選手入場式
BOYZたちが意気込み! サプライズでクリスマスカードのプレゼントも!
プロデューサーの彰人と井上マイクリングアナウンサーがリングに登場。観戦にあたっての諸注意、入場式の中で抽選を行いクリスマスカードのプレゼントがあることをアナウンス。そして選手入場式へ。第一試合の面々が入場すると、まずはほもクロのディーノ、まこりん、彰人がお馴染みの自己紹介。続いてNωAとして勝俣、MAO、大石が自己紹介。両チームが大石の腕を引っ張り合う中退場。第二試合は勝村が「HARASHIMAさんとの対戦を楽しみたいと思います」と意気込み、HARASHIMAは「今日も精いっぱい頑張りたいと思います!」と明るく挨拶。第三試合は関根と中村が「レギュラーだー!」と叫びながら、誕生日当日の大鷲は手を振りながら登場。そして彰人からこの試合は試合後のお客さんの拍手判定でBOYZレギュラーが決まると発表された。第四試合、ウラノは「竹ちゃんと試合できるのも嬉しいし、アントーニオ本多さんと同じリングにいられるのも嬉しいです。これは彰人君からのクリスマスプレゼントだと思って頑張りたいと思います!」と一言。一方の竹下は「ヤス・ウラノ先輩は10代の頃から姑息な手段ばっかりしてますけど、今日に関しては一切心配してないです。厳格なアントーニオ本多レフェリーがいますからね!」とアントンに絶対的な信頼を寄せた。セミファイナル、政岡は「こんなチャンス無いからめっちゃ楽しみにしてきた! どれくらい楽しみにしていたかというと、行きの新幹線でWRESTLE UNIVERSEに入会してクリスの試合めちゃくちゃ見て来たからな!」と意気込むと、クリスは「政岡選手めっちゃかわいいです、コンプレックスです、しょぼーん。でも政岡選手……殺す!」と日本語で返答。最後にメインイベントの6名が入場。まずは勝俣が「あの頃を思い出して、熱い戦いをしたいと思います」とコメントすると、続いて島谷がマイクを持ってまくしたて相手チームに向かい「お前らにノブサンタが最高のプレゼントをやるよ!」とアピール。最後は彰人の掛け声で大会がスタートした。
オープニングマッチ 20分一本勝負
ほもいろクローバーZvsNωA全面対抗戦~大石コントラ大石
まずはNωAが『ネバギバ☆I LOVE YOU』を歌って踊りながら入場。急いで大石が裏に下がり、ほもクロが入場。大石はTシャツも着替えている。リングインして『行くぜっ!怪盗少女』を踊る。すでに大石は息が上がっている。大石はNωA、ほもクロそれぞれでボディチェックを受ける。彰人とMAOの先発で試合開始。大石はニュートラルコーナーに控える。バックの取り合いから腕の取り合いも両者互角の攻防。続いてディーノと勝俣に代わると、勝俣がディーノのケツに低空ドロップキックを打ち込むと、ディーノが異様なまでに悶絶。慌てて彰人が割って入り、マイクを持つと「男色さんは昨日の路上ライブ(路上プロレス)で、お尻に凍傷を負ってしまって、欠場レベルなんですよ! 男色さんは出られる状況じゃないのに、出てるんですよ!」と必死にかばう。しかし大石がディーノのケツに蹴りを入れ場外に落とすと、彰人と大石がMAOに連係攻撃。すると飛び込んだ勝俣が2人を蹴散らす。MAOがディーノのケツに掌底。ここで大石とMAOが協力して彰人を攻め立てる。MAOがハリウッドスター・プレスを決めるがカウント2。そしてNωA3人で連係を決めるが、ディーノが何とかカット。さらにNωAは3人でディーノに合体攻撃。NωAが3人同時スワンダイブ式ミサイルキックを狙うが、突如大石がロープをゆすって阻止。そして大石が本部に行き『Chai Maxx』を流させると、曲に乗りながらほもクロが3人でMAOを集中攻撃。大石とディーノが合体ナイトメアを決めるが勝俣がカウントを阻止。すると今度は大石が曲を止めさせ「NωAのピンチだ、ミュージック、スタート!」