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【1・3リポート③】近藤参戦…綱引きシングルマッチ結末は!?

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    • セミファイナルは高木軍の木高イサミ&大家健&諸橋晴也&風戸大智と、亜門軍の アントーニオ本多&佐々木大輔&火野裕士&星誕期による8人タッグマッチ。モンスター軍の奇襲でスタートすると、巧みなチームワークでユニオン軍を攻め続ける。火野は大家に匍匐前進競争を仕掛け、背中にチョップを落として勝利。大喜びのモンスター軍だったが、火野が諸橋と大家のトレイン攻撃に遭ってしまう。しかし、大家の炎のスピアはガッチリとキャッチし、フロント・スープレックスで投げていった。大家はアントンのダイビング・フィストドロップをかわすと、風戸がミサイルキックで援護。さらに風戸はイサミとのツープラトン・ブレーンバスターで火野を投げようとしたが、逆に投げられてしまった。だが、その火野に大家が炎のスピア。大喜びする大家を誕期がノド輪落としで叩きつけ、アントンが再びダイビング・フィストドロップを投下して勝利した。これで亜門軍に30点が加算され、両軍75点で並んだ。

      メインイベントは各10分1本勝負の綱引きシングルマッチ。第1試合は高木三四郎vs入江茂弘。パワーで襲い掛かる入江に高木は串刺し攻撃をクローズラインで迎撃してパワーボム。入江もランニング・エルボーからフライング・ソーセージを投下する。これを剣山で撃墜した高木は、エプロンに出た入江をコーナーからぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスターを狙う。入江はヘッドバットを見舞って阻止してコーナーへ。だが、下からドロップキックで蹴り上げた高木は、今度こそぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスターを決めると、片ヒザ立ちの入江に倒れ込むようにクローズライン。入江の巨体を抱え上げると、シットダウンひまわりボムで叩きつけて勝利。得点は高木軍が105点、亜門軍が75点に。

      【試合後のコメント】
      ――敗れはしたが、かなり追いこんだ。
      入江 勝てなきゃ意味ないんですよ。高木監督を越えなきゃ意味がないんです。自分はでら名古屋プロレスでデビューして、高木さんが監督としてデビュー前から自分たちを見てくれていて。それでもう今DDTという団体に上げてもらって、いっぱい経験を積んできたけれど、まだ監督には勝てない。そんなんじゃダメなんです。5年もやって何も変わらないっておかしいでしょう。絶対勝たなきゃいけないんですよ。今年……いや早いうちに、高木三四郎から自分が3つ獲ってみせますよ

      第2試合はMIKAMI(高木軍)vs佐藤光留(亜門軍)。執拗に関節技を狙う光留にMIKAMIはジャンピング・ラリアットから蹴り足をキャッチしてのドラゴンスクリュー。回転足折り固めは返されたが、ミッキーブーメラン → 低空ミッキーブーメラン → 超低空ミッキーブーメランと畳み掛ける。ピンチの光留はスワントーンボムをかわしてハイキック。これはかわされたがスク~ルボ~イを腕十字で切り返す。凌いだMIKAMIに光留はハイキック、バックドロップと攻めたて腕十字から足取り式に移行してギブアップ勝ち。高木軍105点、亜門軍105点の同点に。

      【試合後のコメント】
      ――新年一発目の試合を勝利でスタートさせました。
      光留 申し訳ないですけどMIKAMIさんに負けてられないですね。余裕っすよ、あんなの。スク~ルボ~イだけ警戒してればいいんだから。進化していないのはアイツの方でしょう。何十年同じことをやっているんだ。思い出すのも腹立つ。もっとやりたかったのに、なんで飯伏と同じチームなんだ。何だよMIKAMIって。腹が立って腹が立ってしょうがないっすよ。

      第3試合はHARASHIMA(高木軍)vs石井慧介(亜門軍)。エルボー合戦からフロント・ハイキックの打ち合いになって激しい攻防に。石井が飛びつきDDTからコーナーに登ると、HARASHIMAが追いかける。石井はDDTでHARASHIMAをコーナーにぶつけると、続けてミサイルキック。HARASHIMAも串刺し攻撃をかわしてファルコンアロー。山折り狙いをDDTで切り返した石井はジャーマンで投げ、続いてタイガー・スープレックスの体勢。踏ん張られるとカンガルーキックを繰り出す。これをかわしたHARASHIMAがハイキックからリバース・フランケンシュタイナー、串刺し式蒼魔刀と畳み掛け、正調・蒼魔刀を振り抜く。石井はこれをニールキックで迎撃してダブルダウン。残り30秒で石井がダブルアームDDTを決めたが直後に時間切れのゴング。両軍とも120点のまま。

