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DDT TV SHOW!#2

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DDT TV SHOW!#2

日時2020年5月9日
会場DDT TV SHOWスタジオ
観衆0人
  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • VS

    • LOSE

      赤井沙希

    • 渡瀬瑞基

    VS

    9分24秒

    ジャーマン・スープレックス・ホールド

  • 赤井と安納の先発で試合開始のゴング。安納が押し込んで蹴りを放てば赤井も蹴りを返す。緊張感あふれる攻防。渡瀬と納谷に代わると、納谷がパワーで圧倒。安納に代わると、渡瀬がドロップキックで逆転し、コーナーに連れて行き赤井にタッチ。赤井と渡瀬はコーナーで安納を踏み付けていく。赤井と安納がエルボーの打ち合い。権利の無い渡瀬がエプロンから安納に一撃を加え、安納が捕まる時間が長くなっていく。渡瀬がカーフ・ブランディングを狙おうとしたところで安納がデッドリードライブを決め納谷にタッチ。納谷が渡瀬にボディスラム、さらに赤井をボディスラムで渡瀬に叩き付けていく。納谷がチョークスラムを狙うが、渡瀬は堪えミサイルキック。両者赤井と安納にタッチ。赤井が前落としからJKもカウント2。赤井がケツァル・コアトルを狙うが安納はかわしてロープに走る。赤井がカウンターのダッシュミドル。安納が延髄斬り、逆さ抑え込みからブリッジをするポテリングを決めるが、渡瀬がミサイルキックでカット。再び安納と赤井がエルボーの打ち合い。安納がフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドもカウント2。安納がジャーマンの体勢に入るが赤井が耐えてラリアット狙う。かわした安納がジャーマン・スープレックス・ホールド。カウント2で渡瀬がカットに入ると、飛び込んだ納谷が渡瀬にチョークスラム。改めて安納がジャーマン・スープレックス・ホールドを決めると赤井も返せず3カウント。

    【試合後のコメント】
    安納 あ~あ。私、全然試合してなくて欲求不満だったんですよ。今日発散できるかなって思ったんですけど、全然、発散にもなりませんでしたね。足りないですわ。赤井沙希、次シングルするときにどんなふうに私にぶつかって、私をどう発散させてくれるか知らないですけれども、次も“赤い沙希”より“青いサオリ”ってことですよ。それは間違いないですね。
    (ここで赤井が乱入)
    赤井 おーい、コラァッ! 青いサオリやと? うまいこと言ってんちゃうぞ! なんやこの大勢の前で欲求不満とか、頭おかしいとちゃうか?
    安納 どうしたの?
    赤井 アンタ今日、2対2やったやろ。次、七番勝負で1対1、2人とも関西人やしどっちが強いか勝負しようや。
    安納 楽しみしてます。
    赤井 次の試合で“青いサオリ”やなくて“赤い沙希”やいうことをわからしたるからな。
    安納 はぁい。
    赤井 次覚えときや。そんな顔させへんからな!(コメントブースから退出)
    安納 ……怒ってんね。まあまあ怒る気持ちもわかりますよ。私のほうが人気ですらかね。仕方ないことですよ。ってな感じで次、赤井沙希と安納サオリのシングルマッチ、どんな試合になるのか。まあ“赤い沙希”より“青いサオリ”ですけどね。
    ****
  • 第二試合 30分一本勝負

