お客さんのプロレスラーに対する見方が変わってきたんだから、選手たちには「カッコいいものはどんどん取り入れなさい」「人に見られていることを意識しなさい」と昔より言うようにしているかな。コスチュームだってダサかったら「ダサい」ってハッキリ言うし。
コスチュームもカラーリングや素材、ショートタイツなのかハーフタイツなのか、その時々でトレンドはあるからね。プロレスの流行の最先端、アメリカでは蹴りを使わない選手がレガースをファッションとして取り入れているからね。本来は蹴りを使う選手のスネを防御するためのものだけど、見た目がカッコいいからレガースを付けるみたいなんだ。日本でも5~6年前から蹴りを使わなくてもレガースを着用している選手は増えたと思う。
俺様が体型やコスチュームについてデビューした時から口酸っぱく言ってきたのが大家健。アイツはどんだけシェイプしても、なぜか下っ腹が出てしまうんだ。脚も短いし、ショートタイツを着用すると、下っ腹がタイツに乗っかってカッコ悪いんだ。
そういう欠点をカバーするコスチュームがあればいいと思っていたんだけど、この間のガンバレ☆プロレスで着用してきたTシャツ&Gパンスタイルというのはよかった。Gパンの上からリングシューズを履くことで短足をごまかせるし、Tシャツを着ることで下っ腹を隠すことができたからね。
あとは一流の選手ほど、人に見られている意識をつねに持っている。会場入りの服装にも気を使っていて、まずジャージーでは来ない。それなりにピシッとした格好で来場するからね。ウチにはWWEほどのドレスコードはないけど、ちゃんとした格好で来るようには言っているよ。
まあ、つね日頃から言っている中肉中背で無個性なプロレスラーたちはトレンドを意識してやっていくべきだろう。プロレスは飽きられやすいジャンルだし、ファンに飽きられたら選手として終わりだからね。つねに時代のトレンドを追っていくことは重要だよ。
若さとビジュアル先行がトレンドになると、40近くなってきた選手がどうこのプロレス界で生き延びていくのかが問題になってくるよ。もちろん俺様にも該当する話で、バキバキボディーにしようかなとか、シワを取ろうかなとか(笑)、美容整形して年齢不詳にしようかなとか(笑)、いろいろと考えています(笑)。(この項おわり)



