NO TV マッチ1 10分一本勝負
レッカの台湾エルボーはすぐにフロントハイキックを食らって阻止されてしまう。それでも串刺し攻撃をかわしてボディースラムから再び台湾エルボーへ。やはり阻止されてローキックを食らってしまう。それでもバックドロップで盛り返し、カウント2で返されるとラリアット。しかしカウント2で決まらず。すると岩崎がジャスティスニーからサッカーボールキック。最後は垂直落下式ブレーンバスターでフォール勝ち。
NO TVマッチ2 10分一本勝負
開始直後にドロップキックで飛び込んだ下村だが、左腕を攻められストップ。それでも串刺し攻撃をかわしてコーナー2段目からのミサイルキックで逆転するとその場跳びムーンサルトなど盛り返していく。アサイDDTを踏ん張った渡瀬がドロップキック。スワントーンボムをかわした渡瀬が左腕を蹴りあげる。右腕でのエルボーを反撃せんとする下村の左腕を飛びついて取った渡瀬が腕十字を決めて勝利した。
オープニング
今林久弥APの前説! ゲスト解説の藤江れいなさんが登場!
今林久弥APの前説ではタカティモ・ドラゴンと大鷲透が登場。タカティモの謎のスペイン語を今林APが通訳するところによると5・20後楽園で仲間のルチャドーラとして「リホティモ・ドラゴン」投入を発表。対戦カードはタカティモ&ヒラティモ・ドラゴン&リホティモ・ドラゴン&大鷲vsKUDO&坂口征夫&高梨将弘&赤井沙希。続いて今林APは飯野雄貴とともに拍手の練習。その後、藤江れいなさんが登場。プロレスを生で見るのは初めてとのことで「ここで立てているので興奮しています!」とコメントし、放送席へ。
オープニングマッチ 20分一本勝負
高尾の入場をポーリーが襲って試合スタート。場外戦ではポーリーが高尾を抱えて鉄柱に叩きつける。リングに戻された高尾はポーリーのパワーとラフファイトの前に苦戦を強いられるが、串刺し攻撃をバックエルボーで止めてミサイルキックでようやく逆転。さらに背中にダイビング・フットスタンプを投下し低空ドロップキックはカウント2。ポーリーもテーズプレスでやり返してマウントパンチ。これは木曽レフェリーが必死に止める。ポーリーのリバース・スプラッシュは高尾がかわして公認エンドレスワルツで丸め込んで勝負あり。試合後、ポーリーが高尾に襲い掛かるもあとの祭り。
第二試合 時間無制限勝負
アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル
※第1305代王者が防衛に成功。
【試合経過】
(1)○真琴<2> vs アントーニオ本多●<3>
6分29秒 オーバー・ザ・トップロープ
(2)<王者=1>○赤井沙希 vs 真琴●<挑戦者>
6分33秒 オーバー・ザ・トップロープ
(3)<王者>●赤井沙希 vs 高梨将弘○<挑戦者=5>
6分38秒 横入り式エビ固め
※赤井が防衛に失敗、高梨が第1303代王者となる。
(4)<王者>●高梨将弘 vs ゴージャス松野○<挑戦者=6>
9分32秒 体固め
※高梨の上に覆いかぶさって。高梨が防衛に失敗、松野が第1304代王者となる。
(5)○MAO<8> vs 大鷲透●<7>
10分18秒 オーバー・ザ・トップロープ
(6)<王者>●ゴージャス松野 vs 島谷常寛○<挑戦者=4>
11分40秒 片エビ固め
※押さえ込む。松野が防衛に失敗、島谷が第1305代王者となる。
まずは赤井と真琴の先発でスタート。そうこうしているうちの3番手のアントンが入場するも赤井が真琴をクロスアームしている体勢を見て、アントンが前かがみになって戦闘不能に。ギブアップする前に昨日徹夜で考えてきた創作昔話「ごんぎつね」を話しだすも内容は「シンデレラ城」ではなく「チン出てるジョー」。静かになった場内を見渡して逆ギレ。4番手入場の島谷がチョップ合戦を促すも真琴を見たアントンも島谷も前かがみに。そうこうしているうちに5番手で高梨がリングイン。エプロンに出たアントンをリング内から真琴を落として失格、さらにその真琴を赤井が落として失格、その赤井を高梨が丸め込んで王座移動。6番手の松野はリングイン失敗。それでも高梨と島谷にゴージャス619を放ったが、島谷には届かず。7番手で大鷲がリングイン。大鷲が3人にビッグヴーツ。高梨の上に松野、その上に島谷を乗せて自身が押さえ込んで3カウントが数えられたが王者になったのは高梨の上にいた松野。最終入場者でMAOがリングイン。MAOのジョンウーで大鷲がオーバー・ザ・トップロープで失格。MAOが松野にグーパンチ。コーナーにMAOが登ったところで島谷が松野を押さえ込んで王座移動。MAOをエプロンに出した島谷もエプロンへ。島谷は再三落とされそうになりながらスイングDDTでMAOを落として王座を死守した。
アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
※第1305代王者が防衛に成功。
その後、花道から帰ろうとした島谷だったが、放送席の高木がボディースラムで動きを止めて、藤江さんに押さえ込ませるも、島谷がクリアして失敗。
アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
※ビッグブーツ。島谷が防衛に失敗、赤井が第1306代王者に返り咲く。
場内を逃げ回る島谷を赤井がビッグブーツで倒してフォールを奪い、アイアンマン王座を奪還して逃げ去った。
【試合後のコメント】
赤井 疲れた。ベルトが戻ってきたんですけど、「マジ卍」で世間にプロレスを届けるためには、DDTといえばKO-Dとこのアイアンマンのベルトが凄い大事なので。次の「マジ卍」でも、できれば防衛戦をして、このアイアンマンの名前を世にと轟かせたいと思っております。まだ未熟なのでベルトを奪われても、30を越えた女の執念は凄いので。何回もあきらめずにチャレンジして、ガッと、ギャッとやってやります。
――その執念が試合後に出た?
赤井 そう、島谷くんなんかに巻かせてられないので。自分のDDTでの役割は、世間に広げていくことだと思っているので。アイアンマンが似合うのはDDTで私だと思ってるので。まだ(ベルトを)補修してなくて、もっときれいにしたいと思ってるので。それまでさらに気が抜けないです。縞々(のシャツ=レフェリー)には気をつけます。
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第三試合 20分一本勝負
開始早々、北側ステージに移動して放送席を破壊戦とする樋口だが、上野がかわす。上野は放送席に樋口を寝かせてリングから飛ぼうとするが、樋口が起き上がって未遂に終わる。リングに戻ると樋口が重いチョップで圧倒。上野も顔面ドロップキックから裏投げで反撃し、コーナーに登るが樋口に捕まってしまう。デッドリードライブで落とされた上野。フランケンはシットダウン・パワーボムで落とされ、直後にラリアット。これはなんとか返したが、ぶちかましからドクターボムでフォール負け。
【試合後のコメント】
上野 今日のシングルマッチ。KO-Dタッグの前哨戦で負けましたけど、全然、届かないことはないなと。相手には関本さんもいますけど、僕のパートナーには梅田さんがいるんで。僕は本気で、5月22日、獲りにいきます。今日は負けたけど、5月22日、その一回でいいんで。僕が勝ってベルトを獲ります。
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第四試合 20分一本勝負
3WAYタッグマッチ
※高角度ダブルアームDDT。もう1組は入江茂弘&ジェイソン“ザ・ギフト”キンケイド。
ALL OUTの連係を石井がフロントハイ、KUDOがミドルキックで止める。KUDOが竹下、石井が勝俣を同時ボディースラムからそれぞれニュートラルコーナーへ。追ってきた竹下をKUDOが止めて地獄の断頭台狙い。それを入江が邪魔して雪崩式ブレーンバスター。反対側ではキンケイドの雪崩式ブレーンバスターに勝俣が下から掬ってまとめて投げる。KUDOが竹下にダイビング・ダブルニーアタック。キンケイドがKUDOを排除、リング内では入江が石井に頭突き。石井も入江の右ヒザをニーを突き上げて排除。勝俣のカサドーラ・フットスタンプを凌いだ石井は抱え込み式のDDTから高角度ダブルアームDDTでフォール勝ち。KO-D無差別奪取に向けて調子の良さを見せ付けた。
【試合後のコメント】
石井 (入江の)弱点が確信に変わった。そして自分に波が来はじめた。最初は押されてたけど突破口見つけたし。今は勢い、風がこっちに来てるでしょ。必ずKO-Dチャンピオンになります。
入江 石井、汚いマネしやがって。石井、お前は俺に殺されるべきなんだーっ!