  • 11分27秒

    体固め

    ※ヨシヒコの持ついつでもどこでも挑戦権が彰人に移動
  • ゴングが鳴ってもヨシヒコは微動だにせず。彰人が詰め寄ってロックアップ。彰人が首を極めグラウンドに持ち込む。手四つの攻防になると、ヨシヒコはブリッジで脱出。そのまま彰人に投げを放つ。ヨシヒコがサイドヘッドロックで彰人を追い込んでいく。ヨシヒコは彰人をアームホイップで投げると、場外に転落した彰人にヨシヒコが無重力ダイブ。さらに彰人を鉄柱へと突っ込ませる。ヨシヒコがリング内に彰人を戻すと、コーナーからの高角度のリバースDDTで彰人を突き刺す。両者ナックルの打ち合いになると、ヨシヒコがコーナーに追い込み強烈なヘッドバット。ヨシヒコのブレーンバスター狙いを耐えた彰人だが、ヨシヒコを膝からマットに突っ込ませると、足4の字固め。しかしヨシヒコはそのまま首を掴んで脱出。そのままチョークスラムを狙うも、着地した彰人が足横須賀。彰人はコーナーに上ると、ヨシヒコが追いかける。すると彰人が雪崩式キン肉大断裂でヨシヒコを叩き付ける。ここで彰人は完璧足4の字固め。ヨシヒコは何とかロープへ逃げる。彰人がヨシヒコをロープに走らせようとするも、足のダメージで倒れ込んでしまう。彰人が「お前なんて所詮人形だろ!」と吐き捨てると、ヨシヒコは倒れたまま彰人の足を掴む。彰人がヨシヒコを引き起こし、ハナマサを狙ったところでヨシヒコは着地。ヨシヒコはドラゴン・スープレックスを狙うが、彰人が耐えるとハーフネルソン・スープレックス。さらにカナディアン・デストロイヤー。ヨシヒコがカバーに入りカウントが進む中で突如竹下が乱入。松井レフェリーの足を引っ張り、カウントを阻止。そのまま竹下はヨシヒコを場外に連れ出すと、客席の柵に叩き付け、さらにヨシヒコを振り回して何度も何度も鉄柱に叩き付ける暴挙。ヨシヒコをリング内に戻すと、彰人が這ってカバーに行き、意識を取り戻した松井レフェリーが3カウントを叩いた。彰人が勝利しいつでもどこでも挑戦権を獲得した。

    【試合後のコメント】
    彰人 なんでこれ(いつでもどこでも挑戦権)が僕の手元にあるんですか? 皆さん試合見てましたよね?
    ――竹下選手が乱入して、ヨシヒコ選手をボコボコにしてました。
    彰人 竹下のおかげで偶然にもこれが私の手元に回ってきたってことでよろしいですか? おぉ~っ! これって今回はさいたまに向かっているチャンピオンの挑戦権だけではなく、刀持っている人にも使えるんですよね? あれ持っているのって遠藤哲哉じゃないの? 遠藤哲哉ならすぐ使っちゃう! 休みの間、ずっと“テツヤ断ち”してたからね。
    ――今持っているのは樋口選手です。
    彰人 え! 樋口? じゃあ使いません。これは一生使いません。これが必要な人に売ります。テツヤじゃないんでしょ? じゃあ使いません! 以上です! テツヤが持ってなきゃ使わない!
    ****
  • 第三試合 30分一本勝負

  • アイアンマンヘビーメタル級選手権4WAYマッチ~1人だけ時間差入場ルール

    6分3秒

    漢固め

    ※男色ドライバー。第1479代王者が防衛に成功。残る2人の挑戦者はHARASHIMA、高尾蒼馬。
  • バックステージにて中村が暗躍。高尾とHARASHIMAに何かを耳打ちして告げる。その後試合前にルール説明があり、この試合は3選手の強い要望により、1人だけ時間差入場ルールとして行われるとのこと。3名の選手が先に入場し試合開始、5分経過時点で試合が決していなかった場合、最後の1名が入場する変則4WAYマッチ。決着は誰か1名が勝利した時点で試合が終了。王者・男色ディーノ以外の誰かに勝利しても勝者がアイアンマンヘビーメタル級新王者になるとのこと。中村、高尾、HARASHIMAが入場し、試合開始のゴング。高尾はすぐさま場外に。HARASHIMAと中村がグラウンドの攻防を展開するも、HARASHIMAが終始コントロール。攻防がひと段落すると高尾が飛び込んで来るが、すぐさままた場外へ。HARASHIMAが中村にミドルキックを連発。迫るディーノの入場に焦るHARASHIMAは、山折りから蒼魔刀を放つも中村は避ける。そこに高尾が飛び込み、セカンドからのダイビング・フットスタンプをHARASHIMAに決めるもカウント2。HARASHIMAと高尾がエルボーの打ち合い。高尾が打ち勝つと、ジントニックを狙うが、HARASHIMAが耐える。すると突然中村が「もう少しで男色さんが来るんで、僕が負けます!」と言って自らリング中央で倒れ込む。HARASHIMAがカバーに入ろうとすると、中村が首固めで丸め込むがカウント2。怒ったHARASHIMAが中村にバズソーキックから何度も顔面を踏み付ける。すると高尾が飛び込みHARASHIMAにハイキックを決め場外に排除。高尾が何度も中村をカバーするも中村が全て返す。中村と高尾が丸め込み合戦もカウントは2。高尾がブレーンバスターを狙ったところで、中村がブレーンバスターで投げ返す。すると中村にHARASHIMAがスワンダイブ式ボディプレス。HARASHIMAが中村にファルコンアローを決めるも、カウント2。ここで5分経過し、ディーノの入場曲がヒット。3人が入場ゲートを警戒すると、ディーノは正面からリングインしHARASHIMAに男色スクリュー、高尾には男色スープレックス。中村がディーノにブラジリアンキックを決めるも、カウント2でディーノがリップロック。そのままディーノが男色ドライバーを決めると、中村も返せず3カウント。ディーノがアイアンマン王座の防衛に成功した。
  • 第四試合 30分一本勝負

