オープニングマッチ 30分一本勝負
樋口vs納谷のヘビー級対決。ロックアップからリストの取り合い。ショルダーアタックで納谷が先制。DDTで突き刺すとコーナースプラッシュへ。カウント2で返した樋口をボディースラムからエルボードロップで突き刺すもカウント2。コブラツイストを返した樋口はボディースラム。串刺しラリアットからショルダーアタック、ボディープレスと続く。納谷がエルボーでやり返し、重いミドルを打ち込むとチョークスラム。しかしカウント2。ランニングニーもカウント2で返されてしまう。バックドロップをアイアンクロ―で凌いだ樋口。ラリアットの打ち合いを制すとアバランシュホールドへ。カウント2で返されるとラリアットで勝負あり。
第二試合 30分一本勝負
本日までに高木、ディーノを慕っていると表明した人は何名でも試合に介入できるという両者の人望が試される「人望デスマッチ」。高木のセコンドにはさっそく中村圭吾の姿。対するディーノは試合前のVTRで味方だと思っていた中村の姿にビックリ。中村を問い詰めんとしたディーノを高木が襲撃して試合スタート。しかし高木の串刺し攻撃を中村がドロップキックで迎撃。高木に50円で買収されたと思われた中村だったが、実はディーノに500円で買収されていた模様。ディーノのナイトメアをカウント2で返した高木。地獄門にも吸い込まれディーノが押さえ込むもカウント2。ディーノが男色ドライバーを狙ったところで撮影班の今成がカット。実は今成が高木に買収されていたのだ。高木は今成に自分のことを今成が慕う大谷晋二郎の「晋さん」よろしく「三さん」と呼ぶように厳命。こうして2人でディーノを攻めるとさらに高木は顔面ウォッシュ。しかし走り込んだところで今成が高木にラリアットを見舞って「晋さんをバカにするな!」。今成に裏切られて孤立無援の高木。「ギャラ倍だ!」と叫んでも誰も来ない。ロープに向かって走るディーノと中村だったが、なんとリング下から井上リングアナと今林APが足引き。給料倍に喜ぶ2人は今林のスタナーから井上のアックスボンバー、さらに高木がスピコリドライバーからカバーもカウント2。ダブルギャラ倍ボンバーを狙った高木と今林だが、今成と中村が足引き。ディーノが高木に男色ドライバーも高木が1万円札をチラつかせて松井レフェリーを買収。すると木曽レフェリーが飛び込んできてカウントを取ろうとすると松井レフェリーがエルボードロップでカット。怒りの松井レフェリーがラリアットも木曽レフェリーがかわしてアンクルホールド。リング上が混乱に陥ると彰人がゴングを鳴らして強制ストップ。
彰人の要求で11・3大田区でのディーノとのシングル決定!「今の男色ディーノはリング上で男色ディーノが満足するための試合をしている」(彰人)「あまり甘く見ないほうがいい」(ディーノ)
マイクを取った彰人が説教。「あなたたち、神聖なプロレスというものを使って何してくれているんですか! 男色さんも高木さんも人望ゼロじゃないですか! 男色さんはまあまあよしとして、高木さんは社長なのに普段から人望ゼロですよ! そんな人がリング上で人望、人望って言っても誰もつくわけないですよ! さっさと社長業務に戻ってください! ほかの皆さんも普段の業務があるでしょ! ただお金が欲しかっただけでしょ! お金は高木さんに言えばもらえると思うので普段の業務に戻ってください」。各々がリングを降りる中、ディーノが去ろうとすると「男色さん!」と呼び止めた彰人。「僕は男色さんに用があってリングに上がったんですよ。男色さん、あなた最近、試合してて『もうこれでいいや』『これでいいかな』って思ってないですか? 僕にはそう見えますよ。男色さん、僕たちがやっている『ひらがなまっする』見て、嫉妬したんじゃないですか? 男色さんがあれを見て、嫉妬しなかったら男色ディーノは終わったと思います。けど、あれを見て嫉妬したなら昔の男色ディーノみたいにあなたが思う表現をリング上でして、今自分が満足するだけのものじゃなく、もっともっと世間に届く何かをしてくれると僕は思っているので、男色さん、あなたが嫉妬したというなら、昔やっていたようなもっとハチャメチャなことやってください。よろしくお願いします」再びディーノが下りようとすると「ちょっと待ってください!」と再び呼び止める。彰人「今のはCyberFightの西垣彰人としてのあなたに対する言葉です。プロレスラー彰人としてあなたに伝えたいことがあります。僕は男色ディーノという男に憧れてプロレスラーになって、男色ディーノと一緒に仕事がしたくてDDTに入って、そして気づいたら副社長になってました。今の僕、そして男色さん。2人にしかできないこと、2人しかできない作品がこのリング上にあると思います。今まで2人で新木場、後楽園、やってきました。次はもっともっと大きい舞台、大田区であなたと試合をしたいです。大田区という舞台、あなたは不満ですか? そこで一緒に最高の作品を作りましょう」ディーノ「ビッグマッチでシングルでアタシに闘いを挑むってことはどういうことかわかっているわよね?」彰人「わかってます」ディーノ「OK。わかったわ。ただ、覚悟はしといてね」ディーノが股間を握って両者は引き揚げた。
