20日、東京・新木場1stRINGにて『Dramatic 2012 MAY Special』が開催された。第1試合前にスペシャルダークマッチとして、負けた陣営の「あもん」は、今後一切「あもん」を名乗れなくなる「亜門・コントラ・アモン」が行なわれた。鶴見亜門GM陣営はゴージャス松野に試合を託し、nWJの勇者アモンと対戦。アモンのセコンドのばってん多摩川が吹いていたブブゼラを奪い取った松野さんだったが、あまりの肺活量のなさにむせてしまってダウン。クロスチョップが2度も交錯したが5分のフルタイム。アモンも松野も闘ったことで通じ合ったのか、仲よく退場。「まあしょうがないんで、どっちの“あもん”も“あもん”を名乗ることでいいんじゃないですか?」(亜門GM)で解決したが、亜門GMサイドとnWJとの抗争は継続。高木三四郎は「GM候補はほかにもいっぱいいるんだ! 6月3日の新木場にnWJの推すGMを連れて来る。テメエの在任期間は6月3日までだ!」と予告する。GM職まで奪われてしまったら後がない亜門GMは「絶対に死守してやる! GMを絶対にあきらめない!」と打倒・nWJを誓った。
第1試合は第1試合は男色ディーノvs遠藤哲哉。ディーノが男を漁りながら入場すると、遠藤がマイクを取り「俺はDDTで一番若手だから簡単に掘れると思ってんだろ!? 正直、俺もそう思っている。ただ、ここで男らしいところ見せてみろよ。お前は普通のプロレスルール、俺は2カウントで勝ち!」と挑発。これにディーノは「たしかにグリーンボーイのアンタと普通にやってもエレクトしない気持ちもわかる。そのかわり私が勝ったら……わかっているでしょうね。アンタにプロレス界の洗礼を味わわせてやる。それでもいいならやってやるわよ」と逆提案。これに遠藤は「わかった。それでいいだろう」と上から目線で了承した。ディーノの男色殺法に苦しんだ遠藤は倒立前転式スーパーキックからY字バランス式スーパーキックを繰り出すも、リップロックで口を塞がれ、最後は男色ドライバーで昇天した。ディーノはさっそく遠藤を抱えて退場した。
第2試合は矢野啓太vs大石真翔vsばってん多摩川のトリプルスレットマッチ。大石がばってんにマウントエルボー。矢野がアイダホ・ミネソタ・ミシシッピエルボーを繰り出すも、大石がかわしてばってんに投下する形に。矢野とばってんが結託し、ダブルのアイダホ・ミネソタ・ミシシッピエルボーも見られた。最終的には大石がばってんの滅多に見せない左のばってんボンバーをかわしてツバを吐き、エプロンの矢野にもツバを吐いて蹴散らすと、孤立したばってんにミラクルエクスタシーを決めて勝利した。
第3試合は佐藤光留&DJニラvs入江茂弘&星誕期のタッグマッチ。ニラは誕期と対峙すると「今日は千秋楽だな」と立ち合いの姿勢。誕期はそれに応じたが、ニラが右手をなかなか着けない。じらしまくったニラがようやく右手を着けるも、強く叩きつけすぎて右手首を痛めてしまって大絶叫。光留が慌ててニラを自陣コーナーに戻してタッチし、誕期に向かっていく。ローンバトルを強いられた光留は誕期のコーナースプラッシュをかわしてニラにタッチを求めるが、自陣コーナーのニラは今度は左足首を痛めたようで、絶叫しながらリング下に転落した。光留が入江にニールキックを決めると、ニラがなんとかエプロンに戻って光留とタッチ。ニラは誕期に立ち合いからロケットパンチ。光留から缶コーヒーを渡されて、力水のように飲んで返却したところで誕期に捕獲されるやノド輪落としを食らってフォール負け。試合後、光留は「力缶コーヒーにハードヒットの追加カードが書いてあります!」と6・3新木場のハードヒットの追加カードとして、ジャンボ柴田vs谷口勇武(ダークマッチ)、タノムサク鳥羽vs本田アユム、HARASHIMAvs佐々木恭介の3試合を発表。「メインの僕のカードはいまだ交渉中です。我こそはと思う方、電話に出てください!」(光留)