  • VS

    • WIN

      竹下幸之介

    VS

    11分13秒

    オクラホマロール

  • 試合前のバックステージインタビュー、今年2度目のDDTリング登場となる伊橋は「やっちゃっていいんだよな?」と竹下戦に異様な自信を見せる。両選手入場し、ゴングが鳴るや伊橋が首の肉を使って竹下の腕を極めていく。竹下が腕を取りに行くと、伊橋も巧みに切り返していく。伊橋が握手を求めると竹下はキックを見舞うが、伊橋がキャッチ。トンボのように目を回して竹下を耐えていく。伊橋がドロップキックで竹下を場外に落とすと、伊橋は後転して見得を切る。竹下が伊橋の後頭部にナックルを落とすと伊橋は「後頭部カモーン!」と抗議。竹下はナックルで伊橋を追い込み、腹を踏んでいく。さらにエプロンからアトミコを放つと竹下は「弾んだ!」と驚く。竹下はネックロックで伊橋を追い込むと、伊橋は「イエイ! カモン!」と叫び脱出。伊橋はランニング・ボディアタックからダッシュミドルをきめる。さらに打撃のラッシュからランニング・ボディプレスもカウント2。伊橋は串刺しのボディアタックから肩に担ごうとするも、竹下は脱出。伊橋は走って来た竹下を抱え上げデスバレーボムで叩き付ける。伊橋がジャーマン狙いも、竹下は耐える。走った伊橋に竹下はラリアット。カウント1で返した伊橋は打撃のラッシュから「イエイ! カモン!」を連呼するが、竹下は串刺しのビッグブーツからエルボーを叩きこむ。ブレイクに入ろうとした松井レフェリーを竹下が払いのけると松井レフェリーが昏倒。リング上は無法地帯に。竹下が垂直落下式ブレーンバスターで串刺し。さらにジャーマンを狙ったところで会場が暗転。明かりがつくと、竹下の腕に中にはヨシヒコが。振り向いたヨシヒコがチョークスラムを狙うも、竹下は着地。するとヨシヒコはスリーパーで竹下を締め落とすと、カナディアン・デストロイヤーを狙うが、竹下が耐えると、ヨシヒコはパイルドライバーで竹下を突き刺す。ヨシヒコが場外に退避したところで、状況のよくわかっていない伊橋がリングに。伊橋は「チャンスカモーン!」と言って、竹下をカバーし松井レフェリーにカウントを取らせるが、カウント2で竹下はキックアウト。改めて伊橋がムーンサルト・プレスを放つが、竹下が避けて自爆。すかさず竹下がオクラホマロールで丸め込み3カウント。
  • 深まるヨシヒコとALL OUTの因縁! 対ヨシヒコに勝俣が名乗りを上げる! ハードコアマッチで激突へ

  • 竹下のセコンドについていた勝俣がマイクを持ち、「おい、ヨシヒコ! お前どういうつもりだよ! ALL OUTに何の恨みがあるんだ!? 大丈夫か、竹下さん。来週は俺がやってやるよ! ハードコアでな!」と叫ぶと、冷徹な目で見つめていたヨシヒコは首を掻っ切り、対戦が決定的となった。
  • 全日本プロレス、秋山準登場! 石井とタッグ結成し渡瀬&岡谷と対戦決定!