【試合後のコメント】
ディーノ なるほど。そうですか。今ここで重要なのは彰人が私をシングルで、それもビッグマッチの舞台で指名した。なるほど。今ならいけると思って言ったのか、どういうつもりで言ったのかわからないけど、あまり甘く見ないほうがいいわよ。なるほど、そういうことですね。彰人さん、甘く見ないほうがいいと思うよ。アンタは男色ディーノをビッグマッチで指名した。このことが重くのしかかるでしょう。
彰人 ああやってリング上で男色さんに思いを伝えたわけですけど、僕は男色ディーノがDDTにいたからDDTに入ったところがあるので、今このタイミングで男色さんと試合がしたくて。僕は節目節目であの人と試合をしていたので、今このタイミングでしかできない試合があると思うし、今の男色ディーノでしかできない試合があると思っているので。新木場、後楽園とシングルやってきて、そこよりももっと大きい舞台でやりたかったので、大田区でシングルをさせてくださいと言わせてもらいました。これはCyberFight副社長の西垣彰人としてではなく、いちレスラーの彰人としてチャレンジすることです。
――最近のディーノ選手に思うところがあった?
彰人 う~ん、そうですね。無観客配信の試合の時はわりとチャレンジ的なことをやってるな、面白いことをやってるなという印象はあるんですけど、今の男色ディーノはリング上で男色ディーノが満足するための試合をしていると思ってて。僕が初めて男色さんを試合をYouTubeで見て、その時はDDTのプロレス、男色ディーノのプロレスを知らなくて、バチバチやるだけがプロレスだと思ったんですけど、そこで男色さんの試合を見て、こんなプロレスがあるんだって気づかせてくれた存在なんですよ。だからまた男色さんには、そういう存在に戻って欲しいし、当時の僕みたいな「プロレスってこういうものだ」と思っている人とか、プロレスに一切興味のない人にも届くようなことができる人だと思っているので、もう一回その気持ちを目覚めさせようかと思います。
第三試合 30分一本勝負
先日の「さよならとしまえん」で池に落とされた恨みをイケメンに訴える勝俣だが、イケメンは「?」。怒りの勝俣が襲い掛かってイケメンを2階に連れて行って落とそうとするも、イケメンが踏ん張って「覚えているよ!」と言って勝俣を落とそうとする。もみ合う2人が再びリングに戻ったところで開始のゴング。リングに戻るとイケメンのキックが竹下に誤爆しまくって、さらに彰人が追い打ちをかけるようにドラゴンスクリュー。勝俣の低空ドロップキックで動きを止められてしまう。助けに入ったイケメンも結局、竹下の足にダメージが残る形となってますますピンチの竹下。竹下は勝俣をイケメンのジャケットナックルのアシストからリバースショルダーで投げ飛ばしてようやくピンチを脱出。イケメンが腕十字も勝俣がエスケープ。イケメンクラッチは勝俣が切り返すもカウント2。勝俣はトラースキックを放ってようやく彰人とタッチ。彰人がダブルアーム・スープレックス。俵返しはカウント2。イケメンはクロスボディー連発で盛り返すと、竹下がジャンピング・ラリアットで続く。ボディースラムを食らった彰人もアンクルホールドから足横須賀で続き、さらに勝俣がミサイルキック。竹下はカウンターのラリアット。パワーボムは勝俣がXファクターで切り返す。彰人が出てきて勝俣とハイジャック式のダブルアーム・フェースバスター。イケメンは強引に介入して2人まとめてスワンダイブ式ドロップキック。彰人はイケメンにMAO殺しからモアイ・オブ・イースター。勝俣が竹下にストゥーカ・スプラッシュも剣山。彰人が竹下に足4の字。コーナーに登った勝俣をイケメンが落とすも、彰人の足4の字をスワントーンボムでカット。竹下は勝俣にビッグブーツから勝俣のバズソーキックをブロックし、誇張しすぎたスクールボーイで3カウント。
渡米前のイケメン、ALL OUT竹の塚支部担当に任命!