と叫ぶと『ネバギバ☆I LOVE YOU』が流れ始めNωA3人が歌いながら彰人にトレイン攻撃。そしてここから交互に『Chai Maxx』と『ネバギバ☆I LOVE YOU』が流れる中、大石が行ったり来たりしながら踊りまくる。大石が彰人とディーノに一撃加えると、NωAが合体式ミラクルエクスタシーを彰人に決めるが、カバーは大石が自らカット。今度は大石がMAOと勝俣に一撃を加え、フィニッシュ宣言。MAOに彰人共に合体式足横須賀を決めると、彰人が足4の字に捕獲するが、またしても大石がカット。どうしていいかわからなくなった大石が全員に一撃加えると、ディーノがリップロックを決める。そしてディーノ、彰人、勝俣、MAOの4人が合体式ミラクルエクスタシーを決め、そのまま押さえ込むと3カウント。大石以外の4人が勝者となった。そして大石がマイクを持ち「ほもくろもNωA大好きだからどっちも選べないよ!」と言うと、突如花道に岡谷が登場。岡谷は「大石さん、準烈じゃないんですか……?」と言うや、花道から薄ら笑みを浮かべながらリングに近づいてくる。大石が恐れおののく中、岡谷が手にした割りばしで大石を一刺し。岡谷の高笑いが響き渡る中、会場が暗転した。
第二試合 20分一本勝負
HARASHIMAと勝村の先発で開始のゴング。攻守が激しく入れ替わる緊張感あふれる寝技の攻防に会場から拍手が起こる。平田と翔太に代わると、翔太は「俺らはどうすればいいんだ?」平田は「こんな技術無いぞ!」と言って、翔太の提案で「若手通信らしい若々しい試合」をすることに。スピーディーなテイクダウンを巡る攻防を見せる。そして翔太が平田をバックエルボーで倒すと、勝村にタッチ。勝村がスリーパーで捕獲すると、平田は一旦外してもらい水分補給してから再度スリーパーで捕獲されに行く。ここからガンプロ組が平田を捕まえる展開となる。しかし平田が翔太にミサイルキックを決め、HARASHIMAにタッチ。HARASHIMAがチェスト―で飛び込むと、勝村も飛び込むが、HARASHIMAが2人まとめてドロップキックで蹴散らす。そしてHARASHIMAは「いっくよー!」と叫んでから翔太に雪崩式ブレーンバスター。カウント2。翔太がHARASHIMAの蹴りをキャッチするとコードブレイカーを決め、勝村にタッチ。勝村がコーナーの上から飛び付いての腕十字を決めると、HARASHIMAは抱え上げてマットに叩き付け脱出。山折りを狙うが、勝村が腕十字で切り返す。何とかHARASHIMAはロープにブレイク。勝村がミドルキックを打ち込むと、HARASHIMAもミドルキックを蹴り返し、ミドルキックの蹴り合いに。ハイキックが相打ちになると、勝村が回転式のハイキック、すぐさまHARASHIMAも顔面にスピンキックを決め両者ダウン。平田と翔太に代わる。平田が手刀を狙うが、翔太はガードしてDDT。続けてフロッグ・スプラッシュを放つが平田がかわし自爆。平田が奇跡を呼ぶ一発逆転首固めを決めるが、カウント2。しかしHARASHIMAがスワンダイブ式ボディプレスを投下し援護。平田が再度の奇跡を呼ぶ一発逆転首固め、カウント2で返されるとすぐさまスライディングキック、ここはカウント2で勝村がカット。平田がエゴイスト・ドライバーの体勢になるが、翔太は脱出、雁之助クラッチを決めるもカウント2。ロープに走った翔太に平田がカウンターの奇跡を呼ぶ一発逆転首固め。カウント2。ここで平田と翔太が十字にマットを走り合うと、翔太が巧みに平田をかわし、メキシカンクラッチで押さえ3カウントを奪取。
第三試合 20分一本勝負
誕生日当日! 大鷲透生誕45周年! BOYZからのバースデープレゼント的な試合~BOYZレギュラー参戦査定マッチ
※もう一人は大鷲透。お客さんの拍手による判定の結果、木曽レフェリーのBOYZレギュラーが決定。