  • 今林久弥APの呼び込みでゲストコーチ就任、そしてレギュラー参戦の決定した全日本プロレス・秋山準がリングに登場。秋山はマイクを持つと「DDT UNIVERSEをご覧の皆さん、こんにちは。全日本プロレスの秋山準です。この度高木社長から言われ、ゲストコーチに就任することになりました。全日本プロレス、馬場さんから僕に受け継がれたものを、DDTに全て教えたいと思います。よろしくお願いします」と挨拶。今林APから「DDTという団体の印象」と「気になる選手」を問われた秋山は「高木さんのもとでみんな一致団結して頑張っている団体だなといつも思っています。気になる選手は以前にも当たったことがあるんですけど、竹下選手が一番気になります」と答えた。ここで今林APが次回のTV SHOW!のカードとして、秋山準&石井慧介vs渡瀬瑞基&岡谷英樹の一戦を発表。対戦経験のある石井はもとより、渡瀬と岡谷のことは知らないという秋山だが「闘ってみたら全てわかると思うんで」と笑みを浮かべた。

    【挨拶後のコメント】
    ――最初、高木社長から話を聞いた時は?
    秋山 俺でいいのかなという感じですよね。Twitterでちょっとやりとりというところからという感じですね。DDTってできあがった選手がたくさんいるんで、俺が何を教えられるかなという感じですね。まあでも、俺が(ジャイアント)馬場さんから教わったものがたくさんありますので、それを若い選手の教えていければと思います。
    ――レギュラー参戦ということで全日本プロレスとはどういう兼ね合いで出場する?
    秋山 全日本の試合がない時になると思います。
    ――これを機に全日本プロレスとDDTの交流が深くなる可能性は?
    秋山 それは大社長に聞いてください(苦笑)。
    高木 もともとは秋山選手のTwitterの「1~10までプロレスの技術を全て俺が教えたらどんなプロレスラーになるのかな」という言葉からで。「試合でみなさんに観せてるのは6~10」「今の僕には6~10より1~5の方が大切だから」という言葉を見まして。そのあとちょっとやりとりもあって。今DDT、プロレス界もそうなんですけど、出ていくというより一歩引いて、守るべき時期なのかなと思っておりまして。であれば、ウチのDDTの選手に秋山選手の今まで培ったきた歴史と伝統、そしてプロレスの一から十、すべてを教わりたいと思いまして、TwitterのDMで(苦笑)お願いしました。
    秋山 イマドキです(苦笑)。
    高木 タイミング的にNXTのゲストコーチに就任するというのも存じ上げていたんですけど、今こういう時期なので、まだ渡米されてないのかなとダメ元でお願いしたんですけど、快く引き受けていただいたので。ぜひとも一から十まですべて教え込んでいただきたいなと思っております。
    ――今だからこそ実力が蓄えられる時期?
    高木 どうしても秋山選手も全日本プロレスさんのスケジュール、興行があったらムリだと思いますし、我々も月に半分ぐらいは試合もろもろがあるので難しかったですけど、今は時間に余裕があるじゃないですか。だからそういった時に守りじゃないですけど、今一度引いて考えてみるのもいいんじゃないかと。ゲストコーチについていただということなので、今一度僕らとしてももう一回プロレスを見つめ直す時期なのかなと思います。当然DDTのスタイルでDDTのトレーニング方法で成長してきた選手たちではあるんですけど、ただどん欲にプロレスを学んでいかないといけない時期なんだと思ってるんですよ。やっぱりウチの選手にもどん欲になってもらいたいし、ただたんにダラダラ時間を過ごしているだけだと、興行が再開した時にすべて遅れをとると思ってますので。
    ――秋山選手、団体に関係なく馬場さんから教わったものを伝えたい、残したい気持ちが強い?
    秋山 そうですね。それは僕の宝でもあるし、それをこれから活躍するであろう若い選手に伝えていければ。それはDDTさんだけじゃなくほかのところの選手でも教えたいなと思います。
    ――DDTならではの路上プロレスに興味は?
    秋山 僕、アイアンマンベルト持ってましたからね(苦笑)。
    高木 まあでも忖度なく厳しく教えてください。
    秋山 はい。
    ****
  • セミファイナル 30分一本勝負

