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KING OF DDT 2019 2nd ROUND

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KING OF DDT 2019 2nd ROUND

日時2019年5月6日
会場北海道・札幌ススキノ・マルスジム
観衆392人(超満員)
  • アンダーマッチ 10分一本勝負

    • 渡瀬瑞基

    VS

    • マッド・ポーリー

    VS

    2分56秒

    体固め

    ※リバース・スプラッシュ
  • 渡瀬がドロップキックで襲い掛かり、低空ドロップキックから後頭部にニーを投下。ミサイルキックで続くがカウント2。顔面ウォッシュからバックドロップを狙うもこれは体を入れ替えられ潰されてしまう。延髄斬りからバックを取るもポーリーがクローズラインで立て直し、リバース・スプラッシュで圧殺。
  • 前説

  • 岩崎&大石のチーム北海道がオープニングコール!

  • 今林久弥APの前説には地元・北海道出身で今日昼のガンプロから駆け付けた岩崎とパートナーの大石が登場。「僕は静岡生まれだけど北海道大好き。チーム北海道として関東かぶれに負けられない」(大石)「勝ってすすきのでパーッといっちゃいます」(岩崎)と勝利を誓い「DDT札幌大会スタート!」とオープニングコール。
  • オープニングマッチ 時間無制限勝負

  • KING OF DDT 2019敗者復活バトルロイヤル

    • LOSE

      梅田公太

    VS

    VS

    7分18秒

    体固め

    ※蒼魔刀。退場順=マイク・ベイリー、上野勇希、平田一喜、MAO、梅田。HARASHIMAがトーナメント2回戦進出。
  • オーバー・ザ・トップロープありの敗者復活バトルロイヤル。まず上野がベイリーをヘッドシザースでトップロープから落として失格に。平田が連係かと思いきや奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで上野を失格に。5分経過、MAOがジャックナイフで平田を失格に。HARASHIMAがMAOを場外へと落として失格に。梅田は蹴りあいからハーフネルソン。HARASHIMAはショートレンジ蒼魔刀から正調・蒼魔刀をブチ込んで勝利。メインイベント進出を果たした。
  • 第二試合 30分一本勝負

  • 674票の民意を胸に登別市議会議員(無所属・新人)足立ともや先生マルスジムに来る!

    VS

    VS

    8分50秒

    倒立式逆さ押さえ込み

  • 高木&大鷲、アントン組が入場。高木は斗猛矢が登別市議会議員になったことを改めてアナウンスし、「斗猛矢先生の凱旋を拍手でお願いします」と煽る。斗猛矢は選挙時と同じピンクのジャンパーと白い手袋を着用し登場する。高木の「先生このたびはおめでとうございます! 一言お願いします」というフリから斗猛矢は「2012年10月に中学生が2013年1月に1歳の幼児が虐待によって命を失いました。いじめ問題、虐待を根絶したいと思って立候補しました! これからも応援よろしくお願いします!」と訴えて試合スタート。斗猛矢のピンチには「先生」コールが起こる中、反撃に出て高木とタッチ。ロリンズは高木をショルダースルー。大鷲が助けに入ってダブルの低空ドロップキック。斗猛矢が続かんとするもロリンズのビッグブーツを食らってしまう。スタークスが出てくると逆水平連打。串刺しのダブルニーアタックからトラースキックは凌がれてしまう。アントンがリングインせんとするとサードロープに躓いてヒザを強打。ギブアップする前に創作昔話「ごんぎつね」を話し出すも内容は大黒摩季ではなく下ネタ。サミングは大鷲とキツネの手が重なってキスせんとするも今度は斗猛矢とロリンズがぶつかって愛が芽生えてキスしそうになると高木、ロリンズが丸め込む。これは大鷲とアントンがカット。斗猛矢がスタークスを丸め込もうとするが踏ん張られてしまう。半ケツになったスタークスがヒップアタックも斗猛矢が倒立式逆さ押さえ込みで3カウントを奪った。
  • 第三試合 30分一本勝負

