4月26日、東京・SHIBUYA DESEOにて東京女子プロレス『The 3rd meeting』が行われた。オープニングでは本日のMCを務める“世界初のアニメちっくアイドル・アニソンDJ”桃知みなみが登場し、大会の注意事項を観客を煽りながら説明。続いて選手入場式。さらに今までの3人に加え練習生の高田あゆみと中島翔子が呼び込まれる。選手を代表してKANNAが「ちょっとずつではありますがこうやって仲間も増えていき、みなさんの前に立つことができてとてもうれしいです。この嬉しくて興奮した気持ちをプロレスファンのみなさんはもちろんアイドルファンのみなさんにも伝えたいです。熱い、熱い、熱い応援よろしくお願いします!」と挨拶した。
まずはアイドルライブから。1組目は九州で活動するアイドルグループの青SHUN学園。普段は50名ほどで活動しているが、今回は学園長のSHUNさんを含む12名の精鋭メンバーが登場。『手紙』『君がくれた想い』を歌い上げるとメンバーが「オカマの学園長、SHUNさんと一緒に活動してます! お呼びしましょう、学園長SHUNさーん!」と呼び込むと、現れたSHUNさんは「気合入ってっかー! プロレスを舐めんなー!」と叫び『開放』『力の限り!!!』を熱唱した。
2組目は普段、ナト☆カンで活動しているOTO(音華花/おと・はるか)の初ソロライブ。オリジナル曲の『初めのアレ』から藤本美貴の『ロマンティック 浮かれモード』を歌う。「巷で噂のダンスマシンガン!ジーニアスOTO音華花です。よろしくお願いします!」と自己紹介した後はBerryz工房の『cha cha SING』、℃-uteの『まっさらブルージーンズ』を歌い、さらに「愛知選抜」と書いてあるTシャツをアピールするとオリジナル曲の『ナントカカントカ』を熱唱。最後に「明後日28日にニコニコ超会議にトーク出演します! 詳細はわからないんですが、5月10日にはナンシーの生誕祭があります! ぜひみなさん公式HPを見てください。最後に恒例のファイヤーをOTOファイヤーで締めたいと思います! 全力で飛んでください! OTOファイヤー!」と全力でジャンプ。
ここから東京女子プロレスの試合へ。第1試合は山下実優vs中島ひかる(西山道場)の空手エキシビション(3分)へ。青SHUN学園が応援に登場すると特別リングアナとして音華花が山下と中島をコール。山下は空手着で登場し入場のダンスもなし。まずは蹴りの打ち合いから山下が後ろ蹴り。下段蹴りの打ち合いから中島が変則廻し蹴り(ブラジリアンキック)を繰り出すが、これは山下がガード。山下の内廻し蹴りを中島も的確にガードする。下段蹴りの牽制からお互い上段蹴りで牽制。中島の蹴りのコンビネーションからショートレンジで突きの打ち合い。山下が膝を入れていくが中島は動じず的確にボディーに突きを入れていく。気合を入れながら下段蹴りを繰り出す山下がだったが徐々に動きが鈍くなる。山下が廻し蹴りの後によろけてしまって試合が一時中断されたが、再開されると中島が今までとは明らかに違うスピードと迫力で突きと蹴りを繰り出す。山下が押される展開のまま試合終了となった。
第2試合はKANNAvs木場千景のシングルマッチ(10分1本勝負)。 青SHUN学園から山川りなが特別リングアナを行う。木場は紫色のくノ一風コスチュームに番傘を手に入場。レフェリーはストレッチ平田。KANNAがら木場をフェースロック、羽根折り固めで捕獲したが、木場がマット外にエスケープする。木場はKANNAをヘッドロックで捕獲して腕十字狙い。KANNAが回転してそのまま押さえ込んだがカウント2止まり。エルボー合戦からKANNAがニーリフト3連打。続けてストンピングから押さえ込んだがカウント2。KANNAがボディープレスで木場をマットに叩きつける。のた打ち回る木場の脚を掴んだKANNAが逆エビ固めに持ち込むが、マット外にエスケープされてしまう。ならばとKANNAはボディースラムの体勢で持ち上げるが、後ろに着地されてしまう。KANNAはそれでも再度バックを取りにいく。すると木場がKANNAの脚に絡みつきながら前転しヒザ十字固め。これにはKANNAもギブアップするしかなかった(4分1秒)。試合後、KANNAと木場は抱擁し、健闘を称えあった。