  • ハードコアマッチ

    20分43秒

    体固め

    ※プレイングマンティスボム・オン・ザ・テーブル
  • ゴングが鳴るや両者竹刀を持ち出しチャンバラで試合スタート。勝俣がドロップキックで場外にクリスを落とすと、勝俣はトペ・スイシーダを狙うがそこにクリスが竹刀で一撃。宙吊りになった勝俣にさらにもう一撃。場外戦になると、クリスが勝俣をイスに突っ込ませていく。さらにイスを使ったゴリースペシャルを極め、さらに会場に設置されていた勝俣の幕を使って首を絞めていく。さらに戦場を記者席のカウンターへと移すと、カウンター上でクリスがオクトパスストレッチ。さらにプレイングマンティスボムを狙おうとするが、勝俣がリバースしてクリスは大ダメージ。カウンター上から勝俣はダイビング・ボディアタックを放つ。さらに勝俣はイスで殴打するとリング内にイスを大量に持ち込み、コーナーパッドを外しにかかる。勝俣はリング下からゴミ箱を持ち出すと、コーナーにイスを設置。勝俣はトラースキックでクリスをリング中央のイスに座らせると、ゴミ箱を被せ有刺鉄線バットで一撃。カウント2。勝俣はクリスをイスに振ると、クリスが巧みに体を入れ替えコーナーのイスに勝俣を突っ込ませる。クリスは勝俣の上にイスを置いてダブルニードロップ。カウント2。クリスが強烈なチョップを叩きこむもカウント2。さらにクリスはゴミ箱で殴打。勝俣の腕の上にゴミ箱を置いてそのまま踏み付けていく。勝俣がエルボーを連打するも、クリスはオクトパスストレッチ。グラウンド状態になっても締め上げていく。勝俣はロープに逃げるがロープエスケープは無し。クリスは自ら解除し、イスを手にするとリング上にイスを互い違いに組み上げ、ブレーンバスターを狙う。勝俣が耐えると、逆に勝俣が組み上げたイスの上にボディスラムでクリスを叩き付ける。カウントは2。勝俣はゴミ箱で何度も殴打すると、クリスの上にゴミ箱を置いてコーナーに上がるが、クリスが追いかける。すると勝俣はクリスからゴミ箱を奪い、頭に被せてミサイルキック。カウント2。ここで勝俣がリング中央にブロック玩具をまき散らす。勝俣が¡Hasta la vista!を狙うが、クリスは耐えてアームブリーカー。勝俣がコーナーに上がると、クリスが追いかけ雪崩式ダブルアームスープレックスでブロック玩具の海に叩き付ける。カウントは2。クリスは場外から大量のプラスチックケースをリング内に投げ入れる。さらにハシゴを持ち出そうとすると、勝俣がスライディングキックで妨害。勝俣がリング中央にプラスチックケースを組み上げ、ハシゴを立てる。勝俣がクリスをプラスチックケースの上に置き、ハシゴを上ると、クリスがプラスチックケースで一撃。ハシゴの上からプレイングマンティスボムを狙うが、勝俣が耐える。すると勝俣がハシゴの上からサンセットフリップ式のパワーボムでクリスをプラスチックケースの山に叩き付ける。カウントは2。勝俣がムーンサルト狙いでコーナーに上ると、クリスが追撃。しかし勝俣はムーンサルト・アタック。勝俣がロープに走ったところ、クリスがブロック玩具付きバットで一撃。クリスが机をリング内に入れ、セッティング。クリスはイスで何度も勝俣の頭を叩き付ける。クリスは何度も「Give up Shunma!」とギブアップを迫るが、勝俣は拒否。するとイスで再度一撃を加えたクリスは、勝俣を机の上に引きずり上げ、プレイングマンティスボム・オン・ザ・テーブルで机に串刺し。そのままカバーに入ると3カウント。クリスがハードコアマッチを制した。
  • UNIVERSAL王者・佐々木がクリスを襲撃も、MAO&吉村が登場し返り討ち! 4WAYでのUNIVERSAL戦が決定!

