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【5・13リポート①】地球を温暖化から守るため、無効試合に

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    • 5月13日、大阪・ミナミムーブオンアリーナにて『大阪・道頓堀ストーリー12』が開催された。オープニングでは鶴見亜門GMから6・5東成区民センターでの『帰ってきたDDG』、そして7・8淀川区民センターでの『KING OF DDT』(トーナメント準決勝&決勝戦)がアナウンスされた。

      第1試合は佐々木大輔と遠藤哲哉のシングルマッチ。オーソドックスな展開から佐々木がドロップキックで攻勢に出る。遠藤もドロップキック2連発からブレーンバスター、スリーパーで佐々木にやり返し、ランニング式その場跳びシューティング・スタープレスも放った。しかし、これは佐々木の剣山で迎撃されてしまうと、トップロープに引っかけられてしまい、顔面を低空ドロップキックで撃ち抜かれ、最後は変形ネックブリーカーに沈んだ。

      第2試合はドン・マイケル、DJニラ、大石真翔、アントーニオ本多による4WAYマッチ。混戦からアントンがマイケルの攻撃を受けてハルクアップ。マイケルをロープに飛ばしてビッグブーツ、そしてナックルパンチを決める。マイケルは「熱くなってきたぜ!」とヒザのサポーターやらショートタイツを下ろす。するとニラがマイケルを冷やそうとコールドスプレーを噴射。アントン「そのスプレーの成分を知ってるのか? それはフロンガスといって、それを噴きつけるとガスが上空に上がっていってオゾン層を破壊し、地球温暖化につながるんだ!」大石「お前がしゃべると二酸化炭素を吐き散らかす。すると地球温暖化に……」アントン「俺たちはプロレスが好きで、熱い闘いをすればと思ってやってきたけど、それが地球の環境を破壊するとは……」アントンの意見にほかの3人も同調し、松井レフェリーも含めてそのまま引き揚げていった。試合はノーコンテスト。

      第3試合は高木三四郎&高尾蒼馬&アンディ・パラフォックスvs内田祥一&塩田英樹&キアイリュウケンエッちゃんの6人タッグマッチ。亜門GMがnWJを壊滅させるため、大阪を中心に活躍する体制派の3人を送り込んだのだが、序盤から塩田がローンバトルを強いられる。高木のゆずポンキックを食らった塩田だが、ようやくドロップキックを決めてピンチを抜け出すと、替わったエッちゃんが高木にダイビングショルダー。内田も高尾にバックフリップから河津落とし、グラウンド卍固めで攻勢に出た。勢いに乗る大阪の体制派トリオだったが、塩田のダイビング・ボディープレスがアンディにかわされ自爆。すかさず高木G2S、高尾とアンディがダブルのボマイェを発射すると、最後はアンディがタイガードライバーで塩田からフォールを奪った。

      第4試合はKUDOと矢野啓太のシングルマッチ。 矢野の首への一点集中攻撃に苦しんだKUDOはスタンドでキックを乱れ打つ。矢野のサイドネックロックを逃れ、エルボースマッシュ狙いを逆さ押さえ込みに切り返すとバックスピンキックからバズソーキックへ。ここからダイビング・ダブルニードロップを投下し、一気に3カウントを奪った。

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