第4試合は飯伏幸太vs伊橋剛太のシングルマッチ。飯伏がワンツーパンチからローキックを出すと、伊橋もローキックで応戦。飯伏がローキックで崩し、さらにワンツーからローで蹴り込む。飯伏のローキックが伊橋の左ヒザを捉えると、伊橋がついにダウン。なんとか立ち上がるも、飯伏の猛攻は続く。飯伏は容赦なく伊橋の左ヒザを蹴って、アキレス腱固めへ。苦しい伊橋はバックエルボー。飯伏のベイダーアタックにベイダーアタックでやり返し、ニールキックでようやく反撃に出る。コーナースプラッシュからコーナーに登った伊橋を飯伏はナックルで止めて場外への投げ捨て念仏パワーボムを狙う。それが無理なら雪崩式パワースラムから高速ムーンサルト・プレスへ。「立て、オラ!」とソバットからハイキックを放つ。伊橋もこれをかわしてラリアットをブチ込むとジャーマンで投げたがカウント2止まり。フライング・ソーセージもカウント2で返され、ムーンサルト・プレスもかわされてしまった。逆に飯伏がムーンサルト・プレスを発射。伊橋の剣山を四つん這いの状態でかわし、足4の字固めへ。飯伏は足を抱えてスープレックスでぶん投げ、足4の字へ。これで伊橋がタップした。飯伏は20代最後の日を勝利で飾った。
第5試合は高木三四郎&高尾蒼馬vs中澤マイケル&脇澤美穂。マイケルは試合前のスキットで「飯伏幸太と親友」「ケニー・オメガのパートナー」とプロレス界で顔が広いことを強調。これに高橋奈苗が喜んでしまって、ナナエ軍団にすんなり加入してしまった。リング上では高木が脇澤のベノムアームに警戒。試しに福田洋を実験台として差し出すと、脇澤のベノムアームの威力に大の字となってしまった。高木が「よくも~!」と襲い掛かって試合スタート。nWJはマイケルが着用していたナナエ軍団Tシャツを奪い取り、代わる代わる着て挑発しながら攻撃していく。マイケルがフットボールスピアで逆転。タッチを受けた脇澤が高尾にベノムアームを繰り出していく。カットに入った高木がゆずポンキック、スピコリドライバー、そしてシットダウンひまわりボムへ。脇澤はこれを阻止してベノムアーム。高木もベノムアームをラーニングしてやり返す。マイケルが出てくると脇澤とダブルのベノムアーム。マイケルはタイツからアンダータイツだけを器用に脱ぐと、それを腕に装着。脇澤の羽交い絞めにした高木へアルティメット・ベノムアームを決めようとするが、かわされて脇澤に誤爆。それでもマイケルは高木にアルティメット・ベノムアームを決めて3カウントを奪った。マイケルが「脇澤さん、やりました! アルティメット・ベノムアームで世界に羽ばたきますよ!」と呼びかけるも、奈苗のトーキックが飛んでくる。奈苗「うちの脇澤さんに何やってんだ!」 あんたなんでプロレスやってんの?」マイケル「ナナエ軍団に入れてください!」奈苗「ナナエ軍団は清く正しく美しい人しか入れないんだよ! クビだ!」マイケルが腹いせに奈苗へアルティメット・ベノムアームを決めようとしたが、奈苗がラリアットを振るい、須佐えりがドロップキック、脇澤がショルダー・ネックブリーカーにつないで溜飲を下げた。脇澤は「アイツにベノムアームを使わせない。二度とDDTに出るもんか!」と怒り心頭。これには奈苗が「アタシたち、DDTに出れてうれしいんだからさ」となだめた。
脇澤「初めてのミックストマッチでとんでもない目にあいました。パンツが来たので、何かわからなくて興奮しちゃいました。(高木のベノムアームは?)私は高木さんに伝授したのに、マイケルさんにも伝授することになって。でも(高木も)けっこう使っているじゃないですか。だったら一緒に組んでもいいじゃないですか。なんでマイケルさんと組まなきゃいけないの!? 高木さんと組んで、ダブルベノムアームをやりたかったです」奈苗「じゃあ、その次のカード」脇澤「いや、興奮しちゃうんでやめておきます。男の人はダメですね、興奮しちゃうんで」
高木「マイケル、札幌でぶっ潰してやるからな!」
休憩前には長期欠場中の平田一喜がリングに登場。8・18武道館大会までの復帰は厳しい見通しのようだが、亜門GMは「ゆっくり治して帰ってきてよ」と声をかけた。続いてマサ高梨がリングインし、自主興行6・15江戸川区の決定分カードを発表。DJニラvsさくらえみ、ヤス・ウラノ&アントーニオ本多vs男色ディーノ&飯伏幸太、メインイベント◎高梨vs松永智充の3試合をアナウンスした。高梨は松永とのシングルでのメインについて「まったく恥じることのないカード。松永が6年間やってきて、初めてシングルでメインに立つ姿を見てもらいたい」とファンに呼びかけた。



