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男色ディーノ20周年書籍出版記念(予定)大会

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男色ディーノ20周年書籍出版記念(予定)大会

日時2022年12月21日
会場東京・後楽園ホール
観衆537人
  • ★大会ハイライト★

  • 男色ディーノ「20年に1度のわがまま」マッチは、愛犬ハクが勝利を挙げるまさかの結末に!


     12月21日、東京・後楽園ホールで「男色ディーノ20周年書籍出版記念(予定)大会」が開催。無事、単行本「イロモノの野望 透明人間と戦ってわかった自分の商品価値の上げ方」(徳間書店、28日発売)の出版にこぎ着けたディーノは、「20年に1度のわがまま、男色ディーノ自己満足試合」として、“朋友”マッスル坂井と対戦するも、ディーノの愛犬ハクが勝利を挙げるというまさかの幕切れとなった。

     2002年1月にデビューしたディーノはゲイレスラーとして、さまざまなハレンチ殺法でプロレス界に革命をもたらせ、DDTマットを席巻してきた。その一方で、同団体の最高峰KO-D無差別級王座を4度戴冠した実力者で、DDTには欠かせない存在。区切りの試合では、ほぼ同期の“朋友”である坂井を指名し、「自己満足試合」に臨んだ。

     両者が入場すると、スーパー・ササダンゴ・マシンならぬ坂井が“煽りパワーポイント”でプレゼンテーションを始め、「プロレスで最初に教えてもらう技」としてヘッドロックに着目。坂井はヘッドロックでディーノの頭を破壊すると予告。

     試合が始まると、ヘッドロックの応酬に。なぜかその間にイヤホンでハードロックを聞いたり、秋山準に減量指令を受けている坂井がチョコレート菓子を食べたりする異様な展開に発展。坂井が「今林(久弥GM)さんの前でやる最後のシングルじゃない?」と言うや、今林GMがリングインし、「会社を辞める俺のためにありがとう」と発言するも、ディーノが今林GMにブレーンバスターを見舞って蹴散らした。

     ディーノがホモイェ、坂井が垂直落下式リーマンショックを繰り出し、本格的な攻防になったが……。ここで、ビジョンにハクが登場し、「オマエらに普通のプロレスなんて求めてないでゲス! オマエらにしかできないことをやれ」とのテロップが流れた。そして、ハクがリングに入ると、坂井は股間を噛まれてダウン。ディーノはリードで首が締まり、こちらもダウン。すると、ハクが2人の体の上に前足を置いてフォール。レフェリーがマットを3つ叩いて、ハクが勝者になる衝撃の結末に。

     試合後、今林GMが今年いっぱいで会社を辞めるものの、来年1月以降も業務委託でGM職は続けることを報告。


     ノーサイドで全選手がリングに上がると、ディーノは「私、周年が好きじゃないのは、何周年だろうが、やることは一緒なんです。だから周年ということで、そこだけ頑張るのは好きじゃなくて。今日のことは忘れてください。しばらく言ってこなかったんだけど、DDTには男色ディーノがいる。でも、その前にコイツらがいる。だからDDTは大丈夫。20周年と先に向けて、みんなで締めましょうか」と観客にメッセージ。最後は「明日も一日頑張るぞ。オー!」で記念大会を締めくくった。


     バックステージでディーノは「(坂井とは)こうなるでしょうね。坂井と試合したらああなっちゃうんです。ああしようこうしようじゃなくて、ああなっちゃう。出てくれた人、出てくれてない人、ホントに誇らしかった。こんな感覚を味わえるんだったら、20年頑張ったかいがあったんだなって。DDTが好きなんですよ。そうなっちゃう人がいっぱいいる。そうなっちゃうをもっといっぱい出したい。そんなDDTでいたい」と感慨深く語った。

    赤井沙希がパンスト被ってバトルロイヤル制す! 12・29TDCホールでの大一番に弾み!?