  • VS

    VS

    9分37秒

    片エビ固め

    ※垂直落下式ブレーンバスター
  • 飯野が岩崎にショルダーアタック。場外に出た岩崎を飯野が追いかけいたぶっていく。大和がスライディングXを極めるもカウント2。キャメルクラッチは岩崎が耐える。岩崎もキチンシンクでやり返すと替わった大石が大和と飯野の同士討ちを誘う。大和もニールキックで返して飯野とタッチ。飯野がボディースラムからハカエルボーもかわされて自爆。飯野は再び大石を捕まえてボディースラムからハカエルボー。2度目も失敗。大和は大根を持ち出すと大根踊りからのエルボーを狙ったがこれもかわされてしまう。大石は岩崎とタッチ。岩崎は飯野にミドルキック。PKは飯野が蹴り足をキャッチし、さらにスピア。これは大石がカット。飯野のバックフリップから大和がミサイルキック。飯野、三度目の正直のハカエルボーは成功も大石がカット。岩崎はスピアをかわして大石のアシストを呼び込むとPK。カウント2で返されるとドラゴンスープレックスから垂直落下式ブレーンバスターでフォール勝ち。
  • 第四試合 30分一本勝負

    • 坂口征夫

    • WIN

      吉田考志

    VS

    VS

    8分57秒

    片エビ固め

    ※エメラルドフロウジョン
  • 遠藤は入場するなり坂口に突っかかっていって乱闘の中、試合開始のゴング。遠藤は坂口を客席に投げ、リング上では吉田に島谷がドロップキック。島谷は坂口を挑発しておいて、セカンドロープを跨いだところで急所を蹴り上げていく。遠藤は吉田にドロップキックを放つフリをしてコーナーに控える坂口に一撃。ローンバトルを強いられた吉田は島谷にレッグラリアットを見舞って坂口とタッチ。島谷は遠藤とスイッチ。坂口がジャンピングミドル。さらにミドルキックで蹴っていく。ローキックから起こしてまたローキックを放つ坂口。三角絞めは遠藤がパワーボムで解除してコーナーで踏みつけていくと、松井レフェリーが懸命にブレイク。坂口のスリーパーは島谷がカット。これに気を取られた坂口。遠藤のスリーパーを食らっている間に替わった島谷。坂口に蹴倒されると吉田が坂口の背中にタッチ。島谷がフィッシャーマンを決めるが坂口が蹴りでカット。島谷にマウントナックルから神の右膝。吉田のカミカゼから羽根折り固めは遠藤がカット。坂口がスリーパーで飛び掛かり、リング内では吉田のエメラルドフロウジョンで勝負あり。
  • 5・19後楽園でいつでもどこでも挑戦権争奪マッチが決定!

  • 休憩明け、高木大社長が10・5&10・6札幌大会の開催をアナウンス。こちらは大日本プロレスとの共催となる。今林APからいつでもどこでも挑戦権について聞かれると「先ほどの試合の時も入場時に忘れてしまうぐらいフワフワしてしまう。私は50目前、こう見えて49歳なんですよ。いろいろ無理がたたって試合を限定出場している。ということは限定出場を限定させちゃえばこれを取られる機会がないんじゃないかと。その間に私は再びパーソナルトレーナーをつけて10年前の高木三四郎に戻ろうかと。限定してこれをなるべく使わない…」と話していると『FIRE!』がヒットしてなぜかMAOと上野がリングイン。MAO「うらぁ。しゃべっている途中で『ガシャーン、ファイアー!』で入ってこられる苦しみを味わえ! いつどこ、試合しなきゃ守れるのは当然じゃねえか! 恥ずかしくねえのか?」高木「立派な作戦だよ」MAO「リスクを背負わないいつどこに価値なんてねえんだよ!」上野「みんなブーイングしてんだろ」高木「全然ブーイングしてないじゃないか! 拍手のほうが多いぞ」MAO「そんなじゃ大社長じゃなくて小社長じゃねえか! というか短小社長じゃねえか! 若造2人にここまで言われて悔しくないんですか? ここまで言われても火がつかないんですか?」高木「立派な作戦だろ」MAO「こうなったらマジで火をつけちゃおうか」するとMAOと上野は肛門爆破を仕掛けようとする。高木「フザけんじゃねえぞ。こんなんなくても火ついたよ! 短小の時点で半ギレだよ。俺がオマエらに負けるつもりねえよ。5月19日後楽園でこれが欲しいヤツ、全員かかってこいや! 俺がテメエらぶっ殺して短小じゃないところをリング上で見せてやるよ!」上野「リング上でファイアーしてみろ!」高木「オマエらのほうが短小なところ見せてやる!」こうして5・19後楽園で高木、MAO、上野を含めたいつでもどこでも挑戦権を懸けた試合の開催が決定した。
  • 第五試合 時間無制限一本勝負

