1月30日、東京・Twin Box AKIHABARAにて東京女子プロレスのプレイベント『The first meeting』が行われた。オープニングの選手入場式では、全選手を代表して山下実優が挨拶。
アイドルグループによるライブではICTラブリ~ず!!、イニーミニーマニーモー、asfiの順でライブを行ったあと、中央のマットを囲むように観客が移動し、東京女子プロレスによるマットプロレスへ。
第1試合は3分のサンボエキシビションマッチ。木場千景の相手はサンボ全日本選手権3位という実績を持つDDTレフェリーの木曽大介。レフェリーはサンボC級ライセンスを持つサンボ大石が務めた。互いに組み合うと木曽が担ぎあげ、マットに落として一本。木場が投げようとするも、木曽が腰を落として阻止。今度は木曽が脚を取るも、これは木場が回転して逃れる。再度、組み合って木場が投げようとするも、木曽が綺麗な一本背負いから腕十字へ。これは木場が体勢を入れ替え腕固めを狙うが、木曽も左脚を捻っていったがブレイク。投げようとする木場を木曽が大外刈りで投げて腕十字ヘ。これは木場がエスケープ。木曽はタックルで組みつくも、木場が後方回転でかわし、腕十字で一本を奪った。ここで試合終了となった。
第2試合は山下実優vs神明栞菜のシングルマッチ。スペシャルリングアナウンサーとしてITCラブリ~ず!!の佐藤ゆずきさんが登場。神明は迷彩のタンクトップにハッピ姿で入場し、山下は胴着を羽織り、入場曲に合わせてダンスも披露した。山下がミドルキック2連発から首投げ。さらに背中にローキックを叩き込み、神明を起き上がらせるとDDTからカバーする。カウント2で返した神明はエルボーでやり返すと、ここからエルボー合戦。、打ち勝った神明がボディースラムから逆エビ固めへ。山下は場外に手を伸ばしてエスケープ。しかし、神明は山下を中央に引き戻して逆エビ固め。山下はなんとかエスケープする。バックを取る神明に山下はオーバーヘッドキック。続けてコンビネーションキックから顔面蹴りで3カウントを奪った。
勝利した山下は涙を浮かべながら「本日は本当にありがとうございました。今日、私達だけじゃなくて、アイドルのみなさんも盛り上げてくれて、本当にありがとうございました!」と言うと、出演したアイドルのみなさんを呼び込む。全員が揃うと山下は「今日は本当にありがとうございました。図々しいかもしれないんですけど、私はすごくアイドルさんが好きで、お願いがあるんですけど、今日一緒に歌って踊ってもらえないかなと思います。お願いします!」と訴える。これを快諾したアイドルのみなさんとAKB48の『会いたかった』を熱唱し、プレイベントは大盛況で終了した。
【試合後のコメント】
――試合を終えての感想をお願いします。
木場 一本取ることできなかったですけど、それが私の見せたかったものなので。
――取りましたよね?
木場 取りました!?
山下 大丈夫?
木場 時間切れだと思ってました。はい、あれがサンボです。次回はプロレスやると思うんで、楽しみですね。次回もお願いします。
山下 本当にありがとうございました。来てくれた人たちにも本当に感謝しなきゃなんですけど、仲間がいたからこうやって初めてのイベントになったし、本当にありがとうという感謝の気持ちで。次も栞菜負けないように頑張ります。
神明 残念ながら負けてしまいましたが、プロレスラーとしての第一歩、夢に近づけたかなという感じがして、それでいろんなお客さん方が応援のコメントや差し入れもくれて、本当にすごい嬉しくて、本当にDDTのみなさんにも感謝で、甲田さんにも感謝。みなさんに本当に感謝、感謝で言葉じゃ表せないぐらい、ここにいる仲間にも本当に感謝してて、最初は山下のことがすごく気に入らなかったですけど、今日一緒にやって、好きになったというか(苦笑)。だから次はがんばって、ピンフォール取って勝ちたいです! よろしくお願いします。
――初めてお客さんの前で自分の姿を見せたということに関してはいかがでした?
木場 1週間前ぐらいからすごい緊張してて、日が近づくにつれて不安でしようがなくなっちゃって。でも、いざ当日になって来てみると、歓声があって、自分にも声がかかるとすごい変わるんですよ。力が湧いてきて、すごい刺激でした。次回も楽しみで仕方がない。
山下 試合が初めてで、盛り上がってくれて、本当に楽しめたし、緊張してたんですけど、試合中はほんとうに楽しくというか、すごい声が聞こえてくると力がみなぎるというか。本当に声ってすごいなって改めて思ったし、これからもがんばっていこうという決心が改めて付きました。ありがとうございました。
神明 デビュー戦で歓声をいただけるなんて思ってもなくて、あちこちから「がんばれ」とか声が聞こえてきて、山下さんと同じですが力がすごい湧いてきて、今自分がプロレスラーとしてここに立ってるんだという気持ちが高ぶって、楽しかったし、今までないぐらいがんばれたというか、そういう気持ちがあります。ありがとうございました。
――木場選手は秋葉原でできたということに関しては、会見などでは一番喜んでいましたが?
