メインイベントはKO-D無差別級選手権試合。男色ディーノが佐藤光留を挑戦者に指名し実現した一戦。ディーノは前回の防衛戦とは異なり客席の男性に目をやりながら登場も、そこは最低限に抑えて緊張感いっぱいにリングイン。ゴングが打ち鳴らされると両者とも慎重に歩を進める。ロープに追い込んだディーノが軽くキスして光留をグラウンドにもっていく。臀部を愛撫するディーノに光留はアキレス腱固め。光留はディーノの左脚にターゲットを絞った模様。10分経過、ディーノが光留の股間をとると、光留が切り返して逆片エビ固め。ディーノは光留の脚をとりキャプチュード気味にマットへ叩きつける。ディーノはナイトメアを宣言するが、下から光留が蹴り上げていく。それでもディーノは臀部を光留の顔面に突きつける。ファイト一発!は光留が切り返すが、ディーノも切り返して股間を頭部に突き当てていく。ディーノがリング中央で光留にキス。そのまま男色ぺディグリーの体勢からコーナーに上がり、リバース・えび反りジャンプ。光留がかわすもディーノは男色ドライバーの構え。光留が切り返してヒールホールドへ。アキレス腱固めに移行すると半ケツ状態のディーノが悶絶。15分経過、光留はディーノのショートタイツが首にかかった状態のままエルボー、ミドルキックを打ち込んでいく。光留がバックドロップからディーノのショートタイツを投げ捨てもういちどバックドロップ。ディーノは脚を極められるも抱きついてのキス。光留が下着を引っ張り脱出を試みる。両者の殴り合いからヘッドバットの応酬へ。佐藤のハイキックをヘッドバットでこらえてディーノが男色ぺディグリーからリバース・エビ反りジャンプへ。20分経過、ディーノが真・ゴッチ式男色ドライバーを決めると光留は大の字。覆いかぶさったディーノが3カウントをゲットし、第38代王者が2度目の防衛に成功した。ディーノ「楽しく殴りあおうって言ったじゃない。めちゃくちゃ楽しかったじゃない。楽しかったの、私だけ? ほもクロの私が嫌いって、それでいいや。でもね、私たちのほもクロを否定するのも勝手、それを壊すのも勝手。好きにすればいい。でもそれは、お客さんがすればいいことであって、私たちは壊すだけじゃ何も生まれない。武道館に向かう価値観見せつけてよ。私たちは、リングの上でガンガンぶつかり合おうよ、それでいいじゃない。光留、私たちを好きになれとは言わない。でも今日は、チャンピオンと挑戦者として、一緒に武道館を目指すドリームチームとして……」ディーノがダウンする光留の腕をとる。光留は立ち上がれずマイケルに担がれて退場。亜門GM「次の防衛戦は4月1日、後楽園です。いままではオマエが指名してきたけど、指名できるのも今日が最後になります。5月以降は全部俺が決めていくつもりです」亜門GMが挑戦したいレスラーをリングに呼び込むと多くの選手が登場。亜門GM「このなかからひとり選べ」ディーノ「難しいこと言うね。ごめん、選べないわ。ざっと見た感じ、2人いるもん。ちょっと甲乙はつけがたいね、私の中でやりたい人っていったら」亜門GM「じゃあ2人選んでいいよ。3月18日の新木場で闘って、勝ったほうが挑戦すればいい」ディーノ「まずひとりが、高木三四郎。もうひとりは、マサ高梨」高木「ディーノ、俺はやらなきゃいけない理由がある。だから俺は挑戦する」高梨「ディーノさん、いつだってあなたそうだよ。デビューして9年、いつだって俺のことを後押しして、こういう舞台に引きずり出して。俺はその期待にこたえられるかわからないけど、この関係はもう終わらせなければいけないよ。どういうことかわかるよな。俺があんたを倒して、あんたを超えていく。だから、オメエ(高木)は引っ込んでろ! 来月、ディーノの前に立つのは、マサ高梨だ!」3・18新木場で高木vs高梨を行い、勝者がディーノのKO-D無差別級王座に挑戦することが決定した。ディーノ「武道館のメインに立つのは、私よ。こればっかりは譲れない。だから、私をここから引きずりおろす自信がある人は、どんどんかかってきなさい。私が、KO-D無差別級チャンピオン、男色ディーノよ!」
大会後、東日本大震災が発生した14時46分に1分間の黙とうが捧げられた。その後、スクリーンにて4・1後楽園のココ・バレンタイン(フィンランド)の参戦が発表された。また、同大会にて8・18武道館に向けた「DDT戦略発表会2012」も行なわれる。
ディーノ「DDTは広い価値観が集まってくる場所なのよ。だから、もっと価値観広げてそれをリングの上でぶつけましょ。そういうことが言いたかったの。いや、ちょっと違うな。それは後付けだな。このチャンピオンシップに対する私の道のりっていうのは、もうほんとに単純に私がメインに上がるために清算しないといけない人たちを、どんどん清算させてもらってるだけなの。だから思想は二の次、三の次だな。次、選べなかった。高木三四郎と高梨、私にとってどちらも避けて通れない。どっちが来たって、私きっと、悔しいのよ。でも、リング上が人生。リング上で交わり合うことが私たちプロレスラーの生き様っていうか、アントンじゃないけど、リングの上でしか会話できないし息ができない。プロレスラーってそういうもんだと私も思ってる。だから、どっちでも来て。どっちでも、私が退けてあげる、全力で。死ぬ気で獲りに来なさい。私は死ぬ気で守る。それだけ。結果、楽しく、殴り合いましょ。(高梨はディーノが背中を押してくれるとのことだが)私だって1ミリたりとも余裕はないの。高梨のサクセスストーリーのお膳立てになる余裕なんて、私にちっともない。私がサクセスするためのストーリーしか考えてない。だから必死で這い上がってきてちょうだい。高木三四郎も必死で高梨の追撃を振り払ってちょうだい。そうじゃないと闘いがいがないじゃない。ふたりでひとりに決めて、私のとこにたどり着け。上から目線で結構。だって私、チャンピオンだもん。ここまで上がってこいっていう話よ。やらなきゃいけない人と上位から(順番に)やってきた。私の希望を言うと全員とやりたいのよ。でもあと1回と言われて選ばないといけないときに、ひとりは選べなかった。結果、ふたり選んで、そういうことになった。これも運命。どっちが来てもいっしょ。私が勝って武道館に上がる。私がKO-D無差別級(王者)、そして武道館メインに立つ、男色ディーノです。その次には“いつでもどこでも挑戦権”があるから、気は抜けない。それは覚悟してる。全部呑み込んで、私がてっぺんに上がるわよ」