  • トーナメント2回戦

    7分12秒

    エビ固め

    ※ドクターボム
  • 樋口のパワーに圧倒される高梨。樋口は串刺しラリアットから担ごうとするも高梨はDDTで切り返して低空ドロップキック。駆け上げり式ブルドッキングヘッドロックはカウント2。樋口はブレーンバスターで立て直すと逆水平。高梨のサイドヘッドロックもアトミックドロップで返してアバランシュホールド。しかしカウント2。高梨は樋口をショルダースルー。延髄斬りからロープにぶつけて転ばせて低空ドロップキックへ。コーナーに登るも追いかけてくる樋口をかわして雪崩式回転エビ固めもカウント2。タカタニックは決めることができずラリアットへ。樋口はぶちかまし。ドクターボムで3カウント。

    ※高梨はノーコメント。
  • 第六試合 時間無制限一本勝負

  • トーナメント2回戦

    9分10秒

    片エビ固め

    ※リバースゴリースペシャルボム
  • 高尾がマンハッタンドロップからDDT。高尾の不用意な蹴りは彰人が掴んでドラゴンスクリュー。セカンドロープに固定して足元を射貫くとアキレス腱固め。ロープエスケープした高尾の右足をさらに攻撃していく。高尾はカウンターのドロップキックをなんとか決めると串刺しニーからダイビング・フットスタンプ。しかしカウント2止まり。ランニング・エルボーもカウント2で返されるとダイビング・フットスタンプへ。これをかわした彰人がダブルアーム・スープレックス。低空ドロップキックで足元を射抜いてから俵返しはカウント2。彰人はキャンバスへのダブルのニークラッシャーから足4の字。高尾がロープに逃げる。高尾はエルボーを打ち込むと、ここからラリー。高尾はなんとかカウンターでドロップキックを決めるとジントニックへ。しかしカウント2。ジントニックは彰人が丸め込みで返すもカウント2。アンクルホールドから足横須賀。直後に高尾も顔面トラースキック。公認エンドレスワルツが決まらないと高尾がリバースゴリースペシャルボムで一気に3カウントを奪った。

    ※彰人はノーコメント。
  • セミファイナル 時間無制限一本勝負

  • トーナメント2回戦

    • WIN

      竹下幸之介

    VS

    VS

    14分46秒

    カバージョ2020

  • ゴングが鳴らされるなりロックアップ。吉村がショルダーアタックで倒せば、竹下が顔面ドロップキック。場外に出た吉村は竹下の場外弾狙いをスカす。リングから挑発する竹下を吉村が足引きして客席に投げ当てる。竹下が逆水平を放てば、吉村も応じて場外で我慢比べ。さらに床にボディースラムで叩きつける。カウント17でリングに戻してカバーもカウント2。竹下もナックルを見舞うと吉村はニーアッパーからブレーンバスター。大根斬りチョップからカバーもカウント2。串刺しラリアットを食らった竹下が鋭いエルボーで黙らせる。吉村もパワースラムで叩きつけていく。パワーボムは竹下が堪えてリバースショルダー。竹下はヘッドシザースで場外に落とし、エプロンに上がったところをビッグブーツ。竹下はノータッチ・トペコンを放つ。リングに戻してミサイルキックからバックを取る。吉村は首投げから払い腰。さらに大外刈りも決めてカバーしたがカウント2。吉村がコンプリートショットから肩固め。正念場は決められず、延髄ラリアットから正調のラリアットもカウント2。ライガーボムもカウント2。竹下が丸め込みから後頭部にザーヒー。これで一気に流れ変えると投げ捨てジャーマン。ラリアットの相打ちから竹下がクリーンヒット。しかしカウント1で返す吉村。垂直落下式ブレーンバスターもカウント2でクリアする。ザーヒーをキャッチされるとエルボーを入れてザーヒー。カウント2で返さえれると繰り出したのはなんとカバージョ。これでギブアップを奪った。