      【試合後のコメント】
      HARASHIMA 石井との久々のシングル。ユニット対決でもあるんですけど、10分という時間を見誤ったね。中盤追い詰められちゃったけど、もっとじっくりレスリングで組み立ててやりたかった。石井はユニットを立ち上げて、自分がやらなきゃっていう意識が多少はあるのか、前に対戦した時よりもだいぶ成長しているかな。でもまだまだ。もっともっとボクを脅かしてもらわないと。まぁ引き分けてしまったけど、楽しく試合はできました。

      第4試合はヤス・ウラノ(高木軍)vs飯伏幸太(亜門軍)。インサイドワークでペースを握ったヤスはサッカーボールキック。飯伏はフランケンシュタイナーでヤスを場外へと落としたが、ヤスはリング下から飯伏の足をすくって場外へと引きずり出すとブレーンバスターを狙う。飯伏は背後に着地して素早くエプロンに上げると、そこからムーンサルト・アタックを発射。リングに戻ってやり投げを狙う飯伏に、ヤスは背後に逃げると意表をついてのロケットパンチ。さらにムーンサルト・プレスを投下したが、かわされてしまった。飯伏のやり投げを今度は回転エビ固めで切り返したヤス。ドロップキックからツームストーン・パイルドライバーの体勢に入る。これを切り返した飯伏は三度目の正直でやり投げを決めると、ヤスをコーナーに乗せて雪崩式ライガーボムの体勢。ヤスは急所へのパンチでどうにか回避。マンハッタンドロップを食らうも、急所を押さえて悶絶する中、飯伏の蹴り足をキャッチして松井レフェリーの股間に叩きつける。その間にヤスの急所を蹴り上げた飯伏は、倒れたヤスの股間目がけてムーンサルト・ニードロップを投下。カウント2で返すヤスに飯伏は24歳を決めて勝利。得点は高木軍120点、亜門軍150点に。

      【試合後のコメント】
      飯伏 楽しかったです。
      ――ズル賢さが要求される明日(新日本1・4東京ドーム)の3WAYマッチのいい予行演習になった?
      飯伏 いろいろとまた今日の時点でわかったこともあったし、ロウ・キーもデヴィットもデカいと思うんで。
      ――潰しがいがある?
      飯伏 ウラノさんより潰せるんじゃないですか? あっちも何をするかわからないし、取り合えず、ベルトを獲ればいいんですよね? 2013年の一発目、楽しかったんでいい年になりそうです。明日獲れれば完璧です。

      綱引きシングルマッチ最後の第5試合は近藤修司(高木軍)vsマサ高梨(亜門軍)。ビビりながら入場してきた高梨が奇襲攻撃。スワンダイブ式ミサイルキックからタカタニックを狙ったがかわされてしまう。高梨は場外エスケープして「クソゴリラ!」と挑発するも、捕まってしまって場外パワーボムの餌食に。何とか場外カウント19で生還した高梨に待っていたのは近藤のパワー殺法。エルボー、首投げ、逆エビ固めでピンチに陥った高梨。ロープに逃げるもランサルセで叩きつけられる。キングコング・ラリアットをかわし、続くパワーボムも逃れた高梨だったが、ショートレンジ・ラリアットを食らうとキングコング・ラリアットをブチ込まれてフォール負け。

      【試合後のコメント】
      近藤 やりすぎたかな。やりすぎたね(苦笑)。
      ――久し振りの再会を楽しんだ?
      近藤 遊んでやるつもりだったけど、体重の差ってやぱり大きい。こういうところでオレらは負けない体を作っておかないと。いい試合をしているかも知れないけれど、他流試合でやっぱり力の差が出ちゃうんじゃないかとは思いますね。みんなものすごく頑張っているし、そういう姿勢は全日本も見習わなくちゃいけない。でもそれを全日本ができた時は、ものすごい団体になるねは。勉強になりました。

      この結果、両軍150点で並んだため、井上リングアナから全選手参加の32人タッグマッチで勝利したチームに300点加算されることが告げられる。しかし、両軍とも「組長、帰っちゃったよ」(亜門)「うちも近藤君は1試合契約だし、ニラは帰省しちゃったし」(高木)という状況で、亜門軍の高梨もグロッキー状態で試合に出られる様子ではない。すると高木が「高木軍のリーダーは俺だ! 亜門軍のリーダーは誰だ? オマエが出ろ!」と亜門GMに試合出場を突きつけた。嫌がる亜門GMだったが、飯伏らが入ってきて強制連行。高木軍14名、亜門軍15名の29人タッグマッチで決着をつけることに。

