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【5・4リポート③】火野が高梨を撃破、2冠王に

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    • メインイベントはKO-D無差別級選手権試合、王者・マサ高梨VS挑戦者・火野裕士。試合はグラウンドを中心として静かな立ち上がり。スタンドに戻っての力比べでは、火野が片手で高梨をねじ伏せて、そのパワーをアピールする。5分過ぎ、火野のフライングショルダーで場外に弾き飛ばされた高梨は、「こいよ」と挑発。高梨はチョップを浴び、客席に放り投げられるが、必死に逃げ回り、リングアウトを狙う。しかし、お互いにカウント19でリングに戻る。リングアウト作戦が失敗に終わった高梨は新たな手段に出る。ベルトを手に攻撃せんとしたところを松井レフェリーが注意。ここで突進してきた火野をレフェリーに誤爆させると、急所打ち。そしてベルトを火野に手渡し、レフェリーに殴打されたとアピール。これで反則の裁定が下された。高梨が姑息な手段で王座を死守したかに思われたが、亜門GMが「火野選手は反則をしていないので今の裁定はなしです」と試合続行を宣言。高梨の勝利は幻となる。試合再開後は火野が猛ラッシュ。重たいチョップを軸に王者の攻撃を封じていく。防戦一方となった高梨は足攻めに活路を見出す。低空ドロップキック。ロープをはさんでのドラゴンスクリュー、変形のSTFで足を攻めていく。15分経過。火野は高梨の突進をキャッチしてベアハッグ。そのまま真後ろへフロント・スープレックスで放り投げるとコーナーへ昇る。高梨はその火野を捕まえると、雪崩式のドラゴンスクリュー。さらにタックルから抱えあげてのニ―クラッシャー。そして足4の字固めへ。ここからは両者が得意とする、タカタニックとFuckung BOMBを巡る攻防が続く。高梨がタカタニックを狙えば、火野はこらえて担ぎあげる。ならばと高梨は回転エビを仕掛けるが、火野は踏ん張って引っ張り上げてパワーボムへ。高梨はこれをフランケンシュタイナーで切り返した。さらに高梨は延髄斬りを決めるが火野もラリアットを返してダブルノックダウン。高梨はバッカスで3カウントを狙い、回転エビを仕掛けながら、ブラインドをついた急所攻撃。さらにタカタニックを狙ったが、火野は踏ん張って、そのままインプラント。さらにエクスプロイダー、ダイビング・ボディープレスと猛攻を仕掛けるが、高梨はすべてカウント2でクリアする。火野はラリアットからFucking BOMBを狙うが、高梨はこれをタカタニックで切り返す。起死回生の一撃だったが、カウントは2止まり。ならばと高梨は火野をコーナーにセットして雪崩式のタカタニックを狙った。しかし、火野はロープをつかんでもちこたえると、そのままインプラントの体勢でマットに急降下。大きなダメージを負ってしまった高梨はフラフラになりながらもチョップを返すが力がない。逆に火野は強烈なラリアットから、Fucking BOMB。物凄い勢いでマットに叩きつけて3カウントを奪取した。

      試合後、火野は「思った以上に楽しかった。高梨ありがとう」と、予想外に健闘を称えるマイク。しかし、「お礼にもう一発、Fucking BOMBを食らわしてやる」と、死に体の高梨に制裁を加えんとする。ここにセミでKO‐Dへの挑戦権をつかんだHARASHIMAが登場して救出。さらにディーノと飯伏も飛びこんできて、Crying Wolfを蹴散らす。マイクを握ったディーノは「この会場にいる人、申し訳ないね。次の後楽園では図式がすっかり変わってる。次の後楽園では、いま持ってる二冠をすべて落とす。シングルはここ(HARASHIMA)、タッグベルトはここ(ディーノと飯伏)。札幌と大阪で落として東京に戻ってきた時にはもう丸腰です。すみませんね、東京のお客さん」と、Crying Wolfからのベルト奪還を宣言。そして高梨にも語りかける。「高梨、今までやられ続けたのは誰だ? その都度、立ち上がり続けたのは誰だ? そして最後にベルトを獲ったのは誰だ? いまからもう1回立ち上がるのは誰? そう、オマエだ」ここでヤスがマイクで割って入る。「KO‐Dチャンピオンのありがたいお言葉を聞け」とあおる。ディーノに「真ん中で喋れや」と挑発された火野は仲間の陰に隠れながら「オマエなんか怖くないぞ」と小声でアピール。一言だけ言い残してあっさりと引き揚げてしまった。最後は次期KO‐D挑戦者のHARASHIMAがマイクで締める。「新チャンピオン・火野、俺はヤツをチャンピオンとは認めない。試合で乱暴なのはいいよ。でも試合終わって決着ついたのに高梨に技を仕掛けようとした。ああいうのは絶対に認めない。乱暴すぎる。品位がない。こんなのをDDTのチャンピオンとして絶対に認めないよ。北海道で絶対にベルトを引っぺがしてやるさー。クライングウルフからベルトを絶対に獲ってやるさー。そしてこの東京にチャンピオンとして戻ってきてやるさー。そして武道館ではメインで最高のタイトルマッチをやってやるさー。なんでかって? それは鍛えてるからだー」

      火野「今日まであまり前哨戦をやってないけど、その時の印象はハッキリ言って弱い。今日の印象も弱い。でも、何か違うものを見せられた。卑怯なところはいっぱいあったけど、勝ちにこだわる、勝つための信念、ハートが感じられた。アイツにボロボロにされるとは思わなかった。今日は楽しかった。高梨、ありがとう。でも忘れるなよ。弱いことには変わりないから。(試合後にはさらに追撃しようとした)アイツはプロレスラーやろ!? 技を食らってナンボやろ!? 俺のすばらしいFucking BOMBを食らえば光るんじゃないの? まあ相手の痛がる顔を見るのが好きなんでね。(DDTの頂点に立った?)ベルトを獲ったにせよ、まだまだ強い選手はいっぱいいるからね。HARASHIMAも楽しみやし、飯伏幸太もおもしろそうやし、高木三四郎ともシングルをやってみたいし。Crying Wolfのヤス・ウラノに矢野啓太にアントン、最高の選手や。そんなんともやっていきたい。このベルトをかけてね。(武道館のイメージはある?)武道館に立つことが初めてなので、イメージよりも何よりも、ベルトを巻いて立ちたい。(大阪でタッグ王座を懸けてディーノと対戦するが?)男色ディーノ? 怖くないよ。正直言えば、すごく苦手やった。夢にまで出てきて、目覚めたら泣いていた。そんなことがあったから、免疫はついたと思う。怖くないよ」

      HARASHIMA「3WAYに出た3人は昔から知っていて、何度も対戦しているし、手の内は知り尽くしている。キツかったけど、そんな中、勝つことができました。メインで火野が勝ったんで、札幌で闘います。火野は本当に強い。ただ、試合が終わっても対戦相手に危害を加えようとするのは許せない。僕は4回チャンピオンになっているけど、ああいう乱暴な人が上にいちゃあ、よくないと思う。ヤツをチャンピオンとして認めないし、札幌で火野から絶対ベルトを引っぺがしてやります。ベルト取って、武道館のメインに絶対立って、最高の試合をします」

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