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DDT TV SHOW!#1

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DDT TV SHOW!#1

日時2020年5月2日
会場DDT TV SHOWスタジオ
観衆0人
  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • 5分42秒

    輪廻転生

    ※飯野の持ついつでもどこでも挑戦権がヨシヒコに移動。
  • 試合前バックステージの様子。飯野が控室に入ろうとすると『ALL OUT 皆殺し ヨシヒコ』と書かれた張り紙が。控室内もいたる所に同じ張り紙が張られている。「気持ち悪いな!」と言いながら張り紙を剥がす飯野だったが、自分が持って来たバッグの中にも大量の張り紙が入れられている。怒り狂った飯野は「ヨシヒコってヤツ、誰だか知らねぇけどよ、今からリング行ってやるからよ、お前のこと皆殺しにしてやるよ!」と叫びリングへと向かった。ゴングが鳴ってもヨシヒコは余裕の表情。飯野はハカで威嚇するが、ヨシヒコはコーナーで微動だにしない。飯野が襲いかかり、マットに叩きつけていく。飯野はヨシヒコをロープに手をかけさせタックルを狙うが、ヨシヒコは回避し、飯野は場外に転落。ヨシヒコは飯野に超高難度のサスケスペシャル。リング内の飯野にヨシヒコはコーナーからダイブするが、飯野はキャッチしマットに叩き付ける。飯野がエルボーを放つが、ヨシヒコは回避。再びヨシヒコがコーナーからフライング・ボディアタックを放つもカウント2。ヨシヒコが輪廻転生を狙うが、飯野はパワーボムで叩き付ける。何度もボムで飯野が叩き付けると、さらにババボム。カウントは2。飯野がアルゼンチン・バックブリーカー。しかしヨシヒコがスリーパーで切り返す。飯野は何とかロープに近づくがヨシヒコがリング中央に引き戻すと、引き起こして輪廻転生。これが決まると飯野も返せず3カウント。
  • 第二試合 30分一本勝負

  • アイアンマンヘビーメタル級選手権試合

    2分0秒

    小包固め

    ※第1479代王者が防衛に成功
  • ディーノが入場するや足を引きずっている。そして突然メモを書き始める。彰人がレフェリーにチェックを促すと、ディーノは「アインマンベルトはねぇ、いつ何時誰に襲われるかわからないから、防衛記録を残せるようにしているのだよ。気にしないでくれたまえ」と言い放つ。背後から彰人が奇襲を仕掛けゴング。低空ドロップキックからドラゴンスクリュー。さらに足を殺していく。彰人が足4の字固めにいこうとしたところをディーノが丸め込むがカウント2。彰人がロープに走ると何者かが足を引っ張り妨害。気を取られた彰人にディーノが横入り式エビ固めもカウント2。ディーノがファイト一発から男色ドライバーを狙うが、彰人がそのまま抱え上げて足横須賀。彰人がコーナーに上るが何かを思いリングに降り、足4の字を狙うが、ディーノが急所蹴り。そこから丸め込み3カウント。するとここから時間がゴング前へと巻き戻り、『格闘破戒録アキト』のタイトルバック。ここから彰人の心象風景が描かれていく。ディーノの幾重にも張り巡らされた罠、イカサマをかいくぐり、勝利を掴みに行くアキト。いよいよフィニッシュを狙ったアキトを待ち受けていたのはディーノの鉛を隠したシューズでの急所蹴りだった。圧倒的悪魔的ダメージを負ったアキトは敗退。『格闘破戒録アキト』カウントワン・ポーカー編へと続く……。
  • 第三試合 30分一本勝負