      高木三四郎&ヤス・ウラノ&HARASHIMA&MIKAMI&木高イサミ&大家健&諸橋晴也&風戸大智&坂口征夫&大石真翔&彰人&男色ディーノ&遠藤哲哉&福田洋vs鶴見亜門&飯伏幸太&石井慧介&佐藤光留&入江茂弘&星誕期&火野裕士&佐々木大輔&アントーニオ本多&中澤マイケル&松永智充&伊橋剛太&高尾蒼馬&ゴージャス松野&竹下幸之介の29人タッグマッチは場外戦へと発展。リング上では高木軍にマイケルが捕まってトレイン攻撃の餌食に。しかし、高木の串刺し攻撃の前にマイケルが倒れたことにより高木が亜門軍のトレイン攻撃に遭ってしまう。最後に亜門が高木に串刺し攻撃を狙ったがフロントキックでかわされてしまった。逆水平チョップからカバーした高木だが、亜門はカウント2でクリア。高木がスタナーを狙ったが、なんと亜門のヅラがスッポ抜けて失敗。亜門がすかさず十字架固めで丸め込み勝利した。これにより亜門軍が450点を獲得して対抗戦勝利となった。

      亜門GMは「高木さん、油断していましたね。こういうこともあろうかと、僕は年末に髪を切って、ずっとヅラを被っていたんですよ。約束通り、僕ら全員にお年玉ください!」とアピール。高木は「俺も男だ。お年玉やるよ!」と言って、亜門軍だけでなく、自軍のメンバーにもポチ袋を渡していった。井上リングアナに「お客さんには何かないんですか? お年玉をあげられるのは誰のおかげですか?」と言われた高木は「お年玉はあげられないけど、来年の1月3日、また2000円興行をやります!」と宣言。続けて「DDTで2000円興行は初の試みですけど、これだけパンパンのお客さんが入りました! でも収支はトントン。撤収まであと30分。間違えなく延長料金が発生します。でも延長料金分の赤字なんてどおってことねえよ! 通常のDDTよりも30分多く興行をやったぞ。2000円でいつも以上のボリュームだ! 赤字は赤字なんかじゃない! 投資だ! 俺らDDTは金がない。山手線に広告を打つことはできないけど、お客さんの心の中に広告を打つことはできる! それに比べればこんなの赤字でもないんでもない。投資だ! おもしろかったと思う人は『今日の興行がおもしろかった』と発信してください! DDTはこれからもすばらしい興行をやり続けます。みなさん、ありがとうございました!」と誓うと、リング上で全選手が円陣を組んで、2013年一発目の大会を締めくくった。

      【試合後のコメント】
      高木 こういったかたちで無事に年を明けることができました。本当に最後に言った、ボクらはいい興行をやり続けるしかないわけですよ。値段がいくらだろうが、高かろうが無料だろうが、全力を尽くして来たお客さんを楽しませる。それが引いてはDDTにとっていいことなんだけれど、プロレスって楽しいんだなって伝えることができると思うんですよ。そういうことを一つひとつやっていって。別にウチだけが良くなればいいと思ってるんじゃなくて、本当にプロレスが楽しいんだ、すばらしいんだってことを今年、両国2連戦もありますけれど、年間を徹して一人ひとりのお客さんに伝えていければいいかなと思います。もっともっと夢を持ち続けていきたいし、そこに進んでいきたいし。これが終わりじゃないし、4年後、この夢を果たしても、そこで終わりじゃないし。つねにプロレスが最高のジャンルであり、最高のエンターテインメントであることをこれからも証明し続けていきたいと思います。一人ひとりのお客さんが、一つひとつの興行を「楽しかった」「プロレスっておもしろかった」って発信していくことによってプロレスが国民的なジャンルになっていくことを祈って、我々DDTは頑張ります。ありがとうございました!

      亜門 ありがとうございます。おかげさまで勝つことができました。2013年、幸先よく行けたので両国2連戦に向けてスタッフ一丸となって向かっていけるのではないかと思っています。でも……痛い! 痛いよ。選手はすごいですね。こうやってたまに選手の偉大さを知るのもいいかなと思いましたけど、もういいですけどね。
      ――お年玉は何に使う?
      亜門 今日のお年玉は年末年始ほぼ家族サービスができていないので、子供たちに何か買ってあげようと思います。うちの両親から孫にって渡されたお年玉をちょっとボクが遣い込んでいるので、それを奥さんにバレないように補填したいと思います。

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