんです。これが大変なんだ(笑)。パンクラスから出てきて同じDDTでやっている僕にしかわからないハードルというのがあるんですよ。きっと坂口さんにも訪れるんです。坂口さんなら乗り越えられるとは思うんですけど、そこに一緒にいたいなと。
      ――こうしてタッグを始動させるわけですがまだ4・14名古屋だけなんですよね。それでタイトル挑戦というのは…。
      光留 いやいや、1回しか組んでないのに認められるタッグということですよ、ほかのタッグのみなさんには申し訳ないですけど。僕は坂口さんに言ったんです。僕らにチーム名はいらない。ウラシマクドウとかゴールデンなんとかとか付けなくても、佐藤光留&坂口征夫組というだけで「この人たちは危ない」とわかるじゃないですか、広い意味で(笑)。
      ――広い意味で(笑)
      光留 間違いなく強いとわかってもらえるだろうから、チーム名はいらないと思ったんです。今までいろんな人とタッグを組んでいましたけど、この感覚は初めてですね。中澤マイケル、澤宗紀(引退)、大和ヒロシ…みんな大切な僕の仲間ですけど、たまにはまともな人と組みたかったんです。
      ――そういうことですか。
      光留 「おせちもいいけどカレーもね」ですよ。これまでは変態、変態、バカと。いいんんですよ! いいんだけども、1回ぐらいはね。その1回が強力なパートナーになった。嫌味に聞こえるかもしれないけど、僕らはストレートで押せるタイプ。力づくだけでなんとかなってしまうんです。自分たちの好きなようにやって、正面突破するだけでいい。もちろんヨコからの攻撃は弱いかもしれないけど、そこは佐藤光留のキャリアが生きてくると思いますし。今まで何回、ヤス・ウラノと闘ってきたと思っとんねんと。何回、HARASHIMAと闘ってきたと思っとんねんと。だから負ける姿があまり想像できないんですよ。
      ――チャンピオンに対してはどういう気持ちがありますか?
      光留 せいぜい頑張っていただきたいなと。そりゃあパラメーターで比較すると我々より秀でている部分はたくさんあると思うんですけど、我々には「だからどうした」と思わせるものがある。正直なことを言わせてもらうと向こうは敵わないと思います。
      ――チャンピオンチームは4度防衛していますが…。
      光留 そんなにしてます?
      ――してますよ。4度も防衛しているというのは実力者チームの証明だと思いますが。
      光留 それはKO-D無差別を2週間で落とし、アジアタッグを2週間で落とした僕に対するあてつけですか(笑)。
      ――初防衛戦で負けてしまうと。
      光留 初防衛童貞ですよ(笑)。
      ――最近のHARASHIMA選手についてはいかがでしょうか。
      光留 今のHARASHIMAさんは「まずチームのため」が優先されている感じですよね。HARASHIMAさんに「ユニット組もうぜ」って言われたら「HARASHIMAさんなら大丈夫」ってみんな思うじゃないですか。これが中澤マイケルだったらみんな行かないでしょうし、高木三四郎だったらみんな疑うし、佐藤光留だったら面倒くさいとなるわけですよ。でもHARASHIMAさんだったら「これは優良企業だ!」ってなるし、その期待にHARASHIMAさんも応えようとして、また欲のない感じに戻った。
      ――欲ですか。
      光留 僕がKO-D無差別級王座に挑戦する直前、「お前に欲があるのか?」というやりとりをしたんですけど、そのタイトルマッチでのHARASHIMAさんの攻撃はすごかったですよ。そういうダークネスな部分が見え隠れしたんですけど、それすら消えてしまったんじゃないかと。想像している以上の実力を持っているのに、ウラノさんがいるとそこに合わせてしまう。ウラノさんの実力が低いかといったらそうじゃないですけど、HARASHIMAさんにしか持っていないものを消してまでして、ウラシマクドウの中のHARASHIMAになってしまうんですよ。
      ――ウラノ選手にかんしては。
      光留 ウラノさんはウラノさんで頑張ってください。
      ――4・14名古屋では「プロレスは殺し合いじゃない」という発言もありましたが。
      光留 殺し合いじゃなければなんなんだと。僕が信用している人間、中澤マイケルも大和ヒロシもそうだし、きっと坂口さんもそうだと思うんですけど、どこかで「殺せるものなら殺してみろ」と思って、相手を殺しにいっていると思うんです。
      ――覚悟でしょうか。
      光留 覚悟があるかどうかって重要じゃないですか。今後のプロレス界を支えていく人たちにも受け身やドロップキック以上に重要だと思う。ウラノさんのプロレスには命のやりとりが感じられない。感じられないがゆえにファン人気があると思うので否定はしません。大事なのはどちらが最後に勝つか。それで言えば覚悟のある人間のほうが勝ちます。なんならHARASHIMAさんにも若干あるんですけど。
      ――HARASHIMA選手の場合はチームに比重を置いてしまっているから、覚悟が見えにくいということでしょうか。
      光留 あくまでウラシマクドウの中のHARASHIMAになってしまっている。これを聞いて腹立つファンは3日に会場に来て王者組を応援すればいいと思いますけど、これまでの挑戦者チームと我々のチームを一緒にしてほしくないですね。僕は基本、気が小さいんですけど、その僕がこう言うぐらい坂口さんとのタッグは第三者的に見てもヤバいと思う。
      ――どういうチームになるのか想像がつかないですね。
      光留 1+1が3にも4にもなるという人はよくいますけど、我々は1が大きすぎるので2のままでいい。大和ヒロシの場合は同じ1でもメジャーの中では小さかった。仲が悪いし、互いに見下しているし。中澤マイケルの場合は1+1じゃなくて1+0・06だった(笑)。
      ――坂口選手とは連係技も必要ない?
      光留 使えるものは使いますけど不必要なものを増やすことはないですね。坂口さんに要求もしたくないんです。我々はいい大人タッグなんで。いやあ、今回は自信があります。止めれるもんなら止めてみろと。
      ――まだ1試合しかしてないですけど、それだけのものが坂口選手にあると確信したということでしょうか。
      光留 ほら、ビビビ婚ですよ、ビビビ婚(笑)。
      ――今さらビビビ婚。
      光留 それにKO-Dタッグ王者という名前と価値は欲しいんですけど、みんなが必死に抱きしめたベルトはいらないですよね。僕と坂口さんが並んでいるだけで十分。
      ――KO-Dタッグを獲った先のことは考えていますか。
      光留 僕らを応援してない人から見れば暗黒時代でしょうね。誰も勝てないと思いますよ。

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