  • 13分2秒

    体固め

    ※フライング・ビッグヘッド
  • NEO伊藤リスペクト軍団はクリスが肩車して伊藤が歌いながら入場。クリスとHARASHIMAで試合はスタート。グラウンドで互角の攻防を繰り広げると、ポコたんがリングイン。ポコたんは伊藤を指名し、伊藤がリングイン。ポコたんはいきなり中指を突き立てる。伊藤も中指を立てる。ポコたんが両中指を突き立てると、伊藤が指を折りに行く。ロープを走っての攻防になると、ポコたんがフライングクロスチョップを決める。再びポコたんが中指を突き立てると伊藤は「ひどいよー、中指立てるなんてー!」と号泣。ひるんだところで伊藤が奇襲。ポコたんの尻尾を食べていく。ロープに走ったポコたんの尻尾をクリスがひっぱり、ポコたんを妨害。ここからクリスにポコたんが捕まる展開となる。NEO伊藤リスペクト軍団の猛攻によりポコたんの頭部は大きく陥没。クリスと伊藤が指に唾を付けてのお馴染みのムーブを見せようとするが、木曽レフェリーが大慌てでストップ。クリスが世界一可愛いナックルを見舞おうとするが、お客さんからのレスポンスが無く断念し伊藤にタッチ。伊藤が世界一可愛いナックルを決めて、小こけしを放つが自爆。クリスに代わると、ポコたんがロケット式の頭突きを決めHARASHIMAにタッチ。HARASHIMAはチェストーから雪崩式ブレーンバスター。カウントは2。HARASHIMAがミドルキックも、クリスがキャッチし、背中へのダイビングセントーンを狙うが、かわしたHARASHIMAがミドルキック。クリスがロープを使ってのマジックキラーを決め、伊藤にタッチ。伊藤がHARASHIMAに逆エビ固めを狙うが、HARASHIMAは回避。伊藤がエルボーを連発するがHARASHIMAには効かず。HARASHIMAがエルボーを放つと、伊藤は硬い頭で迎撃。それでもHARASHIMAは強烈なボディスラムを決め、ポコたんにタッチ。HARASHIMAとポコたんが連係してポコたんロケットを発射。クリスがカットに飛び込む。HARASHIMAがクリスを場外に排除すると、伊藤がHARASHIMAに高角度DDT。ポコたんがロープに走ったところに、クリスがエプロンからカッターを決めると、ポコたんの頭部が取れる。ポコたんは突如怒り狂ってラリアットを連発。ロープを掴んで超合金戦士のようにエキサイト。さらにポコたんがリング上を縦横無尽に駆け回り、伊藤にラリアットを狙うも、クリスが頭部を投げ付ける。ダウンしたポコたんにクリスがプレイングマンティスボム。そこにポコたんの頭部を装着した伊藤がフライング・ビッグヘッド。3カウントを奪った。
  • 第四試合 30分一本勝負