  • 勝ち名乗りを上げるクリスを背後から佐々木がイスで襲撃。佐々木がマイクを持ち「おい、クリス! 気が変わったからよ、お前の挑戦受けてやるよ。だがしかし! 今から、お前にとどめを刺して、二度と挑戦できない身体にしてやるんだけどな!」と叫び、さらにクリスに追撃を加えようとすると、控室からMAOと吉村が駆けつけ救出。MAOがトラースキック、吉村がラリアット、クリスがプレイングマンティスボムを佐々木に決める。MAOがマイクを持ち「(なまりながら)おら、あんたが挑戦させてけるっつうからここに来たんだけども、何してんだこのバカ―! おらさも、UNIVERSAL王座さ、挑戦させてけろー!」と言うと、吉村がマイクを取り上げ「なんやその面白そうな話。おい、せっかく俺も出てきてん、俺もそのベルト挑戦させてくれや」とMAOに続いて挑戦表明。クリスも「MAO、なんて言ったか全然わかんないけどUNIVERSALって単語は聞こえたぞ! お前らの手助けなんていらねえんだよ! 次の挑戦者は俺だ!」と挑戦表明。3人が揉め始めると、今林APが慌ててリングに上がり「ちょっと待ってください! 皆さん、3人ともこのUNIVERSALのベルトに挑戦したい、ってことですよね!? チャンピオン、前回タイトルマッチの後に、誰の挑戦でも受けるって言ってました。ですので、3人同時に挑戦しましょう。4WAYマッチ、どうですか!? いいですね!? OK? 大丈夫? それでは次回DDT UNIVERSAL選手権試合、チャンピオン佐々木大輔vs挑戦者クリス・ブルックス、MAO、吉村直巳、4WAYマッチ決定します!」と4WAYマッチを決定した。クリスが改めてマイクを持つと、倒れた佐々木に向かい「おい佐々木、まだ聞こえてるか? 4WAYのUNIVERSALタイトルマッチが組まれたぞ。 俺が勝てる保証はないが、お前がチャンピオンとして試合を終えることはないことだけは保証してやるよ。」と言い放ちベルト佐々木の元に放った。

    【試合後のコメント】
    佐々木 (今林APによって台車で運ばれてくる)話が違うじゃないか。あんなヤツらとやるつもりなんかこれっぽっちもないぞ。俺はあえてStayHomeするから、今林、運んでくれ。ノーコメントだ!


    クリス なんで4WAYマッチなんだ? ヨシムラとMAOが今までUNIVERSALのタイトルに向けて何かしてきたか? 今日なんでアイツらがやってきたの? DDTで唯一のパートナーはタナカシサンだけ。彼は今いないけど、ヨシムラとMAOの助けなんていらなかったよ。ササキにシングルで勝つ自信はあった。4WAYマッチになったけど、この試合、ベルトを取るのはもちろん、少なくとも絶対にササキがベルトを持ったままリングを降りないようにすることが目標だ。
    ****

    吉村 なんか結局4WAYマッチになったみたいやけど、俺は別にそんなつもりもなかったのに、なんか挑戦する流れになったので。でもこんな面白い話になるんだったら乗っかりたいからさ。最後クリスがやいやい言ってたけど、俺には一言も通じんから。あのベルトは俺がもらう。わかったな。以上。


    MAO クリブルがピンチだから助けたわけじゃないよ。UNIVERSALに挑戦できるって聞いたから。UNIVERSALって響きすごくよくないですか? なんかそのうち東北に繋がっていきそうな響き、すごくよかった。訛っちゃった、UNIVERSALのせいで。私はUNIVERSAL王座獲りたい。すごく獲りたいですよ。UNIVERSAL王座を獲って、適当な東北っぽい王座に変えてやりたい気もしなくないかなって。UNIVERSALってそうだよね! そういう響きですよね。チャンピオンは昔からつかみどころがないよね。クリス君はよく「フ●●ク」っていうかな。日本人のほうがよくフ●●クって言うよね、そんな感じ。なおたすは大阪からUNIVERSALに繋がっていくかもしれない。そうかもしれない。この闘いはMAOと吉村との闘いでもあるんだ。そういうことだ。わかったか。
    ****