    【試合後のコメント】
    吉村 負けられへんとか言っといて、今日は最後の最後、ギブアップで負けた。高い壁、圧倒的な差があるのを感じた。だけど、こんなところで止まるわけにはいかない。アイツは追うなとか言ってたけど、アイツが一番と言ってる限り、俺たちは追うしかないので。上野は飛び越えると言ってたけど、俺はその壁をブチ壊してやる! これからもDIASASTERの吉村としてやっていきます。ありがとうございました。
  • メインイベント 時間無制限一本勝負

  • トーナメント2回戦

    12分59秒

    片エビ固め

    ※蒼魔刀
  • この日、2試合目となるHARASHIMA。佐々木はステッキで殴り掛かると開始のゴングが鳴る。HARASHIMAを場外に出してトペ・スイシーダを放つ。場外で痛めつけ、リングに戻るやクロスフェースもニアロープ。ショルダーネックブリーカーからカバーもカウント2。タオルでのチョーク攻撃は手を離さず、松井レフェリーが懸命に引き離す。佐々木がグラウンド卍。さらに丸め込みからクロスフェースは再びニアロープ。佐々木はHARASHIMAのチョップを受けておいてサミング。HARASHIMAはジョンウーで佐々木を離すと、串刺し顔面フロントハイキック。コーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスターはカウント2。ミドルキックを放つHARASHIMAに佐々木はサミングからDDT。ダイビング・エルボードロップはHARASHIMAが剣山で迎撃。蒼魔刀は佐々木がかわして丸め込み、クリアされると顔面トラースキック。ペディグリーはHARASHIMAがアルゼンチンで抱えるも、佐々木はクロスフェースで切り返そうとする。HARASHIMAはヒザで頭部を攻撃して山折り。蒼魔刀は佐々木がドロップキックで迎撃。HARASHIMAをイスに座らせてコーナーからスーパーダイブエルボー。リングに戻してミスティカ式クロスフェースへ。クロスオーバーはHARASHIMAがなんとか阻止してロープを掴む。HARASHIMAをコーナーに乗せるも、HARASHIMAは雪崩式パワーボムで掬って落としてダブルダウン。起き上がってエルボーの打ち合いから佐々木のナックルにHARASHIMAがハイキック。蒼魔刀狙いはポーリーがリング下から足を掴んで阻止。佐々木が掟破りの蒼魔刀から佐々木式ウラカンラナもかわしたHARASHIMAがショートレンジの蒼魔刀。すぐに蒼魔刀を打ち込んでフォールを奪った。