試合後、竹下がマイク。竹下「二郎ちゃん、いっつもこれが最後のシングルマッチ、これが最後のタッグって閉店セール詐欺みたいなことしてるけど、たぶん今日のこの試合が最後のタッグになるでしょう。でもな、今日対戦した勝俣、彰人さんは普段同じチームでやってるんですよ。僕が勝手に指名します。黒潮“イケメン”二郎選手、あなたは海外にいくかもしれないけど、ALL OUT竹の塚支部として今後は肩書に小さく名乗ってもらえたらなと思いますので、よろしくお願いします!」イケメン「どうも、ALL OUT竹の塚支部、黒潮“イケメン”二郎です。いつも最後に『今日が最後になると思うけど、また会おう』とか言うけど、これが本当に最後になればいいな(苦笑)。竹下選手と組んでいる時、いつもメチャメチャ楽しいんです。何が楽しいってこのDDTのリングが一番大好きです。こんなにあったかいリングねえよ! 最高だよ! 心から思っている。インディーのプロレスラー、黒潮“イケメン”二郎をグッと上にあげてくれたリングでもあります。一回も所属したことはないけど、このリングには感謝しかない。DDTのみんな、そしてDDTファンのみんな、そしてALL OUTのみんな、そして竹下、ありがとう!」
【試合後のコメント】
竹下 “竹下二郎”で組んだのは今日で3回目ですかね。一回は札幌でDAMNATIONの佐々木、遠藤とやって、もう一個はアントーニオ本多&山下実優組と貴重な試合が後楽園でありまして。で今日のTVショーが3回目だったんですけど、組めば組むほどタッグチームとして機能してくるというか、一回目から機能していたと思うんですけど、とにかくイケメンさんもリング上で言ってくれますかけど楽しい。これに尽きます。プロレス最高、ありがとうございます。
イケメン しゃべりたかったことはリングでしゃべったので。あとは言わなくてもみんなわかるでしょ? あと俺、アメリカいくいく詐欺してますから。何回も同じことを言ってますから。いいでしょう。俺の興行で竹下幸之介、黒潮“イケメン”二郎、そして芦野祥太郎の3人で組んだし。そして俺のアメリカいき、さすがにそろそろ実現すると思うんだ。だから俺はアメリカでこの世代のプロレスラーをもっと底上げするべく、俺は頑張るよ。なぜかって? それは自分のためだよ! 自分のために金稼ぐために、俺はもっともっとこの世代の底をあげるよ。でも組んでて楽しいと本当に思っている。いろんな選手いるもんね。俺を含めて誰にも負けないように頑張って、高めていこうよ。本当に最後かな、これ。
竹下 次はどこで握手することになるかな?
イケメン 次は敵で会おう!
竹下 じゃあな。
イケメン フィニッシュ!
竹下 達者でな!
セミファイナル 30分一本勝負
平田の握手を秋山がスルーして開始のゴング。平田が大石にドロップキックからメガネに手を伸ばすも上野がストップして「タイトルマッチ前にフザけたことすんな!」と自陣コーナーに連れ戻してHARASHIMAと交替。大石も上野にランニング・フォアアームを決めると岡谷とタッチ。岡谷がバックエルボーで続く。さらに秋山が出てきてダブルのバックエルボー。秋山のパイルドライバーはカウント2。上野がエルボー+逆水平を連打するも秋山がエルボースタッブで止めてバックドロップ。上野もドロップキックを見舞ってHARASHIMAとタッチ。HARASHIMAがミサイルキック。スワンダイブのクロスボディーはカウント2。HARASHIMAの蹴り足を秋山がキャッチしてドラゴンスクリューからランニングニー。HARASHIMAがジャンピングハイからファルコンアローも大石がカット。戦況は平田vs岡谷。平田がランニング・フォアアームからメガネに手を伸ばすも上野がストップ。岡谷は串刺し攻撃を分断して大石がスイングDDTのアシストから岡谷がランニング・ネックブリーカー。平田はここで手刀を連打。「平田なりのプロレス道をお見せしましょう」とメガネをかけてダンスせんとするも大石がストップ。「秋山準の前で踊ろうなんて100年早い! こんなもんぶっ潰してやる」とメガネを壊そうとするも秋山が止めて「踊れ!」。これに平田が「秋山さん、プロレスというものはダンスということですね! あなたの熱い気持ち、学ばせていただきます!」と解釈してメガネをかけて秋山の眼前でダンス。直後に秋山がランニング・ニー。岡谷がノーザンライトもHARASHIMA、上野がカット。平田が岡谷を首固めで丸め込んで勝利。
【試合後のコメント】
秋山 (岡谷に)最後、お前、押しててあそこだろう
大石 そういうところだぞ!