  • 3WAYマッチ

    • LOSE

      竹下幸之介

    VS

    VS

    12分35秒

    体固め

    ※キャノンボール450°。もう1人は吉村直巳。
  • ゴングが鳴り3人が互いの出方を伺う。3人でバックの取り合いからそれぞれ投げを見舞ってにらみ合い。竹下とMAOが「熱波WER!」とサウナ部の絆で共闘。MAOが熱波WERチョップを吉村に見舞う。熱波WERラリアットを狙うが、吉村がかわすと大鷲ばりのルチャ。吉村がMAOに串刺しラリアットを連発。吉村がチョップでMAOを追い込む。MAOが吉村に捕まる時間が長くなるが、吉村がブレーンバスターを狙ったところに、竹下が割って入り、吉村にMAOとのダブルのブレーンバスター。竹下がMAOの宇宙人プランチャを指示するが、MAOが走ったところに竹下がラリアット。竹下がMAOにネックツイスト。MAOはナックルを竹下に打ち込むが、竹下はMAOに拷問コブラツイスト。吉村が飛び込むが、竹下はMAOと吉村を2人まとめて逆エビ固めとキャメルクラッチで捕らえる。MAOがドロップキックを竹下に決め、コーナーから反転式ボディアタック、さらに吉村にフランケンシュタイナー。みちのくドライバーⅡを狙ったMAOを吉村が押しつぶす。カウント2。吉村がボディスラムで抱え上げると、MAOが着地し、竹下とダブルのトラースキック。MAOが変形の横十字も竹下がカウント2で返す。吉村と竹下がラリアットの相打ち。ここで竹下と吉村が「邪魔すんな!」とエキサイトし、強烈なチョップの打ち合い。吉村がパワーボムを狙ったところに、MAOが吉村にフェイマサー、竹下がMAOにザーヒー、吉村が竹下にラリアット。何とか竹下をカバーに入った吉村に、MAOがライオンサルトでカット。トリプルダウン。カウント9で3人は立ち上がり、3人でエルボーの相打ち。MAOがコーナーからダイブしようとするも、竹下が回避。ここで吉村のボディアタックがMAOと共に松井レフェリーまで圧殺。松井レフェリーはダウン。MAOが吉村に急所打ち。竹下を場外に排除。MAOが変形逆打ちからキャノンボール450°を放つも、吉村が避けて着地。竹下が飛び込み、MAOに垂直落下式ブレーンバスター。ジャーマンを狙ったところで、突如会場が暗転。明るくなると、竹下の腕の中にいたのはまさかのヨシヒコ。うろたえる竹下にヨシヒコがチョークスラム。すぐさまMAOがヨシヒコにキャノンボール450°を投下すると、竹下も返せず3カウント。
  • 突如ALL OUT皆殺しを宣言したヨシヒコに対し、彰人が宣戦布告!

  • 遠くから不敵にリング上を見つめるヨシヒコに対し、竹下のセコンドについていた彰人がマイクを持つと「おい、ヨシヒコ! ふざけんじゃねぇよ! お前、DDTで一番ALL OUT縁ないだろ! お前ALL OUTと一切絡んでないし! なんで俺らを襲うんだよ! もう、いいよ、いいよ、竹下がこんなされたら俺黙っちゃいられねぇよ! ヨシヒコ、俺とシングルやれ! 俺とシングルやって、お前をギタギタにしてやるからな! 人形のように扱ってやるからな、覚えとけ!」というと、ヨシヒコは無言で首を掻っ切るポーズを決めた。

    【バックステージコメント】
    彰人 なんかALL OUTいくところ、いくところにヨシヒコから「ALL OUT皆殺し」っていう怪文書が届いてて。アイツ、俺らと一切かかわりなかったのに急に狙い始めてなんなんだよ! アイツの考えていること全然わかんないけど、竹下があんなにされたら俺も黙ってられないから、いいよ。俺がヨシヒコとシングルやって、完封してやる。アイツを人形扱いしてやるよ。
  • セミファイナル 60分一本勝負