    【試合後のコメント】
    佐々木 HARASHIMAなんかに負けちまったよ。そんな哀れな目で俺を見ないでくれよ。これでもKING OF DDT 2018優勝、前KO-D無差別級チャンピオン。俺がわざわざ北海道新幹線に乗ってスーパー北斗に乗り換えて札幌まで来て、なんであんなヤツに負けなきゃいけないんだ。敗因わかるか? テツヤだよ。あの野郎、俺のこと起こさないでとっとと札幌行きやがって。おかげで体だけじゃねえぞ、心にも傷負ってんだよ(と電車賃の領収書を見せる)。1万3860円。
    ――自腹?
    佐々木 自腹だよ。こんな状態で闘えるわけねえだろ。闘える精神状態じゃねえだろ。オマエ、わかるか? 神様はいるんだったら、どこまで俺を突き落とすんだよ。
    ――そうなった理由は?
    佐々木 寝坊だよ、寝坊! 誰も起こさねえからだよ。俺が起きないのが悪いんじゃない。起こさないのが悪いんだよ。
    ――なんで起きないんですか?
    佐々木 ……俺が悪いの?
    ――起きれば済む話じゃないですか。
    佐々木 起こせば済む話だろ。誰かが起こしてくれたと思ってんだよ。
    ――誰ですか?
    佐々木 なんかわかんねえけど部屋の時計のアラームが勝手に鳴ったんだよ。あれ鳴ってなかったら欠場だぞ。
    ――誰かがセットしてくれた。
    佐々木 知らねえよ。そこまでして来たのにヒドいじゃねえか。
    ――DAMNATIONのメンバーが起こしてしかるべき。
    佐々木 当たり前だろ。
    ――DAMNATIONのメンバーは誰も起こさなかった。
    佐々木 起こさないよ! テツヤなんか「電話かけましたよ」って。電話なんてサイレントモードだから鳴るわけねえだろ!
    ――着信履歴はあったんですか?
    佐々木 あったよ。鳴るわけねえだろ、サイレントだぞ。
    ――なんでサイレントモードにしてるんですか。
    佐々木 快適な睡眠のためだよ。
    ――快適な睡眠はとれた?
    佐々木 とれてねえよ。5時に起こされたんだぞ!
    ――快適な睡眠さえとっていれば勝ててた。
    佐々木 勝ってたよ。この1万3,860円でおっパブにいったのに。どうしてくれんだよ。試合のこととか聞けよ。
    ――会社に請求するんですか?
    佐々木 払ってくれるか? ベースボール・マガジン社か、それともサムライTVか? 誰が払うんだよ。
    ――HARASHIMA戦を振り返って。
    佐々木 俺があんなおっさんに負けるわけねえだろ。年齢不詳だけど50超えてるだろ。俺の推定では52だな。
    ――HARASHIMA選手と高尾選手の対戦になりました。
    佐々木 敵討ちだな。ソウマだったら寝坊させても勝てるよ。次は後楽園だな。アイツが寝坊するように泊りにいくよ。
    ――起こしてくれなかったけど敵討ちだと。
    佐々木 敵討ちしてくれるよ。俺は起こす。
    ――場外戦も含めハードな闘いが多かった。
    佐々木 それは俺の精神が荒れているから。
    ――腹いせ的な要素もある?
    佐々木 腹いせと自殺願望と。こんな大金払えないよ。
  • 準決勝組み合わせは竹下vs樋口、HARASHIMAvs高尾に!

  • 試合後、準決勝の組み合わせ抽選会へ。HARASHIMAが青のボールを手にし、続いて竹下が引いたのはピンクのボール。樋口が引くとピンクを引いて竹下vs樋口、HARASHIMAvs高尾が決定。最後にリングに残ったHARASHIMAがマイクを手にする。「トーナメント生き残りました。必ず勝ち上がって大田区のメイン取りたいと思います。本当にありがとうございました!」エンドアナウンスは平田が担当だったが、「踊り足りてないですよね?」とファンを煽って「ヒラタ」コールを起こさせると『TOKYO GO!』を流させてダンスして締めくくった。

    【試合後のコメント】
    竹下 1回戦、上野。2回戦、吉村。僕が大阪で一番強いことが証明されたでしょ。大阪で一番強いのはこの俺やわ。KING OF DDT、去年は欠場して出れなかったんですけど、今年は優勝して来年も優勝して再来年も優勝して3連覇や、3連覇! 3連覇する絵がもう見えとんねん。大阪で一番強いのは俺なんやぞ。準決勝、樋口。このピンクのボールが運命を決めたといっても過言ではないので、樋口は僕にとって好敵手。やりがいのある相手。簡単に勝てる相手ではない。でも、僕は樋口に一度も負けたことはないし、負ける要素もない! 負ける要素があるとすれば…負ける要素はない! あとは決勝になった時にね。準決勝、何も考えてないわけではないけど、僕はトーナメントの闘い方を知ってるので。年越しプロレスで4年連続で決勝までいってますので。一日4試合してますから。一日2試合、これは僕のものですね。誰が来ようと準決勝、樋口を倒して。HARASHIMAでも高尾でも倒して。俺が3連覇しますから。
    ――これまでの対戦相手が自分よりも後輩だった。
    竹下 僕、2012年に17歳でデビューして、まだまだDDTでは年下の方ですけど、2012年にデビューしてからの7年ぐらいでこんなに後輩がデビューしたのかと思いつつも、まだまだ僕はこう見えて気持ちは若手ですんで。気持ちは23歳なんで。ちょっと老けて見えるのはいろんな経験をしてるからなんですよ。僕がKO-D無差別のチャンピオンになったのは、21歳の誕生日ですよ。デビューして4年ぐらい。もう樋口の今のキャリアよりももっと若い時でした。その時から僕は覚悟を持ってやっていた。樋口も気持ちあると思うんですけど結果がついてこない。でも俺で結果を出させてたまるかと。フザけんな。
    ――吉村選手の上昇度合いは?
    竹下 アイツもDNA解散してここからいったるでという時に後楽園のアクシデントもあって欠場している時期もあって、正直たぶんここからいく時にくじかれている感はあったと思うし、今日一日で強くなったと思わないけど、やっぱり俺変わっちゃうぞというきっかけになったのかなと思います。僕も吉村ぐらいのキャリアの時にそういうターニングポイントは今思えば多かった。
    ――今日の決まり手は?
    竹下 カバージョ2020で。2020年東京オリンピックに向けたキャメルクラッチです。押忍。2020年になったらこれえでオリンピックイヤー、持っていきますんで。押忍。