岡谷 すいません!
秋山 罪は重いよ。あそこもうちょっと練習しないとな。
岡谷 はいっ!
大石 ダンスは?
秋山 ダンス……平田、アイツは俺の目の前で気持ちよさそうに踊りやがって。これから俺の前で来るとき、絶対に踊れよ。絶対に踊れよ。最初から最後まで踊れ! プロレスしなくていいから。俺の前に出たら最初から最後まで踊れ。ずーっと。
大石 それは楽しみですね(苦笑)。
秋山 俺の前ではプロレスしなくていいから。ずっと踊れ。
大石 そういうことだ! 平田、絶対踊れよ!
平田 おい! フザけやがって! 入場でガウンをこんなボロボロにしやがってよ! 26万6000円だぞ! これ(取れた一部)でも1000円、2000円、3000円するんだぞ、バカヤロー! フザけやがって、コノヤロー! なんか言ってタダで直してもらうからな。
上野 秋山さんに直してもらうんですか。
平田 秋山さん? なんか最後怒ってたね。俺は満足したから。怖いからもう踊らなくていい!
上野 タイトルマッチ前でもうちょっとしっくりしてくれるかなと思ったんですけど…。
平田 違うんだよ。タイトルマッチに向けてそういうふうにやるから歯車が狂っていつも負けちゃうから。
上野 なるほど!
平田 勝ったことによって逆に僕のペース配分が崩れてしまったけど。
上野 秋山準をコンディションを整えるための道具として使ったということですか。
平田 それは違うよ! 失礼だろ! やめてくれよ。
上野 秋山さんを踏み台にしたということですよね。
平田 違うよ! 超リスペクトだよ! 俺は握手したかったんだから。
HARASHIMA 僕は秋山さんと試合するのは2回目かな。一撃一撃が重いし、ちょっとしか当たれなかったけど刺激的なマッチメイクでした。また何度でも対戦したいと思います。
――秋山選手は平田選手に「俺の目の前では最初から最後まで踊れ」と言ってました。
HARASHIMA ダンサーだ、ダンサー。
上野 でも秋山さんの目の前じゃなくても踊ってしかないですよね。
平田 そうなんですけども……。なんか踊れっていうから踊ったらあんなとんでもないヒザが来るとは思わなかったからね。怖かったね~。ビックリしちゃったよ。
上野 今日は奇跡的に勝ちましたけど、タイトルマッチに向けて我々上げてきているので、次回、秋山さんとやる時も次のタイトルマッチ以外は踊りますので。タイトルマッチの時に踊ると坂口さんが笑ってコロッと負けちゃうので。その時は私たちはダンスせずに、笑かさずにガッチリ試合をして奇跡じゃなく勝ちたいと思います。
メインイベント 60分一本勝負
DDT UNIVERSAL選手権試合
※第3代王者が2度目の防衛に成功。
吉村がクリスをショルダーアタックで倒す。クリスが串刺し攻撃を止めて、ロープに伸ばす腕にフットスタンプ。そこから腕固めは吉村がロープに逃げる。クリスがオクトパスストレッチ。グラウンドに引きずり込むもロープに逃げられる。苦しい吉村はクリスをボディースラムで叩きつけて逆転。串刺しダブルチョップからストンピングを落とす。クリスのコーナーダイブもキャッチしてベアハッグ・スープレックスはカウント2。パワーボム狙いはクリスが踏ん張って、エプロンから飛びつきRKO。しかしカウント2止まり。プレイングマンティスボムは吉村が踏ん張ってデスバレーに切り返す。クリスと吉村で逆水平の意地の張り合い。吉村はカウンターのラリアットでクリスをなぎ倒すもカウント2。10分経過、パワーボムはクリスが着地してオクトパスストレッチ。これは吉村がなんとかエスケープ。クリスはアームブリーカー。吉村は払い腰で返して投げ捨てパワーボムをなんとか決めたがカウント2。ラリアット狙いをクリスが下からすくってグラウンドに引きずり込むと両手・両足をがんじがらめにするオクトパスストレッチ。吉村はたまらずギブアップしたが、クリスはなかなか離さず、上野がクリスをドカして介抱。クリスは吉村を踏みつけて勝ち誇ると上野がクリスを突き飛ばす。
吉村を足蹴にしたクリスに上野が激怒! 11・3大田区でUNIVERSAL挑戦!