  • DDT UNIVERSAL選手権試合

    13分19秒

    クロスオーバー・フェースロック

    ※第2代王者が初防衛に成功。
  • アントンがナックルで奇襲を仕掛けゴング。アントンはテーズプレスから拳を落としていく。アントンがバイオニックエルボーを狙うが、佐々木は場外へ。場外で佐々木がナックルで追い込むと、アントンはイスを叩き付ける。そのまま2人はロビーへ。佐々木は柵やコメントブースの幕をアントンに叩き付ける暴挙。さらに佐々木はなぜかバーカウンターにいたポコたんからビールを2本強奪し、アントンに襲いかかるが、アントンは逆にビールを奪い佐々木にぶっかけていく。佐々木は思わず「美味い……!」そのままアントンは会場内に入り、出入り口を締め、台車でバリケードを作る。フラフラの佐々木が会場内に入ると、台車に足を取られてしまう。場外カウントが進んで行くが、カウント19で先にリングインしようとしたアントンが転倒し、膝を負傷。ギブアップする前に、創作昔話『ごんぎつね』の朗読を懇願。結果、神経衰弱ではなく下ネタ。しかしサミングは佐々木が阻止。佐々木は背後に回り込みスリーパー。レフェリーがアントンの腕を上げチェックするが、3回目で耐えてそのままごんぎつねで佐々木にサミング。さらにシャイニングのごんぎつねを決める。アントンがコーナーに上りフィストドロップを狙うが、佐々木が回避。佐々木はDDTを決めて逆転。ペディグリー狙いもアントンがリバース。アントンがナックルを連発し、ダスティ狙いも佐々木がトラースキック。アントンもトラースキックを返す。両者クローズラインを狙ったところで相打ちとなりダブルダウン。両者立ち上がると、ナックルの打ち合いに。佐々木がドロップキックを決めるもカウント2。返したところに佐々木はクロス・フェースロック。アントンはロープへ。佐々木はペディグリーからダイビング・エルボードロップを放つもアントンが回避。アントンがナックル連発から強烈なダスティを決め佐々木は一回転。アントンがダイビング・フィストドロップを決めるもカバーに入る寸前で佐々木は場外へ転落し回避。アントンが追いかけ佐々木をリング内に戻し、アントンがリングインしようとしたところで佐々木がロープを蹴り上げ急所を打ち付ける。すぐさま佐々木が佐々木式ウラカンラナで飛び付くも、アントンがエビ固めで返す。カウント2。アントンは続けてジャパニーズ・レッグロール・クラッチを決めるも、佐々木はキックアウトしながらすぐにクロス・フェースロックへ。さらに佐々木はすぐさまクロスオーバー・フェースロックに移行すると、アントンはギブアップ。佐々木がUNIVERSAL王座の防衛に成功した。
  • クリスがリマッチを要求するも、佐々木は「挑戦者は日本人限定だ!」と拒否。怒りのクリスが佐々木をKO!

  • 勝利した佐々木がマイクを持つと「疲れた……。久々のリングだ。本多! 本多いないのか⁉ 本多、世界がこんなになっちまってる、こんな時だから、今こそ、俺は、DAMNATION辞めて、おい、本多! モンスターアーミー、再結成だ! 聞いてるか⁉ 聞いてないな? 聞いてないからな、今の話は無しだ! 見ろこのベルト。世界がこんな時でも輝いてるだろ、俺が持ってると。こんな時とか俺はどうでもいい。今日はな、途中でビール飲まされて気分がいいからな。このベルトはいつ、何時、誰の挑戦でも受けるぞ。誰でもいいぞ。出てこないなら帰るぞ?」と言うと、花道からクリスが現れマイクを握る。「オイオイ! おい、老犬! 本多を倒したみたいだが、お遊びは終わりだ。 前回はズルして俺に勝ったんだから、リマッチを受けろ!」と言うや、佐々木は「てめぇが来たか。それくらいの英語、俺でもわかるぞ。一つ言い忘れた。このベルトに挑戦出来るのは、日本人限定だ。わかるかこの日本語が? オンリージャパニーズだこら。わかるか、英語使ってやったぞ」と挑戦を拒否。クリスが佐々木に奇襲を仕掛け、プレイングマンティスボムでマットに串刺し。大の字の佐々木を踏み付け、クリスがUNIVERSAL王座への挑戦を強烈にアピールした。

    【試合後のコメント】
    アントン 私が負けてしまいましたが、佐々木クンとの闘いを通して何かまた一つ彼との何かが芽生えたような気がしないでもない。彼の宇宙、私の宇宙、あなたの宇宙……一緒の宇宙だ! グダグダですいません。出直してきます。ありがとうございました。

    ――挑戦表明したが。
    クリス 前回の後楽園ホールでシングルマッチをしたけど、ササキはすごくズル賢いし、ズルいことをして勝ったにすぎない。彼は酒を飲みまくっているアルコール中毒者だし、スキャンダルだらけ。もう1ヵ月も防衛戦をしてないじゃないか。すごくリスペクトしているホンダサンが負けてしまったのは残念だけど、次は僕が挑戦したいと思う。
    ――佐々木選手に「オンリージャパニーズ」と断られたが。
    クリス そんなこと言っているけど僕は実際日本に住んでいるし、このタイトルはどんな言語も関係なく挑戦できるはずだ。ササキがなんて言おうが挑戦したい。