3選手はサンタの帽子を被って入場しお客さんにアピール。ゴングが鳴ると、3人は試合そっちのけでお客さんにアピールしまくる。大鷲が「アピールの仕方がまだまだ青い」といってコーナーで某校長のポーズを決めるが、会場の反応が薄い。関根と中村がダブルのドロップキックで大鷲を吹っ飛ばす。中村が関根にドロップキックを決めてアピールしていると、大鷲が頭を引っぱたき、中村をダウンさせる。そして大鷲がマジックで中村の顔に落書き。すると関根がマジックを手に大鷲に落書き、大鷲も関根に落書き。その光景を笑っている木曽レフェリーに3人が怒って襲い掛かるが、木曽レフェリーがかわし同士討ち。大鷲がマイクを持つと「お客さんが俺たちの試合を求めていない……もうどうやっても俺たちがモテるわけながない……せめて少しでもモテるように特技を披露していこう」と一言。まずは中村がコーナーからトンボを切ってアピール。続いて関根はリング下からサックスを取り出すと『いつかのメリークリスマス』をサックスで演奏をしようとするが一切吹けず。これに大鷲が激怒し、本場のルチャを見せると言って中村とルチャの攻防を披露するが、関根と中村が襲い掛かる。大鷲が得意の2人まとめてのルチャの投げを見せようとすると、関根が場外に転落してしまい、大鷲は無理やり木曽レフェリーを使って投げを決めようとするが木曽レフェリーは拒否。結果逆に木曽レフェリーがルチャの投げを見舞う。詰め寄る関根には木曽レフェリーがサンボ式膝十字。中村がサンセットフリップを関根に決め、絶品を決めるがカウント2。関根がカミカゼを決めると、大鷲が飛び込み関根にドラゴンスクリュー。大鷲が関根にのど輪落としを狙うが、中村が関根を吹っ飛ばし妨害。中村は「誕生日なんだから普通に決めちゃダメです! カッコよく決めましょう! 上から飛んで!」と言ってお膳立て。大鷲がコーナーから飛ぼうとすると、関根が中村に丸め込み。カウント2。丸め込み合戦になり、関根が中村に逆さ押さえ込みを決めると3カウント。大鷲がコーナー上で呆然。ここで彰人が入って来てレギュラー参戦選手を決めるお客さんの判定を行うことに。対象は大鷲、関根、中村、そして木曽レフェリーの4名が対象とのこと。3選手が木曽レフェリーが入っていることに不満を口にする中、お客さんの拍手での判定へ。結果一番大きな拍手を受けたのは木曽レフェリー。木曽レフェリーがBOYZのレギュラーに決定した。
第四試合 20分一本勝負
特別レフェリーシリーズ第2弾
※バイオニックエルボー。特別レフェリー=アントーニオ本多&トランザム★ヒロシ。
両選手が入場後、特別レフェリーのアントンが入場するが、ロープに足を引っかけ転倒。膝を負傷し特別レフェリーをすることが出来なくなり、代わりの特別レフェリーが誰かいないかと言うと、トランザム★ヒロシが花道から登場。ヨガパワーでアントンの膝を回復させると、最終的に2人で特別レフェリーを務めることに。ゴングが鳴り、竹下とウラノが足の取り合い。その中でカバーをしあう攻防になると、いつの間にかアントンとヒロシも混ざってしまう。竹下がボディスラムからカバーするも、アントンとヒロシのカウントのタイミングが合わない。ここでアントンとヒロシがカウントの速さで揉め始める。ウラノがアントンに衝突し、アントンは場外に転落。ウラノが竹下の腕を決めていくとロープを使って腕を痛めつける反則攻撃。ヒロシが反則カウントを取ると、ここでウラノがヒロシに金を渡し買収。竹下がウラノにバックドロップ。串刺しのエルボーからフライングラリアットを決め、ブレーンバスターを狙うとヒロシがこれを阻止。竹下が詰め寄ると、ウラノが丸め込み。ヒロシが高速カウントするも何とか竹下はクリア。そして竹下がウォール・オブ・タケシタを決める。ウラノがギブアップするもヒロシはヨガをしていて見ていない。