    勝俣 見たらわかるでしょう。ボコボコにやられたよ。悔しい。でもね。俺はぶっ壊れても死んでもねえ! 自分の足でここに立ってる。意味はわかるか。クリス・ブルックス、俺を殺害予告してTwitter、BANされただろう。もう一回、殺害予告してみろ。俺はオマエに殺害予告されても絶対に死なねえからな。でもな、久々の試合、すごい楽しかったぞ。すごい痛いけど、体ボロボロだけど、幸せだ! 俺は今幸せだぞ! 応援してくれているみんな、俺は幸せだ。俺は幸せをオマエらにプロレスで届けるからちょっと待っててよ! あとヨシヒコとのハードコアマッチも決まっているからよ。覚悟しておけ、ヨシヒコ。ALL OUTになんの恨みがあるか知らねえけど、俺はオマエをハードコアでぶっ壊してやるから覚えておけ。
    ****
  • メインイベント 60分一本勝負

  • KO-D無差別級選手権試合

    • LOSE

      坂口征夫

    VS

    • WIN

      田中将斗

    VS

    13分2秒

    TKO勝ち

    ※レフェリーストップによる。第74代王者が3度目の防衛に成功。
  • 坂口は普段の入場曲とは異なるビッグマッチバージョンの曲で樋口&赤井を引き連れての入場。ゴングが鳴るや坂口が突っ込んでいきコーナーでミドルキックを連発しPKもカウント2。坂口はマウントからエルボーを落とし、三角絞めを極めると田中はロープブレイク。坂口は田中を場外に落とすとエプロンPKを狙うが田中が避けると、場外に引き込みエプロンの角に坂口を叩き付ける。田中はリング内へ。リング内に戻ろうとする坂口に、田中はロープを挟んでのドラゴンスクリューから膝へのスライディングD。この一撃で坂口は膝に大ダメージを負い、田中の膝への集中砲火が開始。ストンピングや関節技など多種多様な田中の膝への猛攻で坂口は立ち上がることが出来ない。坂口はカウンターのダッシュミドルを決め一矢報いる。坂口はエルボーを打ち込むが、田中は正面から膝へのスライディングD。ダウンした坂口に田中は足4の字固め。坂口は何とかロープに逃げる。田中はスーパーフライを放つが、坂口は膝を立て剣山。坂口も足に大ダメージ。坂口がスリーパーで捕らえると、脱出した田中が投げっぱなしジャーマン。すると坂口も投げっぱなしのジャーマンを返す。ここで2人はエルボーの打ち合い。坂口が田中の背後から神の右膝、さらに正面から神の右膝を決めるもカウント2。田中はコーナーに突っ込んで来る坂口をかわして後頭部にローリング・エルボー。グラつく坂口だがここで再びエルボーの打ち合い。坂口がコブラクラッチ・ホールドで捕らえると、河津掛けのようにグラウンドに叩き付けそのままコブラクラッチで絞り上げていく。田中は何とかロープへ。すると坂口はスリーパー。何とか脱出した田中はマウント状態でのエルボーを連発。立ち上がった坂口に田中は左右のエルボーのラッシュ。かわした坂口がスリーパーで捕らえるも、田中は抜け出しながら近距離からのスライディングD。坂口はカウント1で返して再びスリーパーで捕らえる。スリーパーを解除した坂口は神の右膝を狙うも、田中は回避しローリング・エルボー、カウント2。田中はマウントでのエルボーを連発。坂口の状態を確認しようと割って入ろうとする松井レフェリーに田中が食ってかかる。田中は坂口を引き起こし、正調のスライディングD。カウント1で返した坂口だが、立ち上がったものの前のめりにダウン。レフェリーが坂口の状態を確認し、微動だにしない坂口を見て慌てて試合をストップした。
  • エンディング