竹下 勝俣選手、今日はどうでしたか?
勝俣 そうですね……。
竹下 頭打ったんで覚えてませんか。このゴールデンウィークの連戦で、仙台でMAOと闘って、北海道でMAOと組んだんですよ。(勝俣の)元チームメイトじゃないですか。MAOは今の勝俣をはるか遠くに追い越してましたよ。プロレスもそうだし気持ち、プロレスに対するモチベーションというかチャレンジ精神みたいなもの。それを組んでも闘っても感じたので。勝俣がそれでいいならいいです僕は。でもなんとかしたいなら、なんとかしてください。
勝俣 ……はい。今のコメント聞いて、悔しいですね。確かに仙台の後の竹下さんのコメントを見て、僕のことをよく知ってるなと思ったし。それに僕はなんも返せなかったというか。その通りだなと納得してしまった部分があって。でもなんとなく、竹下さんが「心が弱い」っていうのが分かってきた気はします。
竹下 根性はあるんですよ。でも、それと僕が言ってる気持ちの弱さっていうのは別なんで。もっと批判されろってことです。もっと批判されろ、もっと叩かれろ。
勝俣 確かに、僕はそこにビビってる部分があるので。後楽園までに……。
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第五試合 20分一本勝負
男魂伝承其の四~敗者パーマネントマッチ
※男色ドライバー
ディーノの要望により、この試合は敗者ゲストケツバット、敗者おっさん(今林AP)キス、敗者パーマネントのどれかになることをAbemaTV視聴者アンケートで決めることに。試合はディーノが男色殺法で優位に立つが大石もシーソーホイップでディーノをコーナーにぶつけてナックルパンチでやり返す。大石がコーナーに登ったところでアンケートの結果、敗者パーマネントマッチになったことがアナウンスされる。どちらもパーマはイヤだと熱戦を繰り広げる中、ディーノのミラクルエクスタシーを耐えたディーノがコックボトム。レインメーカー式リップロック。アンダータイツでの男色ドライバーで3カウント。
試合後、ディーノがマイクを取る。「今日あなたとシングルマッチができて、私は目が覚めました。そう、私こういう企画をやりだしたのは、後継者を探すための試合だったのよね。それをいま大石さんのおかげで思い出した。これからは大石さん、私たち2人で男魂伝承を…男魂を探していこう」大石「何が2人で探していこうだよ、何が男魂伝承だよ。生ぬるいこと言ってんじゃねえよ! おい、もうこのDDTはオマエの時代じゃ…オマエたちの時代じゃねえんだよ。男色ディーノ、アントーニオ本多、スーパー・ササダンゴ・マシン。このDDTを引っ張ってきたオマエらの時代じゃねえって言ってんだよ。ディーノ。俺が、5月20日の後楽園ホール大会で男色ディーノ、アントーニオ本多、スーパー・ササダンゴ・マシンに代わる新時代の男魂伝承者を連れてきてやるよ。俺が連れてきた3人で、オマエらぶっ倒してやるよ」大石が引き揚げようとするとディーノは先週の締めをリクエスト。拒否していた大石だが、ディーノの要請に渋々「オオイシ~~~・デ・マ・コト!」と決めてみせたが滑った。さらに来週の新木場ではパーマ姿を披露することに。
【試合後のコメント】
大石 Twitterを見てもパンチパーマのことしか書いてねえよ。なんだよパンチって。パーマだろパーマ。ただのパーマあてればいいんだろ。みんなパンチしか書いてねえ。この恨みはな、5月20日、後楽園ホールで、俺が新しい男色ディーノ、新しいスーパー・ササダンゴ・マシン、新しいアントーニオ本多。俺が連れてきて恨み晴らしてもらうからな。覚えとけよ。……あの締め台詞はもうやらねえからな!