ヒロシに抗議する竹下の背後からウラノがローブロー。怒ったアントンがリングインしてヒロシを場外に排除。ウラノが竹下にスリーパー。アントンが厳格なレフェリングを見せる。竹下がカウンターのラリアットから垂直落下式ブレーンバスターを決めてカバーに入るが、カウント2でアントンはストップ。アントンがポケットから1,000円札を取り出す。アントンもまたウラノに買収されていた。ウラノが背後から竹下に奇襲。3人は高笑い。すると竹下は「思い出してくれー!」と叫んで、ウラノにナックル連発からバイオニックエルボーを狙う。しかしこれはウラノがブロックして未遂。ヒロシがバイオニックエルボーを馬鹿にしていると、これにアントンの堪忍袋の緒が切れる。アントンは竹下に対し「俺この若い兄ちゃんとプロレスしたことある!」と過去の記憶が蘇る。そんなアントンをウラノが場外に排除。ウラノが竹下にチョーク気味のスリーパー。アントンがヒロシに「思い出せ、我々のチームの名前を! ハッピーモーテルや!」と言ながら、アントンが『また逢う日まで』を歌い始める。するとギブアップを取ろうとしていたヒロシも途中から歌い始める。ついには2人で一緒に歌い始める。竹下がそれに合わせてウラノにナックルを連打し、バイオニックエルボーを決めるとウラノも返せず3カウント。試合後竹下がマイクを持ち「一夜限りのハッピーモーテル、1人足りないけど復活だぜー! イエーイ! ヤス・ウラノ、聞いてるか! たった1,000円ぽっちでなハッピーモーテルの絆を壊すなんて出来っこねぇよな!(ヤス・ウラノ「返せー! 返せー!」)しかも買収とかヨガ的にも良くないよな! まぁ今日はクリスマスということで、家に帰ってホームアローン見たいんですけど、まだ帰りませんよ! トランザム★ヒロシサンタから、みなさんにクリスマスソングのプレゼントです!」と言うと、ヒロシが甘い歌声で『アメイジング・グレイス』を熱唱して、3人は退場した。
セミファイナル 20分一本勝負
BOYZ的スペシャルシングルマッチ
※プレイングマンティスボム
クリスが被ってきたサンタ帽を政岡に被せると、政岡は投げ捨てる。ゴングが鳴るとロックアップから試合は開始。クリスが押し込むとクリーンブレイクしつつ「かわいい」と一言。リンク中央でクリスが腕を極めてコントロールしながらも「かわいいかわいい」と言ってバカにする。クリスが高く手を上げて四つを要求するが、政岡は足を踏む。そしてロープを走っての攻防の中で、政岡はコルバタを決めていく。それでもクリスが政岡の背中にダイビング・セントーンを決めるもカウント2。クリスが強烈なチョップから腕へ膝を落とすと、今度は両足を固め、キャメルクラッチのように髪の毛を引っ張る。レフェリーから注意されると、両足を極めたまま両腕も決めに行く。政岡は何とかロープにブレイク。政岡がエルボーを連発するもクリスはソバットで動きを止める。政岡はセカンドからミサイルキックを決めてクリスを場外に落とすと、エプロンを走ってトラースキックを決める。クリスをリングに戻すとロープを使ってのスタンガン。ロープの反動を使ってのスリングショットセントーンを決めるがカウント2。トラースキックを狙った政岡だが、クリスはキャッチしてロープを使ってのマジックスクリューを決めて逆転に成功。リング中央でエルボーの打ち合い、チョップの打ち合い。クリスが打ち勝つと、政岡はレフェリーを盾にするクリスがレフェリーを振り払うと、政岡はレフェリーを踏み台にしてのヘッドシザースホイップ。政岡が飛び付き式スイングDDTを狙うも、途中で止めたクリスは垂直落下式ブレーンバスター。カウント2。プレイングマンティスボムの体勢に入るが、政岡は首固めで返す。カウント2。政岡が変則的な逆さ押さえ込み。カウント2。政岡がボディにエルボー。クリスのバックドロップ狙いは政岡が着地し、膝へのトラースキックから顔面にトラースキック。カウント2。政岡が得意技の体勢に入るとクリスがバックドロップで切り返す。クリスがエプロンから飛び付いてのカッター。カウント2。プレイングマンティスボムはウラカンラナで切り返すもカウント2。政岡がカウンターのトラースキックからコーナーに上がって飛び込むと、クリスがカウンターのニー。すぐさまプレイングマンティスボムに繋ぎ3カウントを奪った。
