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【1・3リポート②】ヨシヒコが藤原からアイアンマン奪還

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    • 第1試合は福男の竹下幸之介(高木軍)と福田洋(亜門軍)のシングルマッチ。エルボーの打ち合いから、福田がアッパーカット。竹下はカウンターで打点の高いドロップキックを叩き込むと、バックを取ってジャーマンの体勢へ。福田のバック急所蹴りの蹴り足をキャッチした竹下は、その足をロープに引っ掛けて、ベースボール・スライドを側頭部に放つ。さらにミサイルキックからタッチダウンを狙ったが、福田はパーフェクト・プレックスの体勢に。竹下はこれを掟破りの逆パーフェクト・プレックスで切り返そうとしたが、福田は凌いでSTOで叩きつけてから、今度こそパーフェクト・プレックス。しかし、カウント2止まり。竹下はナックルパンチからタッチダウンへ。これを福田はスクールボーイで切り返した福田だが、竹下はカウント2で返す。3カウントを主張する福田の背後を襲い掛かった竹下。しかし、福田はこれをかわしてレフェリーに激突させると、ダウンしている隙を突いてタンバリン攻撃。直後にパーフェクト首固めを繰り出して勝利した。福田は「竹下、ユー、悔しいだろ? でもな今日はニューイヤーだし、正月だし、プロレスに勝敗は関係ないんだよ。試合が終わったらノーサイドだろ」と言って右手を差し出すが、応じようすると竹下をスカすと「ユーモア! 2013年はこのUSAヘビー級チャンピオンのミスター……」とアピールせんとしたところで、竹下のドロップキックを食らってしまった。まず高木軍は30点獲得。

      試合前スクリーンではユニット対抗ゲーム対決の模様が映し出される。まずはチーム・テロリスト(高木軍)vsチームドリフ(亜門軍)の「中国のお正月、どっちが耐えられるか対決」。男色ディーノと入江茂弘がそれぞれ頭からバケツを被り、底に置かれた大量の爆竹に着火。「殺す気か!」とディーノがバケツを投げ捨てた横で、微動だにしなかった入江が勝利したが、どうやら入江は失神していた模様。亜門軍は10点獲得。

      第2試合は男色ディーノ(高木軍)、高尾蒼馬(亜門軍)、遠藤哲哉(高木軍)、ゴージャス松野(亜門軍)による4WAYマッチ。高尾がゴージャススター☆エルボーを狙った松野に金だらい攻撃。木曽レフェリーが金だらいを取り上げたが、今度はボマイェを狙う高尾にディーノが金だらいで殴打。松野にも金だらいを振り上げたが、これはかわされて木曽レフェリーに誤爆。高尾の金だらいも木曽レフェリーに当たり、遠藤と松野で金だらいを取り合っていると、制止に入った木曽レフェリーに三度、金だらいがヒット。これでノーコンテストとなった。両軍ともに得点の加算はなし。

      試合前のスクリーンでは、ユニオン(高木軍)vsモンスターアーミー(亜門軍)の「福笑い対決」が映し出された。ユニオン代表の諸橋晴也とモンスター軍代表のアントーニオ本多がそれぞれ福笑いに挑戦。諸橋の福笑いに木高イサミ、大家健、妻木洋夫が笑って口に含んでいた牛乳を噴きだしてしまう。一方のモンスター軍もアントンの福笑いを見た火野裕士、佐々木大輔、星誕期が爆笑し、口に含んでいた牛乳を噴出してしまったため、ドロー決着。両軍に5点ずつ加算される。

      第3試合は坂口征夫&大石真翔&彰人の高木軍と中澤マイケル&松永智充&伊橋剛太の亜門軍による6人タッグマッチ。マイケルが大石に「ストップ、3cc!」とアピールすると、あっけにとられた大石の背後から伊橋がジャーマンでぶん投げる連係。続くフロッグスプラッシュを大石がかわして坂口と交替。マイケルがトラースキックを放ち、松永のバックドロップの援護を受けると、タイツの中からアンダータイツをスルリと脱いで、アルティメット・ベノムアームの体勢。坂口が飛びつき腕十字で切り返すも、マイケルはエビ固めで押さえ込んで回避。すると彰人がマイケルをジャーマンでぶん投げ、直後に坂口が変形胴絞めスリーパーでギブアップ勝ち。この結果、高木軍が65点、亜門軍が15点に。

      試合前のスクリーンではゴールデンらんでぶぅ~(亜門軍)とウラシマクドウ(高木軍)の「二人羽織アツアツおでん早食い対決」の模様が流される。伊橋剛太&飯伏幸太、HARASHIMA&ヤス・ウラノの対決はおでんを食べさせる側の飯伏が伊橋の顔面にこんにゃくやら大根やらを付けたばかりか、服の中に具材を入れてしまう状況。楽しそうな飯伏と苦しむ伊橋をヨソに、普通に二人羽織をしておでんを食べたウラシマクドウが勝利。高木軍75点、亜門軍15点と点差は開く一方。

      続いてスクリーンにはDJニラを相手にアイアンマンヘビーメタル級王座防衛戦を控える藤原喜明の控室前が映し出される。ディーノが藤原に仕掛けるテロ行為をリポーターのばってん多摩川に説明。入場通路に仕掛けた巨大な罠にハマり、精神的に参ったところで西側客席にいる熟女(チェリー)に釣られた先に、福田がバルコニーから藤原の頭上目がけて金だらいを投下。フラフラでリングに戻ってくるとディーノのリップロック、直後にニラのダイビング・ロケットパンチがさく裂する案配だったが、第4試合の入場で藤原は罠を素通りし、チェリーを無視ししてリングイン。ゴングがなると、藤原に足を痛めつけられたニラ。場外エスケープすると「オマエを一躍有名にした札幌のテロ事件、オマエは会社にやらされたんだろ!」と挑発する。これに怒った藤原がニラを追いかけると、通路の罠にハマってしまって精神的ダメージを負うと、上着を脱いで誘惑するチェリーに近づいてしまう。ここでバルコニーから落下してきた金だらいを食らってしまった藤原。フラフラになりながらリングに戻ると、待っていたのはディーノのリップロック。グロッキーの藤原にニラがダイビング・ロケットパンチを発射する。しかし、藤原はこの腕を取ってワキ固めで切り返すと、あっという間にギブアップを奪った。これで亜門軍に30点が加算。高木軍75点、亜門軍45点と差は30点差に。

      ここでマイクを掴んだ藤原が「俺は今日、とてつもない高いギャラで来てんだよ。これで帰っちゃ申し訳ないだろ。ヒデヒコだかヨシヒコだか持って来い!」とアピール。するとバルコニーから登場したのはロケンローラーのE.YOSHIHIKO。ヨシヒコを迎えて急きょ、アイアンマンヘビーメタル級王座の防衛戦が組まれることに。藤原の張り手、アームロックやスタンディング式アキレス腱固めに平然とするヨシヒコ。藤原はスリーパーから首4の字固めで捕獲してグイグイ絞めていくが、ヨシヒコはギブアップせず。ヨシヒコは藤原のボディースラムを切り返し、執拗に押さえ込んで3カウント。アイアンマン王座の奪還に成功した。

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