試合後、桃知による勝者インタビュー。木場は「自分はこれまで2回ともサンボのエキシビションで木曽さんと試合をしてきました。プロレスの試合ではKANNAと山下に先を越されてしまったんですけど、今日は絶対勝つぞという気持ちでやりました。今回はKANNAに勝ったんですけど、山下とシングルで闘って、勝って、東京女子のエースを目指します!」とアピール。続けて桃知がマットの上に全出演者を呼び込んで順次インタビュー。「この会場のみなさんといっぱい盛り上がれたこともそうなんですけど、プロレスを見させていただいて熱い気持ちに私達も心打たれて、もっと熱くなろうと思いました。本当にありがとうございました!」(山川りな)「何もしないと小中高の学校生活しか送らないんですけど、空手だったりプロレスだったりで頑張ってる人の真剣さや汗、今日流さなかった涙もあるんだろうけど。それを感じて僕らももっと頑張らなきゃと思いました!」(SHUN)。「普通のソロじゃなくてプロレスの方と空手家の方も居まして、青SHUN学園さんも今日でご一緒するの2回目で、全然知らない空間で一緒にできて嬉しかったです。今日はありがとうございました」(音華花)。ここで桃知が音華花のお父さんがプロ野球選手であり、音華花自体もハンドボールの愛知選抜だったということでプロレスに勧誘すると、音華花も「プロレスやっちゃう?」と乗り気。これをプロレスを舐めてると受け取ったのかKAANNAが掴みかかろうとするが全員でKANNAを抑える。
続いて桃知が中島にインタビュー。中島は「今日は私の20歳の誕生日で、一生に一度の貴重な日に、このようなすごい体験ができたことは今後の人生でいい経験になったと思います。こんないい経験ができたのはひとえに遠方から来て下さったうちの道場生や父兄の皆様方、この会場にお越しいただいた全ての方、本当にありがとうございました」と話した。中島の誕生日ということで会場の全員で『ハッピーバースデー』を歌うと大石真翔がケーキを持って登場。ロウソクの火を吹き消した中島がケーキにかぶりつく。これを見た桃知は「このケーキを食べたということは、また東京女子の試合に出ていただけるということでよろしいですか?」と質問すると、中島はケーキを頬張りながら承諾した。最後に木場が「なんと第4回目のイベントが決定しました! 6月6日木曜日! 場所はここSHIBUYA DESEOです!」と次回イベント開催を発表し、大会を締めた。
【試合後のコメント】
――山下選手は空手のエキシビションでした。
山下 相手の中島さんのレベルが高くてちょっとやばいかなと思ったんですけど、気合でKOされずに引き分けで終われたので満足です。
――後半押されている感じだったが。
山下 スタミナも少し削られて、お腹にちょっと入ったというのもあって。だけど倒れなかったんで納得です。
――終わってみて何か違いはありましたか。
山下 道衣でコスチュームの差があったし、昔やってた空手なので懐かしかったし、気持ちの違いがありました。(中島とは)機会があればやりたいです。
――その時はエキシビションではなく?
山下 そうですね。ぜひやりたいです。
――木場選手はプロレス初でしたが。
木場 不安で不安で仕方がなかったんですけど、こうして勝つことができたんですごくよかったです。ボディースラムからの逆エビが辛くて辛くて、ギブアップもしたかったし。でも負けたくないって気持ちがあったんで、勝つことができました。楽しかったです。
――最後のヒザ十字は試合前から狙っていたんですか。
木場 隙があればやってみたい技だったので、出せてすごく嬉しいです。
――試合後、山下さんを対戦相手に指名してましたが。
木場 あれは指名になるんですね! 負けませんよ、エースになるんで。東京女子のエースは私です。
――木場選手はそう言っていますが。
山下 いや、エースは私なので。次の試合がもしあったら空手とか蹴り技で。絞め技で来ると思うんで、それをかわして蹴り技でガンガンいって、エースは私だぞというのを知らしめたいと思います。
――KANNA選手は?
KANNA また負けてしまって、父からも「オマエ弱いな」と言われて、すごく悔しい思いでいっぱいです。予想通り木場さんはすばしっこくて、小回りが効いて翻弄されて、最後も脚がすごく痛くて、試合が終わったあともちょっと動かしづらくて。次どうなるのかわかりませんが、次こそ勝ちたいと思ってます。
――2人と闘っての違いは?
KANNA 山下さんはやっぱ蹴りと、大きいのでリーチが利くというか。木場さんはすばしっこさを生かして入ってくる感じですね。どちらも強敵です。
――6月6日にどちらと対戦したいですか。
KANNA 山下さんに2回負けてるのが納得いかないので、山下さんとやりたいです。
――最後エンディングでは音華花さんに殴りかかりそうになる場面もありましたが。
KANNA ちょっとイラッとして、この野郎という感じで。私達に勝てると思ってるのかって。Twitterでもなんか勝てそうみたいなことを言っていたので、だいぶイラッとしましたね。
――次回大会への意気込みをお願いします。
山下 誰が来ようと勝ちにいく気持ちでいきますので、6月6日は誰が来ても勝たせていただきます。
木場 誰が相手だろうと全力で闘って、東京女子のエースは私だということを見せつけてやりたいです。
KANNA 次こそ勝ちたいと思っています。山下さんにギャフンと言わせたいです。