メインイベント 20分一本勝負
第2期DNAの曲で勝俣組が、第1期DNAの曲で樋口組が入場。全員がかつてのDNA時代のコスチュームで登場。樋口と勝俣で開始のゴング。勝俣がタックルを連発するが、樋口は微動だにしない。クロスボディで突っ込むも、樋口は動かず勝俣が大ダメージ。島谷と上野に代わるとどちらも「俺がノブじゃー!」とアピールする。素早いアームドラッグからドロップキックを決めた上野が「俺がノブじゃー!」と叫ぶ。勝俣と渡瀬に2vs1の状況になるが、島谷が2人を場外に落とすとプランチャを放つも自爆。勝俣と上野と渡瀬が3人同時にトペ・コンヒーロを決める。上野と勝俣が2人がかりの連係で島谷を追い込む。しかし島谷が逆転に成功すると、中津も援護で飛び込む。一気に形勢逆転し、赤コーナー側が代わる代わる勝俣を捕まえる展開となる。しかし勝俣が中津にドロップキックを決めて逆転に成功。上野に繋ぐ。樋口と中津が飛び込み上野を止めるが、上野は二人の同士討ちを誘っていく。上野がコーナーに上ると、中津が阻止。中津がバックを取るも、上野は脱出。中津が髪を引っ張って引き倒すとサッカーボールキックからスライディングキック。Vスライダーを狙うも、上野は脱出。ここで2人は互いの髪の毛を引っ張り合う。ここから押さえ込みを狙い合うが、カウント2でクリア。中津がゼロ戦キックを決めれば、上野もスタンディングのシャイニングウィザードを決めて両者ダウン。島谷と渡瀬に代わる。渡瀬がドロップキック。続けてバックドロップを狙うと、島谷は回避。両者足を止めてエルボーの打ち合いに。島谷が打ち勝つが、渡瀬がランニングエルボーを決めれば、島谷はドロップキックを返す。島谷がバックドロップを決めるが、すぐさま立ち上がった渡瀬はジャンピング・ニー。渡瀬から勝俣にタッチ。勝俣が島谷にミサイルキック。追撃を島谷がかわすと、勝俣はエプロンから手をキャッチしてアウフグースを決める。上野が飛び込み勝俣とサウナ部の連係を決め、上野のフロッグ・スプラッシュから勝俣のストゥーカ・スプラッシュの波状攻撃。カウント2。勝俣が¡Hasta la vista!を狙いに行くが、島谷は丸め込み。勝俣が返した勢いを利用して樋口に代わる。樋口が勝俣にタックル、そして青コーナー全員を吹っ飛ばす。突っ込んで来る勝俣を樋口がキャッチするが、勝俣はDDTで切り返す。勝俣の串刺し攻撃を樋口が回避すると、エプロンを走った中津が延髄斬り。すぐさま島谷がフィッシャーマンバスター。樋口が島谷をボディスラムで勝俣に投げ付ける。カバーに入るが渡瀬がミサイルキックでカット。ここから両チームが入り乱れる展開となる。勝俣が樋口にトラースキックからバズソーキックを決めると全員がダウン状態に。立ち上がった樋口が勝俣にぶちかましをねらうと、勝俣は横入り式エビ固め、カウント2。ラリアット狙いの樋口に勝俣がV9クラッチ、カウント2。ロープに走った勝俣を樋口がラリアットで吹っ飛ばす。樋口がカナディアン・バックブリーカーへ。勝俣は抜け出すと延髄斬り。しかし樋口は頭突き。ぶちかましを狙うが勝俣はカサドーラで飛び付く。途中で樋口が止めると、そのまま抱え上げカナディアン・バックブリーカーへ。そして拷問カナディアン・バックブリーカーに移行すると、勝俣もギブアップ。
エンディング
2試合出場もメインで敗れた勝俣に、お客さんからクリスマスプレゼント!