     “モデルレスラー”赤井沙希がパンストを被ってバトルロイヤル制し、「2022年キング・オブ・パンストシスト」に認定された。

     この日、第2試合で「題名のない時間差入場ランブル」(8人参加)が行われ、最初にHARASHIMAとヤス・ウラノがパンストを顔に被って入場。どうやら、このバトルロイヤルはパンストを被って戦う暗黙の了解がなされているようで、4番目に登場した高鹿佑也が被らずに入ると、レフェリーが厳重注意。次々に選手が退場するなか、最後に赤井がリングイン。いつも通り、ロープに上がってアピールした赤井もパンストを被って登場。

     あられもない姿を披露した赤井はリングを堂々とモデルウォーク。これに威圧されたか、残っていた大石真翔と岡田佑介が場外に転落。オーバー・ザ・トップロープで赤井が優勝し、保持しているアイアンマンヘビーメタル級王座を死守した。

     赤井は12月29日、TOKYO DOME CITY HALL大会で、“令和のAA砲”のパートナー・荒井優希(SKE48)と組み、安納サオリ、川畑梨瑚組と対戦するが、「(TDCホールに向け)いい弾みになって、度胸もついたし、一皮むけたような気がします」と自信のほどを垣間見せていた。

    ☆全試合の詳細はWRESTLE UNIVERSEをご覧ください!
    https://www.wrestle-universe.com/ja/videos/7yrjyJw9uZrTWrViwybkja
  • 前説

  • ディーノと愛犬ハクが登場! 早くも涙がこみ上げるディーノによるオープニングコールで大会がスタート!

  • ダークマッチ 10分一本勝負

  • イロモノの野望 presents 敗者買取デスマッチ

    5分43秒

    奇跡を呼ぶ一発逆転首固め

    ※高木の「イロモノの野望 透明人間と戦ってわかった自分の商品価値の上げ方」47冊自腹購入が決定。
  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • キャリアが少ないDDTの選手をヤングドラマと呼ぶ

    VS

    VS

    9分27秒

    エビ固め

    ※シューティングパンク・プレス
  • 第二試合 時間無制限勝負

  • 題名のない時間差入場ランブル

    • LOSE

      大石真翔<5>

    • LOSE

      岡田佑介<7>

    VS

    • 赤井沙希

    VS

    9分33秒

    オーバー・ザ・トップロープ

    ※赤井が2022年キング・オブ・パンストシストとして認定される。< >内は入場順。
    【試合経過】
    ①●坂口征夫<6> vs ヤス・ウラノ●<2>
    6分41秒 両者オーバー・ザ・トップロープ
    ②○岡田佑介<7> vs HARASHIMA●<1>
    7分32秒 オーバー・ザ・トップロープ
    ③○岡田佑介 vs 竹田“シャイニングボール”光珠●<3>
    7分42秒 オーバー・ザ・トップロープ
    ④○岡田佑介 vs 高鹿佑也●<4>
    8分9秒 オーバー・ザ・トップロープ
  • 第三試合 30分一本勝負

  • いまを生きる6人タッグマッチ

    12分20秒

    HOD

  • KO-Dタッグ王座決定戦を前にCDKがMAOから勝利! 大家が「ガンバレ☆ディーノ!」とエール!

  • 第四試合 30分一本勝負

  • 目新しいシングルマッチ

    VS

    • WIN

      土井成樹

    VS

    11分48秒

    片エビ固め

    ※バカタレ・スライディングキック
  • 第五試合 30分一本勝負

  • DDT伝承6人タッグマッチ

    11分12秒

    片エビ固め

    ※旋回式トーチャーラックボム
  • セミファイナル 30分一本勝負

  • 20年に2度目のわがまま、男色ディーノが見たいだけのシングルマッチ

    • LOSE

      今成“ファンタスティック”夢人

    VS

    • WIN

      飯野“セクシー”雄貴

    VS

    16分43秒

    体固め

    ※バドンカドンク
  • メインイベント 30分一本勝負

  • 20年に1度のわがまま、男色ディーノ自己満足試合

    VS

    • WIN

      ハク

    VS

    16分8秒

    体固め

  • ハクがディーノ&坂井をフォールする衝撃結末! 年内退社の今林GMが業務委託として来年もGM継続宣言! 「DDTには男色ディーノがいる。でも、その前にこいつらがいる! だからDDTは大丈夫!」(ディーノ)

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