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【4・1リポート⑥】高木、三分天下。高梨がKO-D初戴冠

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    • メインイベントは男色ディーノvs高木三四郎のKO‐D無差別級選手権試合。試合は高木の反体制らしい奇襲でスタート。ディーノは首4の字から男色三角絞めといつもの男色殺法。タイツをケツに食い込まされた高木だったが、半ケツ状態でのヒップアタックを決めて逆転。逆にディーノを恥ずかしい体勢にして精神的に追い込み、アトミックドロップからアンダータイツにした尻に目がけてサッカーボールキックを放つ。ディーノは高木のゆずポンキックを、股間をワシ掴んでカット。そのまま男色スクリューで回転させて、コックボトムから男色ナイトメアー、さらにファイト一発で高木の頭部をタイツに差し込む。しかし、高木も男色ドライバーを阻止してシュバインに切り返し、リバーススプラッシュ式ニードロップからゆずポンキックと反転攻勢だ。ディーノが男色スープレックスで投げれば、直後に高木がラリアットを振るい、すぐさまディーノがシャイニングあてがいでやり返すなど、大技連発。ディーノがリップロックを決めると、高木が逆にリップロックでお返しし、スピコリドライバーへ。さらにリップロックからショートレンジ・ラリアットを繰り出す。ディーノはシットダウンひまわりボム狙いをフランケンシュタイナーで切り返し、男色ペディグリーからリバース・エビ反りジャンプを狙い。高木がコーナーに登ったディーノをデッドリードライブで落とし、ハーフダウンのディーノにスライディング・ラリアット。GTSからシットダウンひまわりボムへ。これはカウント2で決まらず。ラリアットの打ち合いで制したディーノがロコモーション式男色ドライバーへ。ゴッチ式男色ドライバーで高木をキャンバスに突き刺すが、カウント2で返される。ディーノはミラクルエクスタシー、ダイビング・ダブルニードロップ、パーフェクト・プレックスとほもクロメンバーの得意技を矢継ぎ早に繰り出す。コーナーに登るディーノを高木が捕獲して、そこへ高木が引っこ抜き雪崩式ブレーンバスターで勝負に出ると、GTSからシットダウンひまわりボムで執念の3カウントを奪った。

      高木は2009年5・4後楽園で失って以来、約2年ぶりにKO-Dベルトを手にした。しかし、感慨も束の間、高木の背後を襲ったのはマサ高梨。先ほど獲得したばかりの「いつでもどこでも挑戦権」を行使し、亜門GMも認めたため、急きょKO-D無差別級試合がスタートした。高梨がタカタニックや丸め込みで攻勢に出る。高木はラリアットで黙らせようとするが、ディーノ戦での疲労が抜け切れていない。高梨のトラースキックからタカタニック狙いを踏ん張り、脳天から落としてみせたが、最後は高梨がバッカスからタカタニックを決めて3カウント奪取。苦節9年でKO-D無差別級王座を初めて獲得した高梨は「こんな最低な勝ち方で声援を送ってくれて、あんたら最高だよ。リングに上がるまで怖かった。でも俺は勝ちたかったんだ。そして負け続けのプロレス人生から最後の最後で大逆転だ!」と吠える。するとここで5・4後楽園で挑んでくる火野裕士がリングイン。高梨は「いつもこういうシチュエーションだ。いつものようにやられてしまう。武道館に立つことなんてありえないかもしれないけど、これ(ベルト)を持って考えていることはお前に勝てたら、武道館のメインに立つことが現実に思えてくるのかもしれない。だからお前には負けない」と宣言。火野は「俺には勝てへんぞ。DDTにはお前より強いやつはいっぱいおるからな。そいつらにも勝たなあかんし、何よりも俺の対戦相手はこのお客さんや」と言い返す。これに高梨は「俺も短命王者で終わると思っているかもしれない。けど、火野がDDTのみんなを敵として闘うなら、俺は全員が味方だと思っている。このベルトはDDT史上、最低汁レスラー・マサ高梨のものだ! このベルトを持って武道館のメインで待ってます。俺がこれを持って、あなたの挑戦を受ける番です。それまで勝ち続けます」と続けた。

      高梨「目の前にあるこれをずーっと追い続けて、なんだかわからないうちにベルトが目の前にありました。俺はDDTでも最低ランクのレスラー。けど、俺はそれをひっくり返す力があると信じています。でも信じつづけたからベルトを巻くことができた。武道館のメインの立てると信じています。バカにされたって、負け続けたって、負ければいいと思ったことなんて一度もねえ。いつか勝てると信じていたから今、こうしてベルトが目の前にあるんだ。だから俺は信じつづける。俺が武道館のメインに立つ。俺がずっと背中を追い続けてきた男色ディーノが見つめていた、あの場所に俺が先に立つ。(挑戦権はメイン後に使おうと思った?)自分のプロレス人生、負けるが勝ちや適材適所という言葉で逃げてきた人生だったので、怖かったけど、気がついたら体が勝手に動いていました。(ディーノが勝てば使わなかった?)それはその時になってみないとわからないですね。(次の対戦相手は火野だが?)自分のプロレス人生、自分よりずっとデカくて強い人との闘いの積み重ねでした。こういうシチュエーションは何度も経験して、何度も『高梨よくがんばったね』って拍手を浴びながら帰っていく。あのみじめさはないです。ベルトを獲って変わったはずなのに、同じところに戻ってしまったら、DDTにいる意味はない。にぎやかしだね、つなぎのチャンピオンだったねとなったら、俺がDDTにいる意味はないです。初めての挑戦はロイヤルランブルで偶然に権利を獲得して、2度目はじゃんけん、3度目はいつでもどこでも挑戦権。俺は一度も実力で認められたことがなかった。けれど、誰もが認めるインディー界の実力者、火野裕士を倒すことができれば、俺は変われると信じています。そして変わらなきゃいけないと思っています」

      男色ディーノ「負けちゃった。武道館のメインに立つチャンスがまだあれば、まだまだあがくわよ。神様がもう一度チャンスをくれるなら、そのチャンスに全部かけるわ。武道館は始まってもないし、終わってもない。私はまだこれで終わりじゃないし、だったらどんなにカッコ悪くても私の次を見せなきゃ。プロレスラーは負けてからよね。ここからどう前を向くのか、そういう人としての生き方を見せなきゃ。だってプロレスラーだもん」

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