    佐々木 運動して気持ちよく汗かいて防衛したのに、やってくれやがったな! なんでアイツはStay Homeしてねえんだ! (報道陣)オマエらもだろ! なんでStay Homeしてねえんだよ! 俺みたいにちゃんとStay Homeしてピクルスとかちゃんと漬けたりしろよ! すげえマズんだぞ! わかってんのか! アイツの話はもういい! アイツの挑戦は絶対に受けない! もっと本多との試合を振り返らせてくれよ! 相変わらず本多との試合でプロレスっていいなって俺なんかでも思っちゃう。そういうもんだよ。俺はビールのほうがいいと思うけどな。以上だ。質問は?
    ――勝因はビール?
    佐々木 勝因は途中でビールを飲ませてくれたからだ。俺の200%の……いや、2000%を引き出してもらったよ。
  • メインイベント 60分一本勝負

  • KO-D無差別級王座挑戦剣争奪戦

    24分15秒

    体固め

    ※轟天。樋口がKO-D無差別級王座挑戦剣を奪取。
  • 両者にらみ合う静かな立ち上がり。樋口が腕を取って行けば、遠藤は首を取り返していく。遠藤がフロントネックロックで捕まると樋口はコーナー上へ。遠藤がコルバタで投げていくと、続いて遠藤はDDTで樋口をマットに突き刺す。首に狙いを定めた遠藤はネックロックで樋口を追い込む。遠藤はロープを使って首を絞めるなど、樋口の苦しい時間が続く。遠藤は樋口を場外に出すと、エプロンでもネックロックで首を固めていく。遠藤は場外でパワーボムを狙うが、耐えた樋口はボディスラムでエプロンの角に遠藤を投げ付ける。樋口はリング内に遠藤を戻すと、腰にターゲットを絞り攻撃を集中させていく。遠藤のチョップに、樋口は強烈な張り手、さらにショルダースルーで遠藤の腰へダメージを与えていく。遠藤が防戦一方の展開に。樋口は逆エビ固めで遠藤を追い込む。遠藤はプッシュアップしロープへ。遠藤がスワンダイブ式フォアアームを狙うが、樋口はのど輪でキャッチ。これを抜け出した遠藤は垂直落下式ブレーンバスターでマットに突き刺す。さらに遠藤はその場飛びのシューティングスター・プレスを決めるもカウント2。遠藤がパイルドライバーを決めると、樋口は場外に転落。遠藤がサスケスペシャルで追撃を仕掛ける。遠藤は樋口をリング内に戻し、スワンダイブ式フォアアームを決めるが、カウント2。遠藤はネックロックで樋口を苦しめると、樋口はボディスラムで投げていく、しかし遠藤はしつこくネックロック。樋口は抱え上げると、バックブリーカーで遠藤を膝に突き刺す。両者ダウン。何とか立ち上がると、チョップの打ち合いに。遠藤はエルボーからヘッドバッド。ハンドスプリングオーバーヘッドキックを狙った遠藤を樋口は空中でキャッチし、オクラホマスタンピートで叩き付ける。カウントは2。樋口がフィニッシュを狙うが、遠藤は着地しオーバーヘッドキック。遠藤はトラースキックから丸め込み、カウント2で樋口が返すと、そのままゆりかもめへ移行。樋口は何とかロープへ逃げる。雄叫びを上げた遠藤はシューティングスター・プレス狙いでコーナーに上るが、樋口が追いかけ阻止。遠藤が落としても樋口は追いかける。樋口が雪崩式ブレーンバスターを狙うが遠藤は耐える。すると樋口がラリアットを叩き込み、遠藤は場外へ転落。場外カウントが進む。遠藤がプロンまで来ると、樋口がのど輪落としでエプロンに叩き付ける荒技。場外カウントが進む中、樋口が遠藤をリング内に戻し、樋口はコーナーからダイビング・ボディプレス。カウント2。樋口が四股を踏んでからのラリアットも遠藤はヘッドバットからラリアット。しかし倒れない樋口はラリアットを返す。遠藤はドクターボムも遠藤はウラカンラナで丸め込む、カウント2。遠藤がラリアットを放ち両者ダウン。立ち上がった両者はラリアットが相打ちになるが、遠藤が崩れ落ちる。樋口が引き起こしてドクターボム。カウント2。すると樋口はカナディアン・バックブリーカーで抱え上げると、遠藤が体を入れ替えDDTで切り返す。続けて遠藤がカナディアン・デストロイヤー。カウント2。遠藤がシューティングスター・プレスを放つも自爆。すぐさま樋口が後頭部にラリアット、さらに正面から四股を踏んでぶちかまし。樋口は吹っ飛んだ遠藤を捕らえると、轟天。これが決まると遠藤も返せず3カウント。KO-D無差別挑戦剣が樋口に移動となった。
  • エンディング