クリスがマイクを取る。「ウエノ、トモダチ。デモ、ヨシムラ、トモダチジャナイ。(英語で吉村を踏みつけたことに)ハイテンションだ。ベルトを防衛してテンションがあがっちゃっんだ。ゴメン、許してほしい。ヨシムラ、後楽園の試合後には大口を叩いたのに、負けちゃったな。自分のことが強いと思ってるみたいだし、俺から一度、スリーカウントを取るだけの運は持ってるみたいだが、オマエは弱いしユニバーサル王者になれるほど強くはない。ウエノ、オマエはどうだ? 後楽園で俺から3つ取ったのはヨシムラだ、オマエじゃない。そのヨシムラはマジで弱い。ウエノさんはそれよりももっと弱いのかな? もし弱くないと言うのだったら、自分は強いと言うのであれば、このベルトを俺から奪ってみたらどうだ?」すると上野がクリスに近づいてマイク。「ウィークじゃないよ。(英語で)吉村は今日は負けただけで弱くはない」クリス「ウエノ、自分が弱くないって証明してみろ。こいよ」上野「今林さん、僕は弱くない吉村クンがウィークじゃないことを口の悪い英国紳士に見せつけるためにこのベルトに挑戦したいです」今林APが11・3大田区でのUNIVERSAL選手権試合をアナウンス。クリスは握手すると見せかけて上野をオクトパスストレッチで絞めあげて退場した。
【試合後のコメント】
クリス 前回、ヨシムラがタッグタイトルで僕に勝ったのは運がよかっただけ。僕とドリューがもう一度挑戦すれば確実に獲れるし、今日は一切汗をかかずに防衛することができた。
――試合後には上野選手とのタイトル戦が決まった。
クリス ウエノはすごくいいと思うし、彼とは試合したいと思っている。僕は2月後半からずっとDDTにいるし、ウエノはいい友達だけど、いまだに僕のことをDISASTER BOXに誘ってくれないね。そういうことを考えると友達じゃないんじゃいかな。オーワシ、ヒラタは歳とっているだろ? アイツらより俺を入れたほうがいいんじゃないか? まあ、DISASTER BOXには入りたくもないけどね。
――吉村選手を脅威に感じる場面はあった?
クリス ちょっと怖いと思ったのはロックアップする前。試合が始まる前に強いかなと思ったけど、ロックアップした瞬間に不安はなくなった。楽勝だったよ。
吉村 あ~クソ。負けました。ありがとうございました、セコンド。いつかしらんけど組めよ。最初からずっと俺のことバカにして。ちょっと気に食わないんで、直接対決だと1勝1敗。まだ終わってないと思っているので、いつでもリベンジさせてもらえるように頑張ります。
上野 お疲れ様でした。チャンスというのは巡ってくるもので、今日無理だとしても吉村クンならまた必ずシングルのチャンスがあると思うし、我々KO-Dタッグ、KO-D6人タッグも控えている中で、吉村クンも僕もタッグ王者として弱くないことを証明したいです。クリスの言ってることなんか、半分ぐらいわからなかったけど失礼なことを言うガイジンはダメなガイジンなので。UNIVERSALのベルト、プライドを持って闘いたいと思います。
――クリス選手に対してどういう部分が届かなかった?
吉村 届かなかったとは思わないですけど。でも結果が結果なので。今、上野さんが言うてたみたいに、俺もクリスの言うことほぼわからへんからあとで大会リポート見て、こんなこと言うてんねや、腹立つなという部分が最近試合にもでてきているので。俺もアイツのこと嫌いです。試合に関しては言うことないです。結果がすべてです。