――新世代の男色ディーノを発掘してくる?
大石 そう、新世代の男色ディーノ、アントーニオ本多、スーパー・ササダンゴ・マシンを連れてきてやる。あいつらがDDTにいられないようにしてやる。
――ポジションを奪う?
大石 そういうことだな。本当の男魂伝承を俺がやってやるよ。
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セミファイナル 20分一本勝負
マジ卍マジな三大シングルマッチⅢ
※マッド・ポーリーの乱入
遠藤が入場したHARASHIMAに奇襲のジャーマンでスタート。場外に逃げたHARASHIMAを遠藤が追いかけてファイアーマンキャリーからエプロンサイドにぶつけていくと、さらにエプロンからフットスタンプ。リングに戻してカバーもカウント2。遠藤は木曽レフェリーのブラインドをついて急所蹴り。怒りのHARASHIMAはミドルキックでやり返すとファルコンアローへ。これはカウント2。山折りから蒼魔刀を狙うも遠藤がかわしてオーバーヘッドキック。HARASHIMAはジャンピングハイでやり返して蒼魔刀を狙ったところで花道に杖をついた佐々木とポーリーが現れ、ポーリーがそのままリングインし大暴れして反則裁定。
HARASHIMAに決別のイス攻撃…高尾、DAMNATIONに電撃加入!「あなたのワガママをいつも聞いてお守りをするのはもうウンザリなんだよ」
試合後、佐々木がマイクを取り「毎日毎日、出前生活だぞ! ポーリー、押さえなさい」と指示。しかし、佐々木の杖攻撃はかわされてポーリーに誤爆。HARASHIMAに詰められた佐々木は「やめてください、ケガ人です~!」と泣きながら助けを求めるフリをしている間に遠藤が背後からHARASHIMAを攻撃。3人でHARASHIMAをいたぶっていると高尾がイスを手にリングイン。佐々木に向かうかと思われたが、そのイスはなんとHARASHIMAへ。さらにジントニックまで決めてしまった。着用していたスマスカTシャツを脱ぐと、なんと赤い字のDAMNATION Tシャツ。佐々木「ご紹介しましょう。DAMNATION5人目の男、高尾蒼馬様だ! 蒼馬様、何か言ってやってください」高尾「まずな、オマエのペットではないから。あとHARASHIMAさんよ、あなたのワガママをいつも聞いてお守りをするのはもうウンザリなんだよ」佐々木「HARASHIMAさんよ、残念だったな。裏切り者は、高尾蒼馬様だ! 俺たちはずっと前からユナイトしてたんだよ。Tシャツも作ってあるぞ。HARASHIMAさんよ、俺たちがDAMNATIONだ。アンタだけは絶対ゆるさねえ。覚悟しとけよ」
【試合後のコメント】
佐々木 おいお前ら、見ての通りだ。高尾蒼馬さんはな、俺たちの仲間になったぞ。よく聞けおい藤江れいな、俺と結婚しろ! 聞いてんのかお前ら(カメラマンを杖で突く)。なんだ、質問あんのか。
――以前から高尾選手とは組むことになっていた?
佐々木 ずっと前からだ。
――期待する部分は?
佐々木 高尾さんは知っての通り根っからの悪党だ。期待しかない。他に質問あるか?
――高尾選手は、あくまでもペットではない?
佐々木 気安く質問してんじゃねえこの野郎! 帰るぞ!