    樋口 高梨さんはさすがというか、真っ向からきたような気がする。2回戦は本当に気持ちよく試合ができました。これで勢いがついたので準決勝。竹下幸之介。自分は見えているので、気持ちでスカっとした試合をして、ぶっ飛ばして、自分が大田区いくんで。待ったなしです。
    ――1回戦、2回戦の竹下選手の試合を見て思うことは?
    樋口 リング上で対峙するだけなので。何も感じないです。


    HARASHIMA 敗者復活で復活できてトーナメントに残ることができました。ベスト4入ったのであとは全部勝つだけ。次は高尾、久しぶりに闘うし、勝ち続ければ大田区見えるので目の前の試合で全部ぶつけるだけです。
    ――何かと高尾選手との対戦になったが。
    HARASHIMA ここにきてシングルになるのは何かの運命だと思うので。お互い別の道を歩んで、ここで闘うことを僕は非常に楽しみにしてます。ガッチリいきます。勝つだけです。
    ――トーナメント負けてからの勝ち上がりになったが調子は?
    HARASHIMA 絶好調ですよ。今日の2試合も絶好調でしたよ。
    ――一回負けて上がってきたのは勢いがつく?
    HARASHIMA 正直、3連戦。移動もある最終日だったので、疲れみたいなのはあったんですけど、お客さんの応援で回復して勝つことができました。そういうことにしておきましょう。本当にみんなの応援が力です。



    高尾 2回戦は予定通り勝てたので次勝ってもう一回勝てばいいのかな。なんで今日リング上にカリスマがいなかったんですか? サボリですか?
    ――HARASHIMA選手に負けたので。
    高尾 負けるはずがないじゃないですか。自分がカリスマを倒して、テツヤを倒してと決まっているので。もう一回敗者復活を後楽園でやってもらっていいですか。
    ――準決勝はHARASHIMA選手との対戦が決まってます。
    高尾 いや、カリスマとやりたいです。もう一回敗者復活を会社の力で。
    ――それは僕が決めることではないので…。
    高尾 力ねえのかよ。
    ――ないですよ。
    高尾 じゃあオマエ誰だよ!
    ――あのぅ…対戦相手はHARASHIMA選手です。
    高尾 興味ないんで。アイツをカリスマに勝ったってことですか?
    ――はい。
    高尾 じゃあ許せないですね。というか嫌いなんで。なんでまたアイツが俺の対戦相手なんですか。っていうか俺ボール引いてないんだけど。
    ――残り1個…。
    高尾 俺、最初に引くつもりだったんだけど、みんなが勝手に。じゃんけんで引くもんでしょ。ルール違反。
    ――自然な流れで誰がいくみたいな感じでしたが。
    高尾 俺、じゃんけん待っていたのに。おかしいだろ。みんな俺のことが嫌いなのか? 俺もDDT嫌いだわ。HARASHIMAを倒せば次は?
    ――反対ブロックは竹下選手と樋口選手が対戦します。
    高尾 どっちも興味ないなあ。どっちでもいいんだけど、俺が大田区体育館でテツヤからベルトを獲ることは決まっているから。

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