極悪ヒールユニットSAUNA OF TORTURE が無法ファイト三昧! しかし“ルチャドール”納谷と“アイドルレスラー”デ勝俣のアシストを受けた西垣が値千金のデビュー戦で初勝利! EXTREME挑戦の決まったTo-yは不穏な“狂い散らかし”宣言
6月11日「行くぜ!ビアガーデンプロレス2025」東京・上野恩賜公園野外ステージ大会が開催。この日のオープニングでNωA Jr.が「推しタオルで吹き飛ばしちゃルチャ♪」を熱唱していると、彰人を筆頭にメインに出場の選手(上野勇希、勝俣瞬馬、To-y、納谷幸男、佐藤大地)が突如リングに登場。今林久弥GMに対し彰人が「何でビアガーデンプロレスで何のテーマもない試合を組んでるんですか!」とクレーム。今林GMは「全部が全部テーマがある試合じゃなくていいじゃないですか。メインで普通にいい試合をしてプロレスで魅せればいいんじゃないかな」と諭すが、彰人は「(6月9日後楽園の)一面対抗戦、上半期で一番大切な仕事を大成功納めて燃え尽きてるんで普通の試合なんて出来ません!」と引かず。すると渋々今林GMが各選手にテーマを与えることとなり、彰人はデビュー戦の新人の気持ちで、納谷は身長150cm代のルチャドールの気持ちで、大地はNωA Jr.のようなアイドルレスラーとして、The37KAMIINAの3人は極悪ヒールユニットSAUNA OF TORTURE(以下S.O.T)として試合を行うこととなった。いざメインイベントとなると、まず彰人が黒のショートタイツで入場し“西垣彰人”とコールを受ける。続いてThe37KAMIINAことS.O.Tがいかにも悪そうなペイントをしイスを片手に入場。続いて見た目的には一切何も変化のない納谷が登場。最後に大地が夢虹と須見和馬と共にゲートから現れると拙いながらも「ネバギバ☆I LOVE YOU」を歌って踊り、“デ勝俣大地”とコールを受けた。試合が始まると、S.O.Tの面々が凶器を使うわ、場外戦を繰り広げるわ、お客さんに悪態をつくわ、これでもかと無法ファイト全開。大地が延々と捕まる展開となる。しかし大地が逆転に成功すると、納谷もスイング式風DDTやダブルブレーンバスター、スタナーなどルチャドールと言えるかは怪しい動きでS.O.Tを蹴散らす。最後は勝俣のイス攻撃を自爆させた西垣が巧みに横入り式エビ固めで丸め込み値千金の勝利。デビュー戦(?)で見事な初勝利を挙げた。西垣がマイクを取ると「勝ったぞー! 初勝利挙げた気持ちを正直に話します! 昔、さいたまスーパーアリーナで何万人もの前でキ●タマ出た時より恥ずかしい……! このキャリアでこの格好をする方が僕は恥ずかしいです! 何でこんな黒のショートタイツって恥ずかしいんでしょう……。それもこれも言い出したやつが悪いと思います!」と今林GMを問い詰めようとするが、今林GMは「凄い良かったよ。今後を背負って立つ有望な新人が出て来たなと思って」と笑顔。彰人は「みんな怪我しなくてよかった! 慣れないことはしない方がいい! 次からはいつもの場所に戻りましょう。今日こうやって無理くりにでもテーマを設けてやってみて思いました、やっぱりビアガーデンってこうでなくっちゃね(会場拍手)! 新宿でもありますし、上野でもまだまだあります。ビアガーデンシリーズは通常の興行にはないものを今林さんが盛り込んでくれると思うんで、通常と違うことを見たい時、何かお酒を飲みながらアホなヤツらを見たい時はまたこの場所に集まってください。来てくれますか!?(会場拍手)」と話す。その後S.O.TからThe37KAMIINAに戻った3人がお客さんに悪態をついたことを謝りつつ、最後は彰人が「今週から梅雨に入ってしまいましたが、僕らがプロレスの力で梅雨を飛ばそうと思いますので、次もまた上野に来てください! 乾杯!」で大会を締めくくった。
バックステージでは6月15日新潟大会でスーパー・ササダンゴ・マシンのEXTREME王座挑戦が決まったTo-yが「ラッキーチャンスが来たな? EXTREMEのベルトのラッキーチャンスが来たな!? 狂えってことだろ? 俺が今までずっと狂ってきたから、EXTREMEを引き寄せたんだろ? そっちから俺の方に引き寄って来たんだろ? てことは……もっと狂えってことだよな? 俺がEXTREMEに挑戦して、ベルトを奪って、もっともっと狂えってことだろ! 狂い散らかしてやる! うああああああ(撮影のカメラを奪い、叫びながらコメントスペースから逃走)」と常軌を逸したコメントを出した。