勝者チームが退場し、勝俣を残して上野と渡瀬も退場。大の字の勝俣のもとに彰人がマイクを持ってやって来ると「勝俣君、大丈夫?(勝俣「見たらわかるでしょ!」)勝俣君、今日2試合やったのはあなただけだし、本当にありがとうございます!(会場拍手)」とプロデューサーとして感謝を述べる。しかし勝俣は「ちょっと、全然嬉しくないし、クリスマスイブなのに2試合させられるし、何か変なほもクロとNωAの抗争に巻き込まれるし、メインでは樋口に負けるし、こんなクリスマスイブ最悪だよ! どうしてくれるんだよ! もうクリスマスイブ嫌いになった! 俺ここから動かない! 満足するまで絶対ここから動かない! みんな嫌い! こんな恥ずかしい姿をみんなにさらされて、BOYZはどういうつもりなんですか!」とゴネ始める。するとそこに大石、ディーノ、MAOがやって来る。大石がマイクを持つと「瞬馬、S●Xしよ?(会場笑)間違えた……うっかりうっかり。瞬馬、今日は僕らBOYZからガールズたちに素敵なプレゼント上げれたでしょ?」と言うが、勝俣は「上げれてないでしょ、こんな姿見せて!」と不服な表情。すると大石は「じゃ、今日のMVPの瞬馬にガールズのみんなからクリスマスプレゼントを上げるよ!」と言って、勝俣に耳を塞いで目を閉じておくように指示。そしてその間に大石はお客さんに、暗転の中大石の指示に合わせて配布したサイリウムを振りウェーブを起こそうと提案。練習を行った後、勝俣を起こし大石は「ガールズから今日のMVPの瞬馬へのクリスマスプレゼントです!」と言って、『クリスマスイブ』が流れる中お客さんがサイリウムでウェーブを起こす。勝俣は「めっちゃキレイ! 凄い! 凄いよ! あぁ……目からサウナが……」と感激。勝俣は「マジで幸せ感じた! 今日2試合頑張って良かったなって思いました。すごくいいメンバーに出会えてみんなでこうやって素敵なクリスマスイブを過ごせたんだなって今思えました。協力してくれた皆さん、ありがとうございました!(会場拍手)今年1年頑張って良かったなー。今年最後のBOYZになりました、皆さん楽しんでいただけたでしょうか!?(会場拍手)ありがとうございます! 来年もBOYZありますよね?(彰人「あります!」)いつか決まってるんですか?(彰人「3月にやります」)ということで来年も僕たちBOYZ、幸せな空間作ってみんなで幸せになって、人生楽しんでいきましょう!」と言うと、最後はみんなで「せ~の、メリークリスマス!」で大会を締めた。
【バックステージコメント】
彰人 僕のBOYZになって4回目かな、BOYZは普段のDDTで出来ないことをやろうっていうのがあって。プラス選手が楽しんでるのを見るのがお客さんが一番楽しいのかなと思って。普段はユニットの抗争があって、タイトルマッチがあったりとかで激しく熱くなるけど、その分心の底から楽しく何かっていうのはこういう興行でしかできないと思うので。そういうのを出せる興行にしようと思ってBOYZやってるんですけども。今日も実験的にサイリウムを配って、プロレスの会場でやってみたらどうなるかっていうのもあってやってみたのもあるんですけど。色んな発見がそれを通して出来て。他の普段のDDTの興行とかにフィードバック出来るものを実験的にやってみたというのもあって。今回入場式でコスプレもしてませんし、最後出し物的なもの、踊ったりとかも無くして、サイリウムを使ったものを見たいなと思ってやったんですけど。どうだろう、前の方が良かったっていう方ももちろんいると思うし、あんまりウケなかったな、良くなかったなって部分ももちろんあって。けどやってて最終的にお客さんも僕らも楽しんで終われたかなと思ってます。次は3月3日、ひな祭りの日にやるんですけども、ここは普段DDTで出来ないことをやっていこうかなと思ってます。
――3月の具体的な構想はありますか?
彰人 まだ全然、今回やってみてやっぱり今の情勢でお客さんと何かとかも出来ないし、触れ合いってものが出来ないけど、声援も送れないっていうのもあるけど、何かしらお互いが伝えられるものを見つけていきたいなっていうのは漠然とあるんですけど、またここから詰めていきたいなと思います。