  • KO-D無差別挑戦剣を持つ樋口が田中と睨み合い! 田中「さいたまスーパーアリーナ、次の大会あるまで、俺が必ず、このベルト持っててやる」

  • 坂口を介抱していた樋口がKO-D無差別挑戦剣を手に田中の前に立ちふさがる。すると田中もベルトを掲げにらみ合う。一瞥した樋口が退場すると田中はマイクを持ち「次はあいつが来んのか⁉ 誰が来んのか、そんなのは俺には関係ない。さいたまスーパーアリーナ、今年残念ながら出来へんかもしれへん。そしたら、次、いつやるかわからんけど、それまでこのベルト、守り通したらそこのメインのリングに立てるんやろ。誰だってかまへんねん。俺の前にひざまずいて、さいたまスーパーアリーナ、次の大会あるまで、俺が必ず、このベルト持っててやる!」と言ってベルトを掲げ大会を締めた。

    【試合後のコメント】
    田中 リング上で言ったことがすべてなんでね。さいたまスーパーアリーナのリングを間近な目標としてあげてましたけど、それは今でも変わってへんし。今年、さいたまスーパーアリーナがこういう形でできないというのは、DDTさんもそうやと思うけど、こんだけ近々に日にちが近づいてきた中で、このベルトを俺が持っているということは、そこのメインに一番近かった男やと思っとるし、それができへんというのは悔しい思いはありますけど、絶対にDDTさんはいつかスーパーアリーナのリングに戻ってくると思うので、それまでこのベルトを俺が2周、3周、何周になるかわからんけど守り通したらそこのリングにいくもんやと思ってるから。難しい道のりかもしれへんけど、そういうのを俺はやってきた人間やから。2周目、3周目飛び越えてみんな来るかもしれへんし、順番に並んどるかもしれへん。そいつらを全部倒して、いつか決まるまでのさいたまでこのベルトを守り通す。
    ――坂口選手については?
    田中 一つ一つ技は重いし、あんだけダウンしている中でエルボーを叩き込んだのは、あそこで打たんかったら自分が撃たれると思っとったからやと思うし。自分に持ってないものを持ってるのは最大の武器やと思うし。今日だってチョーク(スリーパー)極められた時に本当にヤバいかなと一瞬思いましたけど、あまり長く極められないまま脱出できたのは今日の勝因かなと思います。
    ****

    坂口 わかんないです。自分で倒れてないと思ったんですけどダメでしたね。DDTのファンのみんなも、お客さんもすいませんでした。そして兄弟、立ってる姿見せれなくてすいませんでした。なんかわかんねえ。あとは樋口、オマエに託した。俺はチョークスリーパーでそのうち返す。ありがとうございました。
    ****

    樋口 まあ、今日の結果でEruptionとしては目的を果たせなかったけど、坂口さんの敵を討つのは俺だと思うので、これを使って田中将斗に挑戦して、自分が田中将斗を倒します。やってやります。
    (遠藤が樋口の目の前を通り過ぎる)
    遠藤 すいません……これ撮ってる? 撮ってないでしょ?
    ――いや、コメント収録中です。
    遠藤 撮ってんの? 撮ってないでしょ。
    樋口 おい、何してんだ!
    遠藤 なんだテメエ、コノヤロー!
    樋口 何しにきやがった。
    遠藤 人の剣獲りやがって!
    樋口 人の剣?
    遠藤 返せ、コノヤロー!
    樋口 いらないって言ってただろ! なんでここにいるんだ!
    遠藤 ここが俺の帰り道だからだよ。
    樋口 帰り道?
    遠藤 通り道なんだよ。
    樋口 何フザけたことぬかしてんだよ。
    遠藤 人の通り道で何やってんだよ、勝手によぉ。その剣、今はソーシャルディスタンスとか言って獲り返せねえけど、絶対俺が獲り返してやる。覚えておけ(ここで退席)
    樋口 おー待ってるよ。現実を受け止められないヤツが来ましたけど、DDTにEruptionにベルトを獲り返すのは俺だ。
    ****

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