  • KO-D無差別挑戦剣を奪取した樋口「こんな状況だけれども、俺たちプロレスラー、DDTは精一杯やれることをやっていく!」

  • 勝利した樋口がマイクを持ち「遠藤哲哉! やっぱ強ぇな! でもな、結果は俺が刀を持っている。ごちゃごちゃうるせぇこと言ってねぇでこの事実を受け止めろ。今、こんな状況で次の大会も、KO-D戦も、この試合もどうなるかわからなかった。ただ! ただ、刀は俺の手にある。KO-D無差別級にこれを持ってれば挑戦出来るんだろ⁉ 願ったり叶ったりだよ。坂口さんが田中将斗に勝って、KO-Dベルトを獲って、それにこの挑戦剣を使って挑戦すれば、Eruptionの目標の通りにいく。俺は! 俺は精一杯やってこれを手に入れた。だから、Eruption、七番勝負やってる赤井さんも、KO-D無差別に挑戦する坂口さんも、カッコいいところ気張って見せてくれ! 俺から言えるのは以上だ。こんな状況だけれども、俺たちプロレスラー、DDTは精一杯やれることをやっていきますんで、これからも応援よろしくお願いします! ありがとうございました!」と大会を締めた。

    【試合後のコメント】
    遠藤 なんでも聞けよ! なんでも聞いてみろよ! 全部答えてやるよ! なんだ何もねえのか? 帰るぞ!
    ――挑戦剣を失ってしまったが。
    遠藤 あんなの俺には必要ねえんだよ。強いヤツがチャンピオンになる。それだけだよ。あんなの持ってなくたって、俺は田中将斗から絶対、KO-Dのベルトを獲り返してやるぞ!

    樋口 大会もどんどんなくなって、プロレス団体、プロレスラー、一般の方々も苦しい状況が続きますけども、自分はプロレスを見せることしかできないので、とにかく集中力は切らさずにここまできた結果がこれだと思います。前に言ってたようにEruptionとして坂口さんがKO-D獲って、赤井さんも七番勝負を勝ち越して、目標を全員達成して、そして自分はこの剣を使って。さいたまスーパーアリーナはなくなってしまったのかわかんないけど、KO-D挑戦することは消えてないはずなので、これで田中将斗を破った一番強い坂口征夫に挑戦して、最高の恩返しをしたい。そしてそこに赤井さんも入ってEruption3人でまた登っていきたいと思います。
    ――遠藤選手と対戦して。
    樋口 やっぱり強いです。何回も肌を合わせているけど、そのたびに「この人すげえな」「恐ろしいな」という感じでした。あっちにはあっちで負けられない理由があるかもしれないけど、自分には自分で今回負けられない理由があったので、気持ちで押し切ることができたのかなと思います。

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