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メインイベント 20分一本勝負
梅田公太“狂犬”七番勝負第2戦~ハードコアマッチ
※ドラゴンスプラッシュ
梅田は初のハードコアでもコスチュームはいつも通り。イスチャンバラからイス越しにドロップキックを決めた梅田。リング内にイス盛りを作るも逆に伊東にボディースラムで投げられてしまうとイスの角で頭部をぶつけられ、さらに背中にイス攻撃を食らってしまう。曲がったイスはそれへのボディースラムで元に戻した。さらに伊東は有刺鉄線バット攻撃。梅田は有刺鉄線バットへのボディースラムでやり返すと場外に逃げた伊東をイスに座らせてランニング・ドロップキック。場外のテーブルをリングに入れてラダーの前にセット。伊東をテーブルに寝かせてラダーからのダイビング・ボディープレスでテーブルクラッシュ。テーブルの破片を手にしたが逆に伊東に奪われてそれでぶん殴られるとムーンサルト・プレス。これはカウント2。梅田の体にイスを乗せた伊東がコーナーへ。蘇生した梅田が追いかけて雪崩式ブレーンバスターでイスへと落としていくがカウント2。イスを添えてのサッカーボールキックは伊東がかわしてイス攻撃。ドラゴンキッカーから伊東は梅田をコーナーに乗せるとイスのオブジェに向かって雪崩式ブレーンバスター。梅田はカウント2でクリア。ボディースラムからドラゴンスプラッシュで3カウント。
エンディング
梅田、5・20後楽園で樋口戦、6・12新木場で田中将斗戦!
試合後、伊東がマイクを取る。「梅田、どうだった? 楽しかったか? 痛かったか? もっとやりたかったか? もう二度とやりたくないか? オマエ、七番勝負、あと5戦残っているな。その5戦全部終わって、まだこっちの世界に来る機があるなら、いつでも来い。もっと激しい試合を用意しとくよ」伊東が引き揚げると今林APから6・12新木場での梅田七番勝負第3戦の田中将斗戦が告げられる。梅田は「田中将斗だろうが七番全部やってやるよ!」と叫ぶと今度は樋口が登場。「おい、梅田公太。今日みたいに自分に不利なスタイルで闘う心意気はすごいと思う。思えば俺とオマエは同期でデビュー戦も闘った仲だ。それで何年かプロレスやってきたけど、アンタは戦線離脱して、その間に俺はいろんなことを経験して今はタッグチャンピオンになっている。俺はアンタが追いつけないところまできたと思ったよ。ただ、復帰して今までの活躍を見てたら本当にすごいと思う。何が言いたいかというと今の樋口和貞と今の梅田公太で一騎打ちしないか? KO-Dタッグの前哨戦とか関係ない。今の俺、今の梅田公太をぶつけあってみないか?」今林APが梅田の意思も確認した上で5・20後楽園での両者のシングルマッチをアナウンスした。樋口は「DNAでできなかった続き、またやろうぜ」と言って退場、梅田が「後楽園もやってやるよ! 後楽園で勝って22日のマジ卍でKO-Dタッグをアイツから獲って、6月の田中将斗も勝ってやるよ!」と叫んでエンディングとなった。
【試合後のコメント】
――梅田選手とのハードコア戦、いかがでしたか。
伊東 初めて当たりまして、向こうは初めてのハードコア。その割にはもの凄く向かってきましたし、充分楽しめた。また次どころじゃなく、また何度でもやってみたい選手だなと思いました。
――梅田選手にとっては七番勝負でした。
伊東 前にも飯伏選手の七番勝負の相手も務めさせていただきまして。そういった点では光栄だなと思いますし、将来「そういえば伊東竜二とやったな」という話にもなるといいなと思いながら。まだまだそういう相手とやれるように、高い壁でいたいなとあらためて思いました。
――梅田選手はハードコアに向いていると?
伊東 どうでしょうね。初めてやったので、何も分からず放り込まれた状態でしょうから。これからどう考えるかじゃないですか。「あの時もっとこうできた」というのが思いつくならこっち側に来れる人間でしょうし「あれはしんどくてできない」と思ったらこっち側には来ないと思うので。これからは本人しだいだと思います。
――梅田選手について、印象に残った部分は?