木場 来る時にめっちゃやばかったですね(笑)。秋葉原ならではの、このお客さんの感じ! 湧き方というか、レスポンスとかすごかったですね! 楽しくて仕方がなかったです!。
――神明選手は逆に会見では不安になっていましたし、今日もアイドルと一緒に踊っている時はぎこちない感じにも見えましたが?
神明 何もわからなくて、とりあえず横のアイドルさんとか山下さんとか見ながら、自分なりにがんばりましたね。楽しかったです。
――そういう点では、山下選手は夢のコラボレーションができたという形ですか?
山下 本当に可愛いですねぇ~。顔がにやけますよ。一緒に歌って踊らせてもらってたんですけど、いいなって。アイドルは日本の宝です。プロレスも日本の宝です。ホントに勇気もらえるし、こうやって東京女子プロレスに入るきっかけになったというか、こうやって夢を持ったきっかけがアイドルを見てなので、なんか改めて触れ合うことができてよかったです。
――今回はあくまでプレイベント、プレデビュー戦ですが、デビューに向けて1試合終えて改めて意気込みをお願いします。
木場 やっぱりマットとリングでは違うと思うんで、リング上でしかできない試合をしたいし、1試合終えて、今回エキシビションだったんですけど、勝ち負けがつくんで、勝ちたいと思うし、今日もちょっと悔しかったんで、絶対勝ちたいです。デビュー戦で絶対勝ちたいです。
山下 なんかもう早くリングに立って、試合がしたいなって思いました。でも、まだまだ自分今のままじゃ足りないので、どんどんどんどん練習していって、少しでも早くリングで試合できるように、デビューできるようにがんばろうって思いました。
神明 大変ですけどマットも悪くないかなって気持ちがあって。リング立ってないですけど、マットすごい魅力があるじゃないですか。お客さんが近くにいて。それもいいんですけど、やっぱりプロになるんだったらリングに立って、飛んで、フォールして、1、2、3、やりたいじゃないですか。だからそれに向けて、今日のやってきたものを、今まで教わってきたものを、どんどん積み重ねてプラスにしていって、素晴らしいキチ●イなレスラーになりたいと思っています。
【甲田哲也代表の総括】
――プレイベント終えてみていかがでしたか。
甲田 とりあえずはお客さんにたくさん来ていただけたのが一番良かったです。
――サンボの試合、木場選手の動きはいかがでした?
甲田 本来であればプロレスを一緒に3人で見せたかったところが、人数が奇数ということでこういう形になってしまい、逆に木場には申し訳なかったです。次は木場もプロレスデビュー、プロレスの試合が組めるようにしたいと思います。それを目指してがんばって欲しいと思います。
――メインの2人のプレデビュー戦は声援も飛び交う中、気持ちのこもったファイトを見せてくれましたが。
甲田 技術的にはまだまだお見せするものじゃないかもしれないんですけど、今日スタートに、リングで本当のデビュー戦が組まれると思います。それに向けて、またこういうようなイベントを組んでくと思いますので、ちょっとずつ成長してくところもお客さんに見ていただければと思っております。
――今後、正式デビュー戦はいつ頃と考えていますか。
甲田 いつ頃までは言えないですけど、正式なデビュー戦はリングだと思ってますので、リングでのデビュー戦に向けてはまだまだ時間がかかるかなと思います。ただ若いんで、成長は早いと思います。なるべく早くファンの方に、リングでのデビュー戦を見せられるように練習をさせていきたいと思います。
――次回以降の展望は?
甲田 こういった形でイベントにお邪魔するような形でやったり、またこういったイベントを開催するような形が月1回ぐらいずつ見せられればと思っております。具体的な日程などはまだです。その中で少しずつ、リングでできるようにしたいと思っております。具体的にいつになるかは、まだわからないです。
――アイドルとのコラボでまた新しいものが見えましたか?
甲田 思ったよりみなさんに場所の移動などご協力をいただいて、こういう形ですぐに新しいものが生まれるなんて安直には思っていないですけど、やっていく中で新しいマーケットというかファン層を獲得できればというのが理想ですね。