伊東 ラダーの上からテーブルに置いた自分にスプラッシュ。あれをいきなりやろうと思ってできるもんでもないですからね。ああいうのをパッと思いついてできてしまうというのはさすがだなと思いますし。それは楽しみな部分でもありますね。
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梅田 俺が見たことない世界のハードコア、想像以上のハードさで。(七番勝負)2番目にしていい経験ができたかなと。3番目も6月にあるし、その前にKO-Dタッグもあるんで。その前に後楽園ホールで樋口さんとも当たるんで。まだまだ気を抜けないかなと。今日ハードコア体験して、いろんなものがあるなと思ったんで、これを糧にして田中将斗戦、その成果を出したいと思います。
――ハードコアについて、積極的にイスやラダーを使っていましたが、またやってみたいという気持ちは?
梅田 とりあえず今日は必死だったので。あと五番あるので、終わってから考えたいと思います。
――伊東選手というその道のスペシャリストと闘ってみて感じたことは?
梅田 やっぱ大人と子供の差が出たかなと。まあだまだプロレスっていうジャンルにはいろんな世界があるんだなって体感したんで。
――今後にプラスになる部分は?
梅田 これ以上痛いことはそうないと思うので(苦笑)。MAXを知れば、あとは根性(が出せる)んじゃないですかね。
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樋口 今日シングルを上野勇希とやってみて、後楽園で自信をつけたのか、KO-Dタッグに挑戦してきてどうなのかなと思いましたけど、今日やってみたら「これで終わりだな」ってとこから肩を上げてきた。挑戦してくる資格はあるのかなと思いますね。でも王座戦と今日は全然違うので。もちろんぶっ潰すまでやります。それとメインの後、思わずって感じですかね。出ちゃいましたね。梅田公太が復帰してからの勢いっていうのはもの凄いものがあったんですよ、自分の中で。今の自分と今の梅田公太で一騎打ちがしたいなと。自分もDNAにいたんで、彼のことはよく知ってるし、梅田公太も自分のことはよく知ってる。それを踏まえた上で、今の現在進行形である2人の一騎打ちがしたいなと。
――タッグ王座戦の前哨戦とは意味合いが違う?
樋口 そうですね。これに関しては前哨戦というくくりではなくなりましたね。梅田公太と樋口和貞の、一騎打ちの勝負です。
――梅田選手が変わった部分は?
樋口 もともと凄いなとは思ってたんですけどね。復帰してから、言葉では言い表せない部分、気持ちなんですかね、まとってるものが全然違うなと。今日見ても思いました。だからこそ、やってやります。
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【高木総括】
高木 今日は藤江れいなさんに来ていただきました。どうでしたか。
藤江 こんな間近で見れて興奮しました。選手のみなさん凄いですね。
高木 若い選手が多いので。やっぱり筋肉フェチとしては。
藤江 もう隣にいるので。
高木 あっ、私のことですか。ありがとうございます。胸見ます、胸(大胸筋を上下させる)。
藤江 凄い凄い!(笑)。
高木 宴会芸じゃないんですから。まあいろんな魅力があったと思うんですけど、印象に残った選手はいましたか?
藤江 赤井さん。スタイルもいいし女性が憧れる存在だなと。強い女性は素敵だなと思いましたね。
高木 藤井さんもぜひ次は、アイアンマンヘビーメタル級のベルトをね。僕がアシストしますので。
藤井 獲れるかな。獲っちゃおうかな(笑)。
高木 僕がグロッギー状態にして藤江さんの前にお届けします。
藤江 心強いです(笑)。
――今日は惜しくもベルト奪取を逃しましたが。
藤江 そうなんですよ。
高木 (質問したのは)週刊プロレスさんなんですけど、一応試合結果として載りますから。載るよね? 載せて。
藤江 お願いします(笑)。試合にちょっとでも参加したということで。これは熱いですね。
高木 次も狙